青い風のような貴公子たち

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1907733
サイト名称
青い風のような貴公子たち
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http://aoikaze.sblo.jp/
紹介文
青春文学です。
カテゴリ
  • 小説(純文学) (100%) - 16 / 58人中
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※最新の記事

  • 織田作之助の「夫婦善哉」について
    剃刀屋をやるがうまくいかない、今度は関東煮をやるが、商売に飽きた柳吉は200円を持ち出して遊興に使ってしまう。体力の限界を知った蝶子は店を閉めてしまう。それでも懲りずに果物屋を開店する。これもやがて失敗する。人生は火宅である。人生の無常をこ…09月16日 17時14分
  • 織田作之助の夫婦善哉について
    ひょこひょこ歩いて来る柳吉の顔が見えた。行燈の明かりに顔が映える,眩しそうに目をしょぼつかせていた。ひょこひょこ歩いて来るなどという表現がいかにも侘しい。優等生ではない。劣等生の侘しさというか、漫画的なおかしさがあるのだが、、そこに生きてい…09月05日 08時56分
  • 織田作之助の文学
    蝶子が必死で貯めるお金を、柳吉は娼妓相手に使ってしまう。蝶子は怒って折檻する。「おばはん、何するねん」と柳吉は足をばたばたさせる。柳吉は逃げまわったあげく、便所の中に隠れてしまう。だらしない男だと思う読者もいるかもしれないが、ここでは業とし…08月26日 16時54分
  • 織田作之助の文学
    丁度向い側が共同便所でその臭気がたまらなかった。左側、つまり共同便所に近い方では餅を焼いて売っていた。醬油をたっぷりつけて狐色にこんがり焼けてふくれているところなどは、いかにもうまそうだったが、買う気は起こらなかった。餅屋の主婦が共同便所か…08月20日 18時21分
  • 夫婦善哉について
    こっそり帰ってみると、柳吉はいびきをかいていた。だし抜けに、荒々しく揺すぶって、柳吉が眠い目を開けると、「阿保んだら」そしてくちびるをとがらして柳吉の顔にもって行った。柳吉は他人から見るとなんの魅力もない人間だが、蝶子の目には愛する男である…08月11日 20時08分
  • 夫婦善哉について
    蝶子という女性がよく描かれている。柳吉は20歳の蝶子を「おばさん」と言う。安カフェへ出掛けて、女給の手に触り、「僕と共鳴せえへんか」と柳吉は言う。その夜、興奮した蝶子は眼をピカピカに光らせて低い天井をにらんでいた。漫画的な表現であるが、人間…08月07日 11時44分
  • 織田作之助
    一度だけだが、板の間のことをその場で指摘されると、何とも言い訳けのない困り方でいきなり平身低頭して詫びを入れ、ほうほうの態で逃げ帰った借金取りがあったと、きまってあとでお辰の愚痴の相手は娘の蝶子であった。 そんな母親を蝶子は見っともないとも…08月04日 12時21分
  • 夫婦善哉について
    夫婦とはこんなものだろう。決して上品な知的な世界ではない。けれど人間臭いところがいい。大阪から生まれてきた文学であって、東京からは生まれてこない文学である。年中借金取りが出入りしたという冒頭の言葉も痛く人生を感じさせる。優等生の人生ではない…08月01日 12時55分