総合空手道武禅館多治見本部です。
私は研究家体質なのか、人の動きを見て分析、研究するのが好きです。
武禅館は様々な対戦経験から、相手の技や出場者達の動きを取り入れた総結集のようなもの。
精神は変わらなくても、表面上の技術は過去と大きく様変わりしています。
今回のカラテplusスポーツ全日本も学びが多くありました。
特に私が気を付けなければならないなと思ったのは、やはりシャドー。
特に試合展開や時間配分などをしっかりと意識したシャドーでないと意味がないなと。
過去の私の考えでは、シャドーをやるときは、コンビネーションの際の体の使い方やステップなどそうした動きに再確認としてシャドーを行っていました。
まぁそういう目的のシャドーもありといえば、ありですが、ウォームアップで強い人の動きを見てると違うなと。
色んな人の動きを統計して大まかに考えると、シャドーは時間配分を意識することが重要だと考えます。
大まかに試合の展開は3つに分けられます。
序盤:探り合い
中盤:中距離で差し合い
終盤:得点など優位な状態をキープ、または取り返すか
例えば、試合時間が2分だとした場合。
開始20~30秒程度を序盤
開始30秒くらいから1分10,20秒程度を中盤
残り40~30秒程度を終盤
と区分けすることができます。
対戦相手が決まれば、相手の特徴に合わせた時間配分になりますが、普段の練習ではベースとして、この時間配分で稽古するとよいなと思います。
今までの私達は、試合中、全て同一のペースで動いていたので、自分がポイントリードしている時はよいですが、逆転を狙うのが難しいという特徴がありました。
今回、日本一になる子が出ましたが、これを変えていななければ次は危ういなと実感しました。
昨日から早速実施し、多治見の火曜クラスの子には全て伝わったなと思います。
「今までの自分達と違う」を全員が実践できるようにしていきたいです。
館長、小池
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