看取り込みの保護を決めたきっかけをくれた、片耳の黒猫アリちゃん


私がこの活動を始めたのは


4〜5年前ですが、


活動を始めた初期の頃に


保護して1ヶ月で亡くなった子がいました。


右耳が完全にない、黒猫さんでした。
(写真だとわかりませんが、左耳はちゃんとあります)

TNR活動を始めたばかりで、

地域で1番迷惑な餌やりさんの場所をTNRしており、
(区をまたいで餌やりしていて、何箇所も全て 未手術……おかげで、かなり経験を積めました笑)

あっぷあっぷしていた時期でした。

片耳しかないこの子を見つけ

保護したかったのですが、

「今は無理だ…」と思ってしまいました。

ご年配の餌さんが夜の早い時間に餌やりしていたのですが、

真夏なのに水は忘れるし

地面にべちゃっと缶詰めを直置きするので

5分後にはアリさんたちがいっぱいでした赤ちゃん泣き
(アリさんは冬に向けて、自分たちの仕事をしてるだけで悪くなくて赤ちゃん泣き悪いのはリテラシーが低い餌やりさん)

心配で、毎晩深夜に、

栄養のあるごはんとお水をあげに通いました。

「保護したいな……」と思いながらも

保護を見送っていました……

ですが夏から冬になり、

痩せた体で外に居るのが可哀想で。

出会って半年後の2020年12月に、

うちにお迎えしました。

浪速区を中心に勢力的にTNR活動されている

「なにわ猫クラブ」さんご協力のもと、

保護することができましたおねだりキラキラ
名前を、動物や植物を司る天使の「アリエル」から一部もらい、「アリちゃん」にしました。

アリエルの加護があり、長生きできますようにと祈りを込めて つけました。

大人の猫さんなので、

人との環境に慣れるのに

1週間、2週間では無理で、

時間がかかりました。

当時の私はまだ経験が少なく
(今もまだ十分とは言えません)  

成猫だと、人との環境に慣れるのに

1ヶ月は全然かかることを、知りませんでした。

2週間経ったころかな、

ずっとケージ生活が可哀想に思い

一度、お部屋デビューしたのですが、

この子にはまだ早すぎて赤ちゃん泣き

ケージ生活に戻ってもらいました赤ちゃん泣き

幸いにも、食欲はしっかりありました。

お水も沢山飲んでいました……

保護して1ヶ月経ち、

まだケージ生活でしたが、

少しは人の環境になれたかなと思ったので、

近くの動物病院で診て頂きました病院

エイズと白血病は陰性でした。

血液検査もしたのですが、

非常に腎臓が悪い状態でした……

毎週点滴が必要な状態でした。  

腎臓病のハナちゃんを看取った今なら分かるのですが、

高齢で腎臓が駄目になっていたか、

もしくは腎臓病の末期でした。

病院の結果をショックは感じていたものの、

その時の私は、本当の深刻さが分かっていませんでした……

「来週から1週間に1回は点滴だアセアセ」など悩みながら帰宅したのですが、

数日後に最期の時が始まってしまい、

アリちゃんは翌週の点滴に連れて行くことなく、天国へ旅立ちました。

初めての看取りでした。

必死に「どうか復活してほしい」と祈りながら、

猫に詳しいお友達に相談し

お看取りを対応しましたが、

今思うと、ホッカイロをいくつも入れて悪かったな等、色々後悔があります。
(亡くなる子は冷たい場所に居たい気持ちになります)

アリちゃんは体調が急変し、

2日で亡くなりました……

つい数日前に、病院へ連れて行ったばかりでした。

あと1ヶ月早く保護していれば、

きっとこの子は人馴れできたのに、

ケージ生活のまま亡くなりました。

保護の決意が遅かったことを、今でも後悔しています。
(なので、保護を迷っている方にお伝えしたいのは、私みたいな後悔をしないように。早く保護した方がいいですお願いその方が、ご自身が後悔しなくて済みます)

アリちゃんは、苦しんで苦しんで亡くなりました。

最期は水だけになり、

その後、水も飲めなくなり

何時間も苦しんで亡くなりました……

私はその時、初めて

猫は亡くなる時に、長い時間苦しんで亡くなることを知りました。

酷い痙攣も起こす子も多くいます。

アリちゃんを看取らせて頂き、

どんなに苦しんで亡くなるかを知りました。

最期の苦しむ時間は、決して短くはないです。

そんな時に、


水を飲みたい間は、水を飲ませてあげたい。


せめて静かな環境で、車や人に左右されず、

自分のタイミングで天国に行かせてあげたい。

そんな想いが生まれました。

それから、微力ではありますが、看取りのために保護することを決めました。

もし、このブログを読んで下さっている方で、

餌やりしている子の保護を迷っている方がいらっしゃれば、

私みたいな後悔がないように、

早く保護することをお勧めしたいです。

辛くても看取れてお葬式ができた方が、

「ある日から姿がない……」よりも、

胸に残る後悔は少ないです。

ちょっと長くなりましたが、

私が看取りをするきっかけをくれた

1番最初に看取らせて頂いた

大切なアリちゃんの想い出でした。

読んで下さり、

本当にありがとうございます桜


あじさいあじさい黄色い花黄色い花クローバークローバー

 
外の子を一匹でも多く、

お家の子にしてあげたいです。

子猫だけではなく、大人の子も。

外で死なせたくない。
 
1匹でも多く幸せにしたいです。

 

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