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美瑛・四季彩の丘の魅力と楽しみ方!見頃・所要時間・駐車場等も解説!

観光・歴史

美瑛は丘の町。「〜の丘」という場所がたくさんあり、どこも景色が美しいです。

その中で、最も知名度が高く、人気を誇る丘が「四季彩の丘」です。丘の町・美瑛の象徴ともいうべき風景がここにあります。

他の「〜の丘」が、単なる展望台またはその展望台の隣に小さなショップやレストランがあるだけ、といった場所ですが、ここ四季彩の丘は風景を見るために(原則)入園料が必要で、大きなレストラン・たくさんの北海道土産を扱う売店も併設されている一大観光地となっています。自然の風景という感じが強い美瑛の丘の中で、自然というよりも「The観光地」の趣を見せているのが四季彩の丘です。

そんな美瑛の象徴の楽しみ方をご紹介します。

入園料が必要な季節と不要な季節がある

四季彩の丘を見るためには基本的に入園料が必要ですが、実は不要な季節もあります。10月〜6月は入園料がかかりません。

あ、じゃあ10月〜6月に四季彩の丘に行けばお得なんだね、と思ってはいけません。入園料が必要な7月〜9月は、それだけの価値があるから入園料が必要なのです。四季彩の丘は、その丘に咲き誇る花が大きな見どころであり、花が咲く季節かどうかでその風景が異なります。入園料がかかる7〜9月こそが、四季彩の丘がその美しさを見せてくれるシーズンです。

入園料は大人(高校生以上)500円(2024年現在)です。

7月〜9月、その中でも見頃は?

一番の見頃は9月です。7月や8月でもたくさん花は咲いていますが、一番花の種類が多いのが9月です。色とりどりの花が、なだらかな丘に咲き乱れる風景は圧巻の一言です。

ただし、7月には近くの富良野でラベンダーが見頃を迎えるので、7月に行けば美瑛の四季彩の丘の花畑とラベンダーの花畑を1回の旅行で回ることができるメリットがありますね。

四季彩の丘の見どころ

なんといっても広大な花畑

四季彩の丘の広さはなんと15ha。よく言われる東京ドーム換算では、東京ドーム3個分の広さです(東京ドーム1つは4.6ha程度)。ディズニーランドと比較すれば30%くらい。すごく広いことがわかるでしょう。

カート・トラクターのバス

園内はとても広いので、徒歩移動が大変、という方は乗り物で移動することができます。乗り物の選択肢は2つあり、1つはカート、もう1つはトラクターのバス「四季彩ノロッコ号」です。

写真左下に写っているのが四季彩ノロッコ号。四季彩ノロッコ号が走る風景も絵になりますね。

1つ目のカートはどういうものかというと、1台のカートを借り、それを自分で運転するタイプの乗り物です。カートを運転し、園内の行きたい場所を自由に巡ることができます。カートを運転できるのは普通自動車運転免許を保持している人のみ。カートは4人乗りで、1台単位で借りることができます。料金は1台15分貸切2200円(2024年現在)。3〜4人のグループで1台のカートに乗るなら、1人あたりの料金もそこまで高くなく、選択肢としては結構いいと思います。

2つ目の四季彩ノロッコ号は、15分で園内を一周することができる乗り合いバスで、大人(高校生以上)の料金は1人500円(2024年現在)。何も考えなくても勝手に園内を一周してくれるのがメリットです。

なお、乗り物としてはバギーもありますが、こちらはバギー専用のコースを走れるのみで、花畑を走ることはできません。バギーの料金は1kmの専用コースを走るのに1人乗り600円、2人乗り900円(2024年現在)です。

アルパカ牧場

四季彩の丘は花畑だけではありません。なんとアルパカ牧場も併設されています。アルパカ牧場に入るためには、四季彩の丘の入園料とは別にアルパカ牧場の入園料(500円、2024年現在)がかかりますが、日本国内ではそう頻繁にお目にかかれないアルパカ。ぜひ入園してその愛らしい姿を見たいものです。

別途エサ代を支払えばエサをやることもできます。

売店とレストランもある!

四季彩の丘のエントランスにある建物の1階には、美瑛のお土産が並べられた比較的大きな売店があります。お菓子類から小物類まで、美瑛のお土産の購入が可能です。美瑛の中ではかなりの品揃えと感じます。

そしてこの建物の2階には「フロックスホール」というレストランが。定食、ラーメン、丼、カレーなど多彩なメニューが揃っています。

またこの向かい側の建物にも「麦彩の丘」といううどん屋があります。

駐車場・駐輪場

駐車場・駐輪場もしっかりあります。レンタカー、レンタサイクルで来られた方も安心です。ただし駐車場は6月から9月までは有料なのでご注意ください。おそらく普通車500円だったはずです。

なお、これは変更の可能性がありますが、先述のうどん屋「麦彩の丘」で食事をした場合、駐車場料金が無料になるという話があります。「フロックスホール」ではないので注意してください。この情報はしっかり裏が取れているものではないので、本当に無料になるかは現地で確認をお願いいたします。

300台を収容できる広い駐車場です。

四季彩の丘観光の所要時間は?

なんといっても広いですから、観光の所要時間は1時間〜1時間半程度かかるでしょう。頑張って急いで回って40分くらいでしょうか。

もちろん四季彩の丘は、博物館のように順路があって展示があって・・・というわけではなく、ただ景色を楽しむだけなので、その気になればパッと景色を見て5分で帰る、ということも可能です。しかしそれではあまりにも勿体無いというか、40分以内で四季彩の丘を観光すると消化不良を感じてしまうのではないかと思います。そのくらいすごい景色です。「1秒でもいいから景色を見たい」と思って行っても、実際に見てしまうと「もっと見ないと帰れない」となってしまう場所のような気がします。ぜひ、しっかり時間をとって訪れてほしい場所です。

美瑛にある「〜の丘」の中でも飛び抜けた、一大観光地だと認識しておくといいでしょう。

四季彩の丘観光の注意点

少しだけ料金にも触れましたが、ハイシーズンの四季彩の丘観光は、そこそこのお金がかかります。7月〜9月の場合、入園料は1人500円、それ自体は安いものだと思っても、レンタカーでの訪問ならそこに駐車場代金が別途かかりますし、アルパカ牧場に行くならさらに追加料金、ノロッコ号に乗りたいならまた追加料金と、意外と予算がかかってしまうこともあるでしょう。

また、四季彩の丘やアルパカ牧場の営業時間は季節によって変わるものの、だいたい9時から17時くらいです。アルパカ牧場は閉園30分前に閉まったり、四季彩の丘は営業していてもレストランには定休日があったりと、何かと複雑なので、訪問される際は最新の情報を公式サイトでご確認ください。

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