源氏物語 ・ おもしろ読み

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1590169
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源氏物語 ・ おもしろ読み
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http://ikaru-uta.blog.jp/
紹介文
現代語訳で読み,かつ解く,一日一話 ドストエフスキーの全著作に匹敵する(?)日本の古典一巻
カテゴリ

※最新の記事

  • 第三段 浮舟、薫の噂など漏れ聞く
    【現代語訳】 あの方の近しい人だったのだと見るにつけても、さすがに恐ろしい。 「不思議と、二人とも同じように、あそこでお亡くなりなったことです。昨日もたいそうおいたわしゅうございました。川の流れに近い所で、川の水をお覗きになって、ひどくお泣…01月19日 08時57分
  • 第二段 大尼君の孫、紀伊守、山荘に来訪
    【現代語訳】 大尼君の孫で紀伊守であった者が、このころ上京して来た。三十歳ほどで、容貌も美しげで誇らしい様子をしていた。 「いかがでしたか、去年や一昨年は」などとお尋ねになるが、耄碌した様子なので、こちらに来て、 「とてもすっかり、耄碌して…01月18日 11時30分
  • 第一段 新年、浮舟と尼君、和歌を詠み交す
    【現代語訳】 年が改まった。春の兆しも見えず、氷が張りつめた川の水が音を立てないのまでが心細くて、「君にぞまどふ」とおっしゃった方は、嫌だとすっかり思い捨てていたが、やはりその当時のことなどは忘れていない。 「 かきくらす野山の雪をながめて…01月17日 10時05分
  • 第八段 中将、浮舟に和歌を贈って帰る〜その2
    【現代語訳】 こちらにも言葉をお掛けになった。 「 おほかたの世をそむきける君なれど厭ふによせて身こそつらけれ (一般の俗世間をお捨てになったあなたですが、私をお厭いになってのことのようで、わが身がつらく思われます)」 心をこめて親切に申し…01月16日 10時51分
  • 第八段 中将、浮舟に和歌を贈って帰る〜その1
    【現代語訳】 「これほどの様子をした人を失って、探さない人があっただろうか。また、誰それの人の娘が行く方も分からないで見えなくなったとか、もしくは何か恨んで出家してしまったなど、自然と知れてしまうものだが」などと、いくら考えても不思議なこと…01月15日 09時20分
  • 第七段 中将、小野山荘に来訪〜その2
    【現代語訳】 言ってもはじまらないお方のことを、やはり際限もなくおっしゃって、 「出家なさった姿を、少し見せよ」と、少将の尼におっしゃる。 「せめてそれだけでも、約束したことの証とせよ」とお責めになるので、入って見ると、わざわざとでも人に見…01月14日 08時32分
  • 第七段 中将、小野山荘に来訪〜その1
    【現代語訳】 今日は、一日中吹いている風の音もとても心細いうえに、お立ち寄りになった僧都も、 「ああ、山伏は、このような日には、声を出して泣けるということだ」と言うのを聞いて、 「私も今では山伏と同じだ。道理で涙が止まらなかったのだ」と思い…01月13日 08時40分
  • 第六段 僧都、山荘に立ち寄り山へ帰る
    【現代語訳】 姫宮がすっかりよくおなりになったので、僧都も帰山なさった。あちらにお寄りになると、ひどく恨んで、 「かえってこのようなお姿になっては、罪障を受けることになりましょうのに、ご相談もなさらずじまいになってしまったとは、何ともおかし…01月12日 09時05分
  • 第五段 僧都、女一宮に宇治の出来事を語る〜その2
    【現代語訳】 「分かりません。そのように話しているかも知れません。ほんとうに高貴な方ならば、どうして分からないままでいましょうか。田舎者の娘も、そのような様子の者はいることでしょう。龍の中から、仏がお生まれにならないならともかく、普通の人と…01月11日 08時55分
  • 第五段 僧都、女一宮に宇治の出来事を語る〜その1
    【現代語訳】 御物の怪の執念深いことや、いろいろと正体を明かすのが恐ろしいことなどをお話しになるついでに、 「まことに不思議な、珍しいことを見ました。この三月に、年老いております母が、願があって初瀬に参詣しました、その帰りの休憩所に、宇治の…01月10日 09時19分
  • 第四段 僧都、女一宮に伺候
    【現代語訳】 一品の宮のご病気は、本当にあの弟子が言っていたとおりにはっきりした効験があって、ご平癒あそばしたので、ますますまことに尊い方だと大騒ぎする。 病後も油断ならないとして、御修法を延長させなさったので、すぐにも帰山することができず…01月09日 08時57分
  • 第三段 中将からの和歌に返歌す〜その2
    【現代語訳】 物詣での人はお帰りになって、悲しみ驚きなさることはこの上ない。 「このような尼の身としては、お勧め申すのこそが本来だと思っていますが、将来の長いお身の上を、どのようにお過ごしなさろうというのでしょう。私は、この世に生きておりま…01月08日 09時00分
  • 第三段 中将からの和歌に返歌す〜その1
    【現代語訳】 同じようなことを、あれこれ気の向くまま書いていらっしゃるところに、中将からのお手紙がある。何かと騒がしくあきれて動転しているときなので、「これこれしかじかの事でした」などと返事してしまったのだった。たいそうがっかりして、 「こ…01月07日 09時04分
  • 第二段 浮舟、手習に心を託す
    【現代語訳】 いた人びとが出て行って静かになった。夜の風の音に、ここの人びとは、 「心細いご生活も、もうしばらくの間のことだ、すぐにとても素晴らしいことにおなりになるだろう、と期待申していたお身の上を、このようにしておしまいになって、生い先…01月06日 09時21分
  • 第一段 少将の尼、浮舟の出家に気も動転
    【現代語訳】 このような間に、少将の尼は、兄の阿闍梨が来ていたのと会って、下の部屋にいた。左衛門は、自分の知り合いに応対するということで、このような所ではと、みなそれぞれに、好意をもっている人たちが久しぶりにやって来たので、ちょっとしたもて…01月05日 09時25分
  • 第八段 浮舟、出家す
    【現代語訳】 「不思議なことに、このような器量やお姿なのに、どうして身を厭わしく思い始めなさったのだろうか。物の怪もそのように言っていたようだが」と思い合わせると、 「何か深い事情があるのだろう。今までも生きているはずもなかった人なのだ。悪…01月04日 08時55分
  • 第七段 浮舟、僧都に出家を懇願
    【現代語訳】 立ってこちらにいらっしゃって、 「ここに、おいでですか」と言って几帳の側にお座りになると、遠慮されるが、いざり寄ってお返事をなさる。 「思いもよらないことでお目にかかったのも、こうなるはずの前世からの宿縁があったのだ、と思いま…01月03日 08時32分
  • 第六段 僧都、宮中へ行く途中に立ち寄る
    【現代語訳】 身分の低そうな法師どもなどが大勢来て、 「僧都が、今日下山あそばしますでしょう」。 「どうして急に」と尋ねる様子に、 「一品の宮が御物の怪にお悩みになっているのを、山の座主が御修法をして差し上げなさるのですが、やはり僧都が参上…01月02日 09時33分
  • 第五段 浮舟、悲運のわが身を思う
    【現代語訳】 昔からのことを、眠れないままにいつもよりも思い続けると、 「とても情けないことに、父親と申し上げた方のお顔も拝さず、遥か遠い東国を何度も長年行き来して、たまたまお近づきを得て嬉しく頼もしくお思い申し上げた姉君のお側も不本意のま…01月01日 09時50分
  • 第四段 老尼君たちのいびき
    【現代語訳】 驚きあきれて、 「これこれです」と申し上げると、 「このような所で物思いに沈んでいらっしゃる方のご心中が心惹かれ、一体の様子なども情けの分からない方ではなさそうな人が、まるで情けを分からない人よりも冷淡におあしらいなさるとは。…12月31日 09時28分
  • 第三段 中将来訪、浮舟別室に逃げ込む
    【現代語訳】 月が出て美しいころに、昼に手紙のあった中将がおいでになった。 「まあ嫌な。これはどうしたことか」という気がなさって奥の部屋にお入りになるのを、 「なんとも、あんまりでいらっしゃいますわ。お志もひとしお身にしむときでございましょ…12月30日 08時37分
  • 第二段 浮舟、少将の尼と碁を打つ
    【現代語訳】 皆が出立したのをぼんやりと見送って、わが身のやりきれなさを思いながらも、 「今さらどうしようもない」と、 「頼りに思う一人の方がいらっしゃらないのは、心細いことだ」と、とても所在ないところに、中将からのお手紙がある。 「御覧な…12月29日 08時55分
  • 第一段 九月、尼君、再度初瀬に詣でる
    【現代語訳】 九月になって、この尼君は初瀬に参詣する。長年とても心細い身の上で恋しい娘の身の上も諦めきれなかったが、このように他人とも思われない、慰めになる人を得たので、観音のご霊験が嬉しいと、お礼参りのような具合で、参詣なさるのであった。…12月28日 08時23分
  • 第九段 翌朝、中将から和歌が贈られる
    【現代語訳】 これにすっかり興醒めして、お帰りになる途中も、山下ろしが吹いて、聞こえて来る笛の音がとても素晴らしく聞こえて、起き明かしていた翌朝、 「昨夜は、あれこれと心が乱れましたので、急いで帰りました。 忘られぬむかしのことも笛竹のつら…12月27日 08時55分
  • 第八段 母尼君、琴を弾く
    【現代語訳】 話のあちこちで咳をし、呆れるほどの震え声で、かえって昔のことなどは口にせず、誰であるかも分からないのであろう。 「さあ、その琴の琴をお弾きなさい。横笛は、月にはとても趣深いものですよ。どうしました、そなたたち。琴を持って参れ」…12月26日 09時12分
  • 第七段 尼君、中将を引き留める
    【現代語訳】 そうはいってもこのような古風な気質とは不似合いに、当世風に気取っては、下手な歌を詠みたがってはしゃいでいる様子は、とても不安に思われる。 「この上なく嫌な身の上であったのだと見極めた命も、あきれるくらい長らえて、どのようなふう…12月25日 09時28分
  • 第六段 中将、三度目の山荘訪問〜その2
    【現代語訳】 客人は、 「どうでしたか。何と、情けない。『秋と契れる(秋になったら逢おうという約束)』は、おだましになったのですね」などと、恨みながら、 「 松虫の声をたづねて来つれどもまた荻原の露にまどひぬ (松虫の声を尋ねて来ましたが、…12月24日 08時50分
  • 第六段 中将、三度目の山荘訪問〜その1
    【現代語訳】 手紙などをわざわざやるのは何といってもてれくさく、わずかに見た様子は忘れず、何を悩んでいるのかは分からないが心を惹かれるので、八月十日過ぎに、小鷹狩のついでにいらっしゃった。いつものように、尼を呼び出して、 「先日ひとめ見た時…12月23日 08時48分
  • 第五段 中将、帰途に浮舟に和歌を贈る
    【現代語訳】 翌日、お帰りになる時、 「素通りできにくくて」と言って、いらっしゃった。しかるべき用意などしていたので、昔が思い出されるお世話の少将の尼なども、袖口の色は異なっているが、趣がある。ますます涙がちの目で、尼君はいらっしゃる。話の…12月22日 09時22分
  • 第四段 中将、横川の僧都と語る〜その2
    【現代語訳】 中将は山にお着きになって、僧都も珍しく思って、世間の話をなさる。その夜は泊まって、声の尊い僧たちに読経などさせて、一晩中、管弦の遊びをなさる。禅師の君がうちとけた話をした折に、 「小野に立ち寄って、しみじみと感慨深かったよ。世…12月21日 08時37分
  • 第四段 中将、横川の僧都と語る〜その1
    【現代語訳】 庭先の女郎花を手折って、「何にほふらむ(どうしてこんなところに女郎花の花が咲いているいるのだろう)」と口ずさんで、独り言を言って佇んでいる。 「人の噂を、さすがに気になさるとは」などと、古風な尼たちは誉めあっていた。 「とても…12月20日 09時59分
  • 第三段 中将、浮舟を垣間見る
    【現代語訳】 尼君が奥にお入りになる間に、客人は雨の様子に困って、少将といった女房の声を聞き知って、呼び寄せなさる。 「昔見た女房たちは、みなここにおいでだろうかと思いながらも、このようにやって参ることも難しくなってしまったのを、薄情なよう…12月19日 09時04分
  • 第二段 浮舟の思い
    【現代語訳】 供の人びとに水飯などのような物を食べさせ、君にも蓮の実などのような物を出すと、来慣れた所なのでそのようなことにも遠慮のいらない気がして、村雨が降り出したのに引き止められて、しんみりとお話をなさる。 「亡くなってしまった娘のこと…12月18日 09時03分
  • 第一段 尼君の亡き娘の婿君、山荘を訪問
    【現代語訳】 尼君の昔の婿の君は、今は中将におなりになっていたが、その弟の禅師の君で僧都のお側にいらっしゃった方が山籠もりなさっているのを尋ねるために、兄弟の公達がよく山に登るのであった。 横川に行く道のついでということで中将がここにいらっ…12月17日 09時03分
  • 第七段 浮舟の日常生活
    【現代語訳】 若い女が、このような山里にもうこれまでと思いを断ち切って籠もるのは、なかなか難しいことなので、ただひどく年をとった尼七、八人が、いつも仕えている人としているのであった。その人たちの娘や孫のような者たちで、京で宮仕えするものや、…12月16日 08時49分
  • 第六段 浮舟、手習して述懐
    【現代語訳】 尼君は、月などの明るい夜は、琴などをお弾きになる。少将の尼君などという女房は、琵琶を弾いたりして遊ぶ。 「このようなことはなさいますか。退屈ですのに」などと言う。 「昔も、賤しかった身の上で、のんびりとそのようなことをする境遇…12月15日 09時09分
  • 第五段 小野山荘の風情
    【現代語訳】 ここの主人も高貴な方なのであった。娘の尼君は、上達部の北の方だったが、その方がお亡くなりになって後、娘をただ一人大切にお世話して、立派な公達を婿に迎えて大切にしていたけれども、その娘が亡くなってしまったので、情けない、悲しいと…12月14日 09時07分
  • 第四段 浮舟、五戒を受く
    【現代語訳】 「どうしてこのように頼りなさそうにばかりしていらっしゃるのですか。ずっと続いて熱がおありだったのはお下がりになって、さっぱりしてお見えになるので、嬉しくお思い申し上げていますのに」と泣きながら、気を緩めることなく付き添ってお世…12月13日 09時40分
  • 第三段 浮舟、意識を回復
    【現代語訳】 本人の気分はさわやかになって、少し意識がはっきりして見回すと、一人も見たことのある顔はなくて、皆、老法師か腰が曲がって年とった者ばかり多いので、知らない国に来たような気がして、たいへん悲しい。 以前のことを思い出すが、住んでい…12月12日 09時58分
  • 第二段 もののけ出現
    【現代語訳】 「朝廷のお召しでさえお受けせずに深く籠もっている山をお出になって、さしたる関りもないままこのような人のために修法をなさっていると噂が立ったりするのは、まことに聞きにくいことであろう」とお思いになり、弟子どももそう意見して、 「…12月11日 08時15分
  • 第一段 僧都、小野山荘へ下山
    【現代語訳】 ずっとこうしてお世話するうちに、四月、五月も過ぎた。まことに心細く世話の効のないことに困りはてて、僧都のもとに、 「もう一度下山してください。この人を助けてください。何といっても今日まで生きていたのは、死ぬはずのない運命の人に…12月10日 11時27分
  • 第七段 尼君ら一行、小野に帰る
    【現代語訳】 尼君がよくおなりになった。方角も開いたので、このような気味の悪い所に長く逗留されるのも不都合だということで帰る。 「この人は、依然としてとても弱々しそうだ。道中もいかがでいらっしゃろうか。大変心配なことだ」と話し合う。 車二台…12月09日 09時06分
  • 第六段 宇治の里人、僧都に葬送のことを語る
    【現代語訳】 二日ほど籠もっていて、二人の女性を祈り加持する声がひっきりなしで、不思議な事件だと思ってあれこれ言う。 その近辺の下々の者などで、僧都にお仕え申していた者が、こうしておいでになっていると聞いて挨拶に出て来たが、世間話などして言…12月08日 09時02分
  • 第五段 若い女、生き返るが、死を望む
    【現代語訳】 僧都も覗いて、 「どんな具合か。何のしわざか、よく調伏して問え」とおっしゃるが、ひどく弱々しく死んで行きそうなので、 「生きられそうにない。つまらない穢れに籠もって、厄介なことで」 「そうは言っても、とても高貴な方のようです。…12月07日 11時09分
  • 第四段 妹尼、若い女を介抱す
    【現代語訳】 お車を寄せてお下りになる時、ひどく苦しがりなさると言って、大騒ぎする。少し静まって、僧都が、 「先程の人は、どのようになった」とお尋ねになる。 「なよなよとして何も言わず、息もしません。いやなに、魔性の物に正体を抜かれた者でし…12月06日 08時45分
  • 第三段 若い女であることを確認し、救出する〜その2
    【現代語訳】 「さてもまあ、何とたちの悪い木霊の鬼だ。正体を隠しきれようか」と言いながら顔を見ようとするのだが、 「昔いたという目も鼻もなかった女鬼ではないだろうか」と気味悪いのを、頼もしく威勢のよいところを人に見せようと思って、衣を引き剥…12月05日 11時35分
  • 第三段 若い女であることを確認し、救出する〜その1
    【現代語訳】 「早く夜も明けてほしい。人か何物か、正体を暴こう」と、心中でしかるべき真言を唱え、印を作って試みると、はっきり見極めがついたのであろうか、 「これは、人だ。決して異常な怪しい物ではない。近寄って問え。死んでいる人ではないようだ…12月04日 07時59分
  • 第二段 僧都、宇治の院の森で妖しい物に出会う
    【現代語訳】 まず、僧都がお越しになる。 「とてもひどく荒れて、恐ろしそうな所だな」と御覧になって、 「大徳たち、読経せよ」などとおっしゃる。 この初瀬に付き添って行った阿闍梨ともう一人同じような者が、何事があったのか、それにふさわしい下臈…12月03日 09時30分
  • 第一段 横川僧都の母、初瀬詣での帰途に急病
    巻五十三 手習 薫君の大納言時代二十七歳三月末頃から二十八歳の夏までの物語 第一章 浮舟の物語(一) 浮舟、入水未遂、横川僧都らに助けられる 第一段 横川僧都の母、初瀬詣での帰途に急病 第二段 僧都、宇治の院の森で妖しい物に出会う 第三段 …12月02日 08時51分
  • 第九段 薫、宮の君を訪ねる〜その2
    【現代語訳】 「容貌などもとても優美であろう」と、見たい感じがするのを、 「この人が、また例によってあの方のお心を掻き乱す種になるにちがいなかろうと興味深くもあるが、めったにいないものだ」とも思っていらっしゃった。 「この方こそは、貴いご身…12月01日 08時32分