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【完全保存版】SEO対策は何をすればいい?2024年最新SEOガイド

【完全保存版】SEO対策は何をすればいい?2024年最新SEOガイド
悩んでいる人
先輩ブロガーから「アクセス数を増やしたいなら、SEO対策をしなさい」と言われるのですが、何をすればいいのか教えてください。

 

こんな疑問にお答えします

 

本記事の内容

  • 検索順位が上がるSEO対策が分かります
  • 必要と思われて、実は不要なSEO対策が分かります

 

本記事の執筆者

NaoYamaBlogの運営者「なおやま」の紹介

なおやま(@naoyama_san

 

アクセス数を増やすためにSEO対策を考えているけれど、何から手をつけていいか分からないと悩んでいる人は多いですね。

 

僕もブログを始めたばかりの頃、同じような悩みを抱えていました。

 

この記事では、Googleが検索順位を決める際に重視する要素を分かりやすく解説します。

 

大事な対策ばかりです。

 

全てを一度に実行するのは難しいかもしれませんが、可能な範囲で取り組んでみることをお勧めします。

 

また、効果が限定的な対策もあえて紹介していますので、そういったものはSEO対策のタスクに入れないように気を付けましょう。

 

本記事は、こんな方々に読んで欲しいのです。

 

  • SEO対策についてよくわからない方
  • 対策をしているけれど成果が見られない方

 

「こんなにたくさんあるの?」と感じるかもしれませんが、Googleは検索結果の質を向上させるために、多くの要素を設けています。

 

今はこれだけで済んでるかもしれませんが、3年後には対応すべきことが増えることも予想されますし、それに伴い内容の難易度も高まるでしょう。

 

長期にわたりブログを運営する予定の方は、早めに対策を施しておくと、後から対策を始めるよりもずっと楽になります。

 

この記事は、NaoYama Blog内で上位にランクされるくらい内容が充実してます。

 

何回かに分けて読むことをお勧めしますので、興味がある方はブックマークしておくといいでしょう。

 

目 次

 

SEO対策する前にGoogleの考え方を知る

SEO対策する前にGoogleの考え方を知る

SEO対策を始める前に、まずはGoogleの考え方をしっかりと理解することが大切です。

 

これを理解しておけば、どのような記事がGoogleに評価されるかがわかります。

 

Googleは「世界中の情報を整理し、誰もがアクセスして活用できるようにする」という使命を持っています。

 

また、「ユーザーの利便性を最優先すれば、その他の成果も自ずとついてくる」という価値観を大切にしています。

 

これは、ユーザーが満足するサービスを提供すれば、Google検索をより多く使ってもらえるようになり、結果的に広告主も増え、広告収入が上がるという流れを作り出せるという意味が込められています。

 

そうすると、彼らの最終ゴールでもある、売上が増えるというロジックになるのです。

 

僕たちがSEO対策する際は、提供する情報がユーザーにとって価値があるかどうかを常に考えるべきです。

 

ユーザーが求める情報を正確に提供し、安全で質の高いコンテンツを提供することが、Googleを利用するユーザーを増やし、利用頻度を高められる鍵となります。

 

逆に、ユーザーを欺くような行為は、そのブログの評価を下げる原因にもなります。

 

ひどい場合は、Googleにインデックスされないこともあります。

 

ですから、SEO対策を進める際には、「この取り組みがGoogleやGoogleを利用するユーザーにとってプラスになるか」と自問自答することが、適切な戦略を選択する上で役立ちます。

 

SEO対策は何をすればいいのか?

SEO対策は何をすればいいのか?

悩んでいる人
SEO対策とは? SEO対策するとどんな良いことがあるのか?

 

このような方は、【SEOとは】いまさら聞けないSEOの基本の「き」を解説を、ぜひお読みください。

 

あわせて読みたい
【SEOとは】いまさら聞けないSEOの基本をわかりやすく解説
【SEOとは】いまさら聞けないSEOの基本の「き」を解説

 

やるべき対策を紹介する前に、まずは本記事のルール説明から。

 

各対策には分かりやすくするために、3つのカテゴリーを設けました。

  1. 重要度
  2. 可・不可
  3. 難易度

 

まず、SEOの「重要度」には3つのレベルがあります。

💙:検索結果には微々たる影響がある、もしくは影響がないため、時間があれば対策するのがいいでしょう。

💛:検索結果にまあまあの影響を与えるため、できるだけ対策を進めることをお勧めします。

💖:検索結果に大きく影響するので、対策は必ず行う必要があります。

 

次に、「可・不可」です。

 

これは、自分の行動で結果を変えられるかどうかを示しています。

👍:自分の手を動かすことで検索結果のランキングに影響がある

🙏不可:自分の力ではどうしようもない

 

3つ目の「難易度」ですが、これはSEO対策するのにどの程度の知識が必要かを示しています。

😊簡単:基本的なSEO知識があれば対応可能です。

🧐:もう少し詳しいSEOの知識が必要になります。

😡:高度なSEO知識がないと対応が難しいのです。

- :検索結果に影響がなく、自分の力ではどうしようもない場合に使っています。)

 

これらの情報をもとに、どのようにSEO対策を進めるべきかを考えてみるといいでしょう。

 

SEO対策は複雑に思えるかもしれませんが、基本に忠実に、ひとつひとつのステップを踏んでいけば、必ず結果が出るはずです。

 

本記事に掲載しているSEO対策の早見表

重要度 可・不可 難易度
質の高い記事 💖高 👍可 🧐中
被リンク(バックリンク) 💖高 👍可 🧐中
IP分散 💛中 👍可 😡難
アウトバウンドリンクの質 💛中 👍可 😊簡単
内部リンク 💖高 👍可 😊簡単
アンカーテキストには、リンク先のキーワードを含める 💛中 👍可 😊簡単
リンク切れ 💙低 👍可 😊簡単
リンクの位置で重要度が変わる 💛中 👍可 😊簡単
相互リンク 💙低 👍可 😊簡単
アフィリエイトリンク 💙低 👍可 🧐中
検索意図(キーワード)と記事の関連性 💖高 👍可 😊簡単
ページの表示速度 💖高 👍可 🧐中
モバイルフレンドリー 💖高 👍可 😡難
構造化データのマークアップ 💙低 👍可 😡難
ドメイン年齢(ドメインエイジ) 💙低 🙏不可 -
ドメイン内にキーワードが入っている 💙低 🙏不可 -
titleタグ(タイトルタグ)内にキーワードを入れる 💖高 👍可 😊簡単
titleタグ内の先頭にキーワードを入れる 💙低 👍可 😊簡単
メタディスクリプションタグ内にキーワードを入れる 💙低 👍可 😊簡単
h1タグにキーワードを入れる 💖高 👍可 😊簡単
h2・h3タグにキーワードを入れる 💙低 👍可 😊簡単
キーワードの出現率 💙低 👍可 😊簡単
記事の長さ 💛中 👍可 🧐中
目次の設置 💙低 👍可 😊簡単
LSIキーワードを記事の中に入れる 💛中 👍可 🧐中
ドメインパワーを上げる 💖高 👍可 😡難
ahrefsのURを上げる 💛中 👍可 😡難
URLの長さ 💙低 👍可 😊簡単
ブログの滞在時間 💛中 👍可 😊簡単
AMPの使用 💙低 👍可 🧐中
重複コンテンツ 💛中 👍可 🧐中
画像の最適化 💛中 👍可 🧐中
記事の最新性 💙低 👍可 😊簡単
記事の更新頻度(記事の追加頻度) 💙低 👍可 😊簡単
コンテンツシンジケーション 💙低 👍可 🧐中
モバイルファーストインデックス 💙低 👍可 😡難
タブ機能 💙低 👍可 😊簡単
URL内にカテゴリを表示 💙低 👍可 😊簡単
sitemap.xmlの利用 💖高 👍可 🧐中
sitemap.xml内の優先度 💙低 👍可 -
HTML版のサイトマップ 💙低 👍可 😊簡単
SSLを使う 💖高 👍可 🧐中
E-E-A-T 💙低 or 💖高 👍可 😡難
パンくずリスト 💛中 👍可 🧐中
ユーザビリティ 💛中 👍可 🧐中
GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの利用 💙低 👍可 -
直帰率との関連性 💙低 👍可 -
ユーザーの申し立てによるランクダウン 💖高 🙏不可 😊簡単
インタースティシャル ポップアップ 💛中 👍可 🧐中
ドアウェイページ 💖高 👍可 🧐中
AIで作られたコンテンツ 💖高 👍可 🧐中
低品質記事は削除すべきか 💙低 👍可 😊簡単
ドメイン貸し 💖高 👍可 😊簡単
中古ドメイン 💖高 👍可 🧐中
URLの正規化 💛中 👍可 😡難
記事の引用 💛中 👍可 😊簡単
robots.txtの活用 💙低 👍可 🧐中
ブログのコメントの削除 💛中 🙏不可 🧐中

 

本記事内では、Google社員が公開している情報を引用しています。

 

3人の社員を先に紹介しておきます。

  • ジョン・ミューラー氏(@JohnMu記事
    Webマスタートレンドアナリスト
  • ゲイリー・イリェーシュ氏(@methode記事
    Googleの検索チームのアナリスト
  • マット・カッツ氏(@mattcutts記事
    元Googleのスパム対策チームのリーダー

 

質の高い記事

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 🧐中

 

記事の質が検索順位に大きく関わってくることはよく知られています。

 

そのため、質の高い記事を書くことがSEO対策にとって非常に重要です。

 

悩んでいる人
質の高い記事って具体的にどういうものですか?

 

まずはこちらの記事をチェックしてください。

 

》【ブロガー必見】質の高い記事とは【やることは4つだけ】

 

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【ブロガー必見】質の高い記事とは【やることは4つだけ】
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質の高い記事にするには、

  1. 網羅性の高い記事
  2. 独自性のある記事

この2つを心がけることです。

 

網羅性の高い記事とは何か?

例えば、『SEO 初めて』というキーワードで検索しているユーザーは、どんな情報が欲しいのでしょうか?

  • SEO対策とは何か?
  • SEO対策の目的とは何か?
  • SEO対策のメリットとデメリットが知りたい!
  • Googleのアルゴリズムが知りたい!
  • SEO対策の評価項目が知りたい!
  • 記事の質と量どっちが大事なの?
  • 記事を書く時、キーワードってどうやって選定するの?
  • SEO対策において気を付けなければいけないリンクの貼り方は?
  • SEO対策に使えるツールが知りたい

と様々な疑問を抱えている人たちがいます。

 

彼らが求める情報をできるだけ多く含めた記事を提供することが、網羅性が高い記事なのです。

 

独自性のある記事

他のブログにはない情報を提供している記事です。

 

例えば、

  • 独自の分析結果データ
  • 独自の視点での考え方
  • 実体験に基づく感想
  • アンケートの結果データ
  • どこよりも早く得られた情報

 

読者に「ここでしか得られない情報がある」と感じさせられれば、Googleも高く評価してもらえます。

 

悩んでいる人
「網羅性の高い記事」と「独自性のある記事」どちらが大事ですか?

 

「現時点では、どちらも重要です」というのが答えです。

 

ただし、僕の考えでは、将来的には「質の高い記事」が、より優先されるようになると思います。

 

というのも、網羅性の高い記事はAIライティングツールを用いて容易に作成できるためです。

 

もし検索結果でAIによって書かれた似たような記事がたくさん並んだ場合、Googleを使う人たちの満足度は向上するでしょうか?

 

たぶん、そうはならないでしょう。

 

独自性のある記事を作ることで、Googleはユーザーに価値ある情報を提供できるようになります。

 

そのため、徐々に独自性を重視するアルゴリズムへと変化していくと考えられます。

 

悩んでいる人
質が高いかどうかは、どのようにチェックすればいいのでしょうか?

 

Googleが公開している、以下の12個を使って自己評価してみてください。

  1. 記事は、独自の情報、レポート、研究または分析の結果を提示しているものですか?
  2. 記事には、特定のトピックに対して実質的な内容を伴う詳細または包括的な説明が記載されていますか?
  3. 記事には、自明の事柄だけでなく、洞察に富んだ分析内容や興味深い情報が含まれていますか?
  4. 記事が他のソースを参考にしたものである場合は、単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示すものですか?
  5. メインの見出しやページタイトルは、内容を要約して説明するのに有用なものですか?
  6. メインの見出しやページタイトルは、コンテンツを誇張している、または読者に強いショックや不快感を与えるものではありませんか?
  7. 自分でもブックマークしたい、また友人に教えたりすすめたりしたいと思えるページですか?
  8. 記事には、雑誌、百科事典、書籍に掲載または引用されるような価値がありますか?
  9. 検索結果に表示された他のページと比較した場合、コンテンツは実質的な価値を提供していますか?
  10. 記事に誤字やスタイルに関する問題はありませんか?
  11. 記事は適切に制作されていますか?雑に、または急いで制作されたような印象を与えるものではありませんか?
  12. 記事が(外部委託されるなどして)多数のクリエイターによって大量に制作されているために、または複数サイトの大規模なネットワークに拡散されているために、個々のページまたはサイトのプレゼンスが低下していませんか?

 

 

被リンク(バックリンク)

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 🧐中

 

被リンク(バックリンク)とは、自分のブログに他のサイトからリンクを貼ってもらうことを言います。

 

》【SEOの外部対策】良質な被リンクとは(自前でもできる方法教えます)

 

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悩んでいる人
被リンク(バックリンク)はなぜ重要なのですか?

 

被リンク(バックリンク)は、そのブログがどれだけ信頼できるかを示す重要な指標の1つになっているからです。

 

簡単に言うと、リンクは他のサイトからの「推薦状」と考えてもいいですね。

 

この推薦状が、検索エンジンに「この記事は価値があり、信頼できる」と伝えているのです。

 

検索エンジンはこの推薦が多いほど、ブログの価値を高く評価し、検索結果で上位に表示します。

 

しかし、リンクの数だけが多いと良いわけではありません。

 

多くしようと思えば、自前でできてしまうからです。

 

例えば、無料ブログを数多く作って、リンクを貼るという手法ができてしまいます。

 

このような自作自演が多く横行したことにより、Googleは被リンクの質も重視しています。

 

例えば、

 

野球に関するブログを運営しているのに、少年サッカーチームや大学のテニスサークルのようなサイトからリンクをもらっても評価されません。

 

野球に関するブログであれば、プロ野球の球団のサイトやNPB(日本野球機構)のような、多くの人に高く評価されているサイトからリンクを獲得することで、「この野球のブログは信頼されている」と検索エンジンに評価され、検索の順位が向上するのです。

 

あなたのブログと同じジャンルで、権威があるサイトが必ずあるでしょう。

 

そのようなサイトからリンクをもらえるには何が必要なのか(リンクを貼ってもらえるメリットは何か?)を考え、リンクがもらえるように動きましょう。

 

あと、被リンクにおいて大事なことは、リンクの数の他に、ドメイン単位での数(参照ドメイン数)が多いほど、検索順位で上位に表示されやすい相関関係があることが分かっています。

 

1つのドメインから多くのリンクをもらうのではなく、様々なドメインのサイトからリンクをもらうようにしましょう。

 

 

IP分散

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 😡難

 

IP分散というのは、被リンク元のサイトをさまざまなIPアドレスに分散して配置することによって、検索エンジンに自然な被リンクのように見せるSEOの手法です。

 

悩んでいる人
なぜIP分散が有効な手段だったのでしょうか?

 

過去には、外部リンク対策を専門にする業者が数多くのIPアドレスを用いて、この戦略を利用していました。

 

というのも、検索エンジンは同一のIPアドレスからのリンクを不自然と捉える傾向があり、評価が下がることがありました。

 

それに対抗するために、IP分散が有効とされていたわけです。

 

しかし、近年になってGoogleは自演リンクの取り締まりを厳しくしており、IP分散も自演リンクの一形態と見なされかねません。

 

もし自演リンクが発覚すると、検索エンジンからペナルティを受ける可能性があります。

 

そのため、今ではIP分散に頼るのはかなりリスクの高い手法と言えるでしょう。

 

リンクスパムについては、Googleが公開している「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」で詳しく説明されています。

 

リンクの質を確認し、スパムと判断されないように注意することが大切です。

 

 

アウトバウンドリンクの質

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 😊簡単

 

アウトバウンドリンクとは、自分のブログから他の外部ページへのリンクのことを指します。

 

別名で「発リンク」とも呼ばれています。

 

悩んでいる人
外部ページにリンクを貼ると、読者が自分のブログから離脱するのを促す形になってしまうので、できるだけ貼りたくないです

 

その気持ち良く分かりますし、理にかなっていると思います。

 

しかし、ブログの中でリンクを使うことは、その時の目的によって大きく変わります。

 

例えば、お問い合わせや資料請求を促す重要なページでは、リンクを設置することで読者がそこから離れてしまうリスクがあるため、控えるべきです。

 

一方で、記事の内容に合った信頼できるサイトへのリンクは、逆にあなたのブログの信頼性を高めることにつながります。

 

Googleも、アウトバウンドリンクの質を重視しており、関連性が高く信頼できるページへのリンクは評価が上がるとされています。

 

ですから、リンクを貼る際はそのサイトの信頼性や関連性をしっかりと見極めることが大切です。

 

もし信頼性の低いサイトへリンクしてしまうと、それが自分のブログの評価を下げる原因にもなりかねませんから、気を付けましょう。

 

 

内部リンク

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 😊簡単

 

内部リンクはSEO対策において、かなり重要です。

 

内部リンクについて詳しく知りたいですか?

 

内部リンクのためだけに、ブログの内部リンクで、効果抜群のSEO対策を知りたくないですか?という記事を1本書きましたので、ご覧ください。

 

記事では、内部リンクを上手に使ってブログの検索順位を上げる方法に焦点を当てています。

 

記事の主な内容は以下の通りです。

  • 内部リンクを設置するメリット
  • 正しい内部リンクの貼り方
  • 効果的な内部リンクの配置方法
  • 内部リンクを設置すべき場所
  • 内部リンクを設置する際の注意点

 

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悩んでいる人
わざと内部リンクを多くした場合、どうなりますか?

 

ジョン・ミューラー氏は、2021年7月2日の動画で、「多すぎる内部リンクは、効果があるよりも、害となる場合が多いのか?」という質問に対して、このように答えています。

 

 

Yesでもあり、Noでもある。我々は、ページの構造をより良く理解するために内部リンクを活用する。Webサイトの構造を理解しようとする際、様々なページが存在しており、その全てのページがWebサイトの他の全てのページへのリンクが設置されていたとしよう。その場合、全てのページに完全な内部リンクが設置されていることになり、そこには構造といったものが存在しなくなる。

そのため、ページランク、オーソリティ、その他のシグナルとは関係なく、Webサイトの明確な構造を提供できていない、ということになる。この場合、検索エンジンがそのWebサイト内の個々のページのコンテキストを理解することが難しくなる。以上が、この件についての私の見解である。

 

検索順位に影響が出るかどうかは明確にはしていないものの、「内部リンクを使ってブログの構造を知ろうとしているのに、多くの内部リンクがあったら、構造が把握できなくなる」と言っているので、おそらくネガティブな評価になる可能性があるので、ユーザーのためにならないリンクの貼り方はやめることが賢明でしょう。

 

 

アンカーテキストには、リンク先のキーワードを含める

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 😊簡単

 

悩んでいる人
アンカーテキストとは何ですか?

 

アンカーテキストとは、ページ内に設置されているリンクに表示される文章のことを言います。

 

内部リンク」でも触れたように、内部リンクは、Googleがブログ内で記事を見つけるのを手助けをするのです。

 

ですから、アンカーテキストにはリンク先のページ内容を伝える重要な役割があります。

 

 

このアンカーテキストは、ユーザーにリンク先の記事の要点を伝えるだけでなく、Googleに対してもそのページのテーマを明示するため、リンク先の重要なキーワードを含むことがとても大事です。

 

 

リンク切れ

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

悩んでいる人
リンク切れがあると検索結果の順位に影響が出てしまうのでしょうか?

 

Googleの答えはこちらです。

 

サイトの一部の URL が存在しなくなったり、404 を返したりしても、検索結果におけるサイトの他の URL(200 (Success) ステータス コードを返すもの)のランキングには影響しません。

 

直接的には影響がないと述べてますが、ただ、間接的な影響は避けられません。

 

  • ユーザーが求めているページにたどり着けないと、イライラがたまり、他のサイトに移動してしまうことがあります。これはページの滞在時間が短くなる原因にもなります。
  • クローラーが訪れた時にリンク切れがあると、それ以上のクローリングされなくなる可能性があります。これによって、インデックスされるページ数が少なくなるかもしれません。

 

これらのデメリットを防ぐために、リンク切れが起きないように対策を講じることが大切です。

 

WordPressでブログを運営しているなら「Broken Link Checker」というプラグインがおすすめ。

 

Broken Link Checkerは、リンク切れが起きていると知らせてくれるので、正しいリンク先に修正するようにしましょう。

 

 

リンクの位置で重要度が変わる

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 😊簡単

 

10年以上前の2010年にマット・カッツ氏は、価値のあるリンクをブログ投稿の先頭に配置する必要性について話していました。

 

ユーザーはコンテンツに埋め込まれた最初のリンクをクリックする傾向があり、リンクが記事内の下に配置されるにつれてクリック率は低下します。これを念頭に置いて、最初のリンクに注意を払い、記事全体に他のリンクを適宜配置するようアドバイスした。

 

現在も、この考えがアルゴリズムの中にあるなら、大事なリンク(内部リンク)は、記事のできるだけ上に配置すると、クローラーにリンクの重要度を伝えられるでしょう。

 

引き続き、この方法が現在も効果的であるかどうかを調査していく必要があります。

 

 

相互リンク

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

相互リンクは以前、サイトの訪問者数を増やす方法の一つとされていました。

 

しかし、これが検索結果の順位を意図的に操作する手段と見なされることもあります。

 

そうなると、リンクスパムとして扱われ、サイトの評価を下げる原因となってしまいます。

 

Googleは、リンクスパムに相互リンクを挙げて警告しています。

 

過剰なリンク交換 (「私にリンクしてください、私もあなたにリンクします」) または相互リンクのみを目的としたパートナー ページ

 

これらの理由から、相互リンクは避けるのが賢明です。

 

重要度は「💙低」としていますが、実際にはNGに近いと言えます。

 

 

アフィリエイトリンク

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 🧐中

 

Googleはアフィリエイトリンクについて厳しい見方をしています。

 

ブログ記事にアフィリエイトリンクがあるだけでGoogleの検索順位が下がるわけではありませんが、Googleは以下のように述べています。

 

アフィリエイト ページが、独自の価値を付加することなくアフィリエイト ネットワークでコンテンツを配信するプログラムの一部である場合、内容が薄いと判断されます。こうしたサイトの多くは、同じコンテンツや類似コンテンツを同一サイト内や複数のドメイン / 言語間で複製した、画一的なサイトもしくはテンプレートを使用しています。検索結果ページから複数のサイトが返され、そのすべてのコンテンツが同じである場合、内容の薄いアフィリエイト ページとして、ユーザー エクスペリエンスの低下を招きます。

 

なかなか手厳しいことを言っています。

 

一方で、こんなことも言っています。

 

ただし、アフィリエイト プログラムに参加しているサイトが、すべて内容の薄いアフィリエイト サイトというわけではありません。優れたアフィリエイト サイトは、有意義なコンテンツや機能を提供することで新たな価値を加えています。たとえば、価格、独自の商品レビュー、厳格なテストと評価、商品やカテゴリのナビゲーション、商品の比較などに関する追加情報を提供しています。

 

記事の価値が高ければ、アフィリエイトリンクがあっても問題はないとも言っています。

 

「この記事なら問題ない」とGoogleに判断されるよう、記事の質を上げていきましょう。

 

アフィリエイトのリンクを使っても安心できるようにしましょう。

 

 

検索意図(キーワード)と記事の関連性

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 😊簡単

 

検索意図と記事の関連性について、僕たちはよく考えるべきです。

 

たとえば、「ブログ 稼ぐ」と検索する人は、なぜこのキーワードを入力しているのかを考えなければなりません。

  • 副業でブログを始めて、毎月5万円は稼ぎたいので、ブログで稼ぐ方法を調べている
  • ブログを使って、どうすれば稼げるのか。稼ぐ方法が知りたい

 

このような検索意図があるにもかかわらず、WordPressの使い方に関する記事を提供しても、彼らの期待には応えられません。

 

ユーザーが何を求めているのかを深く理解し、それに応じた記事を作成することが非常に重要です。

 

検索上位に表示されている記事をチェックすることで、どのような内容が求められているのかがわかります。

 

Googleがこれらの記事を高く評価しているのは、検索意図との関連性が高いからです。

 

ぜひ、上位10サイトを調べてみることをおすすめします。

 

 

ページの表示速度

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 🧐中

 

ページの表示速度は「PageSpeed Insights」で調べられます

 

Googleは、表示速度を検索結果の順位を決める重要な基準の一つとしています。

 

検索ユーザーはできるだけ早く質問に対する答えを見つけたいと考えています。研究によると、ユーザーはページの読み込み速度を非常に気にかけています。読み込み速度これまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、デスクトップ検索を対象としていました。そこで、2018年7月より、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することになりました。

 

表示速度が遅いと、読者の不満が増え、サイトにとどまる時間が短くなります

 

BIGLOBEが「インターネット利用」に関する調査結果を発表しました。

 

まず「Webサイトの表示が遅く、ストレスを感じる時間」を聞くと、「1秒未満(即つながらないとストレスに感じる)」と回答した人は全体の5.4%。若い層ほど多く、20代・30代は各7.5%だった。「1~3秒未満」13.0%、「3~5秒未満」19.0%となり、あわせて37.4%と全体の4割近くが5秒未満でもストレスを感じていた。

 

表示速度が遅いと、ストレスに感じられてしまうことが改めて分かった結果です。

 

そうすると、SEOの観点からも不利になります。

 

僕が本業で携わっているサイトでは、特定の時間帯にアクセスが集中し、ページが重くなることが問題となっています。

 

そんな時、ユーザーからは「サイトが重いから、何とかしてほしい」との声が、多く寄せられます。

 

ブログの表示速度が遅い場合、その原因は様々です。

  • 画像のファイルサイズが大きすぎる
  • CSSやJavaScriptが影響している
  • サーバーの性能が不十分である
  • WordPressのプラグインの影響
  • キャッシュの設定が適切でない

 

表示速度の改善が必要な場合は、積極的に取り組むことが大切です。

 

改善には専門知識が必要となることもありますので、無理をせずに詳しい方に相談することをお勧めします。

 

画像のファイルサイズが大きい

画像のファイルサイズが大きいと、ブログのページ全体の読み込み速度に影響を与えます。

 

画像のサイズを減らすためには、いくつかの方法があります。

 

画像を圧縮する

オンラインの画像圧縮ツールや、Photoshopなどの画像編集ソフトを使って、画像を圧縮できます。

 

ただし、圧縮しすぎると画質が落ちるので、ちょうどいい圧縮率を見つけることが大切です。

 

適切な形式を使用する

JPEG、PNG、GIFなどの画像形式にはそれぞれ特徴があり、用途によって使い分けることが重要です。

 

例えば、写真の場合はJPEG、イラストの場合はPNG、アイコンの場合はGIFなどがおすすめです。

 

画像サイズを縮小する

表示に必要なサイズよりも大きな画像を使うと、無駄なデータを読み込むことになり、表示速度が遅くなります。

 

画像編集ソフトなどで必要なサイズに縮小してからアップロードしましょう。

 

不要な画像を削除する

記事の内容に必要のない画像は削除しましょう。

 

CSSやJavaScriptの影響

CSSやJavaScriptファイルも、ページ全体の容量に大きな影響を与えます。

 

これらのファイルを軽量化するためには、いくつかの手法が有効です。

 

不要なコードを削除する

CSSやJavaScriptファイルには、使用されていないコードが含まれていることがあります。

 

これを削除することで、ファイルサイズが小さくなります。

 

コードを圧縮する

オンラインのツールを使うことで、CSSやJavaScriptのコードを効率的に圧縮できます。

 

ファイルを結合する

複数のCSSやJavaScriptファイルを1つのファイルに結合することで、HTTPリクエストの数が減少し、ページの表示速度が改善されることが期待できます。

 

サーバーの性能が低い

サーバーの性能が低いと、ページの処理に時間がかかり、表示速度が遅くなります。

 

レンタルサーバーを利用している場合は、プランを変更したり、他のサーバー会社に乗り換えることを検討しましょう。

 

》WordPressが使えるレンタルサーバー5社を比較【2024年保存版】

 

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プラグインの影響

WordPressを使っている場合は、インストールされているプラグインの影響で表示速度が遅くなることがあります。

 

使っていないプラグインは削除して、使っているものは常に最新の状態に更新しておきましょう。

 

キャッシュの設定が適切でない

ブラウザやサーバーのキャッシュ設定が適切でないと、同じデータを何度もダウンロードする必要があり、サイトの表示が遅くなりがちです。

 

ブラウザやサーバーの設定を確認し、キャッシュ機能を上手く活用すると、サイトの表示速度がぐんと向上します。

 

 

モバイルフレンドリー

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 😡難

 

最近のWordPressのテーマを使っていれば、スマホ対応されたデザイン(レスポンシブデザイン)になっているので、特に心配することはありません。

 

ただし、古いテーマを使っている場合は、注意が必要です。

 

スマホでサイトにアクセスしたときに、パソコンで見るのと同じデザインで表示されていると、Googleはそのサイトをモバイルフレンドリーでないと判断し、検索順位に悪影響が出るかもしれません。

 

スマホで適切に表示されない場合、WordPressのテーマを新しいものに変更することをおすすめします。

 

対応していないデザインから対応するための改修した場合には非常に難しいので、難易度を「😡難」にしています。

 

しかし、新しいWordPressのテーマへの変更でしたら、簡単です。

 

この機会に新しいテーマに乗り換えを検討してみてください。

 

》【買って後悔しない】有料のおすすめのワードプレステーマ6選

 

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悩んでいる人
「モバイルファーストインデックス」という言葉を聞いたことがあるのですが、「モバイルフレンドリー」と同じことですか?

 

モバイルファーストインデックス」と「モバイルフレンドリー」は別物です。

 

ブログをインデックス(Googleのデータベースに登録)する時に、スマホ版をメインとして評価しますよという方針をモバイルファーストインデックスと言います。

 

これもSEO対策において非常に重要です。

 

過去には、ほとんどの人がパソコンを使ってインターネットを閲覧していましたが、スマホが普及すると、多くの人がスマホをメインのデバイスとして使うようになりました。

 

 

しかし、2011年頃からスマホユーザーが急激に増えたことで、2019年にGoogleが方針を変えたのです。

 

 

構造化データのマークアップ

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😡難

 

悩んでいる人
なんだか難しい言葉が出てきました。「構造化データのマークアップ」とは何ですか?

 

一番分かりやすい説明がこちらです。

 

構造化マークアップとは、HTMLで構成された単語や文章に意味を持たせるために特定の情報を記述することです。人であれば、ネットワーク上の文章を「これは料理の話だ」とか「求人情報だ」など、読めば理解できます。しかし、検索エンジン(クローラー)には、単語の羅列だけでは理解させることができません。

検索エンジンに何の情報か理解させるために、HTMLの単語にメタデータ(データに付与するデータ)を記述したものが構造化データです。構造化データのマークアップには専門知識が必要で、実装するまでに時間がかかることもあります。

 

想像しづらいかもしれませんので、こちらのスクリーンショットをご覧ください。

 

構造化マークアップの例

 

Googleの検索結果で、一度は目にしたことがありませんか?

 

これはGoogleが勝手にブログからデータを拾ってきて作成したものではありません。

 

僕たちが運営するブログやサイトのデータをGoogleにうまく読んでほしいと指示して、Googleがそれに従ってデータを整理しているのです。

 

悩んでいる人
この構造化マークアップによって、検索順位が上がるのですか?

 

構造化マークアップは、検索結果の順位には直接的な影響はありません。

 

しかし、検索結果で目立つようになり(リッチリザルトと呼ばれています)、より多くのユーザーがクリックするようになるのです。

 

Rotten Tomatoes では、構造化データを 10 万ページに追加した結果、構造化データを含むページでのクリック率が、構造化データのないページに比べ 25% 増加しました。

The Food Network では、全ページの 80% で検索結果の機能を有効にした結果、アクセス数が 35% 増加しました。

楽天では、構造化データを実装したページでのユーザーの滞在時間が、構造化データのないページに比べ 1.5 倍長くなりました。

 

明らかに効果があることがわかりますね。

 

あるキーワードで検索結果の上位に入れた時に、他のサイトよりもクリック率を高め、ブログへの訪問者を増やしたいなら、このマークアップに取り組んでみるといいでしょう。

 

構造化データの詳しい解説動画もありますので、興味があればぜひチェックしてみてください。

 

 

 

ドメイン年齢(ドメインエイジ)

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 🙏不可 -

 

ドメインが古いと、検索結果で上位に表示されると考えがちですが、実はそうではありません。

 

ジョン・ミューラー氏によると、「ドメインの年齢自体は評価の対象とはならない」とのことです。

 

つまり、SEO対策にはドメインの年齢は影響しません。

 

ドメインを長く利用していても、記事の質が低ければ評価は下がりますし、逆にドメインが短くても、質が高ければ評価が上がり、Googleでの表示順位も上がるわけです。

 

僕の経験からも、新しいドメインはGoogleにインデックスされるのに時間がかかることがあります。

 

一方、古いドメインは、インデックスされやすい傾向があります。

 

これは長期間ブログを運営していることで信頼性や権威が増すためです。

 

ドメイン年齢自体はSEO対策に直接的な効果はありませんが、間接的にはプラスに働くこともあるので、ブログを長く続けることが大切です。

 

 

ドメイン内にキーワードが入っている

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 🙏不可 -

 

以前、SEO対策としてドメイン名に上位表示したいキーワードを含めると有利だったことがありました。

 

しかし、現在の検索エンジンのアルゴリズムでは、単にキーワードがあるからと言って上位に表示されるわけではありません。

 

それでも、ドメインにキーワードを含むことが、そのサイトが何についてのものかをGoogleに伝えやすくする効果はあります。

 

例えば、

naoyamablog.net

marketing-naoyamalog.net

という2つのドメインがある場合、「marketing-naoyamalog.net」の方が、訪れる前にユーザーにブログの内容を明確に伝えられます。

 

かつてSEOに影響を与えていたキーワードのドメイン名への含有は、今では効果が薄れていますが、そのメリットはまだ残っています。

 

ですから、ブログを新たに始める方は、キーワードを含める選択肢も検討してみるといいでしょう。

 

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titleタグ(タイトルタグ)内にキーワードを入れる

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 😊簡単

 

僕たちが書類を作る時、タイトルにはその内容を表す大切な言葉を入れますよね。

 

ウェブページのtitleタグ(タイトルタグ)も同じで、そのページの主要な内容を示すキーワードを含めることが大切です。

 

Googleはこのtitleタグ(タイトルタグ)を使ってページの内容を理解し、検索結果でどのように表示するかを決定します。

 

そのため、titleタグ(タイトルタグ)には、検索で上位に表示させたいキーワードをしっかりと入れるべきです。

 

しかし、重要なキーワードだからといって過剰に入れるのは逆効果です。

 

不自然なキーワードの詰め込みは、スパムと見なされることがありますので、避けましょう。

 

 

titleタグ(タイトルタグ)内の先頭にキーワードを入れる

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

titleタグ(タイトルタグ)内にキーワードを入れる」でも説明しましたが、titleタグ内にキーワードを入れることは、上位表示を目指すうえでとても大事です。

 

先頭に入れることで、さらに上位表示されるかで言いますと、それはSEO対策には関係ありません。

 

しかし、クリック率を上げる効果があるかもしれません。

 

なぜなら、Googleの検索結果で表示される文字数には限りがあり、長いタイトルは途中で切られたり、三点リーダー(...)で省略されてしまうことがあります。

 

長いタイトルだった場合の例

 

そのため、もしタイトルに上位表示させたいキーワードが見えなければ、ユーザーはそのページに必要な情報がないと感じるかもしれません。

 

たとえば、「SEO 勉強」と検索している場合、以下のようなタイトルが考えられます。

 

〇:SEOの勉強において参考にすべきブログ5選

✕:上位表示間違いなし!参考にできるブログ5選|SEOの勉強法

 

このようなことから、もし上位表示させたいキーワードがあるのでしたら、できるだけ先頭に入れることをオススメします。

 

》絶対にクリックしたくなる記事タイトル30選【読者を惹きつけます】

 

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メタディスクリプションタグ内にキーワードを入れる

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

まずはGoogleが公式に発表している内容をご覧ください。

 

スニペットはページ コンテンツから自動的に生成されます。スニペットは、ユーザーの特定の検索内容との関連性が最も高いページ コンテンツを重点的にプレビューするように設計されています。つまり、Google 検索では、検索ごとに異なるスニペットが表示される可能性があるということです。

スニペットは主にページのコンテンツ自体から作成されます。ただし、HTML のメタディスクリプション要素のほうがページから直接取得したコンテンツよりもページを正確に説明できる可能性がある場合は、その情報が使用されることもあります。

 

つまり、

優先1:Googleがページの内容を独自に要約して表示する

 

ページを正確に説明できる可能性がある場合…

優先2:メタディスクリプションタグの情報を表示する

 

このため、メタディスクリプションタグにキーワードを入れても、Googleが勝手に要約した文章が優先されてしまったら、キーワードを入れている意味がないのです。

 

このことから、SEO対策の効果がないのです。

 

しかし、「titleタグ内の先頭にキーワードを入れる」と同じように、あなたが作ったキーワードが入ったメタディスクリプションの情報が表示され、検索者が「このページに求めている情報があるかも」と感じて、クリックしてくれる可能性が高まります。

 

ですから、キーワードを効果的に使うスペースがあれば、ぜひ入れておくべきです。

 

》効果絶大なメタディスクリプションの書き方【クリック率を爆上げ!】

 

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h1タグにキーワードを入れる

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 😊簡単

 

h1タグは、titleタグの次に重要なタグとされています。

 

悩んでいる人
そもそもhタグって何ですか?

 

この「h」は、英語のheading、つまり見出しを意味する言葉の初めの文字です。

 

h1タグは見出しの中でも最も重要なポジションです。

 

それは「大見出し」と言えるでしょう。

 

titleタグと同様に、大見出しはページで最も伝えたいこと、重要なことを読者に届ける役割を担っているため、Googleもh1タグを重視しています。

 

したがって、もし上位に表示させたいキーワードがあるなら、それをh1タグに入れることがSEO対策として不可欠です。

 

また、Googleは、不正確な記事タイトルを防ぐために、titleタグと記事のタイトル(ブログの場合にはh1タグを使っている場合が多い)と一致させることを推奨しています。

 

Match the title of your article page (in the HTML <title> tag) to the title of your article (in <h1>or equivalent).

 

 

h2・h3タグにキーワードを入れる

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

ジョン・ミューラー氏の動画をご覧ください(英語が苦手な方は、字幕を日本語に変えてみてください)

 

h2タグをテキストメッセージとして送信したからといって、素晴らしいランキングボーナスが得られるわけではありません。

 

SEO対策としては効果が薄いため、無理に入れる必要はないとされています。

 

「NaoYama Blog」では以下の方針があります

  • h2タグ:キーワードは入れておくべき
  • h3タグ:キーワードは入れない

 

h2タグであれば、キーワードを入れても邪魔にはなりませんが、h3タグにも入れると、記事全体が同じ言葉ばかりで囲われた感じで鬱陶しくなります。

 

悩んでいる人
そうしたら、h1タグを複数設置して、h2タグやh3タグを使わなければいいのではないでしょうか?

 

ジョン・ミューラー氏は驚くべきことを言っています。

h1タグはページ上で何度でも使用できます。上限も下限も制限はありません。あなたのサイトは、h1タグがなくても、h1タグが5つあっても、まったく問題なくランク付けされます。

 

このように語ったことがあり、その後、h1タグだけのために、語っている動画が公開されています。

 

 

1ページに1つのh1タグがいいのか、複数がいいのか、ジョン・ミューラー氏の言葉からは判断しづらいですが、「1ページ1つのh1タグ」の方針は継続したいと思います。

 

 

キーワードの出現率

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

「かつてのSEO対策では、キーワードの出現率は5%~7%が良い」
「少なすぎると評価されないし、多過ぎるとペナルティとなる」
みたいな説がありました。

 

これが原因で日本語が不自然になることもあり、「SEOを意識した記事だ」とすぐにわかるような書き方が増えました。

 

今は、キーワードの出現率が重視されていません。

 

キーワードの乱用とは、Google 検索結果のランキングを操作する目的で、ウェブページにキーワードや数字を詰め込むことです。キーワードの乱用では、不自然にリストやグループの形式を使ったり、関連性のない場所でキーワードが記載されたりする傾向があります。

 

今は、キーワードの入れすぎは、ポリシー違反になる(スパム扱いになる)可能性があります。

 

キーワードを意識せずに、普通に文章を書けば問題ありません!

 

 

記事の長さ

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 🧐中

 

Googleは、記事の長さを直接的なランキング要素としているかは、明確には公表していません。

 

ただ、いくつかの間接的な効果があるので、少し紹介したいと思います。

  1. 有益性と網羅性の向上
  2. ユーザーの滞在時間の向上
  3. 被リンクが増える可能性がある

 

間接的な影響は無視できないため、重要度を「💛中」に設定しています。

 

有益性と網羅性の向上

一般的に、長い記事の方がより多くの情報を含め、トピックを深く掘り下げていることが多いのです。

 

このため、読者にとって有益で網羅的な内容と評価される可能性が高くなります。

 

Googleもユーザーにとって役立つコンテンツを上位に表示することを目指していますので、長い記事が有利になることがあります。

 

ただし、僕は記事が長くなる傾向に懸念を持っています。

 

例えば、1位に表示された記事が5,000文字だった場合、次に1位を目指す人はそれを超える6,000文字を目指すでしょう。

 

その後は7,000文字と、文字数が増え続けます。

 

もし文字数の増加が有益な情報の増加につながるならば問題ありません。

 

しかし、ただ文字数を増やすことが目的となると、

  • コンテンツの品質の低下
  • ユーザーにとっての利便性低下(読むのが大変になる)
  • コストと時間の増加(常に文字数を増やし続けなければいけない)

 

これらはブロガーにとっても、ユーザーにとっても、そしてGoogleにとっても良い状況とは言えません。

 

だから、僕は警笛を鳴らしているのです。

 

ユーザーの滞在時間の向上

ユーザーが記事を読むのに長い時間をかけるほど、その記事が有益で興味深いものであるとGoogleは判断します。

 

詳しくは「ブログの滞在時間」を見てください。

 

長い記事は、ユーザーがより多くの情報に触れる機会を提供するため、滞在時間を延ばす可能性があります。

 

被リンクが増える可能性がある

他のサイトからの高品質なリンクをもらうことは、記事の信頼性を高め、SEO対策にも役立ちます。

 

長い記事は多くの情報を含むため、他のサイトから引用されやすくなります。

 

 

目次の設置

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

WordPressを活用しているけど、まだ目次を設置していない方は、Table of Contents Plus(TOC+)使い方講座【SEOにも効果あり】の記事を参考にしてください。

 

あわせて読みたい
Table of Contents Plusの使い方【SEOにも効果あり】
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目次を設置しているから、SEO対策で上位表示されるということはありません。

 

目次がなくても、サイトは上位表示されることがあります。

 

ただし、目次が設置されていると、

 

目次が検索結果に表示される

 

Googleの検索結果にも目次の内容が表示されることがあるので、設置することのメリットはあります。

 

構造化データのマークアップ」ではありませんが、リッチリザルトのように見えることもあり、クリック率を上げる効果も期待できるので、設置するのがおすすめです。

 

 

LSIキーワードを記事の中に入れる

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 🧐中

 

LSIキーワードとは、「Latent Semantic Indexing」の略で、潜在的な意味を持つ関連キーワードのことです。

 

メインキーワードと直接的な関連性を持つだけでなく、文脈やテーマを理解する上で必要な言葉を含んでいます。

 

一方、この言葉に似た意味を持つ「共起語」もあります。

 

共起語は、特定の文書でよく一緒に出現する単語で、必ずしも意味的な関連があるわけではないですが、文脈を掴むのに役立ちます。

 

  • LSIキーワードは、直接的な関連性がある
  • 共起語は、直接的な関連性がない言葉も含める

 

例えば、メインキーワードが「ダイエット」の場合、

 

LSIキーワード:「運動」「筋トレ」「カロリー計算」など
共起語:「健康」「生活習慣」「運動不足」「ストレス」など

 

LSIキーワードはメインキーワードの意味を深く理解し、関連性の高い記事を作成するのに役立ちます。

 

一方、共起語は、文章全体の雰囲気や文脈を理解するために役立ちます。

 

LSIキーワードは直接的に検索順位を上げる魔法の言葉ではないですが、適切に使用することで記事の質を高め、検索エンジンからの評価を得られます。

 

適度に使いましょう。

 

 

ドメインパワーを上げる

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 😡難

 

様々なツールで呼び名が違いますが、ここでは「ドメインパワー」と呼びます。

 

と様々な呼び名があります。

 

ドメインパワーとSEO対策には、強い相関関係があります。

 

一般的に、ドメインパワーが高いブログほど、検索エンジンからの評価が高く、上位表示されやすい傾向があります。

 

悩んでいる人
ドメインパワーはどのようにすれば上がるのですか?

 

  • サイテーションの数
  • 参照ドメイン数
  • 被リンク数
  • ドメイン年齢(ドメインエイジ)
  • PV数

 

これらの数値を上げていくと良いと言われています。

 

ドメイン年齢(ドメインエイジ)は、「ドメイン年齢(ドメインエイジ)」でも説明しましたが、単に古いだけではSEO対策としての効果はありませんので注意が必要です。

 

 

ahrefsのURを上げる

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 😡難

 

ドメインパワーを上げる」で、ahrefsには「DR(ドメインレーティング)」を紹介しましたが、もう1つ重要な指標があります。

 

それは「UR(URLレーティング)」です。

 

DRがドメイン全体の評価であるのに対し、URは個々のページに対する評価です。

 

Aの記事は3点
Bの記事は1点
Cの記事は5点
みたいな感じです。

 

昔からSEO対策をやっている人であれば、GoogleのPageRankが思い浮かぶかもしれません。

 

PageRankは2016年に役割を終えましたが、URはPageRankと同様の役割を果たしていると考えて差し支えありません。

 

かつてのPageRankは、数値が高いほど検索結果での上位表示されやすい傾向があり、多くの人がこの数値を上げるのに必死でした。

 

特に、4から5へ上げるのが、難易度が高かったのは今でも覚えてます。

 

消滅したPageRankですが、GoogleのSEOスターターガイドにこんなことが書いてあります。

 

PageRank

Google の基本的なアルゴリズムの一つである PageRank ではリンクを利用していますが、Google 検索ではほかにも多くのものを利用しています。多数のランキング シグナルを利用しており、PageRank はその一つにすぎません。

 

アルゴリズムの要素として生き残っているのです。

 

ahrefsのURは、かつてのPageRankと似たようなメカニズムになっているので、検索順位との相関関係を持つと考えられます。

 

URはGoogleのPageRankと似ていますか?

URLレーティング(UR)の算出には、PageRankの基本原則と同じものを使用しています。

 

 

URLの長さ

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

  • URLの長さは、2,000文字以下であればSEOに直接的な影響はありません。
  • しかし、ユーザー利便性やサイト全体の高速化を考慮すると、短く簡潔なURLの方が望ましいのです。

 

2014年にGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏は、URLの文字数は2,000文字以内に収めるようにアドバイスをしました。
Internet ExplorerではURLに最大 2,083文字が使用可能となっているため、推奨したと考えられます。

 

URLが長いからと言って、SEO対策には影響がないと思って問題ありませんが、URLは以下の理由から、できるだけシンプルにすることをおすすめします。

  • 長いURLは、ユーザーにとって分かりにくい
  • 長いURLは、ページの読み込み速度を遅くする
  • 長いURLは、クロールしにくくなる

 

URLが長いことは、決して良いことではありません。

 

もし短くできるのでしたら、できるだけ短いURLにしましょう。

 

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ブログの滞在時間

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 😊簡単

 

悩んでいる人
ブログの滞在時間が長ければ、SEO対策にプラスになるのですか?

 

僕の結論は「おそらくプラスになる」というのが答えになります。

 

この「おそらく」という表現を使っているのは、Googleがそのアルゴリズムを公開していないからです。

 

なぜプラスになると考えるかというと、理由は4つあります。

 

まず、Googleの特許(US10229166B1)があります。

 

これは、ユーザーがGoogleの検索結果からブログに行って、どれだけの時間をそのブログで過ごし、再びGoogleに戻るかを計測する技術に関するものです。

 

たとえば、5秒で戻る場合と60秒後に戻る場合を考えてみましょう。

 

60秒後に戻る方が、そのブログの記事をじっくり読んでいる可能性が高いですよね。

 

これは記事の質が高いことを示しています。

 

反対に、5秒で戻ってしまう場合は、記事の質が低かったり、読みにくかったり、理解しにくいものだったと考えられるため、ユーザーはすぐにGoogleに戻って新しい情報を探してしまいます。

 

このような質の低い記事は、Googleが推薦しづらく、検索結果での順位を下げることが考えられます。

 

特許があるとはいえ、それがアルゴリズムに完全に取り入れられているわけではありませんが、もし取り入れられていれば、滞在時間が長いことがプラスに働いている可能性があります。

 

2つ目の理由が、SEO対策に詳しいYouTuber兼ブロガーである、ブライアン・ディーンがこんな結果を発表しています。

 

WE ANALYZED 11.8 MILLION GOOGLE SEARCH RESULTSHere’s What We Learned About SEO

という記事内で「検索順位と滞在時間に相関があった」と述べています。

 

「ブライアン・ディーンは何者?」と思った方は、こちらの動画をご覧ください。

 

 

3つ目が、Bingはアルゴリズムで滞在時間を使用しているからです。

 

Bingは質の高いコンテンツの定義として

If your visitors are staying on your website for only a few seconds, are they actually able to consume the content you have in that short period of time? While it may feel like you’ve poured your heart and soul into creating the content on the website, quality is in the eye of the visitor, and short page dwell times can indicate the content is not capturing the visitor’s interest.

訪問者があなたの Web サイトに数秒しか滞在していない場合、その短い時間内に実際にコンテンツを使われているのでしょうか? Web サイト上のコンテンツの作成に心血を注いだように感じるかもしれませんが、品質は訪問者の視点にあり、ページ滞在時間が短い場合は、コンテンツが訪問者の興味を引いていない可能性があります。

 

滞在時間が短いコンテンツ=ユーザーの興味が薄いと定義しているにもかかわらず、アルゴリズムに組み込まれていなかったら、彼らの考え方には矛盾があります。

 

間違いなくBingのアルゴリズムには組み込まれているでしょう。

 

4つ目が、Mozで公開された調査結果です。

 

Do Website Engagement Rates Impact Organic Rankings?

Do Website Engagement Rates Impact Organic Rankings?

 

Googleの検索結果の1ページ目だけの話にはなりますが、滞在時間が長ければ、1位から6位に入る可能性があり、7位以下は比較的滞在時間が短いサイトが入るという相関関係があることが分かっています。

 

これらの4つの理由から、滞在時間がGoogleのランキングアルゴリズムに影響を与えている可能性が高いと考えられます。

 

悩んでいる人
仮に滞在時間がアルゴリズムの1つとして組み込まれている場合、どうすれば滞在時間が長くなりますか?

 

方法はいくつかあります。

  • 質の高い、長い記事を書く
  • 読者の注意を引く画像を置く(図解が望ましい)
  • 記事のテーマに関連した動画を置く
  • 内部リンクを貼り、関連する記事をリンクする

 

質の高い、長い記事を書く

読者にとって価値のある情報ならば、最初から最後まで途中でやめることなく読んでもらえます。

 

そのような読み方をしてもらえれば、自ずと滞在時間は長くなります。

 

一方、質が低い記事の場合、リード文を読んだところで読むのをやめてしまったり、重要そうな部分だけを読むことがあります。

 

このような読み方をされてしまえば、短くなります。

 

質の高く、長い記事を書けば、滞在時間は長くなるのです。

 

質の高い記事の書き方については、【ブロガー必見】質の高い記事とは【やることは4つだけ】を参考にしてみてください。

 

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【ブロガー必見】質の高い記事とは【やることは4つだけ】
【ブロガー必見】質の高い記事とは【やることは4つだけ】

 

読者の注意を引く画像を置く(図解が望ましい)

文章だけでは伝わりにくいことがあります。

 

理解してもらえなければ、「この記事は難しいことを言っている」と思われてしまいます。

 

そういう時には、図を使って説明しましょう。

 

いわゆる「図解」は、読者が内容を理解しようと努力するきっかけになりますし、それによって滞在時間も長くなるため、とても効果的です。

 

記事のテーマに関連した動画を置く

悩んでいる人
私はYouTuberじゃないので、動画なんてないですよ

 

必ずしも自分が作った動画である必要はありません。

 

他人の動画でも、分かりやすく説明しているものを選んで記事に埋め込めます。

 

勝手に動画を使うことに抵抗があれば、事前に許可を得るようにしましょう。

 

YouTuberも再生数が伸びることを喜ぶはずです。

 

内部リンクを貼り、関連する記事をリンクする

記事の中で以前書いた内容と関連する箇所が出てくることがよくあります。

 

そのような場合は、関連する記事へのリンクを貼ると良いでしょう。

 

ただし、関係のない記事へのリンクは、読者を混乱させるだけなので避けるべきです。

 

適切なリンクは、読者が興味を持ってさらに探求するきっかけになります。

 

 

AMPの使用

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 🧐中

 

悩んでいる人
AMPとは何ですか?

 

AMPは「Accelerated Mobile Pages」の略で、モバイル端末でWebページを高速に表示するための技術です。

 

AMPには4つの特徴があります。

  1. 高速表示:軽量なHTML、CSS、JavaScriptを使うことによって、通常のWebページに比べて約4倍速く表示します。
  2. データ通信量削減:AMPページのデータ量は通常の1/10程度になるため、データ通信量を節約することが可能です。
  3. シンプルなデザイン:AMP専用のライブラリを利用するため、シンプルなデザインが実現されます。
  4. Google検索結果での優遇:AMPページは、Google検索結果で雷マークが付与されたり、AMPページの特設位置に表示されたりするなど、優遇される場合があります。

 

AMPを導入していれば、検索結果で上位表示されるのかと言いますと…

 

有効で表示可能な AMP ページが含まれているかどうかは、検索結果ページでのサイトのランキングには一切影響しません。違いは、サイトに AMP 版が含まれていると、検索結果に アイコンが追加されることです。

 

Googleは公式にSEO対策には影響しないと述べています。

 

時間に余裕がある際に試してみるという優先度で問題ないかと思います。

 

 

重複コンテンツ

 

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💛中 👍可 🧐中

 

重複コンテンツについては、Googleサーチコンソールで重複コンテンツ問題を解決せよ!【ブログ運営者必読】で詳しく解説していますので、ご覧ください。

 

あわせて読みたい
Googleサーチコンソール「重複コンテンツ」
Googleサーチコンソールで重複コンテンツ問題を解決せよ!【ブログ運営者必読】

 

何か調べるために、Googleで検索した時に、上位の検索結果が全て同じ内容だったら、どう思いますか?

 

「何だ?この検索結果は!」となり、Googleの質を疑うでしょう。

 

重複するページのクロールに要する時間を削減するため。サイトのウェブ プレゼンスを高めるには、同じコンテンツと重複するページではなく、新しい(または更新された)ページのクロールに Googlebot が時間をかけるほうが効果的です。

 

このように、Googleも重複コンテンツを決して良くは思っていませんが、一方で重複コンテンツはどうしても起きてしまうものだと理解はしています。

 

しかし、悪質な重複コンテンツは順位を下げられるなどのペナルティを受ける可能性があります。

 

  • 他のサイトのコンテンツをコピーし、元のソースを引用することさえせず、独自のコンテンツや価値を加えずに転載しているサイト
  • 他のサイトのコンテンツをコピーし、(語句を類義語に置き換えたり自動化された手法を使用したりして)若干の修正を加えたうえで転載しているサイト
  • ユーザーに対してなんらかの形で独自のメリットを提供することなく、他のサイトからのコンテンツ フィードをそのまま掲載しているサイト
  • ユーザーに実質的な付加価値を提供することなく、他のサイトの動画、画像、その他のメディアなどのコンテンツを埋め込んだり編集したりしているだけのサイト

 

重複コンテンツにならないようにするための解決策としましては、

  • 他のサイトからコンテンツを無断でコピーしない。一部流用するのであれば、blockquoteタグを使って引用する
  • 自分のブログ内で重複コンテンツが発生した場合には、canonicalタグを利用する

 

これらの方法を利用して、Googleに嫌われないように気を付けましょう。

 

同一のコンテンツを異なる形式で提供することはGoogleも支持しています。

 

例えば、書いたブログ記事を動画や音声メディアで再利用する方法です。

 

これにより、異なるメディアを通じてより多くの人に情報を届けられます。

 

このような方法であれば、Googleもその取り組みを認めています。

 

 

画像の最適化

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 🧐中

 

以下の3つに注目していきます。

  • 画像のサイズ
  • ファイル名
  • 代替テキスト(altタグ)

 

SEO対策ではあるのは変わらないのですが、画像検索においての話になります。

 

画像のサイズ

画像のファイルサイズが大きい」で解説しましたので、そちらをご覧ください。

 

ファイル名

検索エンジンのクローラーは、画像に書かれた文章や絵の内容を直接認識できません。

 

しかし、それを可能にする方法があります。

 

それは、画像のファイル名を、内容を示すように設定することです。

 

例えば、スマートフォンで撮影した写真をそのままブログに使用すると、「IMG_0001.jpg」といった、ただの番号のみを示すファイル名になりがちです。

 

これだと、クローラーは画像の内容を理解できません。

 

ですから、意味を持たせたファイル名を使うべきです。

 

黒猫の写真なら「black-cat.jpg」
SEO対策とはという画像であれば「about-seo.gif」
フランス旅行の写真であれば「france-trip.png」

といった具体的なファイル名が適しています。

 

複数の英単語を組み合わせる際には、「-(ハイフン)」を使いましょう。

 

悩んでいる人
そうしたら、ファイル名にキーワードを多く仕込めば、あらゆるキーワードで上位表示が期待できそうですね。

 

それをやってしまったら、スパム扱いになるだけです。

 

例えば、ユーザーが「黒猫」と検索しているのに「柴犬」の画像がヒットしても、ユーザーは喜ばないでしょう。

 

ですから、適切なファイル名を設定することが大切です。

 

代替テキスト(altタグ)

記事に画像を掲載するとき、altタグに画像の説明を書くと良いのです。

 

ファイル名」でも説明しました通り、クローラーは画像の内容を直接理解できません。

 

altタグを利用して画像の内容を伝えましょう。

 

altタグは入れておいて、損はないので、すべての画像に設定することをおすすめします。

 

また、画像にリンクがある場合は、altタグがアンカーテキストの役割も果たせます。

 

 

記事の最新性

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

記事の更新すれば、SEO対策の効果があるかどうか。

 

「記事の最新性」の判断基準が難しいところではありますが、

  • 更新日だけの更新
  • 文字の一部の修正
  • リンク切れしていたのを直す

 

このような微々たる修正に近いのも、更新に入りますし、

 

  • 記事の内容の刷新
  • 読者の声に基づき、記事の追加
  • 記事を分かりやすくするために図解の追加

これらのように記事の質を上げる作業も、更新に入ります。

 

前者のような小さな更新であれば、順位が上がる可能性は低いです。

 

後者のように大きく更新した場合には、順位が上がる可能性があります。

 

小さな修正に時間を使うくらいなら、どんな情報を追加するべきかを考え、執筆するほうが、同じ時間の使い方として賢明です。

 

しかし、記事を常に最新の状態に保つことで、読者からの評価は高まります。

 

例えば、SEO対策の記事で、更新日が「2024年4月●日」と「2010年4月●日」だったら、あなたはどちらの記事を読みたいですか?

 

「2024年4月●日」ですよね。

 

SEO対策は常にアルゴリズムが変わるため、古い情報では間違った知識を得ることもあります。

 

だからこそ、記事を定期的にチェックし、最新情報に更新しておくことが重要です。

 

記事の更新に役立つ「リライト」についての記事を置いておきます。

 

》ブログの効果的なリライトのやり方講座【ブクマ推奨】

 

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記事の更新頻度(記事の追加頻度)

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

記事の更新頻度が高くても、必ずしも上位表示できるとは限りません。

 

ニュースサイトのように本来から更新が多い場所では、検索エンジンもよく訪れます。

 

普通のブログでさえ、新しい内容が頻繁に投稿されれば、それだけクローラーが訪れる価値があると見なされ、クローラーの訪問も増えます。

 

そうすると、ブログの内容が早く検索エンジンに認識され、検索結果にも速く表示されるようになります。

 

だが、更新頻度とSEO対策には相関がありません。

 

》ブログの更新頻度がSEOに与える効果とは?

 

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「質の高い記事を毎日更新する」が最も目指すべきところですが、実行し続けるのが難しい場合があるでしょう。

 

(僕は本業があるので、今の頻度が限界ですが…)

 

もし『質の高い記事を書く』と『毎日更新する』のどちらを優先すべきか悩んでいるのでしたら、『質の高くする』を優先して記事を作っていきましょう。

 

》ブログ成功の鍵はどっち?量よりも質?それとも逆?

 

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コンテンツシンジケーション

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 🧐中

 

コンテンツシンジケーションというのは、個人が運営するブログではあまりやらない施策です。

 

個人のブロガーの人は、読み飛ばしてOKです。

 

勉強のために知っておきたいという方はお付き合いください。

 

SEO対策としてみると、一長一短があるので「💙低」にしています。

 

コンテンツシンジケーションとは何かと言いますと、

  1. まず記事を書きます
  2. 次にその記事を求めている企業に提供します
  3. 提供された記事は、自サイトにその記事を掲載します
  4. その記事は途中まで記事が書かれており、続きを読みたい場合には、元の記事が掲載されているサイトに誘導されます

 

コンテンツシンジケーション

 

このように記事を提供することで、受け取る側は無料または安価で良質な内容を手に入れ、サイト訪問者を楽しませることができます。

 

一方で、記事の提供者は自サイトへの集客を増やせます。

 

つまり、両者にとってメリットがあるわけですね。

 

ただし、この方法は重複コンテンツとされる場合があります。

 

重複コンテンツ」の章でも説明しましたが、Googleは重複コンテンツが避けられないものだと理解しています。

 

このような重複コンテンツができても、それぞれのサイトごとに、記事がインデックスされる場合もありますし、代表的なサイトだけをインデックスする場合があります。

 

しかし、提供された側だけがインデックスされ、提供主がインデックスから除外されることもあります。

 

このような問題を防ぐためには、記事を提供する際にcanonicalタグを使って、Googleにオリジナルの記事を正しく認識させることが大切です。

 

あと、もう1つのやり方が、提供された側が提供主にリンクを貼る際には、noindexタグの使用を、Googleは推奨しています。

 

コンテンツシンジケーションについて、ジョン・ミューラー氏は以前、Xにこんなポストしたことがあります。

 

コンテンツを再公開する場合、それは重複コンテンツとなる。多くのオーディエンスにリーチすることが目的である場合は、問題はないだろう。しかし、特定のクエリであなたのWebサイトだけを上位表示させることが目的である場合は、シンジケーションと再公開は悪いアイデアである。目標を設定し、その目標を達成する手助けとなる方法を選択しよう。

引用元:ジョン・ミューラー氏が以前ポストしたXより

 

このように、Googleにとっては、問題となる施策かもしれませんね。

 

 

モバイルファーストインデックス

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😡難

 

モバイルファーストインデックスとは、Googleがウェブページのインデックス登録と評価する際に、モバイル版のコンテンツを優先して使用することです。

 

この構想は2016年に公開され、2018年から移行が始まりました。

 

そして、2023年11月には移行が完了したことを公式ブログで報告しています。

 

Googleは、PC版とスマホ版が同一であることを前提としています。

 

このため、現在のWordPressのテーマはレスポンシブデザインを採用しており、特に心配することはありません。

 

 

タブ機能

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

 

サイトやブログを運営している立場からすると、このタブ機能は便利です。

 

しかし、タブを使うことで、インデックスされない可能性があるのです。

 

Googleのクローラーはタブがあっても、ページに書かれている情報をクローリングできます。

 

なぜなら、クローラーがソースコード内の情報を読み取るからです。

 

しかし、ブラウザを通じてページを見るユーザーにとっては、タブやそれに類似する「クリックして展開するメニュー」が存在することで情報が隠されてしまうため、情報へのアクセスが限られます。

 

クリックした人は情報を見られますが、クリックしなかった人はその情報を見られません。

 

このように、ユーザーとクローラーが把握している情報に差が出てしまうことがあります。

 

これは過去に一部のサイトが「text-indent: -9999px」というCSSの技法を使用して、ブラウザでは見えない場所にテキスト情報を配置し、クローラーには認識させるがユーザーには見せないという方法をとり、Googleにスパムと判断された事例に似ています。

 

タブ機能は便利ですが、Googleはこれを好ましくないと考えているため、SEO対策を意識している場合には、使用を避けることをおすすめします。

 

 

URL内にカテゴリを表示

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

ブログのURL内にカテゴリを表示させると、検索順位に好影響があるかで言うと、「ない」というのが答えです。

 

ただし表示されていたほうが、アクセスする前に、そのページが何のページなのか、読者に伝えられます。

 

https://example.com/izakaya/tokyo/shinjuku/AAAshop.html

https://example.com/AAAshop.html

があった場合には、前者のURLは、東京都新宿区にある居酒屋の店舗であることがユーザーに伝わりやすいのです。

 

これに対して、後者はURLからは、店舗の場所や種類が分かりません。

 

この違いが、ユーザーがクリックするかどうかに影響するかもしれません。

 

悩んでいる人
NaoYama BlogではURLにカテゴリ名がありませんが、どうしてですか?

 

以前はありました。

 

以前カテゴリ名を変更した際にGoogleのインデックスからすべてのURLが削除され、回復に1~2ヶ月かかった苦い経験があるからです。

 

そのため、今後も新しいカテゴリの追加や削除によって、記事を移動させる可能性があることから、カテゴリ名を表示させるのをやめました。

 

https://naoyamablog.net/記事名/

 

その結果、カテゴリは自由に移動できるようになり、URLも変える必要がないので、インデックスをゼロからやり直しになることや、リダイレクトの設定作業も無くなり、余計な心配や作業がなくなったのです。

 

最終的にカテゴリをURLに含めるかどうかは、あなたの判断に任せます。

 

 

sitemap.xmlの利用

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 🧐中

 

sitemap.xmlを活用すると、検索順位が上がるわけではないけれど、サイトが効率的にクロールされ、インデックスされることにつながります。

 

を使って、sitemap.xmlを読み込ませる方法があります。

 

詳しくは、サーチコンソールの「サイトマップ」活用術【ブログの成功を手に入れる】をご覧ください。

 

あわせて読みたい
Googleサーチコンソール「サイトマップ」
サーチコンソールの「サイトマップ」活用術【ブログの成功を手に入れる】

 

sitemap.xmlは手作業で作ることも可能ですが、新しい記事を追加するたびに更新する必要があるため、かなりの手間がかかります。

 

その作業はWordPressのプラグインに任せてしまいましょう。

 

WordPressのサイトマップ自動生成ガイド【勝手にSEO強化!】の記事もご覧ください。

 

あわせて読みたい
WordPressのサイトマップ自動生成ガイド【勝手にSEO強化!】
WordPressのサイトマップ自動生成ガイド【勝手にSEO強化!】

 

 

sitemap.xml内の優先度

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 -

 

sitemap.xmlのファイルでは、1つのページに対して、以下の情報を検索エンジンに共有しています。

 

  • 各ページのURL
  • 各ページの最終更新日(lastmod)
  • 各ページの更新頻度(changefreq)
  • 各ページの優先度(priority)

 

しかし、「各ページの優先度(priority)」について、ゲイリー・イリェーシュ氏は、こんなことを述べています。

 

私たちはそれを無視します。それは本質的にノイズの塊です

 

同様に「各ページの最終更新日(lastmod)」について、このように述べています。

 

十分に正確であればそれを使うと思います

 

Googleの検索セントラルにも

Google は、<priority> と <changefreq> の値を無視します。

Google は、 値が一貫して正確であることを(ページの最終更新との比較などにより)検証できる場合に、この値を使用します。

 

そのため、Googleを主なターゲットとする場合、優先度や更新頻度を設定する必要はないと言えます。

 

もちろん、他の検索エンジンがどう扱っているかは明らかではありませんが、少なくともGoogleにおいてこれらの情報は検索順位に影響を与えないと考えてよいでしょう。

 

ですから、sitemap.xmlを作成するときは、これらの点を考慮に入れて、効率的な方法を選ぶことが大切です。

 

 

HTML版のサイトマップ

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

当ブログで言いますと、このページです。

 

https://naoyamablog.net/sitemap/

 

2010年10月にマット・カッツ氏は、HTML版サイトマップがユーザーにも検索エンジンにも役立つと述べています。

 

 

しかし、2015年はジョン・ミューラー氏は、Google+の中で、以下のようなコメントを残しています。

 

HTML sitemaps are fine, especially if they work for your site & users. Most sites don’t need them for SEO nowadays (we can crawl to every page normally and get support from an XML sitemap), so I wouldn’t go out of my way to create them. 

HTML サイトマップは、特にサイトとユーザーにとって機能する場合には問題ありません。現在、ほとんどのサイトは SEO のためにそれらを必要としません (通常、すべてのページにクロールでき、XML サイトマップからサポートを受けられます)。そのため、私はわざわざそれらを作成するつもりはありません。

 

HTML版サイトマップは必要がないと言っています。

 

Googleの技術の進化によって、HTML版サイトマップは必要がなくなったのかもしれません。

 

 

SSLを使う

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 🧐中

 

SSLは、Webサイトとブラウザ間で、データが送信されるのを暗号化することで、ネットの接続を保護する技術です。

 

URLが「http://」ではなく「https://」になっている状態です。

 

GoogleはHTTPSを、検索順位を決めるのに使うと公言しています。

 

Google はランキング シグナルとして HTTPS を使用することにしました。

 

昔はSSLを設定するためには専門的な知識が必要で、サーバーのレンタル代とは別に設定料がかかることもありました。

 

ですが、最近では多くのレンタルサーバー会社がSSLを無料で提供しているため、ぜひ申し込みをお勧めします。

 

 

E-E-A-T

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 or 💖高 👍可 😡難

 

重要度は、あえて💙低 or 💖高にしています。

 

E-E-A-Tとは、

  • 経験:Experience
  • 専門性:Expertise
  • 権威性:Authoritativeness
  • 信頼:Trust

 

それぞれの単語の頭文字から取ってきています。

 

GoogleはこのE-E-A-Tを以下のように説明しています。

 

「E-A-T」という言葉に耳慣れてきたクリエイターの方は多いのではないでしょうか。これは、Google の検索ランキング システムが有益で的確な情報を提供しているか評価する際に使用されるコンセプトで、一般の人が、表示された検索結果で E-A-T(専門性、権威性、信頼性)が示されていると感じるかどうかを評価します。

このたび、検索結果の評価を改善するために、E-A-T に E(経験)を追加しました。つまり、実際に製品を使用している、実際にその場所を訪問している、誰かが経験したことを伝えているなど、コンテンツにある程度の経験が織り込まれているかどうかも評価されます。状況によっては、そのトピックに関連して実体験をもつ人が作成したコンテンツが最も高く評価される場合もあります。

 

上位表示を目指している人は、「Googleはどのように評価するか分からないけど、このE-E-A-Tを高めれば、SEO対策にも効果があるんだな。とにかく高めることを目指そう!」と、頑張ってたはずです。

 

Googleが出しているSEOスターターガイドには

E-E-A-T をランキング要因と考える

いいえ、そのようなことはありません。

引用元:SEOスターターガイド

 

E-E-A-Tがアルゴリズムに入っていないことを、きっぱりと述べているのです。

 

E-E-A-Tを上げることは、SEO対策に直接関係すると思っていた人が多かったはずですが、思ってもいない結果となりました。

 

「💖高」だと思っていたのが、「💙低」になりました。

 

しかし、E-E-A-Tを高めることを目指せば、質の高い記事となります。

 

質の高い記事となれば、検索の順位が上がることに繋がるので、かわらず「💖高」だと思ってよいでしょう。

 

 

パンくずリスト

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 🧐中

 

パンくずリストはページの上部や下部に置いてあるこれのことです。

 

NaoYama Blog > AI×ブログ >

 

このパンくずリストは、検索エンジンの順位を直接決めるものではありませんが、間接的にサイトのSEOに良い影響を与えることがあります。

 

ユーザービリティの向上

パンくずリストがあると、ユーザーは自分が今どこにいるのか、そのブログ内の位置を簡単に理解できます。

 

それにより、目的のページを見つけやすくなり、サイト全体の滞在時間が長くなることが期待されます。

 

クローラーの巡回効率向上

パンくずリストは、ブログの階層構造を明確に示す役割もあります。

 

これによって検索エンジンのクローラーがブログを効率よく巡回し、各ページを理解しやすくなります。

 

クローラーの巡回効率の向上が、インデックスに良い影響を与える可能性があるのです。

 

内部リンク構造の強化

パンくずリストは、各ページを上位階層のページとつなぐ内部リンクの役割を果たします。

 

内部リンクは、ブログ内の情報の流れを示す重要な要素であり、適切な内部リンク構造はSEO対策にとって重要です。

 

パンくずリストの設置が、自然な内部リンク構造の構築に貢献してくれます。

 

 

ユーザビリティ

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 🧐中

 

ユーザビリティが良いか悪いかはSEOと直接関連はしません。

 

しかし、ユーザビリティが悪ければ、

  • 直帰率が上がる
  • ブログの平均滞在時間が短くなる
  • PV(ページビュー)数が減少する

という数値が悪くなります。

 

それによって、ランキングの低下に繋がりかねないので、ユーザビリティが悪ければ改善しましょう。

 

どこが悪いか分からない場合には、色々なブログにアクセスしてみて、気が付いたら長くアクセスしてたブログを、参考にするといいでしょう。

 

そうすることで、自分のブログも改善できるかもしれませんね。

 

 

Google アナリティクス と Google サーチコンソールの利用

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 -

 

Google AnalyticsとGoogleサーチコンソールを使えば、その数値データが検索のランキングに直接影響を与えてくれると思っている人がいるが、影響はありません。

 

Googleは「神話に過ぎない」ときっぱりと否定しています。

 

 

直帰率との関連性

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 -

 

悩んでいる人
直帰率の高い・低いがSEO対策に関連するのでしょうか?

 

結論、「直帰率はランキングを決める要素にはない」です。

 

ジョン・ミューラー氏は「ウェブサイトのランキングに関しては、分析の直帰率などを考慮しているというちょっとした誤解があるが、決してそうではない。」と述べています。

 

 

僕はこれまでに多くのサイトに携わってきましたが、「ブログ」は直帰率が高い傾向にあります。

 

ブロガー ブログ名 直帰率
マナブ manablog(マナブログ) 69.84%
あんちゃ まじまじぱーてぃー 82.72%
きぐち 副業クエスト100 70.69%
松本 博樹 ノマド的節約術 83.87%
マクリン&サンツォ マクサン公式サイト 72.84%
うーご 副業フリー 58.92%
クニトミ 副業コンパス 74.06%
たくま EXTAGE WORKS 66.24%
ヨス ヨッセンス 72.25%
ヒトデ hitodeblog(ヒトデブログ) 69.38%
Tsuzuki Tsuzuki Blog 64.11%
moto 転職アンテナ 53.92%
yuji yuji blog. 84.93%
アフィラ 作業ロケット 67.86%
クロネコ屋 クロネコ屋の超ブログ術 50.06%
なかじ アフィリノオト 52.40%

 

》【完全版】2024年の人気ブロガーランキング【影響力あるトップブロガー16人】

 

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SimilarWebで調べた結果のデータです。実際とは異なる場合がありますのでご了承ください。

 

一方、グルメ検索サイトとか、コーポレートサイトというような、「サイト」と呼ばれるサイトは、比較的直帰率が低い傾向にあります。

 

そのため、直帰率が検索順位を決める要素になってしまうと、軒並みブログが順位を下げてしまい、ブログをやめる人が続出し、「ブログはオワコンだ」という声が上がってしまう可能性があります。

 

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ブログが減ることは、Googleにとっても、情報を検索するユーザーにとって望ましくありません。

 

だから、今後も直帰率がランキングに大きく影響することはないでしょう。

 

ただ一方では、直帰率と検索結果の1ページ目の順位の間には相関関係があるとする報告もあります。

 

BOUNCE RATE

BOUNCE RATE

 

 

ユーザーの申し立てによるランクダウン

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 🙏不可 😊簡単

 

Googleは、ユーザーからの異議申し立ての声を見て、検索順位の調整をしています(手動ペナルティが課される)。

 

Lumen Database」というサイトを紹介します。

 

オンラインコンテンツの削除リクエストに関する法律上の苦情やリクエストを収集・分析するサイトです。

 

Googleに集まる声も、Lumen Databaseに反映されています。

 

Lumen Databaseについて分かりやすく解説した動画がありますので、こちらをご覧ください。

 

 

動画内にもありますが、多くの異議申し立てがある場合、Googleはこれを調査し、必要に応じて調整しています。

 

ランキングでは新しいシグナル、つまり特定のサイトに対して受け取った有効な著作権削除通知の数を考慮し始めます。削除通知の数が多いサイトは、検索結果で下位に表示される場合があります。

 

悩んでいる人
ユーザーの声はどのように集めているのですか?

 

Googleでは、著作権の侵害や低品質のコンテンツに関する報告を以下のページから受け付けています。

 

著作権の侵害については
https://reportcontent.google.com/forms/dmca_search

 

低品質コンテンツについては
https://search.google.com/search-console/report-spam?hl=ja

 

 

インタースティシャル ポップアップ

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 🧐中

 

スマホサイトにアクセスしたら、こんな場面に遭遇したことはありませんか?

 

引用:モバイル ユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできるようにする

 

ページ閲覧中に画面内に大きめのポップアップが表示される

 

引用:モバイル ユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできるようにする

 

画面全体にポップアップが表示され、閉じないとメインのコンテンツに戻れない

 

企業が運営するオウンドメディアで、

  • サイトを離れようとすると、ホワイトペーパーのダウンロードの案内が表示される
  • ある一定時間閲覧していると表示され、資料請求を促す案内が表示される

時々見かけませんか?

 

運営している企業からすると、

  • わざわざ訪れたユーザーをミスミス逃したくない
    (広告出稿して集めたユーザーであれば尚更ですね)
  • 資料請求や問い合わせに繋ぎ、商談に持ち込みたい
  • 最終的にはクライアントにしたい

というのがあるために、このような施策をしています。

 

このようなことがあると、僕たちユーザーはイライラしたり、ストレスを感じたりすることがあります。

 

これに対して、Googleは

Googleは2017年1月10日以降、モバイル検索エクスペリエンスをさらに高めるため、ユーザーがモバイル検索結果から遷移したとき、すぐにコンテンツにアクセスできないページの掲載順位をこれまでより下げることにしました。

 

アルゴリズムの存在を述べています。

 

個人のブロガーであれば、あまりこのような施策はやらないと思いますが、企業で運営する際にはやってしまうことがありますので、SEO対策を意識するか、クライアントを獲得するか、どちらを優先させるかを考えた上で判断するといいでしょう。

 

ただし、全てのインタースティシャルがダメかと言うとそうでもありません。

 

  • 法的義務に応じてインタースティシャルを表示する(Cookie の使用、年齢確認など)。
  • サイト内のコンテンツを一般公開(インデックス登録)できない場合にログイン ダイアログを表示する。たとえば、メールアドレスなどの個人的なコンテンツが含まれる、有料のコンテンツであるためインデックス登録できない、などの場合が考えられます。
  • 画面スペースから見て妥当な大きさで、簡単に閉じることのできるバナーを表示する。ここでいう妥当な大きさとは、たとえば Safari や Chrome に表示されるアプリ インストール バナー程度の大きさです。

 

このような場合には、Googleはシグナルの影響を受けないと言っているので、うまく回避できる策を考えて、実行しましょう。

 

 

ドアウェイページ

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 🧐中

 

自分のメインのサイトやブログに誘導させるために、様々な手法を駆使しますが、その中に「ドアウェイページ」というのがあります。

 

具体的には、地域名や都市名とメインのキーワードを組み合わせて、似たような内容のページをたくさん作り、上位表示を目指すという手法です。

 

例:焼肉に関するページを47都道府県別に作るけど、そのページの違いは都道府県名だけが違う

 

以前、僕は転職に関するブログを見て、よくできてるなぁと思って、色々と記事を読んでいると、規則性があることに気が付きました。

 

  • 職種
  • 都道府県名
  • 文章内の一部の言葉(例:「楽しい」という意味であれば、「面白い」「勉強になる」「ワクワクする」)

だけ変えており、文章のベースが全て一緒だったのです。

 

(そのブログをブックマークするのを忘れてしまったので、今も残っているかは分かりません)

 

この場合は、変えてる範囲が多いので、Googleがドアウェイページに指定されたか分かりませんが、これらの記事は、

  • 本体サイトに誘導させるためだけのページ
  • コンバージョンさせるためだけのページ

であるので、低品質コンテンツと認識され、スパム扱いになります。

 

Googleはドアウェイページを、

検索エンジンからユーザーを誘導するだけのために作られた固有の価値を持たないページ

としています。

 

スパム扱いになってしまうと、ブログの信頼性が損なわれ、検索ランキングも下がってしまうことがあります。

 

ですので、長期的に見てもこの方法でページを作るのは避けた方が良いのです。

 

 

AIで作られた記事

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 🧐中

 

Googleは、制作方法にかかわらず高品質な記事に高評価を与えると述べています。

 

このため、AIが生成した記事であっても、その内容が優れていれば良い評価が期待できます。

 

しかし、気を付けるべき重要な点があります。

自動生成コンテンツに関し、Google は一貫したガイダンスを提示してきました。検索結果のランキング操作を主な目的として、コンテンツ生成に自動化(AI を含む)を利用することは、スパムに関する Google のポリシーに違反します。

 

これには絶対に気を付けなければいけません。

 

AIが作った記事が、どこからがスパム扱いになってしまうのかの線引きは、まだ分かっていません。

 

しかし、2024年3月6日に行われた、コアアップデートにおいて、AIで作られた多くの記事が、インデックスから除外されたと聞いています。

 

繰り返しにはなりますが、AIで生成された記事がすべて問題があるわけではありません。

 

SEOを目的とした、低品質な記事を大量生成したりと、検索結果を荒らすような目的で作られた場合には、ポリシー違反になるので、気を付けなければいけないのです。

 

2023年には数多くのAIライティングツールがリリースがありました。

 

あわせて読みたい
今すぐ使いたい!AIライティングのおすすめツール6選
おすすめのAIライティングツール11選【使わなきゃ損!】

 

SEOを目的にAIライティングツールを使用する場合は、Googleのスパムポリシーに反しないよう、常に改善されているツールを選ぶといいでしょう。

 

 

低品質記事は削除すべきか

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 😊簡単

 

低品質記事の定義を考えると

  • ページの平均滞在時間が極端に短い
  • アクセス数が少ない
  • インデックスされない
  • インデックスはされるが上位表示されない
  • 文字数が少なすぎる
  • 既にネット上に数多くの似た記事がある

などが考えられます。

 

仮にこれらに該当する記事があり、削除した場合には、以下のようなメリットがあります。

  • ブログ全体の評価が高い水準をキープできる
  • クローラーが効率良くクローリングしてくれる

 

検索エンジンにもユーザーにも、プラスにならない記事

  • アクセス数がゼロ
  • リライトしてもインデックスされない(サーチコンソールでずっと「検出 - インデックス未登録」扱いにされてしまう)

 

このような場合には、削除(=非公開)しても問題ありません。

 

削除するのが惜しいのであれば、記事は公開したまま、「noindex」を入れておけば、検索エンジンにインデックスされず、ブログ全体の評価にも影響がありません。

 

NaoYama Blog内でも、過去に書いた記事で、何本か記事を削除していますが、その効果については明確な結果が出ていないのが現状です。

 

記事を削除することが本当に有効だったのか、今もなお悩んでいるところです。

 

 

ドメイン貸し

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 😊簡単

 

結論、「絶対にやめてください」という意味で『💖高』にしています。

 

ドメイン貸しとは、高いドメインパワーを持っているサイトのサブドメインやサブディレクトリなどを第三者に貸し出し、そこに関係性がない、別のアフィリエイトサイトなどを運営するという手法です。

 

例えば、有名なグルメサイトがあります。

 

https://www.example-gourmet.com/

 

このドメインの配下に

 

https://www.example-gourmet.com/FX/

 

グルメ検索サイトとは全く関係ないFXに関連するサイトを立ち上げ、そこでアフィリエイトで稼ぎ、収益を上げるという手法です。

 

https://www.example-gourmet.com/はドメインパワーが強いので、その配下に作った『/FX/』も自ずとドメインパワーが強いので、早々に上位表示され、収益化が早くできるという方法がありました。

 

僕も本業のサイトで、このドメイン貸しの提案を受けたことがあります。

 

コンテンツは、提案してくれた会社が作り、収益が発生したらレベニューシェアしましょうというものでした。

 

当時「黒に近いグレーゾーンのSEOである」と判断し、その提案は断りました。

 

そして、2024年3月6日のコアアップデートの適用によって、その判断は正しいことが証明されました。

 

サイトの評判の不正使用とは、ファーストパーティの監督や関与がほとんどまたはまったくない状態で、サードパーティのページを公開することを指します。その目的はファーストパーティのサイトのランキング シグナルを利用して検索ランキングを操作することです。このようなサードパーティのページには、スポンサー付きのページ、広告ページ、パートナー ページ、その他のサードパーティのページなどがあり、通常ホストサイトの主な目的とは無関係であったり、ホストサイトの十分な監督や関与なく作成されたりしており、ユーザーにほとんどまたはまったく価値をもたらさないものです。

(中略)

サードパーティが書いた「ワークアウト サプリメントのレビュー」ページがスポーツ関連のサイトでホストされている。スポーツ関連サイトの編集者はそのコンテンツにほとんどまたはまったく関与しておらず、検索ランキングの操作がページをホストする主な目的である

(中略)

該当するコンテンツはスパムに関するポリシーに違反しないよう、Google 検索からブロックする必要があります。サイト所有者がこの変更に対する準備を行う時間を確保するため、この新しいポリシーは 2024 年 5 月 5 日より適用されます。

 

 

中古ドメイン

 

重要度 可・不可 難易度
💖高 👍可 🧐中

 

中古ドメインとは、過去に誰かが利用していたサイトのドメインのことです。

 

新規ドメインとは違い、すでに検索エンジンから評価が得られているため、うまく利用すれば、短時間にサイトを成長させられるというメリットがあります。

 

ドメイン貸し」でも紹介しました、新しいポリシーに

期限切れのドメインの不正使用とは、期限切れのドメイン名を主に検索ランキングを操作する目的で購入し、ユーザーにとってほとんどまたはまったく価値がないコンテンツをホストするために再利用することです。たとえば、医療サイトとして以前使用されていたドメインを購入して、以前の所有者によるそのドメインの評判に基づき、検索で上位に掲載されることを期待して、低品質のカジノ関連のコンテンツをホストするために再利用するといった行為がこれにあたります。

期限切れのドメインの不正使用は過失行為ではなく、ドメイン名の過去の評判を利用して、低品質のコンテンツが検索の上位に掲載されることを期待して故意に使用される手段です。一般にこのようなドメインには、検索以外の方法でユーザーに見つけてもらう想定はありません。もちろん、ユーザーを第一に考えたオリジナル コンテンツのサイトを立ち上げ、それに古いドメイン名を使用することは問題ありません。

 

中古ドメインを買って、以前はグルメサイトだったものをオンラインカジノとして再利用する場合、以前のリンクやドメインの強さを活かしてSEOで上位に来やすくなるという利点は失われます。

 

中古ドメインを使うのはハイリスクハイリターンでしたが、リスクはさらに高まっていると言えます。

 

 

URLの正規化

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 😡難

 

内容は同じで同一のページにもかかわらず、検索エンジンは複数のURLがあると認識してしまい、評価が複数に分散されてしまったり、重複コンテンツと認識されてしまうことがあります。

 

  • 「http://」と「https://」
  • 「www」がある場合とない場合
  • 「/index.html」がある場合とない場合
  • パラメータの有無

 

このようなことが起きている場合には、

  • canonicalタグを使う
  • .htaccessで設定する
  • リダイレクト処理をする

これらの設定をしましょう。

 

canonicalタグを使っての解決方法は、Googleサーチコンソールで重複コンテンツ問題を解決せよ!【ブログ運営者必読】の記事で詳細を書いてありますので、ご覧ください。

 

あわせて読みたい
Googleサーチコンソール「重複コンテンツ」
Googleサーチコンソールで重複コンテンツ問題を解決せよ!【ブログ運営者必読】

 

 

記事の引用

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 👍可 😊簡単

 

記事の引用が多いことで、直接的なランキングの向上はありません。

 

しかし、引用することで2つのメリットがあり、そのメリットがSEOにつながる可能性があります。

 

情報源の明示と信頼性の向上

引用することで、情報の出所をはっきりさせることで、読者に対する記事の信頼性が増します。

 

検索エンジンも、信頼できる情報源からの内容を高く評価する傾向にあります。

 

記事の独自性と質の向上

適切な引用は、コンテンツに深みと広がりを持たせられます。

 

単に自分の意見を述べるだけでなく、他の専門家の意見を取り入れることで、説得力のある記事を作れます。

 

また、引用された側は、自分のコンテンツが価値あるものとして認められたと感じ、被リンクを獲得するきっかけにもなります。

 

引用する際には、以下の点に注意する必要があります。

  • 引用元の明記:引用した箇所には必ず引用元を明記しましょう。具体的には、タイトル、URLなどを記載します。
  • 著作権法の遵守:引用の範囲は著作権法で定められています。許可なく無断で引用することは違法となりますので、引用範囲を守りましょう。
  • 自分の言葉で説明する:ただ単に引用するだけでなく、自分の言葉で説明を加えることで、記事の独自性を高められます。

 

 

robots.txtの活用

 

重要度 可・不可 難易度
💙低 👍可 🧐中

 

robots.txtは、検索エンジンのクローラーが特定のディレクトリやページをクロールしないようにする指示を出すためのファイルです。

 

コントロールする必要がなければ、設定する必要はありません。

 

しかし、特定の部分だけクロールしてほしい、またはクロールしないでほしいと考えているなら、robots.txtの設定が役立ちます。

 

これにより無駄なクロールが減り、ブログ全体のクロールが効率的に行われるため、SEO対策にもつながると考えられています。

 

たとえば、「このディレクトリは質が低い記事が多いから、クロールさせたくない」と考える時には、robots.txtが使えます。

 

悩んでいる人
noindexタグと何が違うのですか?

 

  • robots.txtは、クローラーに来させないための制御
  • noindexタグは、クローラーが訪れても構わないが、そのページを検索結果に表示させないための制御

 

どんな制御をしたいのかを明確にした上で、robots.txtを使うか、noindexタグを使うかを選ぶといいでしょう。

 

 

ブログのコメントの削除

 

重要度 可・不可 難易度
💛中 🙏不可 🧐中

 

ジョン・ミューラー氏は、ブログからコメントを削除すると、検索エンジンに悪影響を及ぼすかもしれないと言及しています。(2021年2月5日)

 

最終的にはあなた次第だと思います。私たちの観点からは、コメントはコンテンツの一部であると考えています。また、多くの場合、これが実際にはコメント セクションであることを認識しているため、少し異なる方法で扱う必要があります。しかし、最終的に、人々がコメントに基づいてあなたのページを見つけている場合、あなたがそれらのコメントを削除した場合、当然、私たちはそれに基づいてあなたのページを見つけられなくなります。

 

つまり、そこにあるコメントの種類やコメントの量によっては、ページに重要な価値を提供する場合もあれば、ページに関する追加情報のソースになる場合もあります。

 

したがって、ページ全体のコンテンツ、ページに誘導されているクエリを検討し、そのページにコメントがなくなったらどのクエリが消えるかを考える必要があると思います。

 

そしてそれに基づいて、そこで何をすべきかを考えられます。

 

コメントできる場所を残しておくことで、ブロガーに対してネガティブな声が集まってしまうようであれば、コメントできる場を削除していいのかと思います。

 

ただし、記事を投稿した後に、途中でコメントできる場を削除したら、今度はSNS上で炎上する可能性があるので、ジョン・ミューラー氏の言葉ではないが、「最終的にはあなたの判断」が必要になるのです。

 

まとめ:SEO対策は何をすればいい?2024年最新SEOガイド

本記事を簡単にまとめると…

本記事のまとめ

重要度が「💖高」の対策

  • 質の高い記事
  • 被リンク(バックリンク)
  • 内部リンク
  • 検索意図(キーワード)と記事の関連性
  • ページの表示速度
  • モバイルフレンドリー
  • titleタグ(タイトルタグ)内にキーワードを入れる
  • h1タグにキーワードを入れる
  • ドメインパワーを上げる
  • sitemap.xmlの利用
  • SSLを使う
  • ユーザーの申し立てによるランクダウン
  • ドアウェイページ
  • AIで作られたコンテンツ
  • ドメイン貸し
  • 中古ドメイン

重要度が「💛中」の対策

  • IP分散
  • アウトバウンドリンクの質
  • アンカーテキストには、リンク先のキーワードを含める
  • リンクの位置で重要度が変わる
  • 記事の長さ
  • LSIキーワードを記事の中に入れる
  • ahrefsのURを上げる
  • ブログの滞在時間
  • 重複コンテンツ
  • 画像の最適化
  • パンくずリスト
  • ユーザビリティ
  • インタースティシャル ポップアップ
  • URLの正規化
  • 記事の引用
  • ブログのコメントの削除

重要度が「💙低」の対策

  • リンク切れ
  • 相互リンク
  • アフィリエイトリンク
  • 構造化データのマークアップ
  • ドメイン年齢(ドメインエイジ)
  • ドメイン内にキーワードが入っている
  • titleタグ内の先頭にキーワードを入れる
  • メタディスクリプションタグ内にキーワードを入れる
  • h2・h3タグにキーワードを入れる
  • キーワードの出現率
  • 目次の設置
  • URLの長さ
  • AMPの使用
  • 記事の最新性
  • 記事の更新頻度(記事の追加頻度)
  • コンテンツシンジケーション
  • モバイルファーストインデックス
  • タブ機能
  • URL内にカテゴリを表示
  • sitemap.xml内の優先度
  • HTML版のサイトマップ
  • E-E-A-T
  • GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの利用
  • 直帰率との関連性
  • 低品質記事は削除すべきか
  • robots.txtの活用

 

Googleには、検索順位を決める要素が数多く存在します。

 

2009年頃に、マット・カッツ氏が、Googleのアルゴリズムには「200 を超える変数」があると言及しました。

 

それは今から15年前の話です。

 

今日では、さらに多くの要素があり、複雑になっていると思われます。

 

今回取り上げたのは、そのごく一部だと思ってください。

 

SEOを進めていく中で、効果があるかどうか悩むこともあるでしょう。

 

その時には、Googleを使っているユーザーにとってプラスなのか、Googleにとってもプラスなのか、このことを考えれば、自然に答えが出てきます。

 

ユーザーやGoogleを欺く行為は、現時点ではうまくいっているかもしれませんが、アルゴリズム更新によって、突然大きな問題に陥る可能性があります。

 

急にブログで稼げなくなり「もうブログをやめよう」と思うかもしれません。

 

そうならないように、ホワイトハットSEOを心がけ、正しい方法でSEO対策を進めましょう。

 

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なおやま

【IT業界歴20年目のWEB大好きマーケター】 ▶︎ WEBデザイナー → WEBディレクター → WEBマーケターに転身 ▶︎ WEBサイトに集客し、リアルの店舗に送客するビジネスが得意 ▶︎ アフィリエイト歴10年以上 ▶︎ A8アフィリエイター選手権でマスター級1位を獲得 ▶︎「Webマーケティングは面白さを当ブログで発信中

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