今回の記事のkeyword:後悔,長期株式投資,NISA,旧つみたてNISA,運用実績,資産公開,インデックス投資,積立投資,S&P500
こんにちは、うずめろです。
私は、長期投資を主に株式を使って実践しています。
長期の株式投資には、NISA制度の活用が重要となります。
今回は、2020年から2023年までの旧つみたてNISAの運用実績・保有銘柄および失敗談を公開します。
これから、新NISAで投資を始める方の参考になれば幸いです。
旧つみたてNISAの年度別収支(3/15基準)
2020年から開始した旧つみたてNISAの年度別収支は以下の通りとなります。
年 | 購入額 | 現在保有額 | 保有銘柄の 時価総額 | 保有銘柄の 評価損益 | 保有銘柄の 評価損益% | 売却額 | 売却益 |
2020 | 276,345円 | 3,223円 | 4,954円 | 1,731円 | 53.7% | 317,420円 | 44,298円 |
2021 | 400,000円 | 382,595円 | 607,630円 | 225,035円 | 58.8% | 17,456円 | 51円 |
2022 | 395,250円 | 395,250円 | 560,988円 | 165,738円 | 41.9% | 0円 | 0円 |
2023 | 400,000円 | 400,000円 | 518,992円 | 118,992円 | 29.7% | 0円 | 0円 |
合計 | 1,471,595円 | 1,181,068円 | 1,692,564円 | 511,496円 | 43.3% | 334,876円 | 44,349円 |
2020年は、途中から積立を始めたので購入額は約27万円ほどとなっています。
そして、購入額の右隣の現在保有額ですが、これは、現時点において旧つみたてNISA口座で保有している金額となります。
2020年の購入額が【276,345円】に対して、現在の保有額が【3,223円】なのは、2020年に購入したものを
売却したからとなります。
売却額は、317,420円(内売却益44,298円)となっています。ちなみに、2021年分もなぜか17,456円分売却しています。
ここで、
旧つみたてNISAを売却するとは、なんて愚かなことをしているのだ
と思った読者の方も多いと思いますが、
私自身も100%同感です。
【大後悔】なぜ、つみたて(積立)NISAを売却したのか
2020年と2021年で、旧つみたてNISAを売却した大きな理由は、長期での株式投資に対する理解不足によるものと思っています。具体的には、以下が該当すると考えています。
- 「インデックス投資への理解不足」
- 「分散投資に対する理解不足」
- 「NISA制度のメリットの理解不足」
- 「長期投資に対する理解不足」
- 「含み益に対する握力の無さ」
私は、2018年と2019年にビットコインと個別株のデイトレで大損をしてメンタル等に不調を来したので、2020年は投機的な事は止めて、大人しくしていた時期でした。ちょうどポジションを減らした後にコロナショックが来て助かりましたが。。。
旧つみたてNISAは、2020年のコロナショック後から運用を始めています。その頃には、色々な本や動画を参考に今後は、「長期投資」や「分散投資」をしていこうと考えていました。
しかし、まずもって、分散投資に対する理解が不足していました。
2020年の旧つみたてNISAでは以下の商品を購入しています。
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- One-たわらノーロード バランス(8資産均等型)
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型
- SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
- ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド
- レオス-ひふみプラス
- フィデリティ-フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)2050【愛称: 将来設計(ベーシック】
今見てみると、とりあえず「分散」しているようなポートフォリオを作ろうかという考えが見えますが、おそらく何も理解していない感じが透けて見えます。
特に、一番下は、【愛称: 将来設計(ベーシック】とか言うワードに釣られて購入した感じが見えます。
しかしながら、2020年のコロナショック後に購入した上記の銘柄は、運良くその後の株価の上昇の恩恵を受けて、2021年初め頃には、10%~20%の含み益が出ていました。
個別株のデイトレをしていた身としては、10%も20%も含み益がでると、
「今売らないと利益が減るかもしれない」「早く利益確定したい!」
という気持ちが抑えきれなくなっていました。
その結果、2021年初め頃に、旧つみたてNISA口座で購入した銘柄のほとんどを売却しています。
その後、長期投資でリターンをしっかりと得てリスクを抑えるのであれば、「株式」の「分散」で問題がないことと、長期で株式投資をするのであれば「信託報酬の激安な商品」の活用が有利であることを理解し、「全世界株式」と「S&P500」の2つの投資信託で旧つみたてNISAを運用していこうと決めました。
その結果、【SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド】以外の商品はいったん売却することにしましたが、持っていたらどうなるかな?と言う意味の分らない興味心から、それぞれ1,000円程度残しています。ちょっとだけ残っている銘柄は集計の際に毎回邪魔だなと思っています(笑
長々と説明しましたが、自分の投資に対する理解不足により、2020年分の旧つみたてNISAを十分に活用できなかったことは後悔するところです。
旧つみたてNISAの主な購入銘柄
2021年途中から2023年の旧つみたてNISA終了までは、
- SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
を購入していました。
全世界株式インデックスファンドとして、なぜ【三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)】ではなく、【SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド】を購入していたかというと、2023年までは【オルカン】よりも信託報酬がちょっとだけ安かったからです。
現在の新NISA積立投資枠では、
【三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)】
【三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)】
を毎月5万円ずつ(計10万円)購入しています。
ちなみに新NISAはSBI証券を使っています(口座開設は無料でできます)。
全体パフォーマンスと今後の予定
話は戻りまして、旧つみたてNISAは現在、約118万円の保有額(取得額)に対して、評価額が約170万円の評価損益(含み益)が約50万円(+43.3%)という、かなりのパフォーマンスになっています。
2020年に無難な銘柄を購入して持ち続けていればと思うと少し残念です。。。
今後、旧つみたてNISAの購入銘柄は、売却せずに、現状このまま期限まで保有する予定です。
まとめ
今回は、旧つみたてNISAの運用実績を公開しました。
私の投資への理解不足で、1年分のNISA枠を有効活用できない結果となってしまいましたが、これも1つの授業料として、今後も色々と勉強して長期での株式投資を実行していきたいと思いました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
・40代サラリーマン
・手取り年収約500万円
・投資歴15年以上
・BitcoinとFXと個別株のデイトレで大損失(損失400万円+メンタル不調)
・デイトレで心身に不調が出てきたので
・2021年から長期のインデックスと高配当株投資に切り替え
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