ユルゲン・クロップ監督の後任人事に取り組むリバプールは、サポーター人気も高いシャビ・アロンソを狙っていたと報じられてきたが、スペイン人指揮官はバイエル・レバークーゼン残留を決断。その瞬間から、スポルティングのルベン・アモリムが大本命に繰り上がった。
監督人事をめぐっては、様々な情報が入り乱れている。ポルトガル人監督と基本合意に至ったとの報道もあれば、インテル・ミラノ率いるシモーネ・インザーギ監督など新たな名前が浮上するなど、真意を掴みにくい。
海外メディア『The Athletic』デイビッド・オーンスタイン記者は、現段階での状況を明かし、アモリム就任に近づいている事実を否定。加えて、クロップ監督の後釜となり、リバプールが求める人物像を詳しく説明した。
「シャビ・アロンソがバイエル・レバークーゼン残留を決めたことで、リバプールは次のステップに進むことができた。」
「私は前から言っている通り、ロベルト・デ・ゼルビがこの仕事を得られるとは思っていない。彼らが求めている人物像ではないと思う。ルベン・アモリムがこのポストに就く可能性が高いと言われているが、私の理解では、候補者でありながらも、このポストに就くことが確実なわけではなく、必ずしも最有力候補というわけでもない。どうなるかは見てみないとわからない。」
「リバプールは多くの選択肢を検討しているのは間違いない。」
「彼らの仕事は最終的な詰めに入っており、大胆になることを恐れず、有力候補や人気のある名前以外のことも考えるだろう。」
「彼らは称賛を求めるのではなく、リバプール・フットボール・クラブにとって正しい決断を下すことを求めるだろう。ハイテンポでエネルギッシュ、エキサイティングなフットボールというプレースタイルに基づいている。彼らは、サポーターとつながり、彼らを本当に活気づけることができる人、怪我や 選手起用に関して優れた実績がある人、そして、ユルゲン・クロップが行ってきたような、選手のレベルアップを確実にしてくれる人を探しているはずだ。」
「これは彼らの歴史の中でも重要な瞬間であり、彼らも注目しているはずだ。」
NBC Sports