歌をしるべに −短歌で綴る迷い道−

登録ID
1723014
サイト名称
歌をしるべに −短歌で綴る迷い道−
URL
http://shinkatanka.blog.fc2.com/
紹介文
迷い道に入り込み右往左往する軌跡とか、痛みとか、時々は宝物も。
カテゴリ
  • 俳句・短歌 (100%) - 44 / 177人中
  • ※表示されている順位は重複を含まないため実際の順位より低くなる場合があります。

※最新の記事

  • きれいごと
    【悪いのは君ではないし責任を取るとか格好つけるなよバカ】「責任を取る」なんて往々にして自己満足にすぎないものだ。そもそも責任の所在なんて大きな組織の中では曖昧なものだったりする。11月24日 22時00分
  • 誰も知らない
    【君だけに見せる私と私だけ知っている君そんな特別】お互いしか知らない顔がある。誰にでも見せられない姿がある。 (Instagramやってます→https://www.instagram.com/shinka_mt/?hl=ja)11月23日 22時00分
  • すっきり
    【ネコババの後に奔走する猫の心地が解る三日目の朝】ねこばば、という言葉の語源は猫のあれだ。あの後に家中を駆けまわる猫の気持ち、わからないでもない。11月22日 22時00分
  • とどまることのできない
    【回遊魚みたいな君を捕まえる仕掛けの浮きがまだ沈まない】私自身はともかく、私の親しい人達はおしなべて多忙である。チャンスを窺っていてもなかなか時間を共に過ごすのが難しい。(NHK短歌 12月号 題「遊」 大松達知氏 選 佳作)11月21日 22時00分
  • 虚しい指先
    【蜻蛉さえ捕まえられずいつまでも虚空ばかりをつまみ続ける】トンボなんていつも簡単に捕まえられていた。のに、この秋はまったくダメで、何だか考え込んでしまったのだ。(地方紙入選作品)11月20日 22時00分
  • 第6回 河野裕子短歌賞
    第6回 河野裕子短歌賞において、永田和宏氏 選で入選しました!永田先生、ありがとうございます。「入選」なので「入賞」にはまだまだ程遠いのですが。この短歌賞は短歌を始めた当初から思い入れのある賞でした。三度目の正直、とても嬉しいです。しかも。…11月20日 20時00分
  • 心は置いてきた
    【わたくしを殺そうとするこの場所で感情だけを殺して過ごす】まともに受け取っていたら心が壊れてしまいそうな現実。そんな時はもう、頭を空っぽにして何も考えないのがいちばんだ。11月19日 22時00分
  • お久しぶり
    【数か月クローゼットに押し込まれ思い出してはもらえぬセーター】一気に冷え込んだので着るものに困りクローゼットをあさる。何を着たらいいのかわからないまま引っ張り出して、そういやこんなのあったなぁ、なんて。11月18日 22時00分
  • Tea break
    【温かな琥珀の色で満たされたカップは今のわたしそのもの】お茶やコーヒーを丁寧に淹れてちょっとしたお菓子をと。きちんとしてお茶の時間は芯まで満たされる。 (Instagramやってます→https://www.instagram.c…11月17日 21時57分
  • 過ぎたこと
    【「昨年の今頃」なんてノスタルジィ丸めて燃やすそして飲み込む】去年の今頃、その後のことなんて誰が想像できただろう。来年の今頃、どうなってるかなんて誰が想像できるだろう。 (Instagramやってます→https://www.in…11月16日 22時00分
  • 朝まだき
    【明け方の月にだらりとぶら下がり陰の光を貪りたくて】東の空を見上げるとちょうどぶら下がるのによさそうな月。ピシッと背筋が伸びそうで、凛とした気をもらえそうで。11月15日 22時00分
  • 消えかかった
    【遠い日の君はかすれたレシートのマルボロという文字に今でも】返すことの叶わなかった本の間から栞のように出てきた一枚。煙草の匂いを思い出した。 11月14日 22時00分
  • 流儀
    【ピーナツの片割ればかりつまみ出す完璧でないそんな理由で】大好物の柿ピーを食べる時にはかなり厳密な順番がある。柿の種とピーナッツはあくまで交互、後の方に残すのは二つに割れていないピーナッツ。11月13日 22時00分
  • 隠せない表情
    【動揺を隠しきれない夜がありペルソナさえも役に立たない】もともとポーカーフェイスを決め込むのは得意ではない。心を揺さぶられてしまったら尚更だ。 11月12日 22時02分
  • 古びたエプロン
    【エプロンのポケットにある日常が煌めいていた日もあったこと】日常がまだ日常になる前のことはもう記憶に埋もれている。日常が日常らしくなったのはいつの頃だったのか。11月11日 22時00分
  • 残り香のようなもの
    【もう今は身体に纏(まと)うこともない香りに君の気配感じて】淡い香りを色々と楽しむのが好き。記憶に直結する香りは時に残酷であるけれど。11月10日 22時00分
  • 枯渇もしくは固着
    【秋の夜に熱い脳味噌かき回すどこへ消えたか言葉の蛇口】実生活が立て込むと頭がオーバーヒートしてしまう。それこそ言葉なんて一滴も出てきやしない。11月09日 22時00分
  • そのへんは適当で
    【どの程度ざっくり生きているだろうたとえばもやしの髭は取らない】もやしのひげ根はそのまま派。栄養や見栄え云々ではなく、単純に面倒だから。11月08日 22時00分
  • Routine
    【定型の「おはよう」「おやすみ」今日も言う錆びてしまった鈴の音色で】変わらないもの変わってゆくもの。錆びても鈴は鈴だけれど。11月07日 22時00分
  • 何があったの
    【馬鹿なことばかり言い合う君なのに夢で会ったらえらく真顔だ】普段めったに夢に出てくることなんてないのに。出て来たら出て来たで、そんな顔をされても。11月06日 22時00分
  • 砕いたり挟んだり
    【思い出を秩序正しくコンクリの欠片に変える怪獣ユンボ】近所の団地が取り壊された。たしかに人の生活があった場所はあっという間に白い欠片に。11月05日 22時00分
  • 物持ち
    【すかすかの言葉を投げて返される使い古したスポンジのよう】温度も潤いもない空虚なやり取り。でもなかなか捨てられない。11月04日 22時00分
  • 一度切れても
    【切れた糸結び直して元よりも丈夫な紐になれるだなんて】この歳になると色々なことがあって、縁というものによく考えさせられる。そしてこういうこともあるのだと知る。11月03日 22時00分
  • 点と線
    【万物の起源はたぶん点であり線は命の営みだろう】グラフィックデザイナー粟津潔氏の作品に触れる機会があった。たとえば指紋、たとえば気象図、線の集積の意味。11月02日 22時00分
  • Broken
    【枯れ果てた前頭葉は捨てるから貴方の色で汚してみせて】あれこれ考えるべきことが多過ぎると思考回路を完全に停止させたくなる。全てを何かに委ねることができればどんなにか楽だろう。 (Instagramやってます→https://www…11月01日 22時00分
  • せめて薪ぐらいには
    【実もつけず花も咲かない木ですから立ち枯れるのをただ待ってます】それでも生きているし生きていかなければならない。立ち枯れてゆくとわかっていても、それなりに務めもある。 10月31日 22時00分
  • 似た者同士よりも
    【チグとハグあるいはデコとボコならばどっちが君で私だろうね】割れ鍋に綴じ蓋とはよく言ったもので。こういう組み合わせの方が案外うまくいくのかもしれない。 10月30日 22時00分
  • 古時計
    【今日からは再び時を刻み出す針を止めてた時計のように】予定よりも長すぎた眠りだった。錆びついた針だけどまだ動けるみたいだ。 (Instagramやってます→https://www.instagram.com/shinka_mt/?…10月29日 22時00分
  • 前触れもなく
    【携帯に残されていた断片が割れた硝子のように刺さった】便利な予測変換も今はもう不要になった言葉をsuggestしてくるのには参る。ネットの検索履歴にしたってそうだ。10月28日 22時00分
  • 真空パック
    【あの夜の君の言葉を透明のレジンで固めなぞっていたい】ずっと忘れたくなくて何度も反芻する言葉。その時の表情とか体温とか鼓動とか。10月27日 22時00分
  • 溺没
    【切なさが溢れて溺れそうになる雨の止まない夜は冷たい】延々と雨が降り続く夜。こんな夜に思い出すのは決まってあの人のことだ。10月26日 22時00分
  • 思い出す度
    【あの日から遠くになればなるほどに涙が熱を帯びるのは何故】何度も思い出しては反芻したくなるような想い出。だけどそこから遠くに来てしまったことを思うと。10月25日 22時00分
  • 黄金色に埋もれて
    【金色の波間に浮かぶとりどりの粒をしるべに芒野をゆく】  映画のロケ地にもなった芒の群生する高原にて。見ごろには多くの人が芒に見え隠れしながら丘を登ってゆく。 (Instagramやってます→https://www.in…10月24日 22時00分
  • 廃墟のように
    【永遠に消したくはない記憶でもいつかは朽ちてしまうのだろう】宝物のような想い出も死んでしまったら消えて無くなるのかな。そんなことをぼんやりと考えていると、とてつもなく悲しくなった。10月23日 22時00分
  • モノクロの風景
    【目に見える全てのものに彩がないあなたが居ないこんな秋には】心の持ちようというのは本当に大事で。時として世界から彩りまでをも奪ってしまう。 (Instagramやってます→https://www.instagram.com/shi…10月22日 22時00分
  • 笑えると思っていた
    【その時に果たして笑うことなんて出来るでしょうか疼いたままで】もう大丈夫だと思っていた。だけどまだやっぱり奥の方がじくん、とする瞬間。10月21日 22時00分
  • 支えになるもの
    【今日もまた何とか生きてゆけました淡い期待をお守りにして】別に大きな希望とか願いなんて、ない。何ということはない日々に少しの心の支えがあれば。10月20日 22時00分
  • 思いきって
    【錆びついたドアを開ければ新しい光が過去を照らし始める】ずっとずっと開けるのを躊躇していた扉。そこには懐かしくて昔と変わらないけれど新鮮な空気が満ちていた。10月19日 22時00分
  • 塗り替えられていくような
    【明け方に積み重なってゆく音に侵されてゆく昨日の私】なぜか眠りたくなくてそのまま夜明けまでを過ごした。今日と明日、昨日と今日の境目がわからなくなる感覚は嫌いじゃない。10月18日 22時00分
  • 3.5%の
    【悲しみの記憶の溶けた水たちが注ぎこむから海はしょっぱい】幼いころからずっとずっと不思議で仕方なかった。海が塩辛い理由、今だってよくわかってなくて。  (Instagramやってます→https://www.instag…10月17日 22時00分
  • 背徳の味
    【生娘のままの果実を噛み潰す葡萄酒の実として生まれしを】ワインになる葡萄というのは品種が限られている。熟成を待つことなく生食すると何となく罪悪感。10月16日 22時00分
  • お小遣い
    【じいちゃんに負けないぐらい陳物(ひねもの)の袋でもらう伊藤博文】秋祭り、いつも千円札(当時の肖像画は伊藤博文)をお小遣いにくれた祖父。年代物の、もう色の変わってしまったポチ袋に入っていた。10月15日 22時00分
  • 三割増し
    【泣き虫も法被姿で御神輿を担ぎ上げれば凛々しき男】法被というのは着ればそれなりに見える衣装である。法被が着たくて子供神輿に参加していた昔々。10月14日 22時00分
  • 縁の切れ目?
    【こんなにも君が恋しいなのになぜ手をすり抜ける秋のジャケット】忘れ物をした、が、何とか戻って来た。のに、また忘れた。もう戻ってこないかも(涙) 10月13日 22時00分
  • 地味にして滋味
    【時々は甘い言葉も欲しくなる焼き芋ぐらい地味でいいから】別に気の利いたことを言ってほしいんじゃない。ちゃんとこっちを見てくれている、欲しいのはそういう言葉。(毎日新聞『毎日歌壇』 10/9 伊藤一彦氏 選 入選) 10月12日 22時00分
  • 大好きなはずの香りが
    【甘やかというよりむしろ甘ったるい夏日の秋に香る桂花は】完全に季節が逆戻りである。扇風機をしまい損ねていたのが、なんの、大正解だった。※桂花=金木犀の別名10月11日 22時00分
  • 人間不信
    【人間を信じる奴が馬鹿だろう美味い餃子も疑っておく】追突され、双方同意の上で警察を呼んでいる間に相手に逃走されるという憂き目。もう他人は一切信用しないことに決めた。10月10日 22時00分
  • 季節の味
    【茹で栗を穿(ほじ)るのがもう煩わしいたぶん大人になった証拠だ】今も昔もいちばん好きな栗の食べ方。幼少の頃はスプーンで穿ること、それさえもが嬉しかった。 (Instagramやってます→https://www.instagram.…10月09日 22時00分
  • 音が繋ぐもの
    【十年の時空を超えたa-Moll音符同士がまた手を繋ぐ】長年のブランクなんて一気に吹き飛んだ。五線譜の上で再会できた音と音。 (Instagramやってます→https://www.instagram.com/shinka_mt/…10月08日 22時00分
  • 星を壊すもの
    【バオバブの木を植えようとする人がすぐ横に居て何もできない】星の王子様が目の敵にしていた木。地球を破壊しかねない種を蒔こうとする隣人に対して打つ手は、さて。10月07日 22時00分
  • ひとときの温もり
    【手のひらのほんの少しのやり取りでそこに流れたやさしい時間】本当にちょっとしたことなのだ。だけど温かくて慰められる大事な時間。10月06日 22時00分
  • 迷信
    【魂を抜かれるからということにしておきましょうカメラが怖い】やむを得ず改まった写真を撮る機会があった。自信のないルックスを直視する破目になるので、撮られるのはただでさえ苦手。10月05日 22時00分
  • この月の下で
    【十五夜を言い訳にして逢いにゆく忍ぶにはやや明らか過ぎる】中秋の名月。少し欠けているけれど澄んだ光は全てを暴いてしまいそうだ。 (Instagramやってます→https://www.instagram.com/shinka_mt…10月04日 22時00分
  • 何気ないふりで
    【ベランダで肩をふわりと抱いたのはもうじき乾く君のワイシャツ】長袖シャツを何枚か干すと、隣同士のシャツが肩を組むことがある。風のいたずら、照れ屋さん同士にはちょうどいいかもね。10月03日 22時00分
  • せめて
    【いいことが何一つないこんな日は夢であなたに逢えますように】眠っている間ぐらいは誰にも邪魔されず幸せに浸りたい。爆睡してしまって夢も見ないかもしれないけれど。 10月02日 22時00分
  • 神輿歌
    【御囃子の稽古の声が秋を告ぐ祝いめでたの若松様よ】秋祭りに向けて歌謡いの練習が始まる。意中の彼の声が聞こえてきたりするとそれだけでドキドキ、なんて頃もあった。10月01日 22時00分