みなさま
ご機嫌いかがでしょうか?
ご訪問ありがとうございます。
大学4年生の長男:きゅうすけ(九州)
高校3年生の次男:うずら
だんな:とびお
今頃になって思い出しながら
子育ての思い出マンガを描いたりしてます。
もう子供は大きくなっちゃったけど
時々、主婦の悲哀と何気ない日常も。
よかったら見ていってくださーい
1度目の闘いは結婚3年目のことだった。
前回からの続きです↓
ヤツの攻撃はすさまじかった。
初めて経験する痛みと恐怖。
二度とあんな目にあいたくないと思い、新しく家を建てて17年。
かもめは再びヤツと遭遇することになる…。
2度目は昨年の夏。
食器を洗う時は私はいつも、ゴム手袋を愛用している。
昔は指がガサガサでパックリ割れがひどかったのだが、それが食器用洗剤の界面活性剤とお湯が私自身の油分を奪っているからだと知ってからは面倒だと思いながらもいつもはめている。
その効果は絶大で最近ではほとんど手荒れしなくなった。
この夏もいつものようにゴム手袋に指を突っ込んだところ小指の先に何かがあたった。
カサッ
「もしやこれは!!」と
思う間もなく小指の先を火で燃やされたような激しい痛みが・・・
間違いないヤツだ!!
ひぃぃいい!!はあぁーー!!
まさか自分の人生でこんなギャグのような言葉を心の底から叫ぶ瞬間がこようとは!!
なんせ小指の先が猛烈に痛いのだ。
そんなことがあっても仕方がない。
しかし、もはや結婚3年目のかよわい主婦ではない。こちとら成人した息子がいるベテラン主婦なのだ!
ヤツを逃してたまるものか!
ゴム手袋の中に洗剤を入れて退治した。
手の油分を一気にもって行ってしまうほどの界面活性剤の海でおぼれたのはなんともあわれな小さなムカデだった。
すまん。
君はただ居心地の良いしめったゴム手袋の中にいただけなのに。君の不幸は私と出会ってしまったことだ。
・・・痛い
・・・痛い
・・・痛いっ!
・・・痛いっ!
ムヒィィーーー!!
ちょうど夏休みで家にいた次男が騒ぎを聞きつけて1階に降りてきた。
さすがに、すっとんきょうな声をあげた上にべそをかいて保冷剤で指を冷やす母親を無視はできない。
「大丈夫?病院行く?」
「しばらくしたらおさまるから大丈夫。
でも…」
「はあぁあぁぁ~。
いたぁーい」
幸いにも私はムカデの毒でアナフィラキシーショックなどをおこすタイプではないようだった。それでもムカデに刺されると2,3日は痛みが引かない。
小指の先の小さな赤い点のまわりが熱をもってジンジンする。
夜になってダンナが帰ってくると、次男がニヤニヤしながら昼間の出来事を報告していた。
「・・・ってことがあってさ~。
『はあぁあぁぁ~。』
って(情けない声で)お母さんがなってて
おもしろかった笑」
やはり。
おまえは心配するそぶりを見せながら面白がっていたのだな!鬼子め!
お前の親の顔が見てみたいものだ!
・・・私だ。
おしまい
暑くなってくるといろんな虫が活発になってきますからねぇ。できれば遭遇したくない
みなさまもお気をつけて。
長くなりましたが最後まで
お付き合いいただき
ありがとうございました
ほな また