Trapped in me.

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Trapped in me.
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http://blog.goo.ne.jp/yukkanen
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チーズインザトラップのレビューブログ 時系列に沿って、その内容を解釈していきます。
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  • レビュー (100%) - 4 / 111人中
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※最新の記事

  • 日本語版ツッコミ?:4部(248話〜)
    こんにちは 本家も終わってしまい、手持ち無沙汰の皆様! 今こそ日本語版にツッコミを入れる時です 私、チマチマと更新分までツッコミを入れ続けて来たのです。 ということで、 日本語版ツッコミ記事?でございます ?〜?はこちら↓ 日本語版ツッコ…05月19日 01時00分
  • あとがき
    皆様こんにちは 最後の本家更新は、エピローグ後の「あとがき」でした。 ではお楽しみ下さいませ チーズインザトラップ あとがき こんにちは。スンキです。あとがきです。さくさく行きましょう 遂に‥ 2010年7月に始まったチーズインザトラップは…05月17日 01時00分
  • エピローグ(3)ープロローグー
    時は十数年前に遡る。 総合病院に入院した河村教授の見舞いに、淳が連れ出された時のことだ。 ”恩師”と長い間言葉を交わす父の背中に目を遣りながら、幼い淳は病室を出た。 同じような造りの部屋が、まるで無限に続いているかのような眺め。 休憩所に…05月15日 01時00分
  • エピローグ(2)ー扉の中でー
    空には満月が浮かんでいた。 その頃赤山家では、普段より一組多い布団が敷かれようとしているところであった。 少し丈の短い蓮の服を着た淳が、気まずそうに頭を掻いている。 「明日の朝は七時頃起きるかしら?」「はい。すみません、お世話になります」…05月13日 01時00分
  • エピローグ(1)ー涙の行方ー
    時は雪の卒業式より一年程前に遡る。 淳がその涙と共に心の扉を開け放し、雪の目の前に立つその時に。 本音を口にした淳が、雪に問う。 「もう俺のこと嫌になった?」 涙を流し続ける彼は、いつしか消えて無くなりそうに儚かった。 自身の選択で決まる…05月11日 01時00分
  • 最終章(7)ーBon Voyageー
    散々泣いた雪の目は、既に腫れ始めていた。 雪はヨレヨレになりながら、建物の陰で一人佇む。 ↓人気のない場所で落ち着こうとしたけど‥ まるでメガネを外した、の◯太君のような顔‥。 雪は顔を両手で覆いながら、そんな自分が恥ずかしくて悶絶する。…05月09日 01時00分
  • 最終章(6)ー卒業式ー
    その日は、雲一つない晴天だった。 ”卒業おめでとうございます”と書かれた横断幕が、A大中に貼られている。 学位服を着た卒業生達が、皆花束を片手に笑っている。 さて、雪は一体どのような春を迎えているだろうか? <私?> <私は今日、とうとう卒…05月07日 01時00分
  • 最終章(5)ーそれぞれの春(2)ー
    霞がかった青空に、白い花弁が舞っていた。 春は彼等にも再び巡ってくる。 その人は何気なく歩くいつもの道に、 ある日突然現れた。 「お‥おはよ」 「元気にしてた‥?あ‥」 「久しぶりね」 ぎこちなく手を振る秀紀の姿を見て、遠藤修の胸の中へ花…05月05日 01時00分
  • 最終章(4)ーそれぞれの春(1)ー
    <また季節が過ぎ去って> <そしていつの間にか、また新しい春が訪れていた> 長く寒い冬を越え、いつしか植物も新しい芽を芽吹かせていた。 柔らかなその芽からは、やがて綺麗な花が咲く。 春の霞が青空を淡い色に変え、日の光を柔らかに照らしていた。…05月03日 01時00分
  • 最終章(3)ー越冬ー
    薄曇りの曇天に、ビル群の明かりが反射し靄がかかる。 いつしか秋が去り、冬が訪れようとしていた。 青田淳は一人、夜の街角に佇んでいる。 冷たい空気の中で佇む彼は、どこか憂いを帯びた影を背負っていた。 ネオンが溶け込むその空気を背景にして、彼…05月01日 01時00分
  • 最終章(2)ー向夏・行く秋ー
    空は青く澄み渡っていた。 雪は早朝のキャンパス内を一人で歩く。 今日は特別講義が学館で催されていた。 建物の前に置いてあるパネルには、「CEO サクセスストーリー特別講義」と銘打ってある。 壇上に立ったとある企業のCEOは、時間通りに講演…04月29日 01時00分
  • 最終章(1)ー送春ー
    ピピピピピピ‥ 携帯のアラームが、大音量で鳴り響く。 眠りこけていた雪は、その音でパチッと目を覚ました。 すごい寝相のまま‥。 天井を見つめながら、「朝‥」と小さく呟く。 雪はのっそりと起き上がると、ベッドの上に置かれている携帯に手を伸ば…04月27日 01時00分
  • <雪>If(5)ー回帰ー
    雪はその場にへたりこんだまま、先程青田淳から言われた言葉を反芻していた。 「俺って本当に怖いってだけ?」 これまで嫌という程苦しめられて来た彼に言われたその一言。 雪は彼が今までしてきた所業を思い出し、感情のままに怒鳴り出した。 「何なの…04月25日 01時00分
  • <雪>If(4)ー終わりと始まりー
    終わった‥ 雪はがっくりと項垂れていた。それもそのはず。 先程皆のアイドル青田先輩に、公衆の面前でとんでもないことを言ってのけたのである。 「ていうか常識ってもんがあるならさぁ、自分の行動を省みてからそれ尋ねましょうよ! 火を見るより明ら…04月23日 01時00分
  • <雪>If(3)ー別々の道ー
    なんだかんだで授業は終わり、一行はゾロゾロと共にキャンパス内を歩いていた。 雪は消えない違和感を抱えつつ、彼らと一緒に歩みを進める。 「あれ?」 すると平井和美が何かに気づき、声を上げた。 和美の視線を辿って、雪もそちらに目を向ける。 鮮…04月21日 01時00分
  • <雪>If(2)ー縁と対処とー
    「もしも」の話は続いていた。 この世界の雪が、違和感を感じ続けて首を捻っている。 一体何なの?この気持ち‥ 様々な状況がごちゃまぜになった状態で、何かを忘れているような気がしてならない。 悶々としながら歩いていると、不意に男性とぶつかった。…04月19日 01時00分
  • <雪>If(1)ー開講ー
    ピピピピピピ‥ 携帯のアラームが、大音量で鳴り響く。 眠りこけていた雪は、その音でパチッと目を覚ました。 すごい寝相のまま‥。 天井を見ながら一人呟く。 「あ‥開講か‥」 長い休みが終わり、今日から新学期。 雪は暖かくなり始めた外の気温に…04月17日 01時00分
  • 鍵の外れた扉
    どうしてかだって? あの時淳が口にしたその答えは、驚く程シンプルなものだった。 「好きだから‥」 無自覚だったその答えを、自覚した淳は改めて雪にそう伝える。 「だから‥」 流れ落ちる大粒の涙が、閉ざされていたその扉を開ける鍵になる。 二人…04月15日 01時00分
  • <淳>青嵐
    感情は理由が分からないまま揺さぶられ続ける 青葉が茂る夏の始まり。 まるで嵐のような強い風が、淳の心の中にまで吹き込んでくるようだった。 彼女の掌が唇に触れたあの瞬間、時が止まったかと思った。 すぐ側にある彼女の顔から、まるで目が離せなく…04月13日 01時00分
  • <淳>風光る
    いつしか桜の花は散り、キャンパス内は瑞々しい若葉で溢れていた。 新緑の季節の中に、学生達が笑い合う声が賑やかに響く。 その日、淳は真新しいスーツを身に纏っていた。 「おーい!青田さんよ!」 声を掛けて来たのは柳である。 「いや〜キマってる…04月11日 01時00分
  • <淳>朧
    雪が座る前方の席で淳は、一人授業を聴いていた。 胸の中がざわめき続けている。 右手にはペンが握られていた。先程雪から借りた物だ。 言ってみれば先輩の権限で、半ば強制的に‥。 猜疑心の塊のような顔をしてこちらを見る彼女の、あの表情が胸を燻ら…04月09日 01時00分
  • <淳>春の日
    淳はこう言葉を紡いだ。 ただ、君に優しくしたかった、と。 あの時は、その理由が分からなかったけど 思い出すのは、瑞々しい若葉の濃い緑。 ただ君に近付きたかった。 あの細い指先を、もう一度繋いで欲しくて。 単純に目的はそれだけだったんだ。 …04月07日 01時00分
  • 「ごめん‥」 掠れた声で、淳がそう口にしたのを雪は聞いた。 淳は俯きながら、これまでの記憶をなぞり出す。 俺、もう何度もこう思ったよ 結局俺は、君に被害ばかり与えてしまうんじゃないかって 荒れ果てた部屋の中で横たわりながら淳は、 以前ここで…04月05日 01時00分
  • 見えない扉
    時は少し遡る。 淳が雪の元に駆けつけることになる、ほんの数時間前に。 キィ‥ その扉は静かに開いた。 静謐な空間の中に一人、ぽつんと彼が現れる。 その暗い室内には、荒れ果てた風景が広がっていた。 まるで彼の心の中のような、混沌と荒廃がそこ…04月03日 01時00分
  • 見えない傷
    深く暗い闇が、静香の瞳の中に広がっている。 雪はその胸ぐらを掴んで、揺さぶってみて分かった。 彼女は、何も持っていないのだと。 どんなに与えられても、人から奪っても、彼女の中にある穴に全て吸い込まれて堕ちて行く。 その穴の埋め方を、今まで…04月01日 01時00分