サイクル | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 親父が小さな畑をやっていましたが、自動車免許を返納してから畑に行けなくなり

 一昨年までは従妹がやってましたけど、体調不良でできなくなり

 去年は雑草で物凄いことになってしまいました

 

 これはまずい!

 マルチで畑を全部覆ってしまおうか

 とか

 除草剤撒いてやろうか

 とか

 思ったんですけど

 

 野菜も高いしなあ・・・・

 

 そうだ!

 この畑を使って、ウニ殻や海藻の残渣を肥料に野菜を作ってみよう

 と思いついてしまいました

 

 

 ウニ殻や海藻の残渣って処理が色々とややこしいんです

 でも、肥料とすればものすごく優秀らしく

 市内の農家の方がウニ殻を提供してくれませんか

 とか

 福島の農家の方がワカメ加工の工程で廃棄するようなものがあれば欲しい

 とか

 

 円安で肥料も高騰してるようですし

 不要になったものをお金をかけて廃棄するんじゃなくて

 有効利用して、食料を生産できれば、そんないいことはない

 なにしろ自然素材だし

 

 

 「肥料をまがねえばだめなんだあでば」

 農家である義母には笑われますけど

 

 化学肥料は一切使わず

 肥料は買わず

 ウニ殻と海藻だけで野菜を作る!

 

 もしできるようなら

 ウニ殻を集めて内陸の農家の方に提供するとか

 できればいいなあ

 

 もちろんウニ殻が有効なのとそうじゃない野菜があるでしょうから

 とりあえず色んなのを片っ端から撒いてみることにします

 

 

 コンブの種苗を作って 

 ウニを蓄養して

 ホシガレイを養殖して

 野菜を作る

 

 オレ、なにやってんだ?(笑)

 

 


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