世界で4番目の開催!『零響の会』-Absolute0・Crystal 0- | たんぼの中の地酒屋よもやま話

世界で4番目の開催!『零響の会』-Absolute0・Crystal 0-

先日、イザカヤ獏々(登米市佐沼)さまで開催された酒の会のお手伝いに

お伺いいたしました。

 

イザカヤ獏々 さま

〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼中江4丁目9−3

SNS( X インスタグラム

 

マスターのみずきさん(右)と、ますみさん(左)

 

開催された酒の会の名は「零響の会」

 

提供されるラインナップには、

零響 れいきょう -Absolute0- あぶそるーとぜろ

そして、

零響 れいきょう -Crystal0- くりすたるぜろ

 

 

また、スペシャルゲストとして新澤醸造店の蔵元 新澤社長。

蔵でのテレビの取材終了後に駆け付けてくださいました。

 

 


 

 

準備中からなんとも落ち着かない、緊張感が漂っておりました。

 

開始時刻は18時30分。

早めにご来店されたお客様にはウエルカムドリンクとして

宮城発世界一に輝いた「クラフトジン欅」のジントニックでのどを潤しつつ

3種のアンティパストを召し上がっていただきます。

 

定刻に、「零響の会」スタートいたしました。

 

マスターの御挨拶、新澤社長のご紹介。

 

零響クリスタル0の開封

土佐組子の木箱や

箱に搭載された正規品、未開封の証明となるNFCタグにも興味津々です。

 

 

 

乾杯酒「シャトー・カルディナル・ヴィルモリンヌ1977」

乾杯はフランス・サンテミリオン地区グランクリュの赤ワイン

日本酒の会ですが、スタートは赤ワイン

しかも、1977年ヴィンテージ(47年物)。

 

 

2杯目は本日のメインのお酒

零響 れいきょう -Crystal 0 - くりすたるぜろ

酒米の王様「山田錦」を1%以下の極限まで磨いぬいた

日本酒醸造における限界地点。

 

 

3杯目「零響 れいきょう -Absolute 0 - あぶそるーとぜろ

こちらは宮城県の酒米「蔵の華」を1%以下まで磨いたお酒

精米時間は5297時間(221日)。こちらもまた醸造の限界地点。

 

その2つの限界地点を並べ、飲み比べる至福の時間。

 

「山田錦」、「蔵の華」の酒米の違いで味わいがどのように変化するかを

明確に認識することはなかなか困難なことです。

ですが、極限まで磨き酒米の芯の芯から醸しだされたお酒からは

明確に感じられる「蔵の華」の繊細さと、「山田錦」の雄大さ。

 

 

ここまでは、怒涛の展開でした。

 

 

獏々さん特製の酒肴の盛り合わせが提供され

料理を味わいつつ

4杯目「あたごのまつ 純米大吟醸 吟のいろは

 

 

お食事のお寿司と潮汁を味わいながら

5杯目「愛宕の松 鮮烈辛口

こちらは、温度80度の超熱燗。

 

50度くらいで熱燗、55度くらいで飛び切り燗というくらいですから

80度はかなり高温の設定です。

この温度でも味が崩れないところが

このお酒のすごいところであり自信の表れです。

 

 

つぎは、6杯目「伯楽星 純米吟醸

いわずと知れた「究極の食中酒」伯楽星のフラッグシップ

こんどは、うって変わってキンキンに冷やして提供。

 

皆さんお酒とお食事を楽しまれて

とても幸福感にに包まれた雰囲気が渦巻いて、時間を忘れる様なひと時でした。

 

7杯目、本日〆のは「薫る紅茶酒」のロックと、デザート「胡桃のパウンドケーキ」

 

店長の〆の挨拶で盛況のうちに終了となりました。

 

 

 

 

 

 

お手伝いさせていただいて感じたことですが

零響クリスタル0を味わえるということだけでも貴重な体験ではあります。

ただそれだけではなく、様々なサプライズがジェットコースターのように訪れて

参加者が気づかぬうちに、どこか違う場所に連れていかれてしまうような感覚と

五感によってもたらされた大きな幸福感に包まれる

参加された方には「酒の会」という枠では収まらない時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。

 

 

また、新澤社長のお話や様々なエピソードが、とても興味深く面白い。

これだけでも相当な価値があると感じました。

 

参加したお客様の「これでこの会費は安い!」の言葉が

この会の価値の高さを物語っているのではないでしょうか。

 

 

零響クリスタル0が提供された酒の会は、世界で4番目

「ドバイ、ロンドン、東京」に続き「佐沼・イザカヤ獏々」となりました。

 

新澤醸造店(宮城) 商品ページ

伯楽星 / 愛宕の松