鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

水鏡の上

2024年05月07日 | 宮城県_蕪栗沼

 鏡のような水面の上。

 まだ黒くなっていないツルシギ。

 水面に映っている自分を見ている。

 黒くなってきたツルシギ。

 左側の子は,伸ばした首とつむった目がめんこ。

 シギは目をつむった瞬間がめんこ。
 こちらもだ。

 ここには,20羽近くのツルシギが入っていた。

 全部は1枚に入りきらず。

 こちらはアオアシシギ。

 姿が見えなくっても,涼しげな声で,その存在を教えてくれることもある。

 貴婦人,とも言われるコアオアシシギもいた。

 白くて,くちばしが針のように細くって,写真では,華奢で上品に感じるが,実際は,ちょこまか動き回るので,動きは,貴婦人というより,お転婆娘のよう。

 ツルシギと比べると,こんなに小さい。

 それにしても,「コアオアシシギ」って,言いにくい。
 早口言葉のよう。

 一度,口に出して,コ・ア・オ・ア・シ・シ・ギ って,言ってみてほしい。

 ほら。そうでしょ?

 このほか,いたのはタカブシギ。

 タカブは,鷹斑,と書く。
 背中の模様が,鷹の翼の「鷹斑」と似ていることから付けられた名。

 ちなみに鷹斑とはこんな感じ。
 画像は,この次の週,ここにいた鷹。

 タカブシギは,クサシギやキアシシギと似ているが,一番小さく,細くって,目がくるりんとしていて,一番の器量よしと思う。



 出会えると嬉しくなるシギのひとつ。

 以上,この日は,内陸のシギたちを堪能。
 ただ,この1週間後の5月4日に行ったときは,すべて抜けていた。

 少なくとも,ツルシギは,どこかにいたと思うのだが...。

 田んぼに水が入って,ばらけてしまったのだろうか。

(2024/04/27  ツルシギ/アオアシシギ/コアオアシシギ/タカブシギ)

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿