堕ちる日本

堕ちる日本

民主党政権を早期解体に追い込み、腐敗メディアを追及するblog

芸能人=朝鮮人

最近、河本準一とかいう吉本の芸人が母親の生活保護の不正受給で騒がれている。この騒ぎ、日本の芸能人の正体を見破るよい機会だ。

今の日本の芸能界には相当な数の在日朝鮮人韓国人または帰化人が入り込んでいる。また朝鮮人ではない日本人の芸能人も彼らの影響下にあり、実質朝鮮人のために働いている。

芸能という士農工商の身分の外側におかれた世界は、かつては河原者と呼ばれた穢れの領域にあった。彼らはアウトローであり、その生業は芝居の興行から売春 まで多岐にわたった。定住せず、帰属せず、社会秩序の外で娯楽という免罪符をかざすことで特例として生かされてきた存在、それが芸人だ。

しかし戦後テレビの登場が彼ら河原者の在り方を大きく変えた。本来社会の最底辺の賤民だった彼らは、テレビとマスメディアという魔法のシステムを手に入れ ることで現代の偶像崇拝の的となった。軽蔑の対象だった人間は、戦後の平等第一主義の力を借りて出自に対する批判を封じ込め、やがて特権階級と言えるほど の力を手に入れた。信じがたいことだが、元の河原乞食を今やセレブリティと呼んで誰も咎めないのだ。

この成り上がりに最も貢献したのが他ならぬ朝鮮人だ。もともとが卑しい身分の出身者が多いこの業界は、戦後日本に居残りまた密入国した朝鮮人たちにとって 格好の金儲けの場となった。彼らは戦後半世紀以上をかけ、芸能界とそれに関連する業界に根を生やし強固な基盤を構築してきた。

いまやテレビを使って全国民をカルト宗教の信者のように平伏させ金を巻き上げる仕組みは完成した。かつて一般人は関わってはならないとされ、社会の枠から遠ざけられていた被差別階級がこの国の支配者となったのである。

彼らの権力の前で法は無力だ。テレビに出まくって大金を稼いでいる芸人の母親が組織の圧力で生活保護を受給できる。海外の存在の確認できない大量の親類へ の援助のために税金は控除される。その他、ありとあらゆる犯罪が彼ら芸能人によって当然の権利のように行われそしてメディアが全力で隠しまた擁護する。これを批判する 者は差別主義者と攻撃され社会的に抹殺される。

しかしネットの普及が、この乞食が王様になった歪んだ国の国民の目を開かせつつある。

昨今、嫌韓嫌中の機運は高まり、自称弱者、自称被害者が不当に請求し得てきた特権に多くの日本人が怒りを露にするようになってきた。しかし、その同じ目覚めつつある日本人は、いまだに芸能界こそが朝鮮人の本陣であり倒すべき本当の敵だと理解していない。

いくら民主党を批判しても、その同じ口で芸能人のことを楽しそうに語っている限り、彼らに金を貢いでいる限り、状況は何も変わらない。例え今の民主党が潰 れても、また新たな民主党が出てくるだけだ。実際今の民主党は新進党の生まれ変わりでしかない。芯を潰さない限り必ず同じ事がまた起こる。ほとぼりが冷め たころメディアはまた同じように政権交代を仕掛けてくるだろう。同じように芸能人を大量に動員して。

今の日本は完全に芸能というカルト宗教に洗脳されている。まずこの事実を認識しない限り状況は一層悪い方へ進んでいくしかないだろう。我々はテレビという装置を使って卑しい乞食を神様のように拝む宗教に支配されているのだ。それはオウムの信者が麻原を聖人だと信じているのとなんら変わらない。
Amebaでブログを始めよう!
fc2で有名どころのブログサービスのデータを吸い出して合流できるサービスが始まりました。さっそくAmebroでやってみたところ見事成功。こりゃ簡単だ。fc2の新しいブログにAmebaの古いブログを合流できました。

Amebaはバックアップ機能がないので、いままではPython等で書かれた専用のツールを使ってローカルのMTとかに読ませるか、Webサイトをディレクトリごとダンプできるアプリを使うか、ブログエディタで投稿前の原稿を管理するしかありませんでした。そういえばAmebaでブログエディタは使えるのか試したことないな。

衆議院選挙間近ということで、どうもAmebaで言論統制が始まったという噂。自己防衛を心がけましょう。

Amebaはこのままにして、fc2へまとめたブログは古い消えた動画とかにリンクだけしてあった記事とかを整理しようと思います。
24日から25日にかけて、一部のアメーバのアカウントで障害発生。

どうやらアメーバ自体がハッキングされたようで、一部ユーザのアカウントが退会抹消状態になりました。私もです。

現在は復旧しblogも失われなかったようです。


しかし、丁度良い機会なので、fc2へ引っ越すこととしました。新URLはこちらです。

http://izow.blog.fc2.com/

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情に訴え続けた李大統領 政権末期の“過去カード”
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111218/kor11121819230001-n1.htm

 日韓首脳会談での李明博大統領の慰安婦問題をめぐる発言は、当初の予測よりも強く、情に訴えるものだった。李大統領は会談の冒頭、「経済問題の前に過去の歴史の懸案、従軍慰安婦問題について話さねばならない」とクギを刺した。

 慰安婦問題を「法以前の国民情緒や感情の問題だ」と言う李大統領からは「誠意ある措置」「温かい心に基づいた解決策」「大局的に考えてほしい」「分かってほしい」など、情に強く訴える言葉が目立った。

 日韓国交正常化に関する協定で両国が個人賠償請求権の放棄で合意し、慰安婦問題が解決済みであることは、大統領自身承知のはずだが、現場にいた韓国政府当局者に「首脳会談であれほど李大統領が熱を帯びて語る姿を見たことがない」と言わせるほどだった。

 消息筋によると、李大統領は「韓流ブーム」で日本の韓国に対する印象が良好な中、日本の対韓国感情悪化を最低限に抑えようと、首脳会談に臨んだという。

一連の発言は一応それをふまえたものだったようだ。

 韓国では政権末期になると、求心力を失ったときの政権が日本に対する“過去カード”を切ることが繰り返されてきた。財界人出身で現実路線をとる李大統領だが、任期1年あまりの政権末期を迎え、情緒的に訴えざるを得ず、ついに過去カードを使った。

 韓国国内では最近、与党議員を務める李大統領の実兄の秘書のほか、大統領夫人のいとこがあっせん収財容疑などで逮捕されている。大統領周辺に逮捕者が出るのも、韓国の政権末期に必ずといっていいほど見られる出来事だ。

 大統領周辺の不祥事続出。そんな中での大統領自らによる過去・歴史がらみの対日圧力。韓国特有の政権末期の現象だが、今回も韓国の大統領は、国内世論に押されるかたちで慰安婦問題を持ち出した。困惑する日本の姿に、韓国側は過去カードがまだ十分、利用価値があることを確認したわけだ。

 皮肉なことに、過去カードの価値確認は、韓国の政権末期に日韓の間で何度も繰り返されてきている。


親族の汚職疑惑で窮地に立った李明博。いよいよ日本叩きを始めたようだ。

政敵のご機嫌をとるためには、もはやなり振りかまっていられないのだろう。親日罪の適用に怯える姿は哀れだ。

だがしかし、この会談の直後に金正日が突然の死去。日本を敵視すると明言したことは、今後の両国の北朝鮮対応にどのような影響を与えるのだろうか。

在特会の桜井誠氏は早い段階から李明博政権後の韓国の左傾化を予測していた。今回の汚職疑惑騒動でその予測は確実なものになったと言える。そこに金正日の死という北朝鮮崩壊のまたとない機会が訪れた。

つまり、わずかでも韓国がまともに北朝鮮に対峙できる時間は残り1年とちょっとしかない。日本とアメリカにとっても与えられた時間は同じだ。この1年の間にどうやって北朝鮮の金王朝を滅亡させるか。あらゆる方法を早急に模索しなくてはならない。これを逃せば北朝鮮を落とす機会を再び得ることは難しいかもしれない。韓国では左翼にすり寄らなければならなくなった大統領、日本では無能の集団民主党政権。アメリカでは威厳を喪失した大統領。配役はかなり絶望的だ。

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海外在住者の各国お国自慢スレッド
http://blog.livedoor.jp/kaigai2ch/archives/4738412.html

2000年以降、中国と韓国の話題が目立つようになる前は、この手のお国柄ジョークは皆が楽しめるようなものばかりだったように思う。からかう側も笑われる側も両方が知恵を絞っていろんな話をして面白がっていた。

その雰囲気が変わっていったのが、丁度世界が中国と韓国と否が応でも付き合わなければならなくなった頃だと思う。

中国はそれでも最近はだいぶまともになってきた。最初のころは本当に完全な世間知らずで、傲慢この上ない話しか聞こえてこなかった。

【中国BBS】わが国の歴史の教科書に真実はない!小説と思って読むほうがいい。中国人が議論
http://blog.livedoor.jp/news_aru/archives/1173940.html

こんなことを言っても殺されなくなったとは中国も変わったものである。北京オリンピックの聖火リレーでの傍若無人ぶりを思えば、信じがたい進歩が見られる。やはり中国人は侮りがたい。

対して韓国はというと、残念ながらこちらはあまり進歩が見られない、どころか悪化している。

中国がお国自慢だとか民族ジョークにからんでくると、常に、中国が一番すごい!中国が一番古い!中国がリーダーであるべき!という論調になるわけだが、それは単純な威張り散らしでしかない。うんざりしつつも聞き流せば済む。しかしこれが韓国になるとちょっと洒落では済まなくなってくる。

韓国の場合まず嘘をつく。そして起源を主張する。買収する。更に金をせびり、被害者を装って謝罪まで要求する。こういう感覚が多国間の情報交換に混ざってくると一気に空気が悪くなる。

朝鮮半島を含めた中華圏はやはり非常に異質な存在なのだと思う。他の国々では中国や韓国のように突出した自我を主張することはない。その元凶はやはり上下関係にこだわる儒教的な価値観にあるのだろう。儒教の影響が発祥地の中国よりも強い韓国では特にその傾向が強く、歪んだ形で発現しているように見える。

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韓国大統領周辺に大型疑惑 与党も分裂、基盤崩れる
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111208/kor11120819120000-n1.htm

あー、きたかー・・・。思ったより早かったな。まだ任期1年以上あるぞ。
これで韓国の政治は動かなくなる。FTAで無理し過ぎたろ、どう考えても。

全斗煥 軍事クーデターや光州事件等により退任後に死刑判決
盧泰愚 粛軍クーデター、光州事件及び大統領在任中の不正蓄財
    により退任後に軍刑法違反で懲役刑
盧武鉉 収賄疑惑により退任後に捜査を受け自殺
李明博 NEW!

政治腐敗は朝鮮民族の伝統。李朝500年をかけて国を滅ぼした原因。やはり避けては通れない道なのか。

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事故発生から9ヶ月あまり、福島原発から飛散した放射性物質は、その危険性の質を変えつつあります。

これから最も危険性が高まるのが「濃縮型」の被曝です。いままで万遍なく飛散していた放射性物質が、雨や落葉などの自然現象により、思いもかけない場所に思いもかけない高濃度で集積される傾向が高くなります。

先日も千葉県の住宅街で有り得ない数値が出ました。

千葉県柏市で高濃度放射能汚染発生-文部科学省は側溝の破損による雨水の浸透の可能性を指摘
http://water-news.info/2046.html

今後、こういうケースが増えるはずです。

土地の汚染の場合はまだ感知できる可能性がありますが、問題は食べ物です。上記のような土壌汚染が起こると、特定の動植物の個体が突出した量の放射性物質を保持してしまう可能性がでてきます。全く同じような条件で育ち市場に出てきたはずの食品が、一株、一パック違うだけで非常に危険なものになりうるわけです。

結果、これから数年の間、原因不明の急性白血病などが増えると思います。危険地域の作物が生産され漁獲され続ける限りこのロシアンルーレットは続きます。

福島産の野菜を食べまくって見せた大塚キャスターが急性リンパ性白血病で入院
http://matomeron.ldblog.jp/archives/532939.html

原発事故直後からの累積的な被曝については、その被害が統計として現れるまでまだ何年も時間がかかるはずです。しかし、この濃縮型の被曝は本当に運次第です。ある日突然誰にでも発症する可能性があります。そして原発事故との関連性は証明されないでしょう。

粉ミルクからセシウム 明治ステップ、最大30ベクレル 40万缶無償交換へ
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111206/trd11120614260011-n1.htm

どんなに厳密な検査をしても、汚染された地域での作付けと漁労を許可している限り、食品の放射性物質汚染はなくなりません。汚染された食品は必ず検査をすりぬけてきます。そしてその汚染の濃度と危険性は原発事故から時間が経つほど高まります

いま、企業は福島の産品を安く買いたたいて利益が出るとほくそ笑んでいるのでしょうが、そのうち手痛いしっぺ返しをくらうでしょう。下手をすれば一発で会社が潰れますよ。

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旧福島市産米の出荷停止指示=放射性物質調査踏まえ-政府
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b5%ec%ca%a1%c5%e7%bb%d4%bb%ba%ca%c6%a4%ce%bd%d0%b2%d9%c4%e4%bb%df%bb%d8%bc%a8&k=201112/2011120500634

いまごろかよ!おせーよ!

【食品】学校給食牛乳の放射線データ 公表求める区教委と牛乳業界平行線、数値を公表すると「給食の牛乳全般が納入禁止となりかねない」と懸念
http://savechild.net/archives/12967.html

震災直後から風評被害とか言ってたサヨクの馬鹿ども!
お前らのやってるのは人殺しだ!
死ななくてもよい人間に無理矢理毒を食わせてるんだよ!


さんざんぱら偽善を振り回して、今この瞬間にも原発止めろ原発止めろと動いてる暇があったら、何よりも先に放射能に汚染されている食物の出荷を停止させろ!それが今一番やらなきゃならないことだろうが!

事故を起こしてもいない関係のない他所の原発を止めるためにデモをすることよりも、まずなによりも先に、今、この瞬間、原発事故で汚染された食物で殺されかかってる人間を救うべきだろう!何故それが出来ない?

それはお前たちサヨクが原発を食い物にして金をせびることしか考えていないからだ。原発事故はサヨクにとっては、またとない稼ぎ時なんだよ。原発に反対して妨害をすれば金になる。しかし福島の汚染された食物の生産と出荷に反対しても何の利益にもならない。だからそれで人が死のうが気にもかけない。それがサヨクの本性だ。

福島市だけじゃない。ただちに、福島県浜通中通そして茨城県北部全域の農作物と畜産物の生産と出荷を全面禁止させろ!また、福島県沖と茨城県沖の漁労も完全に止めさせろ!それが現状で唯一正しい選択肢だ!

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宮崎駿新作は「現代日本の状況を予測したリアルな作品」、ジブリ鈴木プロデューサーが明かす
http://www.hollywood-ch.com/news/11112701.html?cut_page=1

そういえば、黒澤明も晩年わけがわからない映画を撮りだして大顰蹙を買いましたねえ。宮崎駿も同じ轍を踏むのでしょうか。

人間不思議なもので、意外と本人が一番得意だとかやりたいとか思っているものよりも、いろんな理由でちょっとだけ妥協して選んだ道の方がどんぴしゃ当たりってことがままあります。

例えば、期待の超高校級ピッチャーがプロでは全く通用せずに打者に転向したら大成功したとか。そんな感じ。

黒澤明もはたして当初からああいう娯楽映画をやりたかったのでしょうか。成功を収めた晩年になって、本当は俺はこういう芸術的なのが作りたかったんだ、と絶対的自信を持って作ったものが大こけ・・・。

宮崎駿も元々学生運動やってたサヨクですから、本当は社会的なネタが大好きなはずなんですよ。それを押し殺して子供向けの作品を専門にやってきた。そしてそれで高い評価を得た。

宮崎駿が何故今ごろになって自分に課した制限を取り払う気になったのか。それはやはり時代が大きく変わってきたからなんでしょうね。いままでの安穏とした平和な日本は終わったと誰もが感じている。

黒澤明もまた同じだったと思いますよ。彼がおかしくなったのも戦後復興期の単純な社会が求めた単純な娯楽作品から、客が求めるものが変わっていった時期です。

しかし、彼らの歳になってから方針大転換して成功した例ってほとんど皆無なんじゃないかなあ。さて、どうなることやら。おそらく、ろくでもないのが出来上がるんじゃないかと思いますが。火垂るの墓みたいなのとか。はだしのゲンとか言い出しそうだよなあ。あるいはフラクタルみたいなのとかw


ところで、ネットでは、不定期ですが繰り返し宮崎駿についてのある話題を見かけます。宮崎駿は何故声優を使わないのか、という話。

定説というか自明のこととして、下手でもあえて新人の役者を使って話題性を上げるとか、アニメファン以外の一般人受けのためとかは事実あるでしょう。

しかし、もっと本質的な部分ではどうか。私が思うに、つまるところ宮崎駿は自分の作品を独占したいのだと思うのですよ。あの人の仕事の仕方を見ていると、一緒に働いている人たちはあくまで彼の作品をより速く完成させるための手伝いでしかない。

宮崎駿の仕事の仕方についてはいままでもテレビとかいろんな場所で紹介されまくってますので、ご覧になった方も多いと思います。本来アニメーションというものはものすごく分業化された共同作業なはずなんですが、神にはその常識は通用しないのです。あの人、脚本からコンテから原画から動画まで全部一人でやっちゃうんですよ。

ジブリという組織は宮崎駿の個人作品をより効率的に完成させるための装置でしかない。だから、一応コンテなり原画なり動画部分なりを一度は人にまかせても、それが気に入らずほとんど全部書き直してしまっていたそうです、特に若い頃は。

つまり宮崎駿の作品には共同作業者の意思や判断が入り込む余地がないんです。あくまで彼がイメージしたものを忠実に再現することが求められる。今ではさすがに歳ですから、自分で手を出すことはほとんどなくなったようですが、今度は相手が宮崎駿の望むものを先回りして予想して完全にそれをこなすことが仕事になってしまっている。

そういう状況から察するに、声優っていうのは宮崎駿から見れば、とってもやっかいな存在なんだと思うんですよね。何故なら、本当に優秀な声優っていうのは作品を食ってしまうから。作品そのものよりも役の方が有名になってしまう場合があるんですよ。

ドラえもんとかルパンとかがその典型です。ドラえもんの監督って誰?ルパンの監督って誰?ってことですよ。よほどのマニアでもない限り普通気にも留めないでしょ。

ジブリのアニメでも下手にうまい声優を使ってしまうと宮崎駿の存在が消されてしまう可能性があるわけです。宮崎駿の○○が、キャラクターなになにの○○になってしまう。しまいにはキャラクターしか印象に残らないことさえある。それは彼のようなタイプのクリエーターにとっては耐え難いことなんでしょう。だから特に主役級にはまともな演技が出来る人を使わない。おそらく彼は以前に手がけたルパンシリーズでこのキャラクターの持つ魔力に懲りているはずです。

物語の創作の方法論として、まず極めて個性的なキャラクター達を創造し、それらをある設定の環境に放り込んでやるという手法があります。これがうまく成功すると、放うっておいてもストーリーが勝手に動き出します。上述のルパン三世もまさにこの手法から生まれた傑作の一つですね。

しかし、本来オリジナルの宮崎駿作品はそういったキャラクター主導型じゃないんですよ。彼は徹底してストーリー主導型の作家です。どの作品も主役を含めて登場人物の扱いは極めて記号的且つ部品的です。所謂キャラが立っているというのがない。あくまでストーリーを成立させるためのコマとしてしかキャラクターを見ていないのです。だから宮崎駿の物語の登場人物には、2つ3つの簡単なステレオタイプな単語を連ねるだけで説明しきれる範囲で設計された極度に単純化された人格しか与えられない。それは彼が彼の作品を子供でも一瞬で理解できるものにしようとしているからです。したがって、作者自身キャラクターへの感情移入も極端に少ないんだと思います。そこに個性の強い声優をあててしまうと全体のバランスが壊れてしまう。

以前どこかで見かけたのですが、彼が今のアニメーターは人間が描けていない、それは描き手に人間への関心がないからだ、と言っていました。非常に鋭い指摘だと思います。しかし、この場合、彼が言っている人間への関心というのは、あくまで運動する物体としての人間という存在なんですよね。確かに人体の動かし方という視点で見れば、宮崎駿ほどの名人はほとんどいないんですよ。彼が人間の姿を絵として動かして見せる様はまさに神業の域にある。しかし、精神的な面から人間を見た場合、彼の作品はそれをどこまで描けているのか。おそらく巷にあふれている4コマ漫画の方がよほど深く人間を観察しているはずです。

おそらく宮崎駿は人間が嫌いなんでしょうね。他人が嫌いと言い換えてもよい。だから人間を動く物体としてしか認識していない。部品としてしか扱わない。それが彼の作り出す博愛主義の押しつけ作品の肌触りを妙に冷たいものにしている理由だと思います。

もちろん宮崎駿のようなやり方を否定する気はありません。実際天才にはこういうタイプ多いでしょう。エジソンなんかもそうでしたね。本田宗一郎も同類でしょう。

しかし、宮崎駿のようなやり方から生み出されるものは、決してその個人の限界を超えたものにはなりません。他の誰かと組んだために、誰もが予想できなかった全く新しいものが生み出されることはない。結果、一番困ったことになるのが、後継者が育たないという問題です。

ディズニーと同じですよ。初期のディズニーは確かにとんでもないアニメーションの傑作でした。しかしそのあまりにも完成されたスタイルが逆にその発展を阻んだ。最初はすばらしく見えた作品は2つ3つと見慣れてくると同じパターンの繰り返しであることが見えてくる。どんなに登場人物を変えても、物語を変えても、マンネリ感が拭えなくなる。ディズニーのスタッフは必死でディズニーを再現することに注力するだけ。その中からは何も新しいものは生まれてこない。

ようするに、宮崎駿が主役にうまい声優を使いたがらないのは、彼があくまで彼の作品を彼個人の私物に留めておきたいからなのだと思います。実はサイレントやパントマイムが彼の一番好きなスタイルなのかもしれない。

いずれにしろ、若手から見るとこれほど邪魔な人物はいないだろうなあ。アニメ業界に作家性という価値基準を築き上げた功績は高く評価しますが、今では彼の存在自体が業界のボトルネックになっています。解りやすく例えるならば、西崎義展が生きている間はヤマトはなにをやっても失敗する運命にあった、みたいな。まあ、それでも今まではおとなしく子供向けの作品に集中してくれていたので、ジャンル違いであまり接点がなかった人がほとんどでしょう。それがなんか勘違いして変なこと始めるのは怖いですね。彼の作ったものが直接どうこうということではなくて、一番やばいのはそれに触発されて自滅する人たちです。フラクタルみたいなのが大量生産されかねないってことですよ。

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「橋下イズム」と「ティーパーティー」その同時代性
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/11/post-372.php

非常に冷静で的確な評論。日本国内にはこういう人はもういないのだろうか。

橋下が真似している構造改革路線は小さな政府を意味する。それは大阪都構想とは真逆のもの。完全な欺瞞でしかない。また、小林よしのりや石原慎太郎もそうだが、概して国粋主義を必要以上にひけらかす人物は偽の愛国者でしかない。

結局橋下のやってることはただのぶち壊しであって、その後をどうするのかという展望が全くないんだよ。

小泉竹中路線はぶち壊した後にしっかりと円安輸出支援、そして派遣労働による競争力の確保というプランがあり実行した。それでも、デフレ対策に対しては及び腰で金利を上げろ上げろと言われ続けたのに結局怖くて動かなかったのだが。あるいは故意にデフレを続けさせたのか。

橋下は大阪の公務員を減らした後で彼らをどうするつもりなのか。おそらく全くなにも考えていないだろう。死ねとでも思っているようだ。大阪は大きな自治体だ。大量の職員をかかえている。それを減らすことは地域経済にも大きな影響を与える。

橋下によって大阪の腐敗は是正されるかもしれない。しかしその後に残るのは疲弊した大都市大阪になる。それがわかるころには、彼はもう国政に進出し大阪にはいないだろう。

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大阪という末期ガン患者の病巣である大阪市政に投与されることとなった橋下という抗ガン剤。その力は最悪患者までも殺すことになる。文字通り毒をもって毒を制すの状態。

しかし、選挙戦終盤には同和利権のボスである野中とサヨクの恥部辻元が反橋下陣営に馳せ参ずる事態にwww すんげー対立構図だなこれwww 部落出身者同士の内輪もめになっちょる。これが今の大阪か。

前回の大阪知事選と今回のダブル選挙。これが国政だと、ちょうど前々回の参院選と前回の衆院選に相当すると考えるとよろしい。つまり本当の地獄はこれからだってことだ。

橋下は大阪府政でほとんど成果を上げられなかった。それは市政でも同じだろう。結局にっちもさっちもいかずに成果を残せずに終わる。更に、市の方はまだパフォーマンスの場になるが、府の方は橋下が不在となったため持ちこたえられなくなる。先にやばい状態になるだろう。

国政の場合、どんなに民主党政権が無能で破壊的でも、優秀な官僚がなんとか決壊を防いでくれている。しかし大阪の場合それは期待できない。橋下と現場の対立は市政の壊滅的な混乱を招く可能性がある。ゴミ、水道、下水、学校、病院、交通、その他様々なインフラサービスが機能不全に陥る覚悟がいる。

橋下に大阪を本気で改革しようという気はない。彼が狙っているのは大阪を踏み台にして国政に撃って出ることだ。大阪府の改革が出来ないのは大阪市のせい、から、地方の改革が出来ないのは国のせい。だから大阪市長やめて国会議員になります。こうなるのが目に見えている。彼は権力が欲しいだけ。何の政策も考えてなどいない。

さらに、ここにきて橋下の勝利に群がってきた連中のあさましいこと。亀井に石原。石原を党首に橋下と連携して新党をなんて言い出した。平沼かわいそう過ぎるwww

大阪の政治は今の日本の縮小版だ。国民がメディアによって救世主幻想に惑わされたばか騒ぎでしかない。その似非救世主を育てたメディア自身が育ててしまった悪魔のまき散らす害悪の火消しに右往左往し始めている。

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