NYゴールドは反発
外為市場では対ユーロでドルが下落。ドル建てで取引される金の割安感につながり、買いが先行。また、米連邦準備制度理事会のパウエル議長は14日、アムステルダムでパネル討論を行い、経済指標を踏まえると「次の動きが利上げである公算は小さい」と述べた。利下げも明言しなかった。
NYプラチナは続伸
外為市場で、対ユーロでドル売りが先行し、ドル建てで取引される白金の割安感が意識された。また、米長期金利の低下に伴い、金利を生まない商品の投資妙味が増したことも相場の押し上げ要因。自動車の排ガス触媒としての需要が高まっている。
NY原油は反落
米労働省が朝方発表した4月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%上昇と、市場予想(0.3%上昇)を上回った。根強いインフレ圧力を示す結果を受け、景気鈍化に伴うエネルギー消費減速への警戒感が台頭。翌15日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、相場は利益確定の売りが入り、一時77ドル台に下落した。
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