タイではアメリカのように
小数点以下の金額表示があります
でも街中ではほとんど
見かけることはなくて
牛乳とか量り売りの野菜とか
果物とかお肉とか
ごく一部の商品で小数点以下の金額が
設定されてるみたいです
(てか牛乳値上がってる・・・)
この小数点以下の単位は
「サタン」と呼ばれるらしく
タイ語教室の先生によれば
サタンはお金自体を表すタイ語
でもあるとのこと
今回はそんな「サタン」にまつわるお話です
大手スーパーでお買い物しまして
お会計が644.75バーツで
1000バーツ札を出したんですね
なので本来なら355.25バーツのおつりです
ちゃんとレシートにも
そう書いてあります
でも渡されたのは
355バーツだけでした
25サタン(約1円)どこいった
屋台とか市場ならまだしも
大手スーパーで切り捨てとは
びっくり〜
ふと思ったんだけど私のレシートには
25サタンが一応お釣りとして載ってて
多分他の多くのお客さんも
サタン切り捨てになってて
そしたらサタンが積み重なって
レジ閉める時結構大きなズレに
なるんじゃなかろうか・・・
と余計な心配をしたものの
あ、でもそうか
そんな数バーツのズレなんて
タイの人は気にしないのか
ってなりました
そういえば高校生の頃
今はなきサンクスで
バイトしたことがあったんだけど
レジ閉める時は
1円ズレただけで大問題だったな・・・
この前セブンイレブンで
96.75バーツの牛乳を2本買って
お会計が193.50バーツだった時は
ちゃんと50サタン硬貨(約2円)を
お釣りでもらえました
こんな感じの硬貨でした
ある日、50サタン硬貨が2枚あったので
50サタン+50サタンで
1バーツになるじゃん
って思ってMixueという
ソフトクリーム屋さんで
使おうとしたら
「サタンは使えないです〜」
って言われちゃいました
使えないなんてあるのね
サタンはお釣りでもらっても
Tip Box行きや〜
サタンのお釣りは切り捨てだし・・・
サタンの硬貨もらっても使えないし・・・
この際、サタン廃止で良いのでは
ちなみに日本でもかつては
円以下の単位が存在していて
それが「銭(せん)」です
戦争末期や戦後の急激なインフレにより
銭の単位が意味をなさなくなったので
昭和28年(1953年)には
銭の単位が廃止されたそう
今では「一銭もない」とか
「無銭飲食」とかかの
言葉が残っているだけになりました
今のところまだタイには
1バーツ未満の単位=サタンが
使われているけど
タイのインフレを見ると
廃止されるのも時間の問題なのかも
あと数十年
下手したら数年で
サタンも見なくなるかもね〜
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