昨日は、宮司を兼務する金沢市北森本町鎮座・川崎神社の例祭を奉仕いたしました。

 

 

川崎神社は、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)を主祭神とされているので、当社の第一境外末社でもあります。

 

4月17日に例祭をおこなうのは、皇大神宮(内宮)で10月17日に斎行される神嘗祭(かんなめさい)にちなんだものと考えられます。

 

 

境内には小川が流れており、それを跨ぐように石橋が架けられていますが、伊勢の神宮(内宮)の五十鈴川に見立てて、橋の名は「五鈴橋(いすずばし)」と命名されています。

 

 

<宇治橋と五十鈴川の清流>

 

そして、川崎神社の参道左手には由緒碑があります。

 

森下川(もりもとがわ)右岸に鎮座しているので、かつては川向社と称していたのですが、その後現在の社名となりました。

 

 

由緒碑の手前には、台座石灯籠が対で配されているのですが、元日の地震で社殿向かって左の灯籠の笠の部分が落ちて、火袋が破損しました。

 

近々修復していただくことになっていおります。

 

 

御社殿と社務所です。

 

 

社殿内に入ると、イグサ(藺草)の良い香りが漂いました。

 

 

拝殿の畳表と縁が新しいものに張り替えられていました。

 

 

我々神主の座る高麗縁(こうらいべり)の軾(ひざつき)も新調していただきました。

 

なお、軾(ひざつき)とは、その名とおり膝を付くための敷物で、神前に敷かれる半畳ほどの上敷きです。

 

 

祝詞座(のりとざ)の厚畳軾も新しくなっていました。

 

 

また、社務所の畳もすべて新しくなり、壁も塗り替えられていました。

 

祭典後、さっそく畳や壁を祓い清めました。

 

 

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