映画『陰陽師0』を観たレビュー｜若き安倍晴明の呪

今回は、映画『陰陽師0』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は、「平安の闇を、若き安倍晴明が祓えるのか」で物語が進んでいくものです。原作物で数々の成功を納めてきた"山﨑 賢人"さんが主演ということで、期待値が上がったまま観ることができます。レビューの他に、キャスト・スタッフなども紹介していくので最後まで見ていってください。

『陰陽師0』のキャスト一覧

キャスト一覧

スタッフ一覧

『陰陽師0』のあらすじと解説

あらすじ・ストーリー

都を呪いから守る陰陽寮が政治の核だった平安時代、安倍晴明は呪術の天才と呼ばれていた。陰陽師に興味もない晴明だったが、ある日、源博雅に皇族の子女を襲う怪異の解決を頼まれる。貴族と衝突しながらも真相を探っていく一方で、都を巻きこむ陰謀が動きだす。

映画ナタリー

解説

平安時代に活躍した安倍晴明を描いた、夢枕獏の『陰陽師』シリーズを『アンフェア』の佐藤嗣麻子監督が映画化。若き日の安倍晴明が、皇族を襲う怪奇現象解決の依頼をしてきた貴族と反目しながらも、都を巻きこむ陰謀に対峙する。主演は山崎賢人、共演は染谷将太、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、北村一輝、小林薫ら。呪術監修は加門七海。

映画ナタリー

『陰陽師0』を観たレビュー

真実と事実に惑わされる

映画でも複数回言われていましたが、「真実と事実」を見抜くのは難しいと感じました。映画を観ているのに、「今はどういう世界なんだ」と思わされたのは初めてです。誰かの思いが作り出した世界なのか、本当の世界なのか見分けるのが難しいと思いました。人それぞれの事実があるという台詞は、心をぐっと掴まれるような力がありました。事実が人それぞれであるからこそ、喧嘩も起こるのかなと思いました。

CGの演出

映画とは詳しく関係してこないのですが、CGを使用した演出が沢山あったので、こうした技を多用することでSNSなどで特化したアカウントを作れるんじゃないかと思いました。今はAIなどが流行ってきて、誰でも手軽に作れてしまうことがありますが、CGという誰でもはできないジャンルを特化しているのは凄いと感じました。金の龍もCGだと思うし、水の流れもCGだとは思いますが、あそこまで鮮明に表現できるんだなと感動しました。

アクションシーンは山崎 賢人

彼の代表作とも言える『キングダム』は観たことがないのですが、『ゴールデンカムイ』を観たことがありました。なので彼のアクションシーンは一級品だと思っていたので、今作のアクションシーンでも驚かせられました。数々の映画や俳優さんがいますが、アクションシーンは山﨑 賢人さんがすることで顔の良さと行動のカッコよさがマッチしていて、飛び抜けていると思いました。

恋文を渡す相手

映画の中の時代ではSNSはないので、恋文なんかを送りあう機会があるのだと思いました。ただ、気色悪いなと思ったのは、恋文を渡させる相手を上の者は指定できるという特権のようなものです。女性は恋文を持ってくる男性のことを好きだった、という流れはあまり好きではないと感じました。ただ最終的に愛を知ることはできるので、よかったなと思いました。

さいごに

今回は、映画『陰陽師0』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。