あじろのあじと

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あじろのあじと
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オリジナル小説ブログ。恋愛小説「なのなのな」更新中。
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※最新の記事

  • 【雑記】生まれ変わったら
    来世は男に生まれたい。なんか、男は楽しそうだ。なーんていうと、男性から、いろいろ言われそうですけど。隣の芝は青くみえるのさ♪男に生まれたら、いろいろやんちゃしたい!女の子なのに!って言われて育ったからさー。まずはサッカーしたいな。私はサッ…03月23日 15時14分
  • 【雑記】夢を見ている夢を見た
    夢を見ている夢をみました。それも夢だったという。本当に目が覚めてもしばらく現実なのかどうか、わからなくてぼーっとしてました。また夢だったりしてって。午前中よりは大分ましになりましたが、まだぼんやりしてます。朝焼けがすごくて、起きた時の窓の…03月06日 12時20分
  • ありがとうございました。
    「なのなのな」、アルファポリス主催の恋愛小説大賞に参加していました。読んでくださった方、拍手してくださった方、投票してくださった方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。 03月01日 12時45分
  • あとがき
    優柔不断です。選択肢が2つ以上ある時は、「どちらにー」で決定します。*バリエーションが地方によっていろいろあると知って驚きました!「なのなのな」ではそんな自分をちょっぴり投影させてみました。桃子みたいに、すっぱり決められる人がうらやましい…02月28日 12時00分
  • なのなのな 最終話
    「うん。私も嫌。私たちのどちらと付き合うか、選んで」 桃子はこれ以上ない魅惑的な笑顔を作ってみせた。「選ばないとダメ? どうしても?」 亮平は食い下がったが、共同戦線をはった桃子と彩花はゆずらなかった。「しょうがねえなあ」 ぶつくさ文句を…02月28日 08時00分
  • なのなのな 7−4
    「私、彼が好き」 一瞬の間の後、彩花と亮平の驚きの声が美しいハーモニーを奏でた。「桃子は佐野さんが好きなんじゃなかった?」 彩花は悲鳴に近い声をあげた。「佐野って誰?」「同じ会社の人、桃子の先輩」 彩花が亮平に耳打ちした。「リョーヘイが好…02月27日 17時00分
  • なのなのな 7−3
    亮平に追いついたのは駅前にさしかかった時だった。「ちょっと待って」 息を切らしながら亮平の背中にむかって声をかけると、亮平が振り返った。驚いたみせた表情はみるみるうちに歪んでいった。「何だ、その格好」 亮平がそう口走ったのも無理はない。大…02月27日 12時00分
  • なのなのな 7−2
    部屋のインターホンが鳴った。日曜の午後だ、新聞の勧誘か何かだろうと桃子は無視を決め込んだ。そのうち諦めて帰るだろうと思っていたら、ドアの外からフルネームを呼ばれた。慌ててドアを開けると、亮平が立っていた。「よっ。おっ、なんかよさそうな部屋…02月27日 08時00分
  • なのなのな 7−1
    「一か月でも二か月でも待つ」 あの夜、貴一はそう言った。 彩花とのことがあって戸惑っているだろうから、気持ちの整理がつくまで待っていると言い、付き合う気になったら金曜日の夜、「ペルソナ」まで会いに来てくれとも。 店内に入るなり、マスターと…02月26日 17時00分
  • なのなのな 6−6
    「それで、カツ丼にするかそばにするか決めたの」「そばにする」 スマホの画面から目を離さずに亮平は言った。「彩花とはうまくいってる?」「普通」 亮平はそばをすすった。豪快な音がした。食べっぷりのいい男性は嫌いじゃない。「普通って何、あんたの…02月26日 12時00分
  • なのなのな 6−5
    「あれ、引っ越すの?」 業者が最後の荷物を運び出し終わった後、開けっ放しのドアから亮平がひょっこりと顔をのぞかせた。がらんとした部屋を見回し、亮平は「同じ間取りだけど、なんか広く見えるのな」 と言った。不思議な光景だった。亮平はまるで自分…02月26日 08時00分
  • なのなのな 6−4
    着信履歴には彩花からの名前がずらりと並んでいる。留守電はすべて彩花からで、メールも彩花からのものが目立つ。だが、留守電もメールも、彩花からのものは無視し続けてきた。冷たいかもしれないが、貴一と別れるにしても付き合うにしても、どちらの決断に…02月25日 17時00分
  • なのなのな 6−3
    「別れたよ」 部長の真似を笑いあう中で、貴一はさらりと言ってのけた。何の話だろうと桃子ははじめのうち戸惑っていたが、やがて彩花のことだと気づいた。「彩花から別れようって言いだしたんですか?」「いや、俺の方から」「それは、いつですか」「三週…02月25日 12時00分
  • なのなのな 6−2
    「ねえ、何で浮気なんかしたの」「浮気って……そういうつもりじゃなくて」「これが浮気でなくて何なの? 彩花は先輩と付き合っているんだよ。彼は彩花が先輩という彼氏がいるって知ってるの?」「知ってるかもしれないし、知らないかもしれない」「ねえ、…02月25日 08時00分
  • なのなのな 6−1
    「桃子!」 桃子を見るなり、彩花は体を投げ出すようにして桃子に抱き付いてきた。酔っているらしく、息が酒くさい。彩花はひとりではなかった。彩花の背後に亮平が立っていた。「あれ、知り合い?」 亮平は手にした鍵を、彩花と桃子とにかわるがわるむけ…02月24日 17時00分
  • なのなのな 5−9
    シャワーを浴びて出てくると、バッグの底でケータイが震えていた。夜中の12時近くにかけてくるのは彩花ぐらいなものだ。どうせ男について――貴一についての相談だろう。相談にはのらないと宣言した以上、電話には出まいと、桃子は無視をきめこんだ。 し…02月24日 12時00分
  • なのなのな 5−8
    一円だって取り返してやる。桃子はケータイを取り出し、コーヒー代を打ち込んだ。「ねえ、あんたのメルアド教えて」「何で?」 サンドイッチにかぶりついていた亮平は不思議そうな顔をしてみせた。「借金返済の催促したいから」 コーヒーでサンドイッチを…02月24日 08時00分
  • なのなのな 5−7
    「そんなはずないっしょ。もう一回試してみてよ」「もう何度も試したけど、エラーになるの。また限度額超えたんじゃないの」「じゃ、こっちので」 亮平は別のカードを取り出した。桃子には笑顔を取り繕っていたが、不安なのか、何度もレジに視線をやった。…02月23日 17時00分
  • なのなのな 5−6
    「あれ、買い物?」「それ以外に何が?」 見ればわかるだろうと、試着したばかりのスーツを腕にかけ、桃子は足早にレジにむかった。その後を亮平が小走りに追った。「そのスーツ、オレに買わせてよ」 カバンから財布を出そうとするのを、亮平がさえぎった…02月23日 12時00分
  • 拍手コメントお返事です
    21日、5−1に拍手コメントをくださった方へありがとうございます。私も読者の立場になると毎日更新してくれているブログがあると嬉しいです。毎日どころか、今日から1日三回更新です。うざくてすみませんが、月末の完結までお付き合いださい。 02月23日 11時22分
  • なのなのな 5−5
    セールの文字にひきつけられ、桃子はふらりと店内へと足を踏み入れた。新商品のマチ付きクリアファイルの試作品の打ち合わせに工場に行った帰りで、降り続ける雨をよけてデパート内を通り抜けて駅にむかおうとしていた。そのデパートと駅とは屋根付きのコン…02月23日 08時00分
  • なのなのな 5−4
    すっと胸が軽くなった。持ちきれなくなった荷物をかたっぱしからその場に投げ下ろすかのように、桃子はまくしたてた。「彩花のことを考えてじゃない。先輩が好きだから、早すぎるって言ったの。嫉妬の気持ち。先輩の気持ちが私にないってわかってても、最後…02月22日 17時00分
  • なのなのな 5−3
    「彩花、もう相談にはのれない」 そう言うなり、桃子はカウンターに額をぶつける勢いで頭を下げた。近くの席の男がケータイを手に立ち上がったのをきっかけに顔をあげると、口を半開きにしたまま固まっている彩花の顔が目に入った。その口が「に」の形をし…02月22日 08時00分
  • なのなのな 5−2
    「やっぱり、やめます、この企画」 きっぱりと言い放ち、桃子はファイルを閉じた。「何で?」「だって、私らしくないんですよね、この企画」 沈黙が二人の間を漂った。「やりたいんじゃないの、この企画」「……」「人にどうこう言われたくらいでやめるだ…02月21日 17時00分
  • なのなのな 5−1
    PC画面が真っ白になったので、慌てて操作を取り消すコマンドを打ち込んだ。画面には、間違えて全削除してしまったプレゼン資料が出現した。人生でも、前の行動を取り消せたらどんなにいいだろう。 彩花に貴一と付き合うよう勧めたこと。 彩花の男選びを…02月21日 08時00分
  • なのなのな 4−9
    桃子が呆れている間に、亮平はそそくさと部屋の中にあがりこみ、ラグの上にあぐらをかいて座った。どうあっても居座るつもりらしい。「その格好だけはどうにかしてよね」 一応、気を遣って局部だけは両手で覆って隠しているが、全裸の亮平である。桃子は使…02月20日 08時00分
  • なのなのな 4−8
    「いない」 亮平の姿を探していた女がいまいましそうに呟いた。そんなはずはと、玄関にむかって上半身をひねりかけていた桃子は部屋の中に舞い戻ってきた。 女の言うように、亮平の姿はどこにも見当たらなかった。ベランダには物干し竿とエアコンの室外機…02月19日 08時00分
  • なのなのな 4−7
    ドアを閉め切ってしまってから、桃子はチェーンを外した。このまま閉めだしてしまってもよかったのに、桃子はドアを再び開けた。部屋には桃子以外に誰もいないとわかれば、女は引き下がるだろう。彼女の標的はあくまでも亮平だ。 ドアが開け切るのを待ちき…02月18日 08時00分
  • なのなのな 4−6
    目覚まし時計が鳴り続けている。起きなければならないのはわかっているが、体がだるい。このところの残業続きで眠くて仕方ない。アラームをとめようと夢見心地で布団から手を出し、サイドテーブルにあるはずの目覚まし時計のありかをさぐった。 だが、アラ…02月17日 08時00分
  • なのなのな 4−5
    失恋を癒す薬は、時間と新しい恋だという。新しい恋が簡単にできるくらいなら、同じ男に六年も片思いをしていない。時間は即効性に欠ける。桃子は仕事に打ち込むことにした。 子どもの頃から文房具が好きだった。シャーペン、クリップ、お菓子のような甘い…02月16日 08時00分
  • なのなのな 4−4
    「え、なに?」 先制口撃をくらい、亮平は目を白黒させた。寝ているところを起こされたらしいTシャツに短パンというラフな格好だった。「音楽がうるさいっていうんでしょ。わかってる。でも今夜だけは聴かせて」 桃子は真剣なまなざしで亮平に頼み込んだ…02月15日 08時00分
  • 【雑記】Happy Valentine's Day
    恋人のことを思う日だなんて、なんて素敵な日。好きな人のことは毎日だって考えるけど、バレンタインデーは特別。クリスマスは家族で過ごすのが好きだけど、バレンタインデーは恋人と過ごしたい派です。別に豪華なことをするわけでもなく、高価なプレゼント…02月14日 14時14分
  • なのなのな 4−3
    メイクを落とそうとして鏡を見、その必要はないと気づいた。ファンデーションは涙ですっかり流れ落ちてしまっていた。瞼が赤いのはアイシャドーのせいではなく、散々泣き続けたせいだ。 彩花と別れてから、桃子は泣きっぱなしだった。電車でも、駅からマン…02月14日 08時00分
  • なのなのな 4−2
    桃子の判断を辛抱強く待つ彩花は、女の桃子からみてもかわいい。大きくて潤んだ瞳に上目づかいで見つめられた日には、男なら恋に落ちてしまう。貴一も男だったということだ。ザ・女子といったかわいい女の子が好きな……。「彩花は佐野先輩のこと、どう思っ…02月13日 08時00分
  • なのなのな 4−1
    「付き合いたいって言われたの、佐野さんに」 彩花からそう聞かされた瞬間、桃子は飲みかけていたファジーネーブルをマーライオンみたいに吹き出しそうになった。必死の思いで口を閉じ、喉に流し込んでしまおうとして気管に入ってしまったのか、ひどくむせ…02月12日 08時00分
  • なのなのな 3−3
    「どんくさ」 男はくすりと笑ってドアを開け、部屋の中に入っていってしまった。誰のせいだよと、男の消えたドアの向こうを睨みつけて立ち上がると、再びドアが開き、男が姿を現した。手にはアイスノンを持っていた。「ぶつけたとこにあてときな」「あ、あ…02月11日 08時00分
  • なのなのな 3−2
    ドアの隙間から若い男が顔をのぞかせた。まるで爆風にでも煽られたかのように、男の長めの髪は根元から立ち上がり、好き勝手な方向を向いている。「隣のもんだけど。壁叩くのやめてくんない? うるさいんだけど」「うるさいってっ! 痛っ!」 逆に文句を…02月10日 08時00分
  • なのなのな 3−1
    はぁっはぁっはぁっ…… 荒い息遣いが聞こえてくる。隣の部屋からだ。壁が薄いらしく、上下左右の部屋の生活音は筒抜けだ。とはいえ、寝に帰ってくるだけの部屋だからさほど気にしてはいなかった。三か月前、隣の六〇七号室に新しい隣人が越してくるまでは…02月09日 08時00分
  • なのなのな 2−6
    類は友を呼ぶ。悪い意味でも、良い意味でも。 貴一の大学の後輩だと紹介された三上慶介は、貴一に雰囲気が似ていた。背の高さは同じぐらい、髪は三上の方が長めだったが、清潔感のあるヘアスタイルで印象は悪くない。口角のきれいにあがる笑顔はまるで兄弟…02月08日 08時00分
  • なのなのな 2−5
    それがある場所はわかっている。わざわざ目につかない場所に隠したというのに、まるで洞窟の奥でひっそりと輝くヒカリゴケのように、控えめながらしっかりとその存在を主張し続けるので、気にならずにはいられない。 ベッドから起き上がった桃子は、その足…02月07日 08時00分
  • なのなのな 2−4
    「今ちょっといいかな」 パーテーションの上から貴一が顔を覗かせていた。桃子は慌ててノートパソコンを閉じた。昼時とあってオフィスには貴一と桃子しか残っていなかった。 「立木って、デザイナーの長谷川さんと仲いいよな」 聞き飽きたセリフ、彩花と…02月06日 08時00分
  • なのなのな 2−3
    凄まじいモテぶりには嫉妬する気にすらなれない。それにしても、母体の数が多いのだから、その中にはマトモな男がいてもいいはずなのに、桃子のめがねに適う男は一人もいなかった。 合コンとナンパ、だもんね―― そもそも母体そのものの質が悪い。付き合…02月05日 08時00分
  • なのなのな 2−2
    桃子のケータイがけたたましく鳴った。着信を見ると彩花からだった。「誰?」「彩花です」「デザイナーの長谷川彩花?」「はい」「出た方がいいんじゃない?」 無視し続けているのに、ケータイは鳴りやまない。「はい……」 桃子はケータイを握りしめ、後…02月04日 08時00分
  • なのなのな 2−1
    トイレから戻ってくると、暗がりのオフィスのどこからともなく女の歌声が聞こえてきた。誰かが残業しながら音楽を聴いているようだ。 女性にしては低めのスモーキーな声。けだるいメロディ、哀愁を帯びたピアノの旋律。何を歌っているのかまでは聞き取れな…02月03日 08時00分
  • なのなのな 1−5
    桃子が彩花の憩いにたじろいでいると、彩花がさらに迫って桃子の両手を取った。「私、男を見る目がないし、優柔不断な上に、下した判断はとちくるってるから男で失敗するの。だから、桃子が私のかわりにいい男かどうか見極めてくれて、どうしたらいいかの指…02月02日 08時00分
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    オリジナル小説ブログ「あじろのあじと」へようこそ。つたない作品ではありますが、楽しんでいただけましたら幸いです。【詩】熱情のあとに / あなたに似た人 / 愛するということ / 優しい雨 / 初恋 / 欲望【小説】なのなのな片思いし続けて…02月01日 08時05分
  • なのなのな 1−4
    「ねえ」 彩花は突然、ぐいと顔を近づけてきた。「どうして付き合うとすら思わないの?」「どうしてって」 目の前にあってますます大きく見える彩花の瞳に妙にドギマギさせられながら、桃子は言葉をさがした。「いい年して夢見心地でいるだけの男なんて、…02月01日 08時00分