みなさんこんにちは、カナダで田舎暮らしのMinaです。
今回のトピックは、まさに題名通り。女性に毎月来る生理のお話です。
結構センシティブなトピックで、直接的な言葉も出ると思いますがご容赦ください。
また、少し長くなるので何回かに分けて投稿したいと思います。
今日はそもそも生理とは、というお話です。
そもそも生理って面倒
女性の皆さんは一度は必ず思うはず。生理って面倒じゃない?
生理は子供を妊娠・出産するためには必要な現象。だからと言って面倒じゃないわけじゃない。
また、男性の身体には無い機能だからそもそも理解しづらい問題であるし、それが問題となり幾度も社会問題になっているというのは認識にあるはず。
しかし、なにが具体的に言って面倒なのか?
もちろん、生理が軽い女性もいる中で、生理がとっても重い人も存在します。人によって重さの度合いは様々。
しかし、(たぶん)女性の中である共通認識としては、生理ってほんと面倒くさいということ。
そりゃそうです、毎月一定の期間で子宮の中の壁(子宮内膜)が血液と共に体外に排出されるんです。面倒じゃないなんてことはありません。
生理期間中は血が股から流れ続ける訳です。しかも、コントロールなんて出来やしません。
よくある間違い
よくある間違った疑問として、生理ってコントロールできるんじゃないの?生理用品(生理用ナプキン)って一日一つじゃないの?という事。
はっきり言うと、コントロールも出来ないし一日一つの生理用品では全く足りません。
生理って本当に女の人それぞれの身体によって様々なので、平均をとってもとれないほどなのですが…
UBC(University of British Columbia)のThe Centre for Menstrual Cycle and Ovulation Researchという月経痛を説明しているWebサイトページによると、
In a randomly selected group of premenopausal women, the most common amount of menstrual flow (measured in a laboratory from all collected tampons and pads) was about two tablespoons (30 ml) in a whole period.
© 2024 The Centre for Menstrual Cycle and Ovulation Research
無作為に選ばれた閉経前の女性グループにおいて、最も一般的な経血量(採取したすべてのタンポンとナプキンから実験室で測定)は、全期間で大さじ2杯(30ml)程度であった。
また、日本の生理用ナプキン会社でおなじみ、ユニ・チャームが出しているソフィ(生理用ナプキンの製品ブランド)の公式サイトでは、
ちなみに正常とされる生理の日数は3~7日程度。1回の経血量は20~140mlといわれています。
Copyright© Unicharm Corporation
とあります。
すごく直接的に書くと、どちらのサイトでも、一日最低でも女性は30mlの血液(と子宮内膜の残骸)を股から排出しているといった結果が出ています。
多分数人の方はおそらく思ったはずですよね?
『30mlってたいしたことなくない?』って。
そう思ったみなさん、考えてみてください。自分の股から血液(そして稀にレバー状の塊)最低でも30ml垂れ流し状態です。再度言いますが、コントロールはできません。
また流れ出てくるものは血液と子宮内膜。水ではありません。
ナプキンをつけていて吸収されていたとしても、パンツの中にその血液と子宮内膜が付着したものが存在しています。何が起こるとおもいますか?
そう、臭いです。何とも言えない、不快なにおいがするんですね。
これらの不快な臭い・血液が常に垂れ流してある状況を、女性は平均毎月一回は経験するわけです。面倒だと思うのもわからんでもないと思いませんか?
ではどうやってコントロールするの?
さて、ここで今回のトピックに戻ります。どうやってコントロールするのか?
実は結構生理をコントロールするオプションというのはあります。
しかし、そのどれもが医療関係者の助けがないと受けられません。
(今回、月経カップや月経ディスクはどちらかと言えば生理用品のカテゴリーなのでコントロールできるオプションとしては入れませんが、記事の中で触れられればいいなとおもいます。)
次回以降のブログでは、どのようなオプションがあるのか、どのような効果があるのか、私はその中で何を選んだのかをトピックに話していきたいと思います。
最後に
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