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誰も教えてくれなかった

2024年03月10日  

サンフレ快勝、いいですね!
得失点差で暫定首位でしょうか。
昨日は昼過ぎまで小雨が降ったりやんだり。
サカスタに向かうファンや、沿道整理の方々など 雨に濡れておりました。
カゼひかないでくださいね。

 

当院では 院長が本を出版しました。
中国新聞でも 記事が出ました。
それを読まれて、と思うのですが、地域の方々から いろいろな反応があります。

先日は 誰だかわからない方から お電話がありまして。
院長ほか往診・訪問診療に出ておりましたので、受付の事務員がお話を聞いたのですが。
「3年前に姉が癌で病院で亡くなった。
家に帰れる、とは 誰も教えてくれなかった。」
という主旨のお話であったそうです。

コロナ禍として、面会制限がおこなわれていた時期でしょう。
コロナ禍の最初の頃は まだ「体調が悪いから入院。」という時代でありました。
その後、
「面会できないのは話が違う。状態が悪いのだから家に連れて帰る。」という流れになってきたのです。
その流れになる前の段階では 家に帰るというのは主流ではなかったかもしれません。
今なら 基幹病院の先生方は 「状態が非常に悪いので 家に帰ってはどうか?」
という話もしてくれることと思います。

 

もうひとつ。大事な事。
「誰も教えてくれなかった。」
ということが問題なのではなくて、
「家に帰りたいと 誰にも 言わなかった。」ことが 最大の問題であろうと思うのです。
病棟の看護師さんや婦長(師長)さん、あるいは医師や相談員の方々の誰かに
「家に帰りたい」と告げれば 誰かが思いを受け止めてくれるはずです。
家に帰ることは出来るのです。
今は 自分の思いがかなう時代になってきています。
誰かが教えてくれる のではなく、 自分で自分の思いを言う。
それが
一番大事なことと 思うのです。

 

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シュークリームは ハイデルベルグが一番好きです。
おいしいですね!

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広島ブログ  

1月17日、私どもの本が出ました。

紀伊国屋WEB
在宅緩和ケア医が出会った「最期は自宅で」30の逝き方 – 光文社新書
髙橋浩一
価格 ¥924(本体¥840)
光文社(2024/01/17発売) 電子書籍もあります
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784334101992

公民館での講演など、お引き受けいたします。
日程次第です、御相談ください。

 

【業務連絡】医師募集。内科・外科・総合診療科・緩和ケア科に限りません。
新型コロナ対応をきっかけに
「医療の在り方」、「医療の目指すべきもの」について
考えを深めた方・考えを改めた方も多いと思います。
もし
「今は東京や大阪(等)で働いているが、地元広島に帰って働きたい」
とか
「病院勤務医よりも もっと患者に寄り添いたい」
「今の病院の勤務形態では 体を壊してしまうのではないか」
「これだけがんばって働いているのに、むくわれないというのは、病院というのはおかしいのではないか」
など考えはじめた医師の方は どうぞ当院に御連絡ください。
「給料よりも 生きがい・働きがい」を求めている方、よろしくお願いいたします。
(「給料優先」という方は、イナカの病院なら「過疎地手当」が上乗せされますし、
医師求人サイトで探されると「高給優遇」のところは見つかると思います。
ただし、高給優遇で求人するということは、キツい職場、あるいは やりがいは少ない職場だ(やり手がいない)という覚悟は必要です。)
広島はコンパクトな街で、衣食住、そして働くにも子育てにも いい所だと太鼓判押せますよ。
当ブログを御覧になり、院長の理念に賛同された方、どうぞ御連絡よろしくお願い申し上げます。

在宅診療は楽しいですし、在宅緩和ケアは やりがいありますよ!

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