先日のブログで、幼少の頃に家族で訪れたお店として紹介しましたが、今も変わらず営業されているようでしたので、ランチを食べに訪れてみることにしました。
昔、家族で伺った時は、伊豆からの観光帰りで閉店間際だったのですが、快く受け入れてくれたお店。
あの時は、皆でカレーを食べた記憶があります。
大きな一枚ガラスのある中二階の建物で、見た目少し入りにくそうなお店なのですが、実際には全然そんなことはありません。
混雑する時間を避けて、11時の開店直後に入りましたが既に女性客が二人いて、その後三組ほど入って来た感じです。
やはり、知っている人は、知っているようですね。



店内は、モダンな造りになっていて、昭和の時代の洋食レストランの趣です。
子供の頃に来た時も窓際の席だったので、今回も同じテーブル、同じ席に座ることにしました。
あの時は夜遅かったので、遠くに三島市内の夜景が見えていましたが、昼間来るとこんな感じ。



あの当時、女性店員さんが「昼間は富士山が凄く綺麗に見える」と言っていたのですが、正にそんな感じの景色でした。
一応、見た目と同じ位に画角を調整したので、リアルにこんな大きさで見えます。
この日は晴れていたので、最高の景色を眺めることが出来ました。
こちらは11時～15時がランチタイムで、お得なランチメニューも用意されていたのですが、今回注文したのはこちら！



黒毛和牛のサーロインステーキ（3100円）とドリンクとライスのセット（450円）♪
飲み物は食後で、サラダはステーキに付いて来るみたいです。
昼間から1人でステーキを食べていますが、ステーキを食べるのは何年ぶりだろう？
前回食べた記憶が無いぐらい、ここ何年も食べていません。



ステーキをアップで撮りましたが、おそらく200グラムはあるかもしれません。
黒毛和牛のサーロインステーキが3100円って、かなり安くないですか？
他のランチメニューも全体的に1200円位で、店構えの割に値段がリーズナブル。
今回はお得なランチメニューではなく、昼間からステーキを食べてしまいましたが、ちょっと遅い自分への誕生日プレゼントということで許して下さい。(^^;)
子供だったあの頃はカレーでしたが、今は大人になったので料理もランクアップしている感じですかね。
当時の自分に言いたいことがあるとすれば、大人になって真面目に働けば、こういうものも食べられるんだということだけです。(笑

和風とデミグラスソースが選べたのですが、洋食の基本はデミグラスソースなので、ここの味付を知るため今回はデミグラスソースにしました。
さすがに、黒毛和牛は肉質が柔らかい。
黒毛和牛の特徴は、脂身が口の中でとろけて無くなるぐらい美味しいということ。
焼き加減も、ミディアムレアで丁度良かったですね。
肝心のデミグラスソースは、濃すぎずにバランスの取れた上品な味わい。
大衆的な濃いめの味ではなく、ホテルの味ともまた違い、例えると1970年代の銀座界隈にある老舗の洋食レストランのような感じです。

あの時代というのは、そういうところで修行した人が地元に帰って自分のお店を持つみたいな流れがあったようなので、こちらのオーナーさんもそういうことなのかもしれません。
フロアーサービスのほうは、ご子息の方がやっているようでしたが、調理されている方は開店した当時から同じだと思います。
今は香辛料を利かせてインパクトを付ける味付が多い中、こういう素材を生かすような味付方というのは、それこそ銀座・日本橋界隈の老舗の洋食店に行かないと味わえない。
一流ホテルの洋食も、世界のVIPを相手にするので、あれはあれで凄いのですが、こういう一般大衆向けの品の良い味付というのは中々ないので、久しぶりに本当の洋食を食べている気がしました。
何よりも、幼少の頃に家族で訪れたお店に、再び来れたというのが嬉しかったですね！
ランチメニューも美味しそうだったので、空いている時間を見計らって、月一では来たいなと思います。
自宅から徒歩でも来れる距離だし、またブログに掲載しますよ。(^^)