白桃烏龍茶の水色比較画像。ルピシアとMug&Potの2種類

この記事は、世界のお茶専門店ルピシアさんの「白桃烏龍 極品」と、気軽にスーパーなどで購入できるMUG&POTさんの「白桃ウーロン茶」を飲み比べて、両方の商品の相違点とそれぞれの長所、商品を選ぶ際の基準などをまとめたものです。

基本情報

ルピシア「白桃烏龍 極品」
ルピシアの白桃烏龍極品のパッケージ(リーフタイプ)

台湾産文山包種の烏龍茶に白桃の香りを付けたもの。
リーフタイプは50g袋が1,200円(ティーバッグタイプだと10包で1,200円。)

MUG&POT「白桃ウーロン茶」
Mug&Potの白桃ウーロン茶のパッケージ。ティーバッグタイプ。

台湾産の凍頂烏龍茶に白桃の香りを付けたお茶です。
お値段はティーバッグ6包で475円

淹れ方(公式に推奨されている温度と蒸らし時間)

ルピシア… 熱湯で1.5分から2分抽出

*今回、ルピシアさんの方はリーフティーを使用します。
本来であればティーバッグ同士で比較したほうが分かりやすいのかもしれませんが、私がルピシアさんの白桃烏龍を買うときは絶対にリーフと決めているためです……。

MUG&POT…70~80℃で2,3分。

*烏龍茶、そしてティーバッグにしては珍しい温度と抽出時間が推奨されています。
大抵の烏龍茶と言えば100℃の熱湯でということが殆どですので、これは香りを壊さないためとか、茶葉と香りが開きやすいティーバッグの設計のためなのでしょうか。

味と香り 

ルピシア… ベースのお茶(軽発酵の文山包種)自体にほとんど渋みもなく、軽やかながら茶葉にうま味があり且つとろりとまろやかで、抵抗がなくのどをするんと通っていきます。

桃フレーバーについては、花と果実の表皮、果汁、それらが全て合わさったような複雑でエレガントな香り。フローラル → ジューシーな香りの移行もうっとりします。

MUG&POT… ベースのお茶(凍頂烏龍)の風味の主張がわりと有ります。ほんのりと香ばしいような香りとややロースト感。冷めるにつれほろ苦さもでてきて、のど越しは爽やか。きりっとした飲み心地ですね。

桃フレーバーについては、甘くて果汁のような印象が強いです。
桃のデザートや桃ジュースのフレーバーと言えば多くの人がこのような香りを想像する、大変親しみやすい華やかな香りがぱっと広がります。

後味と余韻

ルピシア… 喉を通ってからもかなり香りが残ります。お茶請けも不要、もしくはこのフレーバーとかち合わないようなシンプルな和菓子やナッツなどがいいのではないでしょうか。
逆に言えば、お食事にはあまり合わないかも。

MUG&POT… 余韻が軽め。喉を通った後には短い残り香と、烏龍茶の爽やかさとさっぱり感。食後のお茶、あるいは苦みも感じるお茶ですのでデザートと一緒に飲むのもいいかもしれません。

結論

ルピシアの白桃烏龍は‟大人のティータイム向け”だと感じました。
桃のフレーバーティーというより、「ルピシア 白桃烏龍 極品」というひとつの完成された商品です。

大変美味しく香り高く、これを訪問先で出されたらめちゃくちゃ喜びます。

一方MUG&POTの方は、暑い夏にハンディ―クーラーで作って、おやつの時に子どもや家族とわいわい飲むような感じ。烏龍茶とフレーバーティーのいいところが半々で、コスト的にもルピシアより優しいのでカジュアル使いができますね。

普段のお茶時間は単品、あるいは単品種で飲むことが多いのですが、似た商品や同品種を並べて、あらためて集中しながら数種類を飲み比べてみるのも新しい発見やその商品のよさに気がつけて楽しいですね。

効き茶というほどでもないですが、五感を集中して臨むので脳のリフレッシュにもなります。

ぜひぜひ試してみてください!

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