旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

十石舟と金のかっぱと金鵄政宗と 雨水の京都旅

2024-03-13 | 日記・エッセイ・コラム

少し前のことですが、城南宮の「しだれ梅と椿まつり」を訪ねた翌日、ふらりと伏見を歩いた。
十石舟が浮かぶ運河沿いを歩き、寺田屋旅館を覗いて、金色のかっぱと戯れたころ、ほろ時雨。
それではと、冷たい雨が通り過ぎるのを酒蔵小路で雨宿り、ここは伏見十八蔵の酒が楽しめる。

最初に択んだ “金鵄正宗”、五百万石で醸した落ち着いた香りの旨酒だ。アテに “金平柚子風味” が美味い。
“きびなご甘辛煮” を抓みながら二杯目は “花洛”、濃厚な旨みのアテにとろりと生酛づくりの純米酒が合う。
帰りの車中酒に “英勲” を仕込んで、結局呑むばかりの雨水の候の京都旅、そろそろ終わりを迎えるのだ。

<40年前に街で流れたJ-POP>
モニカ / 吉川晃司 1984



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2 コメント

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Unknown (marinmaron1533)
2024-04-07 17:29:53
こんにちは。
伏水酒蔵小路は大好きな場所です☺️
出前制度が面白いですよね。
私はここの「日本料理きつや」さんの"へしこ"が一番好きです🍶
marinmaron様 (呑み人)
2024-04-25 22:15:53
こんばんは。
伏水酒蔵小路はなかなか楽しいですね。
私も “へしこ” が大好きです。
一切れあれば一合呑めちゃいそうです。
きつやさんのは、どんなタイプなのでしょう。
次の機会には試してみます。
コメントありがとうございます。

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