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【アメリカの宿題事情】10分ルールで宿題の量が決まる??

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アメリカの宿題事情~宿題に対する考え方は?
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日本の小学校では、当たり前にある宿題。

アメリカの小学校でも宿題はありますが、日本とは少し事情が異なります。

この記事では、アメリカの小学校の宿題事情を我が子の経験をもとにまとめてみました。

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アメリカでの宿題における考え方「The 10-Minute Rule」

1年生で10分、以降は学年ごとに10分追加されるThe 10-Minute Rule。

アメリカでの宿題における考え方は、学区や学校、担任の先生により異なりますが、

宿題の量に関して、National Education Association (全米教育協会)やNational PTAがアドバイスしているのが、「The 10-Minute Rule」(10分ルール)

↑の画像の通り、Grade 1(1年生)で宿題の時間は10分、Grade 2(2年生)で20分と、学年ごとに宿題の時間が10分ずつ増やしていくルール。

なので小学生の間は最大50分で出来るくらいの宿題量が推奨されています。

Grade 1の10分から、最終学年であるGrade 12(日本でいう高校3年生)で2時間の学習ができるように、少しずつ自宅で学習する習慣をつけていく準備をするそうです。

アメリカの小学校の制度や学習内容などが気になる方は、こちらからその他の記事をチェックしてみてくださいね。→アメリカの小学校

アメリカの小学校における宿題事情~我が子の場合~

アメリカの小学校に通う我が子の場合の宿題事情

先ほどの「10分ルール」があるとはいえ、宿題に関する考え方は、学区や学校、担任の先生によって「差」が💦

宿題の方針、やり方、評価方法など、宿題に対する先生の考えは、学期はじめの「Back to school night」などで 共有されることが多いので、必ず出席するようにしています。

ここからは、我が子の場合の宿題事情をまとめていきます!

①Readingが宿題に含まれることが多い

低学年の宿題といえば、リーディング!

我が家の場合、低学年の宿題といえば『リーディング』。

キンダーや1st gradeでは、リーディング以外の宿題が殆どありませんでした。

リーディングログなど、日々の読書記録を求める先生もいれば、そうでない先生も。

親と一緒に読んでもいいし、声に出して読むのもよい、どんな本を読んでもよいので、「リーディングは毎日20分くらいしましょう」という先生が多かったです。

②10分ルール通り、高学年になるほど宿題は増加傾向

段々と増加する宿題の量。

低学年ではリーディングが主な宿題だった我が家。

たまに、サイトワードを自宅で覚えるという宿題や、簡単なプリントやライティングの宿題はありましたが、20分もかからない量のものばかり。

3rd grade以降、算数プリントなどの宿題が頻繁に出されるようになり、サイエンスやソーシャルスタディーズのリサーチなども増え、宿題に費やす時間も増加しました。

こぐま

Googleスライドやドキュメントを使ったオンラインでの宿題も増えたよ!

ちなみに、ESLの子供たちには、その子の英語習得状況に応じて、担任の先生が個別に宿題を出してくれる場合も。

渡米直後の方は宿題の方針について、先生に相談してみるのも◎です。

③高学年になると、宿題はプランナーで管理

プランナーの参考画像
参照:CHARACTER COUNTS! Elementary 24-25 – School Datebooks

低学年のうちは、宿題は殆どないので、宿題がある場合は先生から連絡がありました。

だけど4th grade、5th gradeになると、科目別に宿題がだされるようになり、かつ提出期限もバラバラに。

担任の先生からの共有もないので、子供自身が宿題の有無、内容をしっかり把握しておく必要が(汗)。

また、宿題に必要な資料やプリントも自分の判断で持ち帰りしなければいけません。

そのため、我が子が通う学校では、子供たちに↑の画像のようなPlanner(プランナー)が配布されています。

日本でいう連絡帳のようなもので、そこに宿題などを自分でメモして帰宅してきます。

ミドルスクールへ進む準備をしているんですね。

④長期休みに宿題はなく、週末は宿題がないことが多い

長期休みには、宿題がない!

我が子の場合、金曜日に宿題を持って帰ってくることは殆どないです。

高学年になっても、金曜は大抵宿題フリーデー。

水曜日に来週水曜日までの宿題をだされるなど、週をまたいだ宿題がでることはあっても、金曜日に翌週の月曜日までの宿題がでることは稀です。

週末は、家族との時間や自分の趣味などに時間を使ってもらいたいと考える先生が多いからだと思われます。

同じ理由で、春休みや夏休みなどの長期休みに宿題はありません。

リーディングは続けてねと言われますが、問題集やプリントなどを配布されることはありません。

我が家の場合は、英語力維持もかねて、夏休み向けの市販のワークブックに取り組んでいます。

夏休み向けのワークブックに関する記事はこちらから

まとめ

学校評価サイトのGreatSchools.orgの記事によると、宿題を出すか出さないかで議論は絶えず、カリフォルニアでは1901年に幼稚園からGrade 8までの宿題は出さないとする決まりが可決されたこともあるそう。

この法律は15年ほど続いたらしいですが、その後、廃止されたのち、再び宿題反対運動が起こったのだとか。

色んな考え方がある宿題ですが、個人的には「10分ルール」の範囲で出来る宿題が理想的なんじゃないかなぁと思います。

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この記事を書いた人

アメくまのアバター アメくま 管理人

2018年から小学生とアメリカ西海岸で暮らしてます。
これまでに知ったこと、学んだことなどを活かして、アメリカでの教育や暮らしに役立つ情報を発信中です。
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