【バレエ】つま先を綺麗に伸ばすためのトレーニング、ケアについて解説します!

バレエ

(※このページは2024年5月14日に更新されました)

つま先が綺麗に伸びないから、伸ばす方法を教えて!

私の周りにはそういった悩みをお持ちの方が多いです。

昨今では、つま先の伸ばし方について色々な見解が出てきています。

MP関節や腓腹筋など、つま先を綺麗に伸ばすために重要なポイントを解説している方が増え、ダンサーにとっては嬉しい時代になってきました。

しかし、バレエでつま先を綺麗に伸ばすためにはトレーニングに加えボディーケアが重要になります。

今回はつま先を伸ばすためのトレーニングに加え、解剖学に基づいたケアをご紹介します。

綺麗なつま先を作りたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。



【バレエ】つま先を綺麗に伸ばすためのトレーニング、ケアについて解説します!

バレエでのつま先の綺麗さとはどういったものでしょうか?

バレエでのつま先の綺麗さは甲の高さやアーチ、足先までの曲線美が大切になってきます。

上記でも少し話に触れましたが、前提として高い甲やアーチを作るためにはMP関節や腓腹筋の筋力が重要になります。

しかし、それでもつま先が伸ばしにくいと感じ、伸び感に納得いかない方もいるでしょう。

そこで、改善するために取り入れてもらいトレーニングやケアが下記になります!

  • 屈筋支帯
  • 伸筋支帯
  • 内、外反トレーニング

少し聞きなれない言葉が出てきているかもしれませんが、これらのことがとても重要になります。

難解そうに感じるかもしれませんが難しい言葉は控え、わかりやすく解説していくので安心してください!

それでは解説に移ります!

屈筋支帯

屈筋支帯って何?

と思われる方もいると思いますが、屈筋支帯とは足を底屈させる筋肉を支えている帯になります。

全然簡単じゃないと感じた方も安心してください!

要約すると、足首を伸ばす動きの時に必要な筋肉たちを支えている帯状のケースみたいなものです。

足首を伸ばすとはバレエではポイントのことですね!

この足首を伸ばすときにも様々な筋肉が頑張ってくれています。

長母趾屈筋、長趾屈筋、後脛骨筋など難しい言葉ですがこれらの筋肉がつま先を伸ばすために働いてくれています。

ではこれらの筋肉がかたまることでつま先にどういった影響が出るのでしょうか?

基本的には筋肉がかたまることで、反対側に影響が出ます。

この場合はつま先を伸ばす動きと反対の、フレックスなどの動きが制限されてしまうので、綺麗につま先を伸ばすためには屈筋支帯の筋肉をケアし、スムーズな動きを確保することが重要と言えますね。

さらに簡単に説明すると、つま先を綺麗に伸ばすためには、反対側の動きのケアも必要ということです!

つま先を伸ばすならフレックスで必要な筋肉のケア、フレックスの動きを良くしたいならポイント時に使っている筋肉をケアするということです。

伸筋支帯

伸筋支帯は背屈、フレックスの動きですね

この時に必要な筋肉は前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋、腓骨筋(第3)などです。

筋肉の名前は難しいので、大体でいいですがケアをする時には場所がイメージできているとケアしやすいです!

こちらは説明不要と思いますが、つま先を綺麗に伸ばす上では必ずケアをしないといけない場所なので入念にメンテナンスをしてあげてください。

個人的にはつま先の伸ばし方はもちろんですが、プリエにも応用されるのでアレグロが安定しやすくなりました!

バレエでは足を酷使しますが、メンテナンスに時間をかけられている人は実は少ないんです。

それぞれの伸筋、屈筋のケアはもちろんですが、支えている支帯もケアできるとより効果的です。



内、外反トレーニング

最後はつま先を伸ばすためのトレーニングです。

また難しそうな名前が出てきたと残念がっている方も安心してください!

先ほど説明した屈筋には内反、今回は説明していないですが反対側に外反させる腓骨筋支帯があります。

腓骨筋支帯は長腓骨筋、短腓骨筋などを支えていて底屈も行います(ポイントする動き)

皆さんも歩いていて足首を捻挫しそうになったことはあるのではないでしょうか?

内反は捻挫のような姿勢になる動きのことを言います。

どちらの筋肉もこういった動きの作用があるのでどちらかが極端にかたまると足首がスムーズに使えなくなるのでトレーニングが必要になるでしょう。

トレーニング方法は、足首にゴムバンドなどを使用し、内外反に抵抗するように力を加えます!

ただし、あまり強い筋肉ではないため強度は弱く設定することをお勧めします!

まとめ

今回はつま先を綺麗に伸ばすためのトレーニング、ケアについての解説でした。

正しく綺麗につま先を伸ばすためには下記のことを意識することが重要になります。

  • 屈筋支帯
  • 伸筋支帯
  • 内、外反トレーニング

つま先を無理に伸ばそうとして怪我をする方も多いので、正しいフォームで少しずつ伸ばすようにしてみてください!

また下記ではバレエをさらに上達させたい方に向けた記事を紹介しています。

意識するだけで踊りが変化するので参考にしてみてください!

秋風清晴



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