源氏物語 ・ おもしろ読み

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1590169
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源氏物語 ・ おもしろ読み
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http://ikaru-uta.blog.jp/
紹介文
現代語訳で読み,かつ解く,一日一話 ドストエフスキーの全著作に匹敵する(?)日本の古典一巻
カテゴリ

※最新の記事

  • 第四段 薫と女二宮との夫婦仲
    【現代語訳】 翌朝、お起きになった女宮の御器量がとても美しくいらっしゃるように見えて、 「こちらよりも必ずまさっていらっしゃるというわけではない」と思いながら、 「まったく似ていらっしゃらない。驚くほど上品で、何とも言えなかったほどのご様子…11月18日 09時23分
  • 第三段 小宰相の君、氷を弄ぶ
    【現代語訳】 無理して割って、それぞれの手に持っている。頭の上に置いたり、胸に当てたりなど、行儀の悪い恰好をする女もいるようだ。別の女房は、紙に包んで御前にもこのようにして差し上げたが、とてもかわいらしいお手を差し出しなさって、拭わせなさる…11月17日 09時18分
  • 第二段 六条院の法華八講
    【現代語訳】 蓮の花の盛りに法華八講が催される。六条院の御ため、紫の上のなどと、皆それぞれに日をお分けになって、お経や仏などを供養あそばして、大がかりに立派に催された。五巻目が講じられる日などは、大変な見ものだったので、あちらこちら、女房の…11月16日 09時59分
  • 第一段 薫と小宰相の君の関係〜その2
    【現代語訳】 このように物思いに沈んでいらっしゃるのを知っていたので、思い余って申し上げる。 「 あはれ知る心は人におくれねど数ならぬ身に消えつつぞ経る (お悲しみを知る心は誰にも負けませんが、一人前でもない身では遠慮して消え入る ばかりに…11月15日 08時59分
  • 第一段 薫と小宰相の君の関係〜その1
    【現代語訳】 二人のご心中はいつまでも悲しく、あいにくだったお気持ちの最中に亡くなってしまってはひどく悲しいが、浮気なお心ゆえに、慰められるかなどと他の女に言い寄りなさることもだんだんとあるのだった。 あの殿は、このようにお心にかけて、何や…11月14日 09時18分
  • 第八段 浮舟四十九日忌の法事
    【現代語訳】 四十九日の法事などをおさせになるにつけても、 「いったいどういうことになったのか」とお思いになるので、いずれにしても罪になることではないから、たいそうこっそりとあの律師の寺でおさせになった。六十人の僧のお布施など、大がかりに仰…11月13日 08時40分
  • 第七段 常陸介、浮舟の死を悼む
    【現代語訳】 あちらでは、常陸介がやって来て、立ったままで、 「こんな時に、こうしておいでになるとは」と腹を立てる。このところ、どこそこにいらっしゃるなどと、ありのままに知らせることもしなかったので、 「みすぼらしい有様でおいでになろう」と…11月12日 09時53分
  • 第六段 浮舟の母からの返書
    【現代語訳】 そう厳重に慎まなくてもよい穢れなので、 「大して穢れに触れていません」などと言い繕って強いて招じ入れた。お返事は泣きながら書く。 「大変な悲しみにも死ぬことができません命を、情けなく存じ嘆いておりますが、このような仰せ言を拝見…11月11日 11時50分
  • 第五段 薫、浮舟の母に手紙す
    【現代語訳】 あの母君は、京で子を産む予定の娘のことによって穢れを騒ぐので、いつものわが家にも行かず、かりそめの旅寝ばかり続けて、思い慰む時もないので、 「また、この娘もどうなるのだろうか」と心配するが、無事に出産したのであった。 穢れてい…11月10日 08時44分
  • 第四段 薫、宇治の過去を追懐す
    【現代語訳】 「宮の上が言い出された、人形と名付けたのまでが不吉で、ひとえに自分の間違いで亡くした人だ」と考え続けて行くと、 「母親がやはり身分が軽いので、葬送もとても風変わりに、簡略にしたのであろう」と不満に思っていたが、詳しくお聞きにな…11月09日 09時29分
  • 第三段 薫、匂宮と浮舟の関係を知る
    【現代語訳】 「私は思いどおりに振る舞うこともできず、何事も目立ってしまう身分だから、気がかりだと思う時にも、いずれ近くに迎えて何の不満足もなく世間体もよく持てなして将来末長く添い遂げようと、はやる心を抑えながら過ごして来たが、冷淡だとおと…11月08日 09時14分
  • 第二段 薫、真相を聞きただす
    【現代語訳】 「何とも信じがたいと思われることだ。普通誰でもが思ったり言ったりすることでもこの上なく言葉少なく、おっとりしていた人が、どうしてそのような恐ろしいことを思い立つことがあろうか。どんなふうに、この者たちは、取り繕って言うのであろ…11月07日 12時11分
  • 第一段 薫、宇治を訪問
    【現代語訳】 大将殿も、やはり大変不審で気になるので、思い余ってお出かけになった。道中から、昔の事を一つ一つ思い出して、 「どのような縁で、この父親王のお側に来始めたのだっただろう。このように思いもかけなかった人の最期まで世話をして、このご…11月06日 10時27分
  • 第四段 侍従、京の匂宮邸へ
    【現代語訳】 黒い衣を着て、化粧をした容貌もとても美しく見える。裳は、今は自分より目上の人はいないとうっかりして、色も替えなかったので、薄い紫色のものを持たせて参上する。 「生きていらっしゃったら、この道を人目を忍んでお出になるはずだったの…11月05日 11時10分
  • 第三段 時方、侍従と語る
    【現代語訳】 大夫も泣いて、 「まったく、お二方の事は詳しくは存じ上げません。物の道理もわきまえていませんが、類無いご寵愛を拝見しましたので、あなた方ともどうして急いでお近づき申し上げることがあろうか、いずれはお仕えなさるはずの方だ、と存じ…11月04日 10時01分
  • 第二段 匂宮、右近を迎えに時方派遣
    【現代語訳】 まことにただ夢のように、 「やはり、どうしてひどく急なことであったのか」とばかり気が晴れないので、いつもの人びとを召して、右近を迎えにやる。 母君も、まったくこの川の音や感じを聞くと、自分もころがり込んでしまいそうで、悲しく嫌…11月03日 09時05分
  • 第一段 四月、薫と匂宮、和歌を贈答
    【現代語訳】 月が変わって、 「今日が引き取る日であったのに」とお思い出しになった夕暮は、まことにもの悲しい。御前近くの橘の香がやさしい感じのところに、ほととぎすが二声ほど鳴いて飛んで行く。「宿に通はば(泣いてばかりいると告げてくれ)」と独…11月02日 09時30分
  • 第六段 人は非情の者に非ず
    【現代語訳】 「ひどくご執心であったな。まことにあっけなかったが、やはりよい運勢だったのだ。今上の帝や后があれほど大切になさっていらっしゃる親王で、顔かたちをはじめとして、今の世の中には他にいらっしゃらないようだし、寵愛なさる夫人も並一通り…11月01日 08時42分
  • 第五段 薫、匂宮と語り合う
    【現代語訳】 だんだんと世間の話を申し上げなさるうちに、 「まったく隠しておくこともあるまい」とお思いになって、 「昔から、胸のうちに秘めて少しも申し上げなかったことを残しております間は、ひどくうっとうしくばかり存じられましたが、今はなまじ…10月31日 09時05分
  • 第四段 薫、匂宮を訪問
    【現代語訳】 宮のお見舞いに毎日参上なさらない方はなく、世間の騷ぎとなっているころ、 「大した身分でもない女のために閉じ籠もって、参上しないのも変だろう」とお思いになって参上なさる。 そのころ、式部卿宮と申し上げた方もお亡くなりになったので…10月30日 08時56分
  • 第三段 匂宮悲しみに籠もる
    【現代語訳】 あの宮はまた宮で、まして二、三日は何も考えることができず、正気もない状態で、 「どのような御物の怪であろうか」などと騒ぐうち、だんだんと涙も流し尽くして、お気持ちが静まるとかえって、生前のご様子が恋しくつらく思い出されなさるの…10月29日 10時07分
  • 第二段 薫の後悔
    【現代語訳】 殿は、やはり、実にあっけなく悲しいとお聞きなるにつけても、 「つらい土地であることだ。鬼などが住んでいるのだろうか。どうして今までそのような所に置いておいたのだろう。思いがけない方面からの過ちがあったようなのも、こうして放って…10月27日 09時20分
  • 第一段 薫、石山寺で浮舟失踪の報に接す
    【現代語訳】 大将殿は、母入道の宮がお具合が悪くおなりだったので、石山寺に参籠なさって、おとりこみ中であった。それでいっそうあちらを気がかりにお思いになったが、はっきりとこうだと言う人がいなかったので、このような大変な事件にもまっさきにご使…10月26日 10時16分
  • 第七段 侍従ら真相を隠す
    【現代語訳】 大夫や内舎人など、怖がらせ申し上げた者どもが参って、 「ご葬送の事は、殿に事情を申し上げさせなさって日程を決められて、きちんとしたことをして差し上げるのがよいでしょう」などと言ったが、 「特別に、今夜のうちに行いたいのです。ご…10月25日 09時39分
  • 第六段 侍従ら浮舟の葬儀を営む
    【現代語訳】 侍従などは、日頃のご様子を思い出して、「死んでしまいたい」などと泣き入っていらっしゃった時々の様子や、書き置きなさった手紙を見ると、「亡き影に」と書き散らしていらっしゃったものが硯の下にあったのを見つけて、川の方を見やりながら…10月24日 09時21分
  • 第五段 浮舟の母、宇治に到着
    【現代語訳】 雨のひどい降りに紛れて、母君もお越しになった。まったく何とも言いようなく、 「目の前で亡くなった悲しさは、どんなに悲しくても世の中の常で、いくらでもあることだ。これは、いったいどうしたことか」とおろおろしている。このようないろ…10月23日 11時23分
  • 第四段 乳母、悲嘆に暮れる〜その2
    【現代語訳】 「おっしゃるとおり、まことに恐れ多いお使いだ。隠そうとしても、こうして珍しい事件の様子は、自然とお耳に入ろう」と思って、 「どうして、少しでも、誰かがお隠し申し上げなさったのだろうかと思い寄るようなことがあったら、こんなにも皆…10月22日 08時26分
  • 第四段 乳母、悲嘆に暮れる〜その1
    【現代語訳】 内でも泣く声ばかりがして、乳母であろう、 「わが姫君は、どこに行ってしまわれたのか。お帰りください。むなしい亡骸をさえ拝見しないのが効なく悲しいことだ。毎日拝見しても物足りなくお思い申し、早く立派なご様子を拝見しようと、朝夕に…10月21日 08時39分
  • 第三段 時方、宇治に到着
    【現代語訳】 身軽な者は、すぐに行き着いた。雨が少し降り止んだが、難儀な山道を粗末な身なりで、下人のような恰好で来たところ、人が大勢立ち騒いで、 「今夜、このままご葬送申し上げるのだ」などと言うのを聞く気持ちも、呆れる思いである。右近に案内…10月20日 08時21分
  • ?第二段 匂宮から宇治へ使者派遣
    【現代語訳】 宮におかれても、まことにいつもと違った様子であったお返事に、 「どのように思っているのだろう。私をそうはいっても愛している様子でいながら、ひとえに浮気な心だと深く疑っていたので、他へ身を隠したのであろうか」とお慌てになって、お…10月19日 10時09分
  • 第一段 宇治の浮舟失踪
    巻五十二 蜻蛉 薫君の大納言時代二十七歳三月末頃から秋頃までの物語 第一章 浮舟の物語(一) 浮舟失踪後の人びとの動転 第一段 宇治の浮舟失踪 第二段 匂宮から宇治へ使者派遣 第三段 時方、宇治に到着 第四段 乳母、悲嘆に暮れる 第五段 浮…10月18日 09時23分
  • 第八段 浮舟、母への告別の和歌を詠み残す
    【現代語訳】 寺へ使者をやっている間に、返事を書く。言いたいことはたくさんあるが、はばかられて、ただ、 「 のちにまたあひ見むことを思はなむこの世の夢に心まどはで (来世で再びお会いすることを思って下さい、子を思うこの世の夢に迷わないで)」…10月17日 08時46分
  • 第七段 京から母の手紙が届く
    【現代語訳】 宮は、たいそうな恨み言を言って寄こされた。今さらに、人が見るのではないかと思うので、このお返事をさえ、気持ちのままには書かない。 「 からをだに憂き世の中にとどめずはいづこをはかと君もうらみむ (亡骸をさえ嫌なこの世に残さなか…10月16日 09時39分
  • 第六段 浮舟の今生の思い
    【現代語訳】 右近がきっぱり断ったということを話していて、君はますます思い乱れることが多くて臥せっていらっしゃるところに、侍従が入って来て先程の様子を話すので、返事もしないが、だんだんと枕が浮かぶほどに泣けてしまったのだが、一方ではどのよう…10月15日 10時38分
  • 第五段 匂宮、浮舟に逢えず帰京す
    【現代語訳】 宮は、御馬で少し遠くに立っていらっしゃったが、里めいた声をした犬どもが出て来て吠え立てるのもたいそう恐ろしく、供回りが少なく、たいそう簡素なお忍び歩きなので、 「おかしな者どもが飛び出して来たら、どうしよう」と、お供申している…10月14日 09時20分
  • 第四段 匂宮、宇治へ行く
    【現代語訳】 宮は、 「こうして依然として少しも承知する様子も、返事までが途絶えがちになるのは、あの人が、しかるべく言い含めて、少し安心な方に考えが決まったのだろう。もっともなことだ」とはお思いになるが、たいそう残念で悔しく、 「それにして…10月13日 09時18分
  • 第三段 三月二十日過ぎ、浮舟、匂宮を思い泣く
    【現代語訳】 二十日過ぎにもなった。あの家の主人が、二十八日に下向する予定である。宮は、 「その夜にきっと迎えよう。下人などに様子を気づかれないように注意しなさい。こちらの方からは、絶対漏れることはない。疑いなさるな」などとおっしゃる。 「…10月12日 09時03分
  • 第二段 浮舟、死を決意して、文を処分す
    【現代語訳】 女君は、 「本当に、今すぐにもたいへんなことになってしまいそうな身の上だ」とお思いになっているところに、宮からは、 「いかがですか、いかがですか」と、「苔の乱るる(会えずに心が乱れる)」やりきれなさを言って来られるのが、とても…10月11日 08時40分
  • 第一段 内舎人、薫の言葉を右近に伝える
    【現代語訳】 殿からは、あの先日の返事をさえおっしゃらずに、幾日も過ぎた。この恐ろしがらせた内舎人という者が来た。なるほどたいそう荒々しく、不格好に太った老人で、声も嗄れ、さすがにただならぬ様子の男が、 「女房にお話申し上げたい」と言わせた…10月10日 09時12分
  • 第七段 浮舟、右近の姉の悲話から死を願う
    【現代語訳】 「どうかしら。私は、どちらにしてもご無事にお過ごさせ下さいと、長谷寺や石山寺などに願を立てています。 この大将殿のご荘園の人びとという者は、たいそうな乱暴者どもで、一族がこの里にいっぱいいると言います。だいたい、この山城国、大…10月09日 09時40分
  • 第六段 右近と侍従、右近の姉の悲話を語る〜その2
    【現代語訳】 侍従と二人で、 「私の姉が、常陸国で男二人と結婚しましたが、身分は違ってもまったくこんなふうですよね、それぞれが劣らぬ愛情で、思い迷っていたのでしたが、姉は新しい男の方に少し気持ちが傾いたのでした。それを嫉妬して、結局新しい男…10月08日 09時25分
  • 第六段 右近と侍従、右近の姉の悲話を語る〜その1
    【現代語訳】 はっきりとではないがそれとなくほのめかされた様子に、あちらではますます物思いが増す。 「結局は、わが身は不届きでつまらぬことになってしまいそうだ」と、ますます思っているところに、右近が来て、 「殿のお手紙はどうしてお返しになっ…10月07日 09時21分
  • 第五段 薫、宇治へ随身を遣わす
    【現代語訳】 例の随身を呼んで、ご自身で直接人のいない折に呼び寄せた。 「道定朝臣は、今でも仲信の家に通っているのか」 「そのようでございます」と申す。 「宇治へは、いつもあの先日の男を使いにやるのか。ひっそり暮らしている女なので、道定も思…10月06日 09時38分
  • 第四段 薫、帰邸の道中、思い乱れる
    【現代語訳】 帰途、 「やはり、実に油断のならない、抜け目なくいらっしゃる宮であるよ。どいういう機会にそういう人がいるとお聞きになったのだろう。どのようにして言い寄りなさったのだろう。鄙びた所だから、このような方面の過ちはけっして起こるまい…10月05日 09時09分
  • 第三段 薫、随身から匂宮と浮舟の関係を知らされる
    【現代語訳】 夜が更けて、みな退出なさった。大臣は、宮を先にお立て申し上げになって、大勢のご子息の上達部や若君たちを引き連れて、あちらにお渡りになった。この殿は遅れてお出になる。 随身がいわくありげな顔をしていたのを、何かあるとお思いになっ…10月04日 09時02分
  • 第二段 薫、匂宮が女からの文を読んでいるのを見る
    【現代語訳】 殿に参上して、今お出かけになろうとするときに、お手紙を差し上げさせる。直衣姿で、六条の院に、后宮が里下がりあそばしている時なのでお伺いなさるものだから、仰々しく、御前駆など大勢はいない。お手紙を取り次ぐ人に、 「おかしな事がご…10月03日 09時10分
  • 第一段 薫と匂宮の使者同士出くわす
    【現代語訳】 殿のお手紙は今日もある。 「具合が悪いということでしたが、いかがですか」と、お見舞いくださった。 「自分自身でと思っていますが、止むを得ない支障が多くあって。待っている間の身のつらさが、かえって苦しく」などとある。 宮は、昨日…10月02日 09時01分
  • 第七段 浮舟の母、帰京す
    【現代語訳】 具合が悪そうで痩せていらっしゃるのを、乳母にも言って、 「しかるべき御祈祷などをおさせなさい。祭や祓などもするように」などと言う。御手洗川で禊をしたいことなのに、そうとも知らずにいろいろと言い騒いでいる。 「女房が少ないようだ…10月01日 10時51分