河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

畑141 / 春の日

2024年04月16日 | 菜園日誌

連休がくれば畑活が本格化する。
気温が落ちつき、ビニールを掛けて保温する必要がなくなる。
邪魔くさいことはしないグウタラ百姓には、うってつけの季節になる。
苗は買わないと決めているので、苗を育てるビニールトンネルの中の整理。
三月の上旬に、ヒーターを使って植えたトマトとナスとブロッコリはすでに大きくなっている。
捨て苗を植えた絹さやはそろそろ食べごろだ。
今夜の酒のアテは絹さやの卵とじにするか。

雨除けにしまっていた余計な物を外に出して草抜き。
暖かかったのか草は茂って、そろそろ種をつけかけている。
隅っこに生えた露草を放ったらかしにしといたのが、種を落としてあちこちから芽を出している。
コバルトブルーの露草の花は美しい。
ヨーロッパの貴族が愛したラビズラズリーの青にちかくて心が落ち着く。
ニ、三株を深めに掘り上げてポットに植え替える。
夏の畑の楽しみが一つ増えた。

一通り終えてドカリと椅子に座る。
山々の緑も濃くなってきた。
日々移ろう景色に時間の流れを感じる。
ふわりふわりとたんぽぽの白い綿毛が飛んで行く。
こ風がそよそよ動かして、ふわりふわりとたんぽぽの白い綿毛がとんでゆく。 
ああいい天気 うららかの 今日ものどかな春の日よ。 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 茶話136 / 単純素朴 | トップ | 畑142 / 他力 »

コメントを投稿

菜園日誌」カテゴリの最新記事