わたしをさがしていますか

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1806361
サイト名称
わたしをさがしていますか
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https://sagasiteimasuka-poet.theblog.me/
紹介文
いつかの日常から非日常まで綴っています|最新作『わたしをさがしていますか』(pocket.jp)
カテゴリ
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※最新の記事

  • 途切れる二人
    冷えたコーヒーと甘い痛みあなたはいつもそうだ冷めたささやき苦い抱擁きみだっていつもそうだ終わるの?終わらせたい?同時に口にして泣くでも笑うでもなく熱い背中を感じていた 02月23日 07時00分
  • 街は灰色でした
    街は灰色でしたいつも何かに渇望しいつも何かを探し続けて街は灰色に染まっていました悲しみと喜びが交互にやってくるそんな法則からすっかりとり残され街はいつも灰色でした街はいつも旅人で賑わい誰もがそれを受け入れて随分たちます悲しみより喜びが重なり…02月22日 07時00分
  • トーザ・カロット岬の毛糸屋さん-19
    トーザ・カロットの岬に猫そっくりの店主が営む毛糸屋さんがあります岬の突端にはリサラヌアの花が群生し今朝はまるでそこだけ雪が積もっているようです明け方びゅうびゅうという風の音に混じって何かがはじけるようなかすかな音が聞こえましたトーザ・カロッ…02月21日 07時00分
  • 突然
    お別れは突然やってきましたまるでリハーサルなしの本番みたいに幾度か繰り返されてきたわけですがどうしても慣れないのですお別れは突然やってくるものまるで予習もせず試験を受けるみたいに幾度か繰り返されてきたわけですがやっぱりへっちゃらとはいかない…02月20日 07時00分
  • がらんどうの星
    がらんどうの青空曇り空は窮屈で雨降りはきらわれもの空っぽの海魚たちは饒舌であぶくを集めてたがらんどうの星かろうじて今日も回る風をつなぎとめるのは希薄な挨拶と苦いシズク 02月19日 07時00分
  • 嘘つきさんの日記
    透明な季節が終わって嘘だけを隠れ蓑にするのに飽きてあしたを夢見るささやかな幸福と瞬間を手放し続けるさびしさとを正直に書きつけることにしました 02月18日 07時00分
  • あした
    あした少しかしこまってあした少しおめかししてあした少しときめいてあした少し眠れずにあした少し早起きしてあした少し丁寧にあした少しやさしくあした少しゆっくり手渡されるものを抱きしめる 02月17日 07時00分
  • 体の中で
    確かめても迷っても最後にあたしにかえってくる進もうが戻ろうが結局あたしが置き去りになる詰めこみすぎた古いもの喉につかえる新しいもの程よくわけなく溶け合えばどんなに楽だろう体の中で胸の中で 02月16日 07時00分
  • ゆううつなベイビーブラウン
    ゆううつなシュガーブラウンカサカサのパンケーキ無理に笑ってミルクで流しこむゆううつなレイニーブラウンベトベトのポーチドエッグ無理に笑ってスープに溶かしこむゆううつなベイビーブラウンぐるぐるの片想い無理でも笑って好きなのって呟いてる 02月15日 07時00分
  • トーザ・カロットの毛糸屋さん-18
    トーザ・カロット岬の毛糸屋さんに“手紙をあのひとに”“今日なら伝えられる”“花束よりも鮮やかな夕焼け”そんな名前の毛糸玉たちが並ぶようになりましたどこかにあるという小さな青い星噂ではチョコレートや花束を恋人に渡したり友達同士で分け合うとか猫…02月14日 07時00分
  • 君に伝えたいこと
    玄関には季節の花食卓には旬の食材仕事の愚痴でもこぼそうものなら憤りすら共有して“だいじょうぶ、あなたはちっとも悪くない”それが僕には苦痛だバスルームはピカピカトイレは薄くミントの香りふかふかタオルとふかふかスリッパどれもこれも白く輝きそれが…02月13日 07時00分
  • 元カノ
    明るいのに寒くて寒いのに明るいつまらなそうにこぼすときみは誰かに素早くLINEしてもう消えてくれと言わんばかりにぼくに硬い笑みをよこしたスマホに変えたがった理由を知りたがった頃から隔たった時間軸に迷い込み角ばった言霊の応酬が始まった明るいの…02月12日 07時00分
  • 月は血の涙は海の雲は不安の心は時間の恋は花の影は命の風は雪の色は哀しみの 02月11日 07時00分
  • 蝕事
    生まれ落ちる前から決められていたのは星を食べたり星に食べられたりそれをくりかえしながら終わる日まで過ごすことそう言えば命の中に星の名残はいくつもあってたとえば心だって時間のように急いだりゆっくりになったりする生まれ落ちる前から決められていた…02月10日 07時00分
  • もうどっちでもよくて
    命の終わりが怖かった頃眠らなければいいのかとフリだけして夜を愛した命の始まりが怖かった頃生きるのも怖くてフリだけして周りに溶けていた不確かなことに憧れ続けた頃泣くことが怖くてフリだけして優しさをまとったふりだしに戻るのもゴールを蹴飛ばすのも…02月09日 07時00分
  • ひ・と
    こんなに難しくてこれほど愛しいこんなに醜くてあふれるほど愛しい 02月08日 07時00分
  • 海底
    追い詰められる自分を追い詰める自分があざ笑うたったそれだけ?と追い詰められる自分を追い詰める自分が苦笑するそんなものなの?ともはや自分が向かう道もすべも見失いそうになりながら浮遊する言霊を頼りにまたデジタルの海に潜る 02月07日 07時00分
  • ある親子
    おやすみと言ったあと決まって「はい」と頭をなでてくれるたがいちがいに繋がれていた頃は触れ合うことさえ怖かったのにまたねと言ったあと決まって「はい」と握手をしたすれ違いざまに会話するしかなかった頃は顔も見たくないと思っていたのにあなたもわたし…02月06日 07時00分
  • 孤独感
    光にも染まらず闇にも癒されず何にも属さない孤独感とはそういうものなのかもしれない誰かに教わりすぎず誰にも伝えきれず何にも属さない孤独感とはそういうものなのかもしれない 02月05日 07時00分
  • 灰色がかった雫に薄く青が混ざってわたしはただみていたのです春を待つには浅く冬を忘れるには深く空が乱れるのをただみていたのです灰色がかった朝に薄く青が混ざってわたしは息を吐きました春と呼ぶにはかすかな冬を手放すさびしさ混じりの雨をただみていた…02月04日 07時00分
  • ハルトアオ
    春は青を深くその身にまとい優秀な技術者のごとく丹念に若者を染めあげる思い出せないこと思い出したくないことどちらも降り積もっていくけれど同じだけ想い描く未来も降り積もっていく春は青を深くその身にまとい優秀な技術者のごとく丹念に空模様よりもはか…02月03日 07時00分
  • 架空花図鑑〜サクラシオネ
    トーザ・カロットの岬からも居場所を探している女の子の住む街からもほんの少しはずれたところに森がありますまっすぐ行くとやがて三つ目たちの暮らす窪みが見えてくるのですがその話はまたの機会にところであなたの暮らしている星には確かサクラという樹木が…02月02日 07時00分
  • 架空花図鑑〜リサラヌアの花
    雪に恋い焦がれるように透明な花びらを白く深く染めることから「冬はじめの少女」「雪染まりの日」「純恋花」「純愛草」と呼ばれる風の吹き付ける場所を好むとされトーザ・カロット岬に自生しているのを見ることができる毛糸の染料としても知られるが“Kan…02月01日 07時00分
  • 夢からこぼれ落ちたのは
    夢からこぼれ落ちたのはかつての愛しいひとでしたすっきり吐き出ししっかり前見て互いにくるりと回れ右そんなことさえ覚えてないのに夢からこぼれ落ちてきたかつての愛しいひとはやっぱり何かに溺れているようで赤い目をしてブツブツ呟き続けます意味もわから…01月31日 07時30分
  • トーザ・カロット岬の毛糸屋さん-17
    トーザ・カロット岬の突端に背の低い花が揺れていますリサラヌアの花ですひときわつめたい風が岬に吹く頃になるとまるで絵筆に染められているようにそれまで透明だった花弁はゆっくりゆっくり雪の色をまといはじめるのです猫そっくりの店主は誰よりもそれを楽…01月30日 07時30分
  • ただ歌っていて
    ありきたりな物語は欲しくないただ歌っていてあの子の泣き声がきこえないようにありきたりな慰めは欲しくないただ歌っていてあの子の心がひび割れないようにデジタルの雨の中まだ歌っていてありきたりの癒しは欲しくないただそばにいてあたしの涙が枯れないよ…01月29日 07時30分
  • 姉の告白
    カクカクした星の変拍子な命の群れカクカクの空もカクカクの海もそれしか知らなかったから別にどうということもなく今日まで生きてきたカクカクした星の変拍子な命の群れカクカクの風もカクカクの雨もそれしか知らなかったから別にどうということもなく今日ま…01月28日 07時30分
  • 頑なに
    頑なに未来だけしか見なかった頑なに過去だけしか見なかった頑なに今日を生きても昨日に変わればまだ今日の終わりは遠すぎて痛すぎる自分の日常を恨んだ頑なに未来だけしか見なかった頑なに過去だけしか見なかった頑なに今を生きればさっきまでのトキメキがも…01月27日 07時30分
  • 元カレ
    お茶ぐらい飲ませてよそう言って君は捨てられずにいた大ぶりのマグを食器棚の奥からさがしあてるこれ好きだったんだよねそう言って君は当たり前のようにあたしの淹れたコーヒーを飲んでる大好きが湧きだした分だけ大嫌いも降ってきたなんてバカバカしい物語の…01月26日 07時30分
  • 恋するにもほどがある
    ほつれた糸を引くときの醜い歓びに酔うあなたの心をそんな風に紐解いた運命にもほどがある泣き叫ぶにもほどがある恋するにもほどがある 01月25日 07時30分
  • トーザ・カロット岬の毛糸屋さん-16
    コロコロ ちりちりパリパリ さわさわなんとも心地よい音がお店の奥から聴こえてきますそれはそれはひそやかにとてもとてもささやかに手にとると消えてしまったり近づくと歌いはじめたり毛糸玉たちは気まぐれです猫そっくりの店主はまあるい手でひとつひとつ…01月24日 07時30分
  • 翡翠色の影法師
    翡翠色の影法師たちが入れ替わり立ち替わり想い出を上書きする失恋はより美しく失敗はより悲しく失言はより冷たく心を上書きする翡翠色の影法師たちが入れ替わり立ち替わり想い出を上書きする秘めごとはあからさまに孤独は罪に喜びは憎しみに理由を探す狡さも…01月23日 07時30分
  • 粉雪
    うさぎたちが風を磨き終えて雪を降らせる雲の上でひと休みしています今日の地上はまたずいぶんと冷え込んでいるらしく心も体もぎゅううと縮こまった人間たちが不機嫌そうに歩いています思い思いに雲の上からこっそり地上を見下ろしているうちに一羽のうさぎが…01月22日 07時30分
  • トーザ・カロット岬の毛糸屋さん-15
    さっくりさっくりと雪を踏みしめ猫そっくりの店主はいつものくぼみまでやってきました小脇にとっておきのお土産を携え幼馴染に会いにきたのですお互いがお互いを風変わりだと思っていた頃言葉はあまり意味を持たずただ見上げた空に揺れる雪だるまの満月にふた…01月21日 07時30分
  • ため息の理由をあたしは知らない
    ため息の理由をあたしは知らない言葉にしてくれないからわからないあたしだけが知ってるはずの感情の上澄みすらもう分けてはくれないため息の理由をあたしは知らない視線にかき消されて二度とわからない 01月20日 07時30分
  • 夢見がち
    キタナイヨゴレルそう言われても子どもの頃は男でも女でもなくいられたからかまわず秘密基地なんぞ作ってたキタナイヨゴレルそう言われすぎて体も心もいささか窮屈ではあったが子どもの頃は男だから女だからと深く考えることもなく大きな水たまりにもジャング…01月19日 07時30分
  • いつの日も妹のように
    死にたくないと身構えるでもなく生きていたいとすがるでもなくやわらかな微笑みをたたえてあの人は逝きましたあたたかな腕にすっぽり包まれわたしは幸せでしたいつの日も妹のように可愛がってくれた人ありがとう 01月18日 07時30分
  • 愚かなふたり
    月の引力に逆らってようやく君に終わりを告げた海ならば泡立つぐらいですむだろう猫ならば逆立つぐらいですむだろう人ならば抗えず寄り添っては傷つけることを繰り返す月の引力に逆らってようやく恋に終わりを告げた嘘も真実も身をよじりますますふたりを隔て…01月17日 07時30分
  • 何をさがしているのでしょう
    服に隠れた部分などそんなに変わりはしないのにあなたもわたしも何をおそれているのでしょう肌に隠れた部分などそんなに変わりはしないのにあなたもわたしも何を嘆いているのでしょう星の色でも変わらぬ限りそんなに悲しくないはずなのにあなたもわたしも何を…01月16日 07時30分
  • 祭あと
    打ち捨てられたツリーをひとかわひとかわ 剥き出しにするくせに12月をこよなく愛すふりをする波打ち際ではひとかけひとかけ甘いケーキの恋模様紡いだそばから泡になる赤色帽子のふわふわサンタ祭あとの可愛いトナカイ夢のあとさき迷子のふたり 01月15日 07時30分
  • ねじれ
    きみが呼ぶぼくの名はとうのむかしにねじれてしまってもはや原型をとどめないぼくはただ苦笑いしてそれを投げ返しもしないサンタのソリの刃はすべるように走るけど魂ひとつ傷つけずに夢を運ぶきみは言の刃を自在にあやつりながらいつか自分の魂まで傷つけてい…01月14日 07時30分
  • ねえ
    ねえ目に見えるものやさわれるもの目に見えないものやさわれないもの両方ぜったい?片っぽじゃダメ?ねえ目に見えるものと見えないものさわれるものとさわれないもの両方ぜったい?半々じゃダメ?ねえはかれないことまで目盛りで決めつけてはかれることをない…01月13日 07時30分
  • 布団に抜け殻雲に落書き
    布団に抜け殻雲に落書き雨のカーテンはとんでもなく遠くて夕方から荒れ模様だなんてお天気アプリを見ても信じられない冬は重くさびしくきみの声がやさしく響く嫌いになれないのは孤独すぎる季節だから聖夜の恋人たちはすでに他の誰かと手をつなぎたがっている…01月12日 07時30分
  • なくなりっこないもん消えたりしないもん今はね手放せるもんなかったことにできるもん今にもね覚えてられるもん泣いたりしないもん今だけね 01月11日 07時30分
  • しばられているものリスト
    ことばからだ嫉妬許し憎しみ安堵愛他人自分過去未来自由夢 01月10日 07時30分
  • あたしとあした
    少し悲しく少し不幸せで少しさびしくて 少しずるい 少し不安で少し深くて少し笑えて少し許せない少し歩いて少し泣いたら少し明日と仲良くなれる 01月09日 07時30分
  • 必ず
    伸縮する宇宙のほんの片隅で小さな小さな時間の部屋に閉じこもっている者がおりました誰かが部屋の前を通ろうものならビクビクっと震えあがってもっともっと狭いところにもぐりこんでしまいますやっとやっと正直になれたのにやっとやっと手に入れたのにどんど…01月08日 07時30分
  • これから
    愛されていた証拠を見つけようと古いアルバムをめくるよりこれから出会う誰かを愛していけばいい愛されていた名残を探し出そうとおもちゃ箱をぶちまけるよりこれから出会う時間を愛していけばいい愛されていることに気づくのが少しばかり遅くなってもこれから…01月07日 07時30分
  • 冬のふたり
    昼の時間がすっかり短くなってまるでぼくたちの影みたいだ編むほどにもつれていくのはいつものことでささやきが届く距離なのに言葉がもう届かない太陽は生まれ変わってもどうして心は生まれ変わるのにとても時間がかかるんだろうね昼の時間はすっかり短くなっ…01月06日 07時30分
  • 猫のつぶやき
    声をかけたのは今思えばあなたのほうからでした腕時計がキライだったのにその日は無理やりつけさせられていたのですおしゃれだなんだと決めつける身勝手な同居人に我慢できずに逃げ出して首元の重さばかり気にしてふるふるふるふる身震いしていたのですそんな…01月05日 07時30分
  • 行ったことのない国の匂い
    行ったことのない国の匂いが袋からこぼれたコーヒーは懐かしくて少し甘く遠くて少し苦かったディスクをそっと機械に押し入れると夢と不思議がさわさわとあふれた種はいつだってほんのり秘密を抱えてる息吹き花を咲かせ実を結びあなたやわたしの元に届くでしょ…01月04日 07時00分
  • トーザ・カロットの毛糸屋さん-14
    学校がお休みの間週に1〜2度毛糸屋さんの店番をしていますほんの見習いなのですけれどトーザ・カロットの岬はこの季節あまりにも風が強くて毛糸を買いにやって来るお客様はほとんどいないのですただ不思議な言葉を話す猫やわたしたちと少しだけ違う姿の人が…01月03日 07時30分
  • 噂と三つ目
    宇宙語を習いに猫のところに行ってきたんだがそこで興味深い話を仕入れてきた星間の噂で片付けるにはもったいなくてねえそれであんたに話してるってわけだなんでも小さな青い星では1の月がくるたびにどんちゃんどんちゃん大騒ぎするらしいもちろん静かに1の…01月02日 07時30分
  • 青い記憶
    青い記憶が氾濫して誰よりもひとりぼっちになった青い記憶は初恋も友情もいっしょくたにからまった青い記憶に翻弄されて誰よりも饒舌になったあなたは前触れもなく流されて浮いたり沈んだりしてた 01月01日 07時30分