こんにちは。主婦投資家のYUICOです。
本記事では、「国内株・ETFでデイトレ・スイングトレードをする」という前提で、証券会社の手数料を比較します。
少額取引や信用取引は、手数料無料としている証券会社が多いですよね。
一方で、1日に100万円を超える金額で現物取引を行う場合、手数料にかなり差が出ます。
手数料は利益に直結するので、証券会社選びはとても重要です。
現物取引手数料無料のコースがある証券会社をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね✿
また、提携銀行の優遇や利便性も大切なので、あわせてご紹介していきます。
\この記事はこんな人におすすめ/
- 現物取引でデイトレ・スイングトレードをしたい人
- 1日あたりの取引額が100万円以上になる人
- 投資信託からETFや個別株への切り替えを検討している人
- 手数料を払って、株やETFの取引をしている人
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ご興味がありましたら、ぜひ覗いてみてください↓
手数料無料コースがある証券会社
結論を先に言ってしまうと、国内株・ETFの現物取引で約定金額にかかわらず無料で利用することのできる証券会社は、把握できている限り3社だけです。
本記事公開当初は2社だったのですが、moomoo証券が加わったため更新します。
SBI証券・ゼロ革命
まず、1社目はSBI証券です。
2023年9月30日から「ゼロ革命」が開始されました。
これにより、国内株(ETF含む)の現物・信用取引手数料が無料となりました。
スタンダードプラン・アクティブプランという二つの手数料プランがありますが、条件さえ満たせば、どちらを選んでも手数料無料です。
条件は、以下の2つです。
- インターネットコースまたは、インターネットコース(プランC)を利用すること
- 電子交付サービスにおける取扱書面の交付方法をすべて電子交付にすること
手数料プランはどちらを選んでも無料なのですが、口座開設時に選ぶ必要があるのでご説明しておきます。
【スタンダードプラン】
1注文の約定金額に対して、手数料がかかる
【アクティブプラン】
1日の約定金額合計額に対して、手数料がかかる
私自身の例でいいますと、先日(1/22)の取引で、1日に約100~400万円で6回約定しました。
この場合、わずかにスタンダードプランの方が安くなりました。
後に説明する提携銀行の魅力も高く、選んでおいて間違いのない証券会社の1社です◎
口座開設は最短5分で申し込み完了します!
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楽天証券・ゼロコース
2社目は、楽天証券です。
「ゼロコース」を選択すると、国内株(ETF含む)の現物・信用取引手数料が無料になります。
尚、Rクロス及びSORの利用同意が必須です。
Rクロス™とは
Rクロスとはいわゆるダークプール*のひとつで、当社が運営している注文のマッチングシステムです。
Rクロスは、マーケットメーカーと言われる機関投資家を含む当社お客様同士の売り注文と買い注文がマッチした場合、ToSTNeT市場にて売買を成立させます。*一般に、有価証券の取引を行う私設の取引プラットフォームのうち、気配値等の取引前の注文の情報の開示がなされないものをいいます。
引用:楽天証券HP Rクロス™とは
- 手数料ゼロコースをご利用のお客様は、優先的にRクロスへ注文が回送されます。
- 信用取引はRクロス対象外です。
私はRクロス及びSORに同意してゼロコースを利用しています✿
今のところ取引に問題はないです。
こちらも言わずと知れた、優秀な大手ネット証券の1社です。
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moomoo証券
3社目は、moomoo証券です。
2024年3月18日より、日本株取引がスタートしました。
条件無しで誰でも、国内株やETFの取引手数料が無料になります◎
サービス開始直後で、かなり魅力的なキャンペーンもあるので、今一番興味をそそられる証券会社です。
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ここまで、一気に結論からお伝えしました!
気になる証券会社があれば、それぞれの公式HPから詳細を確認してみてくださいね^^
その他大手ネット証券の手数料比較
ご参考までに、その他の大手ネット証券の手数料をまとめます。
手数料プランは大きく2つに分かれます。
取引毎手数料コース
1約定ごとに手数料がかかるコースです。
1回の約定金額が大きい方にオススメです。
【現物取引/1回の約定金額に対する手数料(税込)】
証券会社 | ~50万円 | ~100万円 | ~150万円 | ~300万円 | ~3,000万円 | 3,000万円~ |
松井証券
| 1日定額手数料コースのみ | |||||
マネックス証券 | 275円 | 535円 | 640円 | 1,013円 | 1,013円 | 1,070円 |
SBIネオトレード証券 | 198円 | 374円 | 440円 | 660円 | 880円 | 880円 |
auカブコム証券 | 275円 | 535円 | 約定金額×0.099%(税込)+99円【上限:4,059円】 | |||
DMM株証券 | 198円 | 374円 | 440円 | 660円 | 880円 | 880円 |
GMOクリック証券 | 260円 | 460円 | 550円 | 880円 | 880円 | 930円 |
私が先日(1/22)行った取引だと、最安がauカブコム証券で4,059円でした。
1日定額手数料コース
1日の約定金額の合計額に対して手数料がかかるコースです。
1日の取引回数が多い方にオススメです。
【現物取引/1日の約定金額合計に対する手数料(税込)】
証券会社 | ~50万円 | ~100万円 | ~150万円 | ~200万円 | ~300万円 | 300万円~ |
松井証券
| 0円 | 1,100円 | 以降100万円毎に1,100円加算【上限110,000円】 | |||
マネックス証券 | 550円 | 550円 | 以降100万円超、300万円毎に2,750円加算※1 | |||
SBIネオトレード証券 | 0円 | 0円 | 880円 | 1,100円 | 1,540円 | 以降100万円毎に295円加算 |
auカブコム証券 | 0円 | 0円 | 2,200円 | 2,200円 | 3,300円 | 以降100万円毎に1,100円加算※2 |
DMM株証券 | 取引毎手数料コースのみ | |||||
GMOクリック証券 | 0円 | 0円 | 1,238円 | 1,238円 | 1,691円 | 以降100万円毎に295円加算 |
私が先日(1/22)行った取引では、最安がSBIネオトレード証券で5,670円でした。
(例)1日に100~400万円で売買したケース
手数料が発生する回数と金額について、念のため確認です。
以下は、私自身が1/22に行った取引の例です。
- 400万円購入→売却(往復)
- 200万円購入(片道)
- 200万円購入(片道)
- 400万円購入(片道)
- 100万円購入(片道)
※計算しやすいようにキリの良い数字にしています。
取引毎手数料コースの場合、売却も含めた6回手数料が発生します。
1日定額手数料コースの場合、売却も含めた1,700万円が約定金額の合計です。
提携銀行
それぞれの提携銀行について、ご紹介します。
提携の銀行口座がなくても、証券口座にお金を入金すれば、取引は可能です。
ただ、証券会社と提携している銀行口座は、自動入出金(スイープ)をしてくれたり、普通預金金利が高く設定されていたりとメリットが多いです。
投資用に、一緒に開設しておくことをおすすめします。
SBI証券の提携銀行
SBI証券の提携銀行は3つです。
銀行名 | 特徴 | 自動 入出金 | 待機資金の 普通預金金利 |
---|---|---|---|
SBI新生銀行 | ・新規口座開設&1回3万円以上の入金で 最大3,000円の現金プレゼント!<要エントリー> ・リアルタイム入出金が可能 ・セブン銀行ATMなど提携ATM手数料無料※1 ・他行宛ネット振込手数料が月50回無料※1 ※1:ダイヤモンドステージの場合 ※2:投信積立のみ自動入金可能 | △ ※2 | 0.15% ※1 |
住信SBIネット銀行 | ・SBIハイブリッド預金が自動で買付余力に! ・【アプリでATMサービス】キャッシュカード不要! 全国のセブン銀行やローソン銀行のATM手数料が無料 (回数制限あり) | ○ | 0.030% |
三井住友銀行 | ・三井住友銀行のOliveなら、クレカ積立で最大5.0%還元! ・SBI証券の取引残高・損益情報を銀行アプリから一括管理 | × | 0.020% |
SBI新生銀行
これから新規で口座開設する方は、口座開設・1回3万円以上の入金でもれなく現金3,000円がもらえるSBI新生銀行がお得です。
SBI新生コネクトの設定をすれば、誰でも「ダイヤモンドステージ」になります。
SBI新生コネクトとは、SBI新生銀行の円普通預金口座とSBI証券の証券総合口座を連携させる、手数料無料の自動入出金サービスです。
自動入金は投信積立のみですが、取引に使っていない待機資金は、金利の高いSBI新生銀行の口座に自動出金もできます。(しないこともできます!)
ダイヤモンドステージの円普通預金金利は、年率0.15%と3社の中で最も高いです。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金は、SBI証券の買付余力に反映されます。
そのため、自身で入出金しなくても、スピーディーに取引が可能です。
また、住信SBIネット銀行はアプリでATMも利用できます。
いざというときにスマホでお金をおろせるのは魅力的です^^
待機資金を基本作らない!という方は、預金金利よりも利便性で選んでも良いですね✿
住信SBIネット銀行のハイブリッド預金とSBI新生コネクトの併用はできません。
ハイブリッド預金を休止すれば、SBI新生コネクトが利用できます。
三井住友銀行
三井住友銀行のオススメポイントは、クレカ積立で最大5.0%のポイント還元がある点です。
とはいえ、本記事は短期投資という前提で書いていますので、積立はもう他でやっているよ!という方にとっては、メリットにならないかもしれません^^;
元から三井住友銀行がメインバンクの方は、新たに口座開設の必要がなく、証券口座が準備できれば、スムーズに取引を始めることができますよ✿
楽天証券の提携銀行
楽天証券の提携銀行は、楽天銀行のみです。
銀行名 | 特徴 | 自動 入出金 | 待機資金の 普通預金金利 |
---|---|---|---|
楽天銀行 | ・新規口座開設&マネーブリッジ設定で1,000円の現金プレゼント!<要エントリー> ・セブン銀行ATMなど提携ATM手数料が最大月7回無料 ・他行宛ネット振込手数料が最大月3回無料 ・投信積立に楽天カード、楽天キャッシュ決済が可能 ※マネーブリッジを設定した場合。金額上限あり。 | ○ | 0.10%※ |
楽天銀行
楽天銀行も新規口座開設時に条件を満たせば、現金1,000円がもらえるキャンペーンがあります。
ATM手数料や他行宛振込手数料の優遇回数はステージにより異なり、残高や取引回数によって判定されます。
ちなみに、ステージ判定の条件でクリアしやすいのは残高なのですが、毎月25日終了時点に楽天銀行に残高がないといけません。
(私は、証券口座で資金を使ってしまって、ステージが落ちることがよくあります^^;)
マネーブリッジ(自動入出金)を設定することで、残高300万円まで年率0.10%の優遇金利が適用されます。
300万円を超えた部分は、年率0.04%です。
自動入出金が優先!という方は、楽天証券×楽天銀行もオススメです。
条件を満たす必要はありますが、優遇もバランスよく設定されています✿
moomoo証券の提携銀行
今のところ、moomoo証券に自動入出金(スィープ)や預金金利が優遇される銀行口座はありません。
リアルタイム入金には対応しています◎
最短5分・振込手数料無料で入金できます。
以下の銀行に口座を持っていれば、新規で開設する必要がありません✿
三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、paypay銀行、住信SBIネット銀行、セブン銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行
まとめ
国内株・ETFでデイトレ・スイングトレードをする場合、どの証券会社が良いのか?という問いに答えます!
約定金額にかかわらず国内株・ETFの現物取引手数料が無料の証券会社は、現状把握できている限り以下の3社です。
- SBI証券
- 楽天証券
- moomoo証券
どれもネームバリューだけではなく、とても良心的な手数料設定でした✿
SBI証券
SBI証券と提携している、SBI新生銀行は口座開設時に条件を満たせば現金3,000円がもらえます!
預金金利が高く、ATM手数料の無料回数などの優遇が充実していますよ◎
\ 口座開設料・管理料無料 /
自動スィープサービス重視の方は、ハイブリッド預金やアプリでATMサービスなどの利便性が高い、住信SBIネット銀行もオススメです^^
楽天証券
楽天証券も、口座開設時に条件を満たせば現金3,000円がもらえます。
自動スィープサービス対応、SBI新生銀行ほどではありませんが、預金金利の優遇もあります。
\ 口座開設料・管理料無料 /
moomoo証券
インスタグラムなどでも話題のmoomoo証券ですが、日本株の取引がスタートしたのは、2024年3月18日と最近です。
3社の中では最もキャンペーンに力が入っているので、お得に投資をスタートしたい方にはオススメしたい証券会社です◎
\ 口座開設料・管理料無料 /
私も口座開設するつもりなので、近いうちに使ってみた感想を報告しますね!
今回はあくまで「国内株・ETFの現物で短期投資をする」という視点で比較しています。
例えば、外国株を買いたい、信用取引をしたいなど、用途によって最適な証券会社が変わってきます。
また、新NISAや20代の方は手数料無料としている証券会社も多かったです^^
複数の証券会社に口座を持つことも可能なので、実際に使って試してみる、ということもできますよ。
※NISAは全金融機関で1つだけです。複数の証券会社の損益を通算するには、確定申告が必要です。
かく言う私も、証券口座は既に3つ持っています。
(乗り換えていった結果ですw)
ぜひ利益を最大化できる証券口座を見つけてくださいね。
本記事が、皆様の快適な投資環境づくりの一助になれば幸いです✿
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