好評を博した前作「カイジ~人生逆転ゲーム~」の続編が遂に公開。
私自身とても楽しみにしていたのですが、事前情報はあまり知らずに見てきました。知ってたのは、原作での人気エピの沼がメイン、利根川再登場・石田の娘が登場、新ギャンブル「姫と奴隷」が登場、一条が鉄骨制覇者ってくらいかな?

TVや雑誌での宣伝や直前の「逆転ゲーム」の放送などあり、映画感の来場者は中々多かった印象でしたねー。




以下、簡単に感想。


今回も、前作と同じように原作準拠展開ながらも、映画版独自のストーリー構成やキャラクター起用でかなりのアレンジが加えられてる印象。「姫と奴隷」も、カイジが沼攻略に挑む上で突破すべき関門として、いい演出でした。
一条役の伊勢谷さんがかっこよかった。本来は二枚目役する藤原竜也さんが演じる泥臭い・三枚目な「くそヒーロー」と対比されるかたちで、スマートな現実に居そうな美形カジノ支配人を演じていて見応えありました。

「カイジ2」では、一条がカイジとは別なかたちで鉄骨を制覇。正にカイジの「好敵手」の役柄として終始対比される構成が面白かったです。
押す事で道を拓き、勝利によって人生を再出発した一条と、結局最後まで誰も押さず、むしろ他人を助けようとして遂には助けられなかった何処か非情になれないカイジ。そうした二人が鉄骨渡り制覇によって得た経験・人生感が勝負の分かれ目として話の中核で作用するのも良かった。
カイジが沼制覇直前に一条に放った言葉と利根川の最後の言葉は、カイジの人間性を正に表した言葉でしたねー。

この映画のもう一人の主役であるパチンコ台「沼」の存在感もよかった。実際にクルーンに打ちこまれる玉を映しているようなので、臨場感抜群。「あー、○○があると玉ってこういう動きするのね」とか、「○○○が作動すると入賞する気出ないな」とか、パチンコ台「沼」が”人食い沼”と言われる所以がとても良く分かる演出で、原作ファンは必見ですね。

私は原作カイジも沼編もかなり好きなので、今回の映画版もかなり楽しめました。俳優陣の好演も素晴らしい。みんな活き活きとしてた。福本先生、マンガの仕事以外でもお疲れ様です。そして原点を踏襲しつつ、新要素によって新しいカイジサーガを作り上げたスタッフさん、本当にお疲れ様でした。本当に楽しかったですm(_ _)m



以下、ネタばれ含んだ一言感想。











・会長・・・うお、眩し!!
・上限をなくし(ry うおおおおおおおおおお←ワラタ  チンチロ勝負をここまでギャグテイストに仕立て上げるとか凄い
・ミココ似すぎ。ミスミココンでグランプリの人かと(笑)
・帝愛ホールの遊戯台は一社提供
・「命の灯」なし。坂崎最大の見せ場が・・・
・石田さん綺麗だろう・・・死んでるんだぜこれ・・・転落したのにな
・車炎上←嘘よねーんはイイね。カイジが目を離した隙にすり替えてたのか、建物内でかな?
・石田のチケットの使い方、いいね
・食うぞ乾杯ー!←ちょww先生wwww