長篠城(日本100名城 №46)
長篠城は、宇連川と豊川(寒狭川)が合流する断崖上に築かれた平城で、武田氏と徳川氏が争奪戦を繰り広げた。1575年の長篠設楽原の戦いの際に武田勝頼率いる武田軍の攻撃を受けたが、城主・奥平貞昌は城を守り切り、織田・徳川連合軍は大勝にすることとなる。
鳥居強右衛門(1540‐1575)
鳥居強右衛門は、武田軍が長篠城を包囲の際に、岡崎にいる徳川家康への救援の密使に志願した。武田軍の厳重な包囲網を突破した強右衛門は、家康と信長に援軍を頼み、長篠城に引き返すが、武田軍に捕らえられる。武田軍から「援軍は来ないと伝えれば、命は助けてやる」と言われた強右衛門は、城門の前で「近く援軍がやって来る」と大声で叫び、磔刑に処せられた。
長篠合戦のぼりまつり(毎年5月5日)
長篠合戦のぼりまつりは、毎年5月5日に開催され、戦いで倒れた武田軍と織田・徳川連合軍の冥福を祈るために行われている。
観光情報
長篠城
所在地:〒441-1634 愛知県新城市長篠字市場22-1
電話:0536-32-0162(新城市長篠城址史跡保存館)
交通:JR飯田線「長篠城」駅下車、徒歩約8分。新東名高速道路「新城IC」から約5分。
☝日本100名城のスタンプは、新城市長篠城址史跡保存館にあります。
☝長篠合戦のぼりまつり当日は、ふれあいパークほうらいに駐車(1000台)でき、会場までシャトルバスが随時運行されます。
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