地球(テラ)の旅立ち 18 沖縄海底遺跡 | イッピーの独り言

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ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですかドキドキ

 

前回の続きだよグッド!

 

ボクはまだ物語のなか。

 

きょうはボクの「地球(テラ)の旅立ち」の

 

おはなしの仲間と一緒に沖縄に来てる。

 

ボクは今ラヒーリオと一緒。

 

ここは石垣島。

 

人の気配があまりない。

 

太平洋を望む小高い丘の上に二人。

 

朝の太陽が海に反射してキラキラと光る。

 

すぐ近くの崖の下の海ではイルカの群れが

 

楽しそうに泳いでいる。

 

まるで僕たちに挨拶するように。

 

僕たちが沖縄に来た理由。

 

それは沖縄にはまだやまと大陸のあの時の

 

記憶のかけらが残っているから。

 

沖縄には伝説があります。

 

遥か昔、大海原の彼方「二ライカナイ」から

 

沖縄に神が降り立った。

 

神の名はアマミキヨ。

 

古来より、沖縄では太陽の昇る東方のことを

 

゛あがり゛と呼び、そこは理想郷

 

二ライカナイのある聖なる方角と

 

考えられていました。

 

その太陽が昇る方角を東方(あがりかた)

 

または東四間切(あがりゆまじり)と呼び

 

神聖な方角とされ太陽神信仰と密接な

 

関係を持っています。

 

久高島を特別な祈りの場所と定め、昔は

 

琉球国王も麦の穂が出る旧暦2月には

 

久高島へ行幸していました。

 

今でも久高島は聖なる地としてその

 

神秘性を保っています。

 

この習慣。

 

けがれのない祈りの場所を持つこと。

 

聖地へ行幸すること。

 

これはやまと大陸文明の習慣

 

そのものでした。

 

そして東の方角、今は太平洋の真ん中、

 

これはやまと大陸のあった方角。

 

沖縄ではこの行幸、巡礼が「東御廻り

 

(あがりうまい)」と呼ばれ

 

いつしか島の伝統となりました。

 

東を「あがり」と呼び特別視するのは、

 

その方角が特別な祖先が来た方角だから。

 

もうひとつ沖縄には御嶽(うたき)

 

と呼ばれる礼拝所があちこちにあります。

 

人々はそこで祈りをささげます。

 

その御嶽の特別に大きなもの、そして

 

城のようなものを城(ぐすく)と呼びます。

 

大きな「ぐすく」の石垣は非常に緻密な

 

構造を持っています。

 

その緻密な石垣はあのマチュピチュの

 

石垣とほぼ同じ技術で作られています。

 

ラヒーリオは南の方角を示しながら

 

静かにボクに言った。

 

「ちょうどこの方角の向こうに見える島、

 

黒島の沖にはいまだに海の底に当時の

 

やまと大陸の痕跡が眠っている。

 

その遺跡がもうすぐ発見される時がくるよ。

 

そしてその時が地球の人類に大きな変化が

 

起きる時。

 

この黒島はハートの形をしているんだ」

 

 

上空からの黒島

 

 

ボクはやまと大陸の人々がパターンに

 

こだわっていたのを思い出した。

 

それに僕には彼のその言葉の意味する事が

 

分かった。

 

ラヒーリオがそのことを知っている理由は

 

彼の祖先と関係があること。

 

そしてこの場所を彼がもう何度か

 

訪れていたかもしれない事。

 

もしかするとその遺跡を彼がもう

 

見たかもしれない事も。

 

ボクは彼の次の言葉を待った。

 

「あそこを見に行こうか」と彼は言った。

 

続きはまたねグッド!

 

 

 

イッピーの独り言

もしかして海に潜るの。

ボ、ボク泳げないのに(=_=)ヘミシあせる