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みなさん「おやつ」って子どもの頃いつまで食べていましたか?

私も妻も、おやつを食べない家で育ちました。学校から帰って来て「おなかすいた~」と言うと返事は必ず「ごはんまで待ちなさい」。

 

ところがアメリカの学校にはおやつの時間があるんです。

 

日本人の私と妻は「学校でおやつ?ごはん食べられなくなるんじゃない?間食する癖がつくんじゃない?いらなくない?」と内心とてもモヤモヤしていた時期がありました。みなさんの意見はこれいかに、ということで、今回は日本にはないアメリカの学校のおやつタイムについて書いてみます。

 

おやつの時間は「スナックタイム」と呼ばれて時間割に組み込まれています(名称は学校によって違う可能性あり)。前回のブログで、ランチは食堂に移動して食べるとご紹介しましたが、スナックは各自机の上で家から持ってきたものをささっと15分程で食べる感じ。プリントを解きながら、授業の動画を見ながら、本を読みながら、という日本ではマナー違反の「ながら食べ」もしょっちゅうです。別に食べたくなければ食べなくてもいいのですが、周りがみんな食べていればそりゃ食べたくなりますよね。うちの子たちも毎日嬉しそうにスナック持参で登校しています。たまに生徒がスナックを持ってくるのを忘れてしまうと、担任の先生が自分の机の中から色々と出してきてくれるらしいです(笑)。


(アメリカの子どものスナックといえばゴールドフィッシュ!ちょっと塩気のきいたスナックです。アメリカ人でこれを食べずに育った子どもっているのか?というくらいの国民食。日本のおっとっとが懐かしくなります。)

 

このスナックタイム、おやつというよりは補食の目的で設定されているので、学校からは一応「甘すぎるものは控えてください」という連絡が親にまわっていますが、だからと言って何か持ってきて先生に咎められるということはありません。基本的には何をもってきても自由。人気があるのは小袋のチップス(ポテトチップス系)やクラッカー、エナジーバー系、スティックチーズ、フルーツなど。ドーナツやクッキーを持ってくる子もいます。アレルギーにだけ考慮して低学年はナッツ類だけは持ち込み禁止です。クラスの誰かが誕生日、なんて日には、その子の親がクラス全員分のカップケーキを学校に持ってきたりするので、それがスナックタイムに配られたりもします(甘すぎるものは控えるんじゃなかったのか?!)。

 

(バレンタインパーティーで、ハート形のクッキーをデコレーションしてかぶりつく息子。)

 

(学校のイベントや誕生日パーティーで必ず登場するカップケーキ。上にのっている白いものはアイシング(お砂糖の塊)で、私達には甘すぎて食べられないのに私たちのジャパニーズアメリカン達は大好きです。)


小学校に入る前までは、一食でそんなに沢山食べられないから必要なエネルギー量を補うために食事の合間に補食をとる、というのは理解できます。でも冒頭でも言ったように、小学生で補食って必要なのかな~とかなりモヤモヤしていた時期がありました。子どもたちが初めて学校に通い始めた頃は、できれば間食は控えてほしいけど、クラス一人食べられないなんて可哀そうだからな~という気持ちでいつも嫌々スナックを持たせていました。

 

でも時間が経つにつれて気付いたんです。前回の給食の回で書きましたが、こちらの学校のランチタイムは学年によってバラバラです。カフェテリアを学年ごとに交代で利用する都合で、うちの小学校の場合早い学年だと朝の10時、遅い学年だと午後1時過ぎがランチタイムです。こんなリズムでは途中でおなかが空くのも仕方ありません。日本のように全校生徒が一斉に正午近くにお昼ご飯を食べられる環境ならともかく、このような状況では補食をとるのは理にかなっているのかもしれません。

 

そしてアスリートキッズにとっては、スナックタイムを有効利用できればベネフィットがあるんじゃないかなとも考えるようになりました。息子は食べても食べてもなかなか体の厚みにつながっていかないタイプなので、3回の食事だけでは消費カロリーを補えずにますます細くなってしまうのではないかと心配です。学校で補食一回、帰宅してからもう一回、練習した後に夕食、というのは親としては助かっています。ただ、スナックタイムに何を持っていくか、というのが問題で。一度日本の100均で買ったバナナケースにバナナ一本入れて持たせたことがありましたが、「友達に笑われたからもう絶対に持っていかない」と突き返されました(笑)具沢山おにぎりとかめちゃくちゃ持たせたいけど拒否されるだろうな~。。。今はグラノラバーや分厚いチーズをクラッカーにはさんだものを持っていくようにさりげなく促しています。ちょっとでも体にプラスになるものを食べてほしい。

 

(日本人のクイックネスに体格がプラスされることを期待してスナックタイムを活用中)

 

とにかく間食が多いアメリカ。それは大人も同じで、通勤には片手にコーヒー(しかも砂糖とクリーム多め)、会議中にはドーナツやケーキをみんなでシェア、オフィスワークはスナックをポリポリしながら。。。などなど、いつも何かを口に入れている印象です。サッカーの試合会場にもよくフードトラックが横付けされて、試合の後(時には試合前!)に子どもはもちろんその親までもがかき氷やジュース、お菓子類を口にしているのをよくみかけます。食事を小分けにして頻繁に食べるのならまだしも、この間食プラス普通の食事(しかもテキサスは特盛状態)を3回食べるんだから、そりゃ肥満が社会問題にもなるよなー。

 

みなさんはアスリートキッズの補食、間食について何か工夫していることはありますか?下校してから何か食べさせて練習に送り出していますか?意見、感想、アドバイスいただけたら嬉しいです。

 

 

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