NY外為:ドル売り後退、ボウマンFRB理事は利上げも依然選択肢との考え

NY外為市場ではドル売りが一段落した。連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事がインタビューで、インフレが当面高水準を維持すると予想しており、データは23年後半のインフレ鈍化が一時的であった可能性を示唆していると指摘。もし、インフレの進行が停滞、または、再び上昇に転じた場合、利上げを支持する姿勢を示した。

パウエル議長は連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見の質疑応答で利上げの可能性は少ないとこたえたが、ボウマン理事は利上げも依然選択肢として考えていることを明らかにした。

米10年債利回りは4.45%から4.54%まで戻した。ドル・円は151円86銭の安値から152円90銭まで反発。ユーロ・ドルは1.0811ドルの高値から1.0775ドルまで反落。ポンド・ドルは1.2634ドルまで上昇後、1.2527ドルまで下落した。

《KY》