なんでも道しるべ

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【意外と新NISAで日本株の購入が多い】米国好き?日本好き?ファンド好き?個別株好き?

新NISAで購入している投資商品って、オルカンやS&P500などのインデックスファンドが一番多いのかと思っていたら、実は日本の個別株が多いってことがデータで出ていましたね。

新NISA購入先の約半分が個別株ってことなので、思っていたよりも、日本株を保有している人が多いことになります。

それがあるから、政府や日銀は為替介入に躊躇がないのかなと思いますね。

このデータが出るまでは、新NISAはオルカンが一番多いという情報だったので、これが本当なら、為替介入は新NISA投資にとってはマイナスだと思っていたのですが、日本の個別株を買っている人が多いのであれば、それほど為替介入は気にされないかなと思います。

日本の個別株を買っている層ってどのような人なのでしょうか?

おそらくですが、年配者の個人投資家が、これまで特定口座で買っていたのを新NISAに乗り換えて、買い直ししているのかな?と推測できます。

インデックスファンドが根付きだしたのは、ここ10年~15年くらいの間なので、それよりも前から投資をしている人というのは、日本株中心に売買していたと思います。

海外株にも興味があれば投資していると思いますが、海外株口座で取引となると、取引時間や為替手数料などのハードルがありますから、日本株でも十分だと思っている人は、わざわざ海外株口座で取引することは少ないかなと推測できます。

そのような人が、インデックスファンドに魅了されて、投資信託の売買をするとも思えませんし。

投資先というのは世代差がありそうな気がします。

■日本株を買っている人、米国株を買っている人

日本の個別株も別に否定はしませんし、実際、ウォーレンバフェットが日本の商社株を買っているってことで、日本株が上昇するってこともありましたし、バブル来最高値更新というニュースも多かったので、日本株に興味が出ている人も多いでしょう。

それに、カントリーリスクと言いますか、海外の分からないものに投資したくないという気持ちも分からなくはないです。

そのような人は、日本企業で、自分が外からみて分かりやすい、想像しやすい、投資先に資金を預けるってことをするのだと思います。

まあ、実際は、外から見えているのは一部しかなく、本当の内部までは分からないものなんですけどね。

意外と日本株を新NISAで購入していることに驚きました。

■投資先よりも継続力

他人の投資スタイルって分からないものなんです。

自分のスタイルが正しいと思って投資している訳ですから、他人のスタイルには興味がないというか、懐疑的に見るってことが多いと思います。

けれども、その他人であっても、自分が正しいと信じて投資している訳ですから、結局は何が正しくて、何が間違っているかなんて分からないんですよね。

正しい者が投資で儲けるのではなく、儲けた者が正しい投資をしていただけということです。

例えば、S&P500ですが、S&P500って今ではかなり有名な投資先であり、あのウォーレンバフェットが資産の90%をS&P500に投資しておけば良いと言っていることも相まって、個人投資家の界隈では、S&P500にさえ投資しておけば、あとは寝て待っていればOKみたいな風潮にあります。

けれども、それが本当に正しい投資法なのか?って話さえあるわけです。

S&P500は時価総額加重平均ですが、時価総額加重はすでに大きな時価総額の銘柄を多く買うことになるので、大型銘柄についていく形になります。

対して、FANG+のような均等加重平均の場合は、リバランスもしますから、いわゆるナンピン買い、ということになります。

この2つについては、それぞれメリットとデメリットがありますから、どちらが正解っていうのはありません。

先ほどと同様に、儲かった人の選択が正解だったわけです。

だからこそ、自分のスタンスというのは大事にしてほしいし、暴落した時に信じられる銘柄やファンドの方が良いってことですね。

投資は長く続けることが一番大切ですからね。

情報を集めるのはよいですし、勉強することも間違いではないです。

ただ、誰かを信じて投資先を決めるというのは、あまりやるべきでは無いと思いますね。

自分が信じられる先に投資する方が続きます。

どうせ、投資をやっている以上、何を選びかなんて、投資をやっている、やっていない、に比べるとごく僅かな差でしかなく、年によって差があっても、それが翌年には逆転されていることにはよくあることですから。

信じられるものを買いましょう。