ぱこぺら 映画批評

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ぱこぺら 映画批評
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http://pakopera.blog.fc2.com/
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映画の批評・評論・考察など。できるだけ これまで語られてこなかった美点 を中心に扱います。
カテゴリ
  • 映画評論・レビュー (100%) - 28 / 301人中
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※最新の記事

  • 俺たちに明日はない
    監督 アーサー・ペン 1967年 アメリカ映画 アメリカン・ニューシネマの先駆とされている映画。単なる犯罪者を「反・体制」と捉えるのは飛躍しているが、当時はそういう時代の空気だったのだろう。アメリカン・ニューシネマは70年代に終わったが、こ…11月21日 16時33分
  • レザボア・ドッグス
    監督 クエンティン・タランティーノ 1992年 アメリカ映画 初監督作でいきなり才能が爆発している。優れた映画監督にはキャリア初期に傑作を作ってしまうタイプと徐々に才能を発揮してやがて傑作を撮るタイプがあるとしたら、タランティーノは明かに前…11月17日 12時26分
  • 現金に体を張れ
    監督 スタンリー・キューブリック 1956年 アメリカ映画 50年代の犯罪映画でストーリーテリングに面白さがある。『2001年宇宙の旅』と同じ監督とは思えないほど物語の比重が大きい。映像はコントラストがはっきりしている。被写体の輪郭が明確で…11月14日 21時15分
  • エリミネーターズ
    1986年 アメリカ映画 低予算で作られているSF映画で、びっくりするほど出来が悪い。しかし、つまらないかというとそうとも限らない。あからさまに不適切な処理が逆に面白く、ツボに嵌れば爆笑できる。 まず主人公のビジュアルが面白い。サイボーグな…11月14日 11時24分
  • キッズ・リターン
    監督 北野武 1996年 細やかな人物描写と時間表現が美しい。常に省略を含んだ描写が観客の想像力によって絶えず曖昧に補完され続ける。それが映画的な魅力に満ちた素晴らしい表現になっている。 社会の片隅に生きる人々を描いた映画だが、その人物描写…11月10日 20時50分
  • 父ありき
    監督 小津安二郎 1942年 時間表現が優れている。 小津の作品としては前年の『戸田家の姉妹』で父親が倒れた後、一気にその葬式の場面にとぶ編集があったが、『父ありき』ではその手法がすでに自家薬籠中の物となっている。笠智衆が生徒に修学旅行の話…10月23日 17時27分
  • 淑女は何を忘れたか
    監督 小津安二郎 1937年 喜劇風味の軽い作品。節子のキャラクターが楽しい。洋装が決まっていてカッコいいし、社会的な抑圧をまったく感じさせない傍若無人な言動がいい。おそらく当時の日本には存在し得ないパーソナリティだ。だからこそ観客にとって…10月23日 00時02分
  • 姿三四郎
    監督 黒澤明 1943年 この映画は何よりもまず動きがいい。また、全編表現への意欲に満ちている。現実の物理法則をはみ出してしまうのは流石にやり過ぎに見えるが、実に元気のいい新人監督だ。観念的な内容もその単純さも、若さと健全さを感じさせる。悪…10月17日 17時12分
  • 隣の八重ちゃん
    監督 島津保次郎 1934年 かわいい小品といった感じの映画。小さな日常の出来事を描いていて、ドラマという程の内容もないのに最後まで楽しく見させてしまう。人物描写にそれだけの魅力が備わっているのだ。 境界を無効にしていく構成も面白い。 この…10月15日 14時47分
  • コッポラの胡蝶の夢
    監督 フランシス・フォード・コッポラ 2007年 アメリカ・ドイツ・イタリア・フランス・ルーマニア映画 日本語タイトルのセンスが悪いのは残念だが、内容は実に個性的で面白い。この映画の魅力は「格調高い」「深遠な」「重厚な」などといった種類のも…10月10日 16時17分
  • 2001年宇宙の旅
    監督 スタンリー・キューブリック 1968年 イギリス・アメリカ映画 感情移入できないと辛いという人には悪夢のような映画だ。冒頭から20分間、猿しか出てこない。1匹偉大な個体がいるのでそれに感情移入するのがいいかもしれない。ただ見分けるのが…10月09日 13時18分
  • 地獄の黙示録
    監督 フランシス・フォード・コッポラ 1979年 アメリカ映画 偉大な失敗作という言葉がこれほどしっくりくる映画もない。構成に失敗しているのは誰の目にも明らかで、濃密に醸成されてきた意味が肝心のクライマックスで拡散していく。しかしそれでも観…10月05日 20時00分