「クズ」になる薬 by 細谷 知司

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1858084
サイト名称
「クズ」になる薬 by 細谷 知司
URL
http://blogs.yahoo.co.jp/skmyh1125
紹介文
生きることに疲れた時、何かを誰かのせいにしたくなった時、誰かのそんな時に、このブログが薬になればと思って書いていきます。(「クズ」になる薬 by 細谷 知司)
カテゴリ
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※最新の記事

  • 袈裟
    バランス、ということについて考える。 陰と陽、善と悪、上品と下品。 どんな人にも光と影があり、正しい点もあれば間違っている点もある。 無論、時として上品に振る舞うこともあれば、下品な言動を見せる場合だってある。 割合は人によって異なるが、双…06月28日 06時13分
  • 良心
    少し前の話になる。 とある夜の店で飲んでいて、席についた若き女子が語ったこと。 「前の彼氏がヒドイ人で…」 特に興味があったわけではないが、話の流れからその先について私は訊ねた。 どうでもよいことだが、店で飲んでも身の上話を聞かされる確率が…06月27日 06時49分
  • 合掌
    小林麻央さんの訃報に包まれた週末。 当事者ではない人間に真の哀しみはわからない、と思いつつ、いくつもの報道を眺めた。 様々な感情が沸き上がり、そして消えていった。 そんな中で消えることなく残り続けたもの。 端的な言葉にまとめることはできない…06月26日 05時41分
  • わがまま
    別に子育ての話をしたいわけではない。 だが、子供のわがままをどこまで許容すべきかということについて最近よく考える。 もちろん奔放に甘やかすのがよいとは全く思わない。 親は子にとって、人生で最初に出現する理不尽な存在(ないしは、社会という不条…06月23日 07時01分
  • 善をなすこと、あるいは、善であり続けること。 言うは易く、しかし実際に行うことはとても難しい。 己にとっての善を主張するだけで済むのであれば物事は簡単だ。 しかし、善とは基本的に自分以外の誰かのための善であるべきだと私は思う。 だからこそ善…06月22日 05時03分
  • 醒めた大衆
    豊洲市場への移転騒動を見ていて思う。 (おそらくは)有能なアジテーターが辿るべき末路について。 ある種のテーゼに対してアンチテーゼを示すことはそれほど難しくない。 しかもテーゼが閉塞感に満ちている場合はより一層その作業が容易になる。 だが、…06月21日 06時19分
  • 孤独と他者
    88歳の老人が隣家の住人を金槌で殴打した事件の報道を目にした。 詳しい理由はわからないが、積年の不満が暴発したものであることは間違いないらしい。 本件に限らず、高齢者を巡る隣人とのトラブルが目立って伝えられるようになってきている。 絶対数が…06月18日 08時21分
  • 大人
    昨日の記事で底を抜けたと書いた。 やはり心が少なからず穏やかになったように思う。 もちろんすべてが思い通りに進むわけではない。 しかし、それでも大切なものを見失わないこと。 それだけは間違いなくできるようになったと言える。 年を重ねると、人…06月17日 06時27分
  • 反攻
    それなりの紆余曲折はあった気がする。 しかし、拡散する傾向にしかなかった状況が、少しずつ収縮に向かい始めた。 あるいは、地下に潜んでいる長い歳月、地上に置きっ放しにし、散り散りバラバラになってしまっていたものを、かなりの部分回収できたように…06月16日 06時59分
  • 昨夜はまた別の友人と食事をした。 2人で会うのは実に久しぶりのことだった。 想い出話も含め、長い時間真面目な話をした。 彼とは、良い想い出も、哀しみも、色々なものを共有している。 私の中に眠っていた感情が、彼との会話によって呼び起こされた。…06月15日 05時49分
  • 立場
    昨夜は同世代の友人2人と食事をした。 年齢と共に「立場」と呼ばれるものが生まれ、それまで自然であったものたちが遠ざかる。 人だけではなく、感情や出来事といったものたちが遠ざかる。 わずかな乖離が溝となり、やがて「立場」が人を孤独にする。 そ…06月14日 06時36分
  • 理由
    何かをするには理由がある。 「ふと○○してしまった…」という場合であっても、そこには「ふと○○する」だけの理由がある。 それが良いか悪いかを考えるのはかなり後になってからの話だ。 大切なのはまず理由そのものを発見すること。 それは私たちが日…06月13日 06時27分
  • 巨人という閉塞感
    「スクラップアンドビルド」という言葉があるように、破壊と創造は切っても切れない縁にある。 プロレスラー・故橋本真也もまた「破壊なくして創造なし!」と高らかに謳った。 何かを新たに創り上げようとするとき、そこにある古いものが時として邪魔になる…06月12日 07時08分
  • 意志
    5月に仕込んだ流れがいよいよ現実の姿になってきた。 何がどのような結果になるにせよ、物事が動き出したのは悪いことではない。 意味のない高揚感は既に収まり、今はただ柔らかに火が燃え続けている。 私がなすべきはこの火を絶やさないことだけだし、燃…06月11日 06時55分
  • 憐れみ
    一昨日の夜、あるきっかけでご縁のできた学生をお祝いした。 希望の企業からの内定獲得。 私たちとの接点が刺激になったと過分な評価を頂戴したが、本人の実力の故であることは明らかだ。 それでも、誰かの幸せに触れる瞬間は間違いなく心を和ませる。 食…06月10日 09時08分
  • 質感
    最近、「質感」という言葉が気になる。 辞書には「材質が持つ視覚的・触覚的な感じ、表面の肌合い」と書かれている。 私がイメージする材質は何も布とか金属とかに限らない。 むしろ言葉や想いといった、形を持たないものの質感についてよく考える。 無論…06月08日 07時10分
  • 否定形
    他人に対して怒りを覚えることが少なくなった。 それは成長などでは決してなく、諦観という言葉がもっとも相応しいように思う。 それでも、怒りを消し去れない場合が稀に訪れる。 怒りの源泉を誰かに話すことなど滅多にしなくなったが、昨夜はそれが言葉の…06月06日 06時28分
  • 砥石
    幸せの二律背反、とでも呼ぶべきなのだろうか? ある人にとっての幸せが、他の誰かの幸せと不可避的に矛盾する場合がある。 もちろん意図して傷つけようとしているのではない。 しかし、「ねじれの位置」にある二本の直線はどこまでいっても交わることがな…06月05日 06時15分
  • 残り物
    他者の苦しみに寄り添うときのこと。 それが愛する人であれば代わってあげたいと願う。 部下であれば共に解決する道を模索する。 関係の薄い人であってもささやかなエールを送ることはできる。 少なからぬ無力感を抱えながら。 何かを解決して「あげる」…06月04日 08時21分
  • 過去と現在と未来と
    「過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える」 フリードリッヒ・ニーチェ ニーチェが意図したこととは意味合いが違うかもしれない。 それでも、時間の関係性をかくも見事に喝破した言葉を私は知らない。 過去と現在と未来と。 そこにま…06月03日 07時07分
  • 想い出(その14)
    先日帰省したとき、父が私と長男の関係を見て「申し訳ない」と口にした。 子供の頃、たしかに父は自分の趣味を優先し、家を空けることが多かった。 一緒に遊んだ記憶はほとんどない。 野球を教えてくれたのは父だったが、キャッチボールをした記憶も曖昧だ…06月02日 06時22分
  • 泥の言葉
    「すべての知識の拡大は、無意識を意識化することから生じる」 フリードリッヒ・ニーチェ 村上春樹の『羊を巡る冒険』の冒頭をやや過ぎたあたり。 60年代から70年代にかけての学生運動の挫折の原因を(人間の質は何も変わらないのに)意識だけを拡大し…06月01日 06時55分
  • 風薫る5月の終わり… と書きながら、風の香りを感じるのは実に久しぶりだと感じた。 今月、私にとって何よりも大切だった事柄は最良の結果に終わった。 盲目的な祈りや人の足元を見るような戒めは単なる嫌悪の対象でしかないが、それでも、大いなる力に護…05月31日 07時03分
  • 雨に打たれるのが好きではない。 どう頑張っても必ずどこかが濡れるし、濡れた自分が殊のほか惨めに感じられる。 そこまでしなくても十分現実に打たれている。 そんな風に追い打ちをかけられているように感じるから余計に惨めに映るのだろう。 間もなく訪…05月27日 22時26分
  • 波の歌
    遠くで波の音が騒めいている。 自分たちだけにわかる言葉で甘美な秘密を囁いている。 どこまでいけば哀しみが終わるのか。 あるいは、どこまでいけば笑顔を取り戻すことができるのか。 暗く深い夜の海はたぶんそのことを知っている。 しかし私は未だ閉ざ…05月24日 07時36分
  • 甘受
    全き肯定の海へと泳ぎ出した朝。 私は太陽に焼かれる覚悟と共に我が身を泥のような水に横たえた。 差異をあるがままに受け容れ賞賛する。 そして、まさにそれこそが生そのものなのだと喝采を叫ぶ。 暗い夜の海の底で、声なき声で。 それでも、空隙を縫っ…05月23日 06時10分
  • 産声
    微睡みが断続的に訪れ、そして去っていく。 私は痛む氷の心を見透かされ、しかし何も抵抗することができない。 温かい泥のような微睡みに解け始める私の氷。 零れる滴が冷たいのか生温いのか、それを決めるのは誰なのだろう? ぽたぽたと響く乾いた音に疑…05月22日 06時51分
  • 月雪
    薄曇りの空に混じる白。 霞む雲と淡い雪との狭間に滲む苦い想い出。 せめて甘美の欠片でもあれば、との思いが心の底に暗く光る。 やがて日が落ち、まるで月が零れるように降り続ける淡雪。 そんな光景をずっと眺め続けてきたような錯覚が私を襲う。 空気…05月21日 06時04分
  • 強き心
    心の強い人になりたいとずっと思っていた。 自分の心の弱さを知っていたから、それを変えたいと思っていた。 しかし、いつまでたっても変わらなかった。 四十年前も今も、私の心は弱いままで、何も変わっていない。 経験は弱さをちょっとだけ紛らせてくれ…05月20日 08時56分
  • 滑る魚
    「沈黙は軽蔑の最も優れた表現である」 バーナード・ショー 耳を塞いだまま暗い海を滑る魚たち。 魚たちは音を奏でるすべての存在を圧倒的なまでに軽蔑している。 滑る彼ら/彼女らに闇の底を打つ音は必要ない。 わずかにゆらぐ海の色、そして一筋の光に…05月18日 19時51分
  • 闇の底を打つ音
    「あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう」 フリードリッヒ・ニーチェ 生きることがちょっとだけ苦しくなった夜に、私はそんなニーチェの言葉を想い出す。 私にとっての最悪の敵としての私。 何だか禅問答のような雰囲気に溢れているが…05月17日 06時49分
  • わかれうた
    「好きで別れ歌うはずもない、他に知らないから口ずさむ」 ほんの少しだけ、そんな心境を理解できるようになった。 別れることが目的ではない、だが、そうする以外に方法を知らない、そんな状況のことを。 どんなに深い愛で結ばれていても、少なくとも現世…05月15日 06時12分
  • 吟味
    「人間を吟味せよ。疑う者には疑わせ、信じる者には信じさせよ」 フランツ・カフカ カフカが皮肉を込めて言うまでもなく、人間を吟味することは難しい。 だから疑う者には信じさせようとし、信じる者には疑いを起こさせないようにする。 だがそれは、明ら…05月14日 09時24分
  • 「クズ」になる薬
    窓を開けたまま眠り、朝の肌寒い風に目覚める。 久しぶりに心地よい朝を迎えた。 旅程が少しずつ具体性を増し、霧の向こうにあった風景が親しみを増す。 辿り着けるかどうかはまだわからない。 しかし、きっと辿り着けると信じている。 柔らかな夜の海を…05月13日 10時42分
  • 想い出(その13) PW
    1983年のハワイアンオープン。 青木功が見せた最終18ホール、128ヤードの奇跡のチップインイーグル。 用いたクラブはパワービルト社製のピッチングウェッジ(PW)だった。 そして日本人初のPGAツアー優勝。 後の丸山茂樹や松山英樹に連なる…05月12日 06時29分
  • 笑いの先
    昨日の朝、某学園問題で話題の夫人が大阪市の職員と面談している様子をテレビで目にした。 そして、かの人物たちがなぜこの国を愛し、護ろうとしているのか、少しだけわかった気がした。 もちろん皮肉で言っている。 だが、テレビに映し出された光景はあま…05月11日 06時06分
  • 10,000回の1
    「この世に二つとて同じ塵は存在しない」 ジル・ドゥルーズ ドルゥーズやニーチェに代表される「差異の哲学」。 長く西洋の思想を支配してきた「形而上学」を忌避し、一個の塵として生きる道を説く思想。 私は差異の哲学に宿命的に引き付けられるし、ひた…05月10日 05時57分
  • 歯車
    昨日、友人が急遽遠方から駆けつけてくれた。 私が抱える実際的な用事とこれからの旅程について相談したいと話したらすぐに来てくれた。 心からありがたいと思った。 ひとしきり飲んで話したあと、久しぶりにカラオケに行った。 腹の底から声が出たのも本…05月09日 06時39分
  • 帰還
    昨日、大阪へ戻り、たまっていた洗濯や掃除、クリーニングのピックアップなどを手早く済ませる。 出発前と帰還後の風景が少しだけ違って見えたのはたぶん気のせいだ。 それでも朝を迎えたときの気分はほんの一週間前とは違って快適だ。 無論、有形無形の摩…05月08日 07時17分
  • 追伸:故郷
    ドアを開ける鍵の音に気づいた次男が玄関へと駆けてくる。 もちろん満面の笑みを浮かべている。 それを目にした長男も笑顔だ。 「寂しかった?」と訊ねる私に「うん」とだけ答えた次男。 今年の夏は二人を大阪に連れてこれるだろうか… こどもの日だから…05月07日 07時52分
  • Re3:故郷
    伯父に線香を上げ、心の中で呟く。 「たぶん、全部わかってるんだろうね。でも、応援してくれるよね」 子供の頃の私に、適切な「自己肯定感」を与えてくれたのは、伯父ただ一人だけだった。 虚像を被せる口数の多い大人は何人もいた。 伯父は口下手でそれ…05月06日 06時51分
  • Re2:故郷
    早いもので四日目の朝だ。 重いスーツケースを転がし続けたから、というよりは、このひと月の疲れが滲み出てくるようで眠い。 長男は移動疲れと気疲れで今も深く気持ちよさそうに眠っている。 昨夜はたぶん私の方が早く落ちた。 起きている時間帯が私の理…05月05日 07時27分
  • Re:故郷
    実際的な用事を済ませてから、長男と二人、羊ケ丘展望台へ行った。 クラーク博士の銅像で有名な場所だ。 「Boys be ambitious!」 大志を抱くことの必要性を長男に説きつつ、しかし、どこまでもシニカルな私は付け加えることを忘れない。…05月04日 06時34分
  • 故郷
    昨夜、飛行機の出発が遅れ、最初の目的地・札幌に着いたときには既に21時に近かった。 一年半ぶりの札幌。 長男と二人、前回と同じ店に入り、遅めの夕食を取る。 全く同じメニューを注文する長男に時の経過を実感する。 親がなくても子は育つ。それは本…05月03日 06時35分
  • 死んだ夢
    一度だけ、自分の葬式の夢を見たことがある。 まだ小学生の頃だった。 世界にはまだ色があって、さして豪華でもない祭壇に私の遺影がカラー写真で飾られていた。 驚いたのはほんの一瞬だけだったように思う。 その夢の中で、一番哀しんでいなかったのは間…05月02日 06時29分
  • 色のない風景
    偶然なのだろうか? 地上に出る前後で、私は同じ場所に勤務し、同じ人間関係に身を置くことになった。 地下にいた時代の友人は次第に遠ざかり、新たな友人との関係が生まれる。 無論、当時とは立場も年齢も生活環境も異なるから正確な比較はできない。 だ…05月01日 05時37分