わたしをさがしていますか

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1806361
サイト名称
わたしをさがしていますか
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https://sagasiteimasuka-poet.theblog.me/
紹介文
いつかの日常から非日常まで綴っています|最新作『わたしをさがしていますか』(pocket.jp)
カテゴリ
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※最新の記事

  • 射手座の女でいてくれ
    確か明日は誕生日だったのだ想い出がよほどの嘘つきでない限り確か明日が誕生日だったのだ想い出が美しく上書きされたのでなければ確か明日が約束の日だったのだ想い出が記憶と食い違っていたとしてもぼくが勝手に思いこんでるのだとしても 11月23日 07時00分
  • 大事だったのにね
    好きなのは君を笑わせることもっと好きなのは君が僕を笑わせようと繰り出す微妙なダジャレそんな素っ頓狂な時間がとんでもなく好きだったはずなのにね大事だったはずなのにね 11月22日 07時00分
  • ぼくの
    不安を煮詰めた真っ黒なコーヒーきみはさも美味しそうにくいっと飲み干していつものようににっと 笑うんだなんでもないことのようにそれからぼくの背中をどんってやって平気大丈夫ごめんねありがとね大好きよ魔法をかけるんだ世界を見失わないでいられるよう…11月21日 07時00分
  • 家族
    遠すぎても近すぎても照れくさいのに遠いから近いから勝手に決めつけて遠すぎて近すぎて見えないことだらけなのに遠いから近いから素直になれないのだ 11月20日 07時00分
  • 日曜の夜8時
    日曜の夜8時なにもかも払いのけようと無意味に腕をふり回す日曜の夜8時なにもかも消してしまおうと無意味に歩幅を広くとるそうやって街をゆけば居場所のない心地悪さも手放せそうで無意味に口角上げてみる日曜の夜8時なにもかも忘れようと無意味に季節を泳…11月19日 07時00分
  • 愛育
    育児書から集めたばかりの言葉をやわらかく浴びせられるのはなんて過酷なのだろう選び抜いたであろう硬質な言霊を温かいうちに手渡されるのはなんと残酷なのだろう衝動にまかせてかけまわれば許しを請うよりまだマシだと頑是なげにこともなげに言ってのけるの…11月18日 07時00分
  • 夢クッキー
    夕焼けの搾りかすをふたかけら花びらは乳鉢でよくよく練り上げ希望の種をポン!と割りいれる彗星が涙を流すので小皿に少しとり分けてガナッシュ作っておきましょうそれで世界が変わるとかそれで夢が叶うとかそんなものではないのだけれど今日の終わりにきみが…11月17日 07時00分
  • ゆらゆら漂う
    星を読む月を読むあしたを知る太古を想うゆらゆら漂うクラゲになって光を喰む陰を纏う風を数え花を紡ぐゆらゆら漂うはぐれ鳥になって 11月16日 07時00分
  • きみをさがす
    きみをさがすきみの言葉ときみの形をきみをさがすきみの心ときみの声をほんのひと握りほんのひとかけらぼくの中にまだ残っているかもしれないクリームパンにかぶりつくような小さな小さな幸せの粒 11月15日 07時00分
  • 13の日、普通のふたり
    13の日あなたの普通の日13の日あたしの普通の日仕事は休みで天気はおだやか心配事は過去に置きっぱなし楽しみは次の休みに13の日あなたの特別な普通の日13の日あたしの特別な普通の日 11月14日 07時00分
  • 深呼吸
    時を止めることも時を忘れることも時をあやつることもからまった人生をほどくようにはいかないものだから深呼吸するんだあなたにつながる糸がピンと張るまで何度でも 11月13日 07時00分
  • 知らない街の
    知らない街の知らない人の群れ紛れ込んで孤独を味わえばそれもまた旅の醍醐味知らない街の知らない空の下紛れ込んで風に触れればそれもまた旅の醍醐味 11月12日 07時00分
  • 冬の星座
    冬の星座をひとりじめした朝夏の風にも嫌われた夜を思う冬の星座はいつのまにかそこにあって夏に手放した恋を描き出す冬の星座をひとりじめした朝夏の雨にも嫌われた夜を思う 11月11日 07時00分
  • レイトショー
    パンフレットをぱらぱらひらひら劇場ロビーで待ち合わせベレー帽は久しぶり気づいてくれるかなあなたの好きな色チケットをぱらぱらそわそわ初冬の匂い手袋してくればよかったかな少し後悔するあなたにもらったお気に入り「よっ!」「時間厳守だね」いつもの会…11月10日 07時00分
  • 空をほどく
    詩人だから言葉ぐらいあやつれるでしょう詩人だから恋も夢もたやすく歌えるのでしょう詩人だから悲しいふりなどしているのでしょう詩人だから儚いことだけ集めているのでしょう詩人だから空がほどける日を心待ちにしているのでしょう?ほんとはそうなんでしょ…11月09日 07時00分
  • 水曜
    不安になるのです水曜がくると雨ふりな朝じゃない恋してないわけじゃない空が消えたわけじゃないお腹が痛いわけじゃないだけど不安になるのです水曜がくるとあなたがいなくなったのも心が壊れかけたのもちいさな嘘をついたのも死を意識したのも水曜だからです…11月08日 07時00分
  • つかの間
    出発ロビー斜め前に立って斜めうしろを見つめてた目が合えば今以上に見透かされそうでわざと下手なウインクしてあなたを笑わせた斜め前を歩く斜めの影を見つめてた声を聴けば今以上に悲しくなりそうでわざとまくしたててあなたをびっくりさせた斜め上を見上げ…11月07日 07時00分
  • 子どもの三つ目
    ちっちゃい頃より空はずっとずっと近くなったそれもそのはず飛び回ることだって見おろすことだって叶うようになったちっちゃい頃より空はずっとずっと近くなったそのはずなのにぼくの背丈が伸びるたびに空はずっとずっとちっちゃくなったパパもママもたくさん…11月06日 07時00分
  • 星へ願いを
    あたしの耳をふさいだのは罵る声だったあたしの目をふさいだのは虚栄心だったあたしの口をふさいだのは憎しみだっただからどうかあたしをつかまえていてくださいあたしがあたしを忘れる日まで 11月05日 07時00分
  • 朝はこないと
    朝はこないとあなたは言う傷ついた猫のふりしてかわした約束をもうほどいてしまいたいと夜だけで充分なのとあなたは言う錆びついた季節にまぎれてかわした手紙をもう食べてしまいたいと昼間はまぶしすぎるとあなたは言う降り注ぐ光が雨にとけて風さえ失われる…11月04日 07時00分
  • 三つ目とご先祖様
    あたしら三つ目にはたいそういたずら好きなご先祖様がいたんだよご先祖様はよく晴れた日でも平気な顔して都会の街を歩いていたそうだじっと見られてもいないことにされるか変わり者扱いされるか子どもに泣かれるかそのぐらいですんでいたらしい誰かと鉢合わせ…11月03日 07時00分
  • きみの好きな歌が
    きみの好きな歌がぼくの好きな歌だった頃空がなくなっても海が消えても泣くことはないだろうと信じてたきみの愛した風景がぼくの愛した風景だった頃言葉をかわさなくても体温を分かち合えば傷は癒えるのだと信じてたきみの大嫌いがぼくの大嫌いになった頃それ…11月02日 07時00分
  • それ
    それはささいな思い込みとわずかなすれ違いから生まれた瞬きする間にも噂のカケラがばらまかれ過去はほんの日常の愛らしい出来事だったはずなのに甘くて泣きそうになる苦くて溺れそうになる寒くて笑いだしそうになる 11月01日 07時00分
  • 思いだせなくなったとき
    幸せな陽だまりを 思いだせなくなったときあたしは 誰よりも日向にいる見えないだけで気づかないだけでまぶしすぎて泣くこともできなかったさびしげな日陰を思いだせなくなったときあたしは誰よりも暗闇にいる見えすぎて美しすぎてため息さえもつけなかった…10月31日 07時00分
  • 艶やかな皮
    びろびろとだらしなく艶やかな皮が床中に広がっています中身をガブリとやったあとなのですあたしはね器用にくるくる皮を剥いたんだよなのにお前ときたらびろびろとだらしなく転がり続けるだけじゃないか女はわたしを睨みつけ文句たらたら溢れさすびろびろだら…10月30日 07時00分
  • 泣けば泣くほど
    煮こめば煮こむほど美味しくなるなんてただの幻想であたしはきみの手紙を読まずに食べようと決めた迷えば迷うほど強くなるなんてただのなぐさめであたしはきみのキスをくぐり抜け抱きしめようと決めた泣けば泣くほどやさしくなるなんてただの思い上がりであた…10月29日 07時00分
  • カタカナにしただけなのに
    カタカナで書いただけなのにちょっと嘘つきになったカタカナを探しただけなのにちょっと無口になったカタカナにしただけなのにちょっとよそよそしくなったあたしの名字とあたしの名前 10月28日 07時00分
  • きみを想わない日がきたとしたら
    明け方飲み干したように雨は上がり次の季節が容赦なく実を結ぶわたしはまた孤独を気どって物分かりのいいふりをするきみを想わない日がきたとしたらわたしはもう孤独を気どる必要すらなくなったということなのだろう明け方飲み干したように雨は上がり次の季節…10月27日 07時00分
  • いつか消えるとしても
    多くは望みませんこれまでもこれからも約束はいつか消えてしまうものやさしさはいつか忘れてしまうものただあたしの心が粉々にならないように時々つなぎとめてください 10月26日 07時00分
  • 合わせ鏡
    切っ先は確かに相手のほうを向いてしっかり狙いを定めていました大切で脆くて繊細で秘匿しているあの部分にしっかり狙いを定めていました切っ先は確かに相手のほうを向いてしっかり狙いを定めていました大切で儚くて美しくよそよそしいあの部分にしっかり狙い…10月25日 07時00分
  • 会いに行こうと決めたのは
    会いに行こうと決めたのはまだまだ雪深いころでしたこのままでもいいのだけどこのままの自分でいるより少しはマシかなそう信じてみることにしたのです会いに行く準備を始めたのは桜が微笑む頃でしたこのままでもいいのだけどこのままより少し先に進めば自分を…10月24日 07時00分
  • きょうは誰かの誕生日で
    きょうは誰かの誕生日でおめでとうまた大人に近づいたね歳はとりなくないねえそんな声が星のどこかで聴こえる日あしたも誰かの誕生日でダイエットは休んじゃう?ランニングさぼっちゃう?あのひとに会いに行っちゃう?そんな声が心のどこかに居座る日誕生日お…10月23日 07時00分
  • たかがうさぎ
    満月なんぞたかが光の加減じゃないかそんなものをまだ信じているなんてあきれたやつだ星も月も風さえもその言葉を聞かなかったきみもそうだと思っていたのにたかがうさぎのくせに時代遅れなやつだずいぶんと悲しいやつだ風を磨くしかできないくせに 10月22日 07時00分
  • ある夜
    きみの歌う言葉がぼくの悲しみ呼び覚ます酔うほど寂しくなるだけなのに触れずにはいられないきみの奏でる音色がぼくの弱さを呼び起こす酔うほど懐かしくなるだけなのに抱きしめずにはいられない 10月21日 07時00分
  • 今日のできごと
    特に変わったことはありませんでしたいつものようにおはようといってきますいつものように金木犀の香りにちょっとむせていつものようにぎゅうぎゅうの電車に揺られていたのです何も変わったことはありませんでしたいつものように天気予報と占いが流れていつも…10月20日 07時00分
  • 月あと
    月あとに心細くもしっかと立っておりますと世の中それは絡まりあってかみさまはいつそれを解放なさるのか恐ろしくなるのです月あとに心細くもしっかと耳をそばだてますと命が儚くぶつかり合ってかみさまはいつそれを消してしまわれるのか恐ろしくなるのですあ…10月19日 07時00分
  • 恐ろしく困難なこと
    繋がっていることは夢と真実の境界線だとすればほんとのほんとに孤独になることのなんと恐ろしく困難なことか繋がっていなくても夢と真実の境界線に紛れ込めばほんとのほんとに仲間でいることのなんと恐ろしく困難なことか無口な愚者は隠れ蓑夢と真実を交互に…10月18日 07時00分
  • ノイズキャンセリング
    もっとクリアに聞こえるようにノイズは全て取り除き心地いい言葉のみを拾えるようにだからしばらく黙っててくれないかな耳を幸せで満たしたいんだもっと素敵に聞こえるようにノイズは全て取り除き心地いい感情のみを拾えるようにだからしばらく黙っててくれな…10月17日 07時00分
  • おばあちゃんのチーズラスク
    パンを薄切りにマヨネーズはムラなく塗ること粉チーズは思い切ってふりかけるオーブンの温度に気をつけて乾いた感じになったらできあがり苦くなるから焦がさないようにねどんどん焼けてくチーズのラスクケーキクーラーはいつもあっというまに定員オーバーお餅…10月16日 07時00分
  • トーザ・カロット岬の毛糸屋さん-12
    10月の半ばを過ぎる頃トーザ・カロット岬の毛糸屋さんでは小さな小さなワークショップが催されますと言っても編み方のお話だけでなく闇色の毛糸で編んだ帽子をかぶる時の心構えとかみかんの蕾色の毛糸の誰も知らない秘密だとか時には噂にもならないほどの遠…10月15日 07時00分
  • いろは歌
    耳鳴り続きのいろはにほへと街のまんなかうつろな心耳鳴り続きのちりぬるをわか心の中だけ生き地獄耳鳴り忘れのよたれそつねな海の底では踊れましょうか耳鳴り忘れのらむうゐのおく それとも流れにまかせましょうか耳鳴りたどれば やまけふこえて あさきゆ…10月14日 07時00分
  • 魔法のように
    店頭から消えたんだってもう作らないんだってそうこれが最後の最後10軒回って20軒回って心もとなくてポチッと大人買い半年経たずに騒ぎはおさまり全てがすっかりもとどおり私たちはしたたかだ悪い魔法のように甘く儚いくせに 10月13日 07時00分
  • 見失った自分に会いにきたよ 10月12日 07時00分
  • 悲しみは
    悲しみは終わりのないだるま落としのようだ甘く苦く人を狂わせ我知らず酔いに沈む悲しみは向こう岸の見えない大河のようだ冷たく深く人を誘い我知らず夢にたゆたう悲しみは番狂わせの行列だ待つことも準備することも許されないのだ 10月11日 07時00分
  • 秋空
    金属音の耳鳴りと雑踏のやわらかなさざめきに今日も僕は救われるあの子の泣き声も誰かを罵倒したあとのため息も徐々に体内から消えていく気がして悲しい瞬間の訪れない日を欲するより無理にでも上書きすればいいのだと気づいたのは何才の時だったろうか金属音…10月10日 07時00分
  • ベジタブル・ジュースの魔法
    気軽な日常の立て直し術(気休めとも呼ばれる) 10月09日 07時00分
  • 椎の実
    秋がコロコロ転がるみたいと君はふざけて椎の実でお手玉をするふたりがまだそれぞれのカケラでも季節でもなかった頃ぼくたちはようやく誰かのカケラか季節になれたのだと無理やり何かを押し込めていたそんなところは似すぎていたけど出会ったのは偶然ではない…10月08日 07時00分
  • Comparer
    比較×安堵は比較と幸福度の比較と攻撃性の比較的同調思考と絶対的ほどほど感に比較的寄り添うのかもしれない 10月07日 07時00分
  • わたしのわたし、わたしとわたし
    わたしの鍵でありわたしの扉でありわたしの夢でありわたしの道でありわたしの光でありわたしの闇でありわたしの主人公である 10月06日 07時00分
  • 泣いてる君は嫌いです
    泣いてる君は嫌いです綺麗な横顔悲しげな瞳濡れた頬誰もが君に魅了される泣いてる君は嫌いです震える肩揺れる髪かすれた声誰もが君を愛おしく思う泣いてる君は嫌いです遠くに行ってしまいそうで僕は嫉妬に溺れますひどい言葉冷たい仕打ちすり抜ける恋心こんな…10月05日 07時00分
  • 夢とうさぎ
    空が覚えてくれていているならそれでいい空が覚えてくれているなら何もいらない空がそこにあるからもう今日はいらない恋やぶれてしょんぼりな日風を磨き終えたうさぎ一羽うふふと笑ってあたしの手をしっかり握ったまま夢からぴょん!って飛び出した 10月04日 07時00分
  • 恋人へ
    灰色の空模様になっても水色の空模様になっても虹色の空模様になっても「あなたのせいだ」そう言えるしたたかさが欲しい急に会えなくなっても喧嘩しても人生に迷っても「あなたなんて」そう言える弱さが欲しい 10月03日 07時00分
  • おばあちゃんのフレンチトースト
    ミルクの代わりに豆乳と卵ちょっぴりお塩とちょっぴりお砂糖よくよく混ぜたら深皿にフランスパンでもロールパンでも一口大にしてそこにひたす冷蔵庫で一晩寝かせるのだけど途中でひっくり返すともっと美味しい朝になったらオーブントースターで一度に焼こうか…10月02日 07時00分
  • 平行線
    時が流れても距離は変わらなかったただ自分を見失ったときあなたを失ったそういうことなのだろう会えない時が紡がれて猜疑心が育ち始めたそういうことなのだろう時が流れても距離は変わらなかったただ自分を見失ったときあなたを失ったそういうことなのだろう…10月01日 07時00分