『体質に合った食事に変更したけど、しばらくしたらまた調子が悪い。』

こんな経験ないですか?

実は合っていなかったの?

いいえ。違います。

体調・状態の不良が食事であった場合に、不耐性に合った適切なフードへ切り替えた結果、最初は調子がよかったがしばらく続けたら調子が悪くなる。
これは

『フードローテーション』の切り替えのタイミングに課題があります。

では、フードの切り替えって何週間、何ヶ月が適切なの?

2週間? 3週間? 2ヶ月? 3ヶ月? 6ヶ月?

その正解は?ここにある?

どれもが正解で、どれもが間違いです。


食事の給餌量に月齢や体重により目安がありますが、これはあくまでも一般的な目安であるように、体質や体調、運動量などの生活状況が異なれば給餌量も千差万別です。

フードの切り替えも同じです。
正確には給餌量以上に、その切り替えのタイミングには個体差があります。


一般的な目安で考えた場合、3ヶ月程度かもしれません。ここに個体差が生じる理由として

「耐性が弱まる/抵抗力が落ちる · 免疫が低下する」

この食物や環境への不耐性が関わってきます。

これは年間数千件の検査をみてきて感じるものですが、「体調が悪い期間が長い子(犬猫)」イコール「耐性が弱まる/抵抗力が落ちる · 免疫が低下する」その期間が長かった子ほど、ローテーションのスパンは短い方が良く、2週間~3週間程度で切り替える事がベストとなります。

切り替えのタイミングとして、例えば「痒み」があり、フードを切り替えてから痒みが減った場合に状態観察を続けていると少しづつまた掻くような仕草を始める。
この《前にみられた仕草、状態》が見え始めた頃が切り替えのタイミングです。

それが2週間であれば、切り替えのタイミングは2週間です。

では、その後、ずっとフードローテーションは2週間ごとに「A⇔B⇔C」を短い時期で切り替えていく必要があるのか?

いいえ。これは、伸びていきます。

「耐性/抵抗力 · 免疫」が、回復することで、ローテーションの期間ものばしていく事ができます。


不耐性検査によって、体質に合ったフードへ切り替えた後のローテーション。これはご家族様の観察力と判断力が重要になってきます。

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