風のアダージョ

登録ID
1666360
サイト名称
風のアダージョ
URL
http://blog.goo.ne.jp/poem-kanon
紹介文
切なさの向こう側、樹木を渡る風笛が聞こえる
カテゴリ
  • 創作詩 (100%) - 4 / 59人中
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※最新の記事

  • 散文の夕
    風の中に雨の匂いがしていた 湿気った秋の冷気が身体を包み込む 胸の中では終わりのベルが鳴っているが 仕舞えないままの夕暮れひとつ 残してきたことへの悔恨なのか 哀を刻んだ散文のa day 今夜は子猫のように丸まって眠ろう (C)Kanon 09月21日 10時40分
  • 名前のない日常
    重なり連なる越後の山々が 夜の色へと濃く淡く 大地へ溶ける夕まづめ 稜線を越えた薄墨色の風は リヴィングのカーテンを揺らし 夕餉の匂いを揺らし 点在する家々のたしかな 営みを運んでいた わたしは幸せの匂いを嗅ぐ 視界にあるあなたの笑顔 (C…09月19日 11時58分
  • 初秋の里2
    いちめんの芒が原 その真先を 風が撫でていく 童子のうぶ毛を 慈しむように 慈愛深く わたしは謳う あしたへのいのちを 希望を ちからを 乳色に霞む はじまりの秋よ (C)Kanon 09月11日 10時37分
  • 初秋の里
    やわらかに霞む 芒の真先を 風が撫でていく 童子のうぶ毛を 慈しむように 慈愛深く わたしは謳う 乳色(にゅうしょく)の 薄霞の里 (C)Kanon 09月08日 11時40分
  • 晩夏の熱
    言葉なんて無意味だったあの夏 水平線を泳ぐ羊の雲を追いながら わたしは物語を編んでいた 素足に纏わりつく砂 さらわれそうな波 寄せる波濤が フッと わたしを誘っていた 言葉なんて無意味だった夏の 過ぎし日の情熱がめくるめく (C)Kanon…09月04日 11時10分
  • ドリーム
    見果てぬ夢がわたしを縛る その濃密なかほり 囚われ 去りゆくもの甘酸っぱく 巡りくるもの美しく 独りごちを風が掬って 空へと散らす 仕舞えないままの夕暮れ時 (C)Kanon 08月23日 15時14分
  • 幻のアダージョ
    ”キャンドルの灯りを挟んで向き合って 君を見つめていたい ただそれだけでいいんだよ” と、言ったあなた 軽く笑いとばしてわたしはそれで終わりにしてしまった 幸福の中にいたことをわたしは分ろうとしなかった あなたがいなくなってから あなたの心…08月08日 14時40分