前回「シュニッツェルが美味しいここはどこ?」から続きます。

 

ザルツブルクを発つ日の朝になってお日様がニコニコしてくれましたが…次、行ってみよ~(ドリフの長さん風に)

 
ザルツブルクから電車でワープ

ここはエルメスの前を馬車が走る、芸術の都ウィーン

 

シュテファン寺院の鐘の鳴る時間が謎…17:45頃からゴンゴン

軟弱おばちゃん3名(+息子)、階段ではなくエレベータで塔に登りました。

 

おのぼりさん、気合で国立歌劇場へ~チョキ

 

ワタクシ、この日のためにオペラ「カルメン」のチケットを涙目笑い泣きになりながらウェブで買っておいたぜよ(ドイツ語と英語を無理やりグーグル翻訳~やればできる)。

オペラのチケットが高いので、最上階桟敷席の最前列~(86ユーロ)

上演時間3時間ずっと前のめりにならないと舞台が見えないあせる

肩腰お尻にキタ…。

 

あまりに喉が渇き、休憩時間に売店でミネラルウォーターを買って1本5ユーロ~(約800円以上)ポーン

ここでワイン飲んだらいくらよ!?(ド庶民発言)

ウィーンオペラ座は大人の社交場
タキシードの威圧感と水の値段(今回の旅行で最高値)に、おのぼりさんは立ち眩み…チーン

(決意の和服姿でのり込んでた日本人も見かけましたよ)

 

因みにオーストリアはアルプス水源で水質がよいので、水道水そのまま飲めます。

スーパーでミネラルウォーター買えば1ユーロしません笑い泣き

なお、オペラは歌も演奏もさすがに世界最高峰でした音譜

 

フラッとしても、大麻には手を出しておりませんですよ。

(オーストリアでは、医療用大麻とか合法らしい)

でも、大麻ショップの看板は大きいびっくり

自販機もあるよ~DASH!

 

そんなこんなで、ふと思い立ちウィーンの老舗「カフェザッハー」に突撃ビックリマーク

入口に並ぶこと10分…。

 

ここはシャンデリアきらきらの老舗ホテルにして超有名店キラキラ

しかし、ここでまたもやらかしました…あせる

ウェイターさんが皆忙しそうなので息子が勝手に着席(息子は高級店など行ったことないもので)。

 

後から気が付きましたがこれはマナー違反でアウト~笑い泣き

レストランもカフェもテーブルごとに担当スタッフが決まっているらしく、担当者の案内なしに着席はNG。

 

勝手に座った私たちは、見事にスルーされましたガーン

誰に「ハロー」と声をかけても、空気のようにスルーされて耐えることしばし…、その後息子がアジア人顔のスタッフに駆け寄ってメニューをもらい、それからはテーブル担当スタッフがオーダーをとり、サーブ、会計という通常スタイルに。

 

因みにどの飲食店もシステムは同じで、どんなに店が混んでいようとも、他のスタッフが手すきでもテーブルの担当スタッフはただ一人。

 

その人がテーブルに来てオーダーとったり会計してくれるまで、ひたすらアイコンタクト目して来てくれるのを待つしかありません(チェコもほぼ同じ)。

 

ということで、虚無感漂う息子の前にザッハートルテとメランジェ(カプチーノよりコーヒーが濃い)

私たちもオペラの時は服装に気を使っていたのですが、こういう店への入店も本当は小ぎれいな身なりのほうがよいです。

 

この日、私なんかうっかり着古した花柄パーカーで行ってしまい、入店してみて自分の野暮ったさにびっくり!ポーン

 

それはさておき、元祖ザッハートルテは、濃厚なチョコにアプリコットジャムの酸味と無糖クリームのバランスがとても美味しかったです(くどいので二人で一つが適量)。

メランジェとチョコトルテの相性も最高びっくりマーク

 

しかし、やらかした失敗のほろ苦い味でもありました…ウインク

 

つまり、ウィーンにカスハラなんてないよびっくりマーク

 

でも今、つらつら思うに、こういったサービスする人とお客が対等というバランスは実によいと思います。

 

日本の「おもてなし」の心は素晴らしいですが、それで働く人が疲弊したり、カスハラで苦しむより、働く人の立場を尊重した持続可能なスタイルをとったほうがよいのではないかな。

オーストリアでは個人商店なんて6時には閉まっちゃいますが、お店屋さんだって自分の生活があるのだから、それでいいんじゃないかしら。

 

この旅、まだ続く…(来週アップ予定)。

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