かつて日中の名張行き急行は終着の名張で伊勢中川行きの普通電車に連絡し、更にその普通電車が終着の伊勢中川で近鉄名古屋からの五十鈴川行き急行に連絡していたため2度の乗り継ぎが必要ではありましたが阪伊間移動にも使えました。しかし現在は名張で連絡する普通電車が青山町までに短縮されたため阪伊間移動には使えなくなり、「青山町行きの急行もあるのに名張で分断する意味あるのか?」って思ったこともあります。


(2021.10.13 俊徳道〜長瀬間にて撮影)

 名張行き急行に充当される2610系X22ほか6両編成です。阪伊間列車と同じくトイレ付き車両を含む編成で運行される列車もありますが中にはトイレ無し4両編成という列車もあり、2+2の重連という急行らしくない組み合わせも見られます。


(2021.10.13 俊徳道〜長瀬間にて撮影)

 大阪方の2両は1437系VW39でした。この編成は1440系に改造されること無く1437系のまま大阪線での活躍を続けていますが最近になって機器の更新が実施され、走行音が変わったため特徴ある編成になり、試運転時に伴車として連結されたシングルアームパンタ搭載の1436系VW36共々注目です。