天竺堂の本棚

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  • 書評・レビュー (100%) - 13 / 185人中
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※最新の記事

  • 「宇宙的殺人者」が絡む怪事件 『ジャック・グラス伝』
    著者によると「“黄金期”のSF小説と“黄金期”の推理小説を合体させてみたい」との意向で書かれたそうな。 太陽系に拡がった人類が、封建的な階級社会を築いてる未来世界を舞台に、「宇宙的殺人者」と称されるジャック・グラスが絡む怪事件を描く、3中編…09月17日 17時37分
  • 経済成長を前提にしない充実社会 『里山資本主義』
    人口減少社会に向けての具体的な方策を示してる、日本総研の研究員と、NHK広島取材班の共著。 地元の資源を活かしてモノやエネルギーを地域内で循環させる仕組みを創出し、住民たちの協力関係を基盤とした充実社会を目指そうというのが「里山資本主義」。…09月14日 13時09分
  • 名作に挑む意欲作 『ここから先は何もない』
    日本が打ち上げた小惑星探査機が、予定されていなかった未知の小惑星に着陸し、常識的には存在するはずのない資料を回収してきた。資料は米軍が横取りし、沖縄の離島に秘匿してしまう。 これを密かに奪回すべく、天才ハッカーや法医学者らの混成チームが組織…09月11日 13時47分
  • 健気な“家族”の群像劇 『昭和元禄落語心中』(1〜10)
    雲田はるこの落語マンガ。 刑務所を出たばかりの元ヤクザの主人公が、名人と呼ばれる落語家に弟子入りし、芸を磨いていく。 “鬼コーチにしごかれて才能が開花”系かと思ったら、中盤で物語は戦前へ。後に名人となる若き落語家たちのドラマと共に、落語界の…09月05日 12時39分
  • オドロキの“真相”でイメージを再構成 『葉桜の季節に君を想うということ』
    歌野晶午のミステリ。 高齢者を狙う悪徳商法に絡んだ殺人事件の謎を、元探偵の主人公が追求する物語。 叙述トリックが利いてます。 終盤にオドロキのどんでん返しがあり、そこで明かされた“真相”によって、読みながら思い浮かべてきたイメージを、冒頭か…09月04日 16時18分
  • “現実”って結構あやふや 『フォマルハウトの三つの燭台〈倭篇〉』
    神林長平のユーモア(?)SF。 生活家電にまで人工知能(AI)が普及してる近未来を舞台(長野県内)に、引きこもりの中年男が、真実を照らすという古代の燭台と出合い、“この世の実相”に迫るという。 いろんなものにAIが搭載されてるせいで、電器製…09月02日 13時44分
  • これから激変していく社会 『誰が日本の労働力を支えるのか?』
    野村総研の研究者らによる、2030年の日本を予見したリポート。 少子高齢化の進行で今後700万人以上の労働力が失われてしまうことは確定的で、それは高齢者や女性や障害者らをフル活用できたとしても埋まらない。 対策として挙げられるのは、外国人労…08月28日 13時48分
  • 日本でも時代劇でもないような雰囲気 『ブラッド・スクーパ』
    若き侍・ゼンの彷徨を描く、『ヴォイド・シェイパ』に続くシリーズ2作目。 不老不死をもたらすという「竹の石」をめぐり、ゼンが盗賊団と対決する。 日本でありながら日本でないような、時代劇でありながら時代劇でないような、独特の雰囲気は前作同様。“…08月26日 16時30分
  • ナガオカケンメイの考え
    グラフィックデザイナーによる、2000年3月から2005年11月までの雑記集。 デザイン業界、デザイナーという仕事、プロとしての姿勢、会社経営、生き方…などなど、その時々に考えたり思ったりしたことがボツボツとつづられてる。 えらくアグレッシ…08月22日 11時44分
  • 読んだ者が発狂や失踪 『女學生奇譚』
    読んだ者が発狂や失踪してるという古書『女學生奇譚』。 どこかの屋敷に監禁されてたらしい女学生の手記(古書の内容)と、その謎を主人公のフリーライターが追っていく様子が、交互に物語られ、緊張感をジワジワ盛り上げていきます。 この主人公、恐怖が感…08月16日 15時05分
  • 小説家や詩人を収蔵する図書館 『書架の探偵』
    ジーン・ウルフの奇想が炸裂してるSF。 小説家や詩人の複製人間たちが図書館に“蔵者”として収蔵され、ユーザーが面会したり借り出したりできる未来世界が舞台。 主人公はミステリ作家(故人)から複製された蔵者で、大富豪の邸宅で起きた殺人事件に、か…08月07日 13時23分