地球(テラ)の旅立ち 21 アメリカで日本の伝統文化を教える継承スクールとは | イッピーの独り言

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ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですかドキドキ

 

レムリアの物語の続きですグッド!

 

きょうの舞台もまだ沖縄ですが

 

新しい登場人物が参加します。

 

しおり(栞)とやまとの二人は今東京から

 

沖縄への直行便に乗っています。

 

やまとはアメリカの大学院を卒業し外資系の

 

巨大投資ファンドで働くM&A

 

(企業合併・買収)のスペシャリスト。

 

栞はアメリカのハイスクールを卒業し

 

現地で看護師の資格を取得しました。

 

英国と日本のアロマテラピストの資格も

 

持っています。

 

彼女は日本で大きな老人ホームや老人病院で

 

アロマテラピーのサロンをいくつか

 

持っています。

 

二人はワシントンDCで知り合って

 

すぐに恋に落ちました。

 

それは運命だったのかもしれないと

 

栞は感じています。

 

もしかしたら前世からの運命の絆・・・

 

帰国後ようやく日本での生活のリズムが

 

安定してきたのでもうすぐ結婚

 

することにしました。

 

きょうはやまとの少し早い夏休みが1か月間

 

まとまってとれるので二人で沖縄に

 

向かっています。

 

二人をアメリカで引き合わせてくれた

 

恩人の石嶺教授に婚約の報告をする事に

 

なっているんです。

 

久しぶりに石嶺先生に会うので二人とも

 

ウキウキしています。

 

石嶺教授はアメリカの大学で海洋生物学を

 

教えていました。

 

もう40台半ばになるが物事にこだわらない

 

さっぱりとした性格が誰からも

 

好かれています。

 

今は沖縄で海洋生物研究所の所長を

 

しています。

 

栞はアメリカでは週末だけの学校を日本人の

 

小中学生の子供たちに開いていました。

 

学校と言っても正式な物ではなく

 

週末集まって子供たちに日本の遊びや

 

習慣を通して、アメリカに居ても

 

日本の心を忘れないようにするための

 

いわば週末のキャンプのようなもの。

 

夏になると一週間単位でサマーキャンプも

 

開いていました。

 

折り紙

 

流しそうめん

 

スイカ割り

 

浴衣の着付け

 

盆踊り

 

冬にはもちつき

 

などを子供たちに教えます、

 

すべて日本語で。

 

日本の伝統文化を継承するので名前を

 

「ケイショウ・スクール」に決めました。

 

口コミの評判を聞きつけて生徒の数が

 

毎年増えました。

 

両親が日本に関係のある仕事をしている

 

アメリカ人の子供も参加するように

 

なってきました。

 

自分達だけの2~3人のスタッフでは

 

足りなくなってきたので子供たちの相手を

 

する日本人の学生ボランティアを集めるため

 

大学の日本人の先生に依頼してみました。

 

それが石嶺先生でした。

 

すると石嶺教授が自らもこの週末スクールに

 

参加してくれたんです。

 

その石嶺先生が連れて来てくれたのが

 

やまと。

 

やまとは特に熱心に栞を手伝いました。

 

それがきっかけで二人は急速に

 

親しくなっていきました。

 

栞はこの週末スクールは、やまとの仕事の

 

都合で自分たちが帰国を決めた時に

 

信頼のおける友達にゆずって来ました。

 

もともと利益目的ではないのでぎりぎりの

 

運営をしていましたが生徒の数が100名を

 

超えるようになってある程度事業としても

 

成り立つようになっていました。

 

しかし栞はやまとと一緒に日本に

 

帰ることを選びました。

 

沖縄では何日滞在するかまだ決めて

 

いません。

 

でもきっとわくわくすることが

 

待ちうけている。

 

二人にはそんな予感がありました。

 

続きはまたねグッド!

 

 

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一緒に遊ぼうよっ。

おいでおいでするボクドキドキ