テキサスのオルタナティヴロックバンド、Loma  ニューシングル「Pink Sky」を公開  新作アルバム『How Will I Live Without a Body?』の収録曲

Loma
©︎Emily Cross


テキサスのオルタナティヴロックバンド、Lomaはニューシングル「Pink Sky」を公開した。Sub Popから6月28日に発売される『How Will I Live Without a Body?』の最新シングルとなる。この曲はアンニュイなトリップホップ風の音の運びから、クラリネットや実験的なストリングスの音響が押し広げられ、アンビバレントなアトモスフィアに充ちた奇妙な音楽空間を生み出す。多くの楽器を使用出来なかったという限定性は、むしろロマの音楽の想像力を広げる役割を果たした。

 

先行公開されたリードシングル「How It Starts」に続く作品で、サブリナ・ニコルズ監督によるミュージック・ビデオも同時に公開されています。ミュージック・ビデオについては以下よりご覧下さい。


「このお茶目な小さな曲は、アルバムに遅れて追加された。イギリス南部の寒々とした白壁の部屋で録音したんだけど、最初はナイロン弦のギター、2ピースのドラムセット、カシオのキーボード、クラリネットだけで、楽器はあまり持っていなかった。でも、その挑戦が好きだった」

 

Lomaの新作アルバム『How Will I Live Without a Body?』はトリオのセルフ・プロデュースで、イギリス、テキサス、ドイツと三カ国にわたってレコーディングされた作品である。ダン・ダジンスキーがミックスし、ニューヨークのスターリング・サウンドでスティーヴ・ファローンがマスタリングを担当。全曲がグループによって作曲され、ユニークなAIの助言もあったという。


 
『How Will I Live Without a Body? 』は、パートナーシップ、喪失感、再生を意味していて、そして、私たちは孤独だという感覚との戦いについて歌った、ゴージャスで、ユニークで、奇妙なほど心安らぐアルバム。多くの曲には、落ち着きのないパルスの感覚がリアルに感じられる。表情のない登場人物たちが、出会いと別れを繰り返しながら漂い、絡み合ったり離れたりする。土臭く、オーガニックで、人間味にあふれ、クロスのクールでクリアな歌声に支えられている。

 

 

 「How It Starts」