物語作家 小説家 森田 享

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物語作家 小説家 森田 享
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私の書いた物語や小説などを発表しています。
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※最新の記事

  • 自伝連作小説『少年時代(8)』
    小学校五年生の夏休み前、校庭の一画にある小学校プールでの水泳授業の頃は、少年の私は、もっと子供だった。授業前の休み時間、教室で男子たちは、お互いの下着や水着を無理矢理に脱がせ合ったり、裸になった相手が着てしまう前に、そいつの水着を教室の外の…02月19日 23時05分
  • 自伝連作小説『少年時代(7)』
    でも、そのあと、体育館から教室に戻って、私は成田美穂のことを強く意識してはいなかった。男友達と、ふざけ合うことに忙しかったのだ。少年同士で遊ぶことが一番だった。なんか近頃、変なことをしていたり、妙な『しぐさ』を見せたり、目障りな言動をとる女…02月06日 12時20分
  • 自伝連作小説『少年時代(6)』
    六年生の夏休みの二カ月ほど前、あれは恋を知るのにふさわしい、うららかな或る春の日。忘れもしない、小学校の体育館で行われた映画鑑賞会でのことだった。それは道徳授業の一環だったのか、とにかく私たち生徒はみんな、体育館の床に膝を抱えた体育座りで並…01月29日 01時29分
  • 自伝連作小説『少年時代(5)』
    これは、おそらく少年の私が、その頃の夜に見た夢である。 ――私は水辺で足を止めた。水辺は、その夏、何度も足を運んだ瀬神ノ沼の水辺であるような気がするが、夢のことだから、何かもっと幻想的な、いつか訪れた湖の畔だったかも知れない。乳白色の朝靄の…01月27日 11時28分
  • 自伝連作小説『少年時代(4)』
    しかし、それぞれの虫籠に思いのままの昆虫を何匹も入れたのに、少年たちの遊び心は、まだ満たされてはいなかったのだ。私は昆虫狩りをしながらも実は、瀬上ノ沼で溺死した生徒のことを考えていた。誰かが一度そのことに触れたら、もう少年たちは、小学生溺死…01月20日 13時34分