3月23日 毎日杯
※( )は前走までの指数
1着 メイショウタバル…89(72)
2着 ノーブルロジャー…80(73)
3着 べラジオボンド…79(57)
4着 ファーヴェント…78(73)
5着 スマートワイス…78(69)
6着 サトノシュトラーセ…78(71)
弥生賞の結果を受けてのコスモキュランダの本番での扱いに困っていた矢先に、今度はあまり有力視していなかった毎日杯でかなり優秀な数値が記録されました。
馬場状態が重馬場と言う事なので、重馬場適性による好成績かとも思いましたが、ラップを見るとそれだけが理由ではない雰囲気も感じられます。
このレースでの通過タイムを見てみると35.2-59.6-34.4、単純に数値だけ見るとまるで良馬場での好タイムのレースのようで、ちなみに良馬場で高指数を記録した弥生賞ときさらぎ賞はこんな感じでした。
弥生賞 35.2-60.4-35.1
きさらぎ賞 35.6-60.2-34.4
それぞれコースの違いはありますけど、洋芝の阪神での重馬場のレースなら良馬場に比べて時計が掛って当然だと思うので、重馬場で開催された昨年のスプリングSと皐月賞との比較もしてみました。
2023 スプリングS 35.4-59.4-37.2
2023 皐月賞 35.1-58.5-37.2
流石にどちらも上級レベルのレースなので、テンの3ハロンと1000m通過のタイムは速いのですが、最後の3ハロンはともに37.2まで落ちています。
力のいる馬場状態で前半の流れが速くなると、体力の消耗もあると思うのでこのラストの数値も納得出来るのですが、それが毎日杯のメイショウタバルにはみられずに最後までしっかりと走り切っています。
毎日杯2着のノーブルロジャー以下の馬たちは、これらふたつのレースと同じ様に最後に伸び脚が鈍ってしまったので、勝ち馬に6馬身離されてしまいましたが、それでもスプリングSや皐月賞の上位馬と同じくらいのスピードでは走れています。
果たしてこのレースの結果をどう判断すればいいのか、本番を前にしてかなり悩ましくなってしまいましたが、もしもコスモキュランダともどもこの数値が実際の走力を現しているなら、2007年に大番狂わせを演出した2頭の再現の可能性もあるのかも知れません。
スピード指数ランキング(3月23日終了時点)
コスモキュランダ(弥生賞 1着)……82
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ビザンチンドリーム(きさらぎ賞 1着)
ウォーターリヒト(きさらぎ賞 2着)
シヴァース(きさらぎ賞 3着)
インザモーメント(きさらぎ賞 4着)
べラジオボンド(毎日杯 3着)
ジューンテイク(朝日杯FS 4着)……78