Slow Pulp、「Slugs」のリミックスをリリース  Yeule &Kin Lennonを起用  シンガポール人脈を広げる

 


Slow Pulpがシングル「Slugs」のリミックスにyeule/Kin Leonnを起用した。スローパルプはエミリー・マッシーを擁するオルタナティヴロックバンドで、Anti- Recordsの注目株でもある。昨年リリースした「Yard」はUSオルタナティヴの流れを変えるようなパワフルな作品だった。

 

ロンドン在住のユールは、Ninja Tuneに所属するシンガポール出身のシンガーソングライターで、サブカルチャーを軸にハイパーポップの未来を切り開こうとしている。ユールは日本のカルチャーやアニメからの影響を挙げており、アーティストが信奉するのはエヴェンゲリオン。現在、ユールはソーシャルメディアのdiscordを中心にデジタルコミュニティを構築している。.

 

一方のキン・レオンは、ロンドン在住のアンビエントプロデューサー。彼もまたシンガポールの出身で、同地のキッチン・レーベルに所属している。キン・レオンのソロ活動はフルアルバム『Commune』(2018年)から始まり、シンガポールとロンドンの両方で数々のソールドアウト公演に出演し、知名度を獲得している。ベネズエラのアンビエント・プロデューサーであるミゲル・ノヤ、2020年にEP『Faraway Vicinity』をリリースした日本のサウンドアーティスト、蛯名洋とコラボしている。エレクトロニック・プロデューサー、ミックス・エンジニアとして、Yeuleとコラボレーションを行い、ModeratやYunè Pinkuのリミックスにも参加している。


「私は長い間、スロー・パルプが大好きで大好きで、彼らのためにこのリミックスを手がけることができて本当に光栄です」とユールは説明している。「新譜を聴いたとき、スラッグスを聴かずにはいられなかった。キン・レオンも私も、このリミックスにたくさんの愛を込めています」

 

ニューリミックスではパンキッシュなロックソングの風味はそのままに、やはりエクスペリメンタルポップのエッセンスが付け加えられている。 これもユールが掛けた魔法ともいうべきか?

 

*リミックスのストリーミングはこちらから。

 

 

「Slugs」- Remix