コップの水

登録ID
1930372
サイト名称
コップの水
URL
http://rarimar17.jugem.jp/
紹介文
『みんなは どうしてそんなに上手に生きられるの?』日々の生活の中でなんとなく思うこと 短いお話や散文が中心
カテゴリ
  • 恋愛・結婚(失恋) (50%) - 5 / 124人中
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※最新の記事

  • 街ーまちー
    街でキミをみかけた街はキミをつつんで街はキミをそだてた街はキミにささやき街はキミを、おくりだすキミの街をみかけたキミは街にとけこみキミは街をさまようキミは街にあいされキミが街を、つくりだす 02月17日 18時14分
  • 結婚前夜3〈キミカ〉
    〈キミカ〉卒業式のあと、ヒナコから何度も連絡があったのはたしか。『今度一緒にごはん食べない?』とか、そういうの。だけど私は、なにかと理由をつけて断ってしまっていた。そうするたび、ヒナコが悲しんでる気がして私自身が辛いのに。…でも、なんだろう…02月15日 20時40分
  • 結婚前夜2〈ヒナコ〉
    〈ヒナコ〉「タカフミと、結婚おめでとうって言いたくて。」キミカちゃんは、ちょっと急いでる感じでそう言った。「式には行けなくてごめん。」と、そのあとに付け加えて。「キミカちゃん。」「なに?」「先月、誕生日だったね。遅くなっちゃったけど、お誕生…02月14日 21時48分
  • 結婚前夜1〈キミカ〉
    〈キミカ〉「ヒナコ、元気だった?」「…うん、キミカちゃんも?」「元気だよ、うん。」私の声は、少しだけ震えていたかもしれない。もう二度と話すことはないと思ってた、友達との電話。ヒナコの声を聞くのは5年ぶりだった。昔の番号じゃつながらなかったり…02月13日 19時54分
  • 布団にもぐりながら
    ご飯を食べながらなんであんなこと言ってしまったんだろうと思いテレビを観ながらでもああ言うしか出来なかった、と思いお風呂に入りながらにしてもそれは、自分勝手な都合だと思いあのひとが傷ついてませんようにこちらの痴れ言だと、気にしませんようにと布…02月11日 17時52分
  • なみだ
    なみだはじわじわうまれてくるなみだはじわじわあったかいなみだをそででぬぐったよなみだがたたみにこぼれたよなみだはかぜにふかれたよだれかのかたを、ぬらしたよないたあとはてれくさいないたらのどがかわくんだないたらこくこくみずをのむじめんにじわじ…02月09日 21時37分
  • 今日のあなたは昨日のあなたじゃない
    そのとき彼女は僕の顔を、穴があくほどに見つめていた。彼女の少し茶色がかった瞳の、真っ直ぐな視線に、僕は少し戸惑う。「どうしたの?そんな風に見つめて。」「最近、なにかあった?」質問返しだった。でも、彼女の言う『なにか』とは僕が今朝、いつもの目…02月07日 23時43分
  • 最悪だよ。
    最悪だよ。あのひとに怒った言葉がぜんぶ、自分にはね返ってきた。(つまり、特大ブーメラン。)最悪だよ。それでもあのひとが、笑ってゆるした。(なんだか、とても恥ずかしくなる。)最悪だよ。あのひとっていうのが実はわたしにとって、世界でいちばん大切…02月06日 19時16分
  • 森の温泉
    ハッと気付くと、私はお湯につかっていた。そこは、うっそうとした森の中にある小さな露天風呂だった。熱い湯がコンコンと沸き上がる石造りの風呂からはモウモウとした湯けむりが、視界をさえぎるほどにたっている。あたりは夜の闇に包まれていて天上の月と星…02月05日 21時09分
  • ある会話10〈恋人たち〉
    ケース?「彼のどこが好きなの?」「束縛するところ。」「束縛されるのがいいの?」「うん、愛されてるって感じがするもん。」ケース?「ああ!なんてキレイな朝日なんだ。ふたりで、あの地平線まで行こう!」「イヤよ。」「え…。」「私、他に見たいものがあ…02月04日 21時15分
  • ある会話9〈旅のおかた〉
    「旅のおかた。そこの、旅のおかた。」「……え?は?ぼくですか?」「旅のおかた。こちらに行けば悲劇があちらに行けば、悲劇が待っておりますぞ。」「ええっと…。どっちも悲劇なんですね。」「あなたには、見込みがあるから言うのです。そこから先の、影じ…02月04日 00時24分
  • 夢は見たくない
    夢は見たくない見たくないものをみせられるんだあの人は私が私であることをイヤだって思ってるみたいどうしてだろうなぜ?でも、それもそうかもしれない私は…私の本当の部分、どうすればいい?だれか教えてイド、自我、超自我満たしたい欲望満たされなかった…02月03日 14時32分
  • 7番の彼女
    「7番の彼女、なぜ落としたんだい?」「…7番?ああ、あの子。」「君が落としたんだろう?」「僕だけの意見じゃないさ。」「いいや、決定権は君が持ってる。」「…やけに突っかかるなぁ。そうか。たしか彼女は、君の知り合いだったね。」「…まあ。でも、そ…02月02日 20時34分
  • きみのすきなようにきみのすきなようにするべきだながれにまかせてもいいながれにさからってもいいみてみてごらんほしがうまれるねがいはきっと とどくだろうきみのすきなようにきみのすきなようにするべきだいっしょでもいいいっしょでなくてもいいみてみて…02月01日 18時56分
  • 水中
    わたしはたまらず、水に飛び込む高い位置から飛んだのに水面はしぶきをあげたり、音をたてることもないわたしはすべての力をふりしぼり、水を両手でかきわける水はわたしに抵抗するし、受け入れもするぐいぐいと、深いところまで潜ってゆくやがて底に着き、あ…01月31日 19時12分
  • ある会話8〈いい女〉
    「おー、久しぶり。」「久しぶりぃ。25の同窓会以来だから…、3年ぶりか。元気だった?」「まあね。」「しかし、おまえが結婚するとはな。わるいな、新婚家庭におじゃまして。」「なに言ってんの。結婚式は、おまえ来れなかったしな。でも、あの事情ならし…01月30日 23時03分
  • ある会話7〈いい女〉
    「あーあ。いい女いねーな。」「あれ?おまえ、A組の山田さんのこといいって言ってなかった?みっか前くらい。」「ああ、あれね。今日の昼休みなんだけどさ、廊下ですれ違ったんだ。で、彼女が口をパカ開けて笑ったとき前歯にネギみたいのが、はさまってたん…01月30日 21時09分
  • 人生の勝敗
    人生の勝敗?嫌な言葉だ。人生に勝ち負けなんてない。そうだよね?誰にもわからないしキミ自身も知らなかったことだけどあれは、キミの人生をかけた最後の戦いだった。それに気付いたときにはすでに、キミは敗者の烙印を押されていた。違うかな?スタートがき…01月30日 00時15分
  • 平日午後、駅近くの道端で
    平日の午後2時過ぎ駅近くの道端で、ひとりの女が泣いていた。なんでよぉ!なんでなの!そう叫びながら。通行人の視線を受けてもなお彼女は空をあおぎながら叫びつづける。なんでよぉ!なんでなの!もう10年以上前のことなのに鮮明に耳に残る彼女のせつない…01月29日 20時11分
  • ある会話6〈ぼくのために〉
    「けっきょく。植物は自分のために生い茂りパン屋は自分のためにパンを焼くんだ。」「なんの話よ。」「ここの公園は緑がきれいで、パン屋が近いって話さ。そうそう、これ誕生日プレゼント。」「ありがとう、なにかしら。」「ぼくがぼくのためにきみに選んだ、…01月28日 20時44分
  • ある会話5〈両思い〉
    「どうしよう!りりちゃん!」「どうしたの?ららちゃん。」「好きな人が出来たみたいなの。」「へぇー。いいじゃない。」「ちがうの。好きなことに気づいたのは今日なの。『あれ?この人いいんじゃね?』って。だけど昨日まで気づかなかったわけだから可愛い…01月27日 22時42分
  • ちいさなこえで
    わたしはうたう ちいさなこえでことばをしらないおんぷもよめないそれでもうたう だれかのためにあなたはうたう ちいさなこえでしらないことばよめないおんぷそれでもうたう だれかのために 01月27日 00時05分
  • ブルーのモザイクタイル
    ブルーのモザイクタイルを見ると、なぜか懐かしい気持ちになるバルコニーのテーブルやイスにあしらわれたブルーが目覚めたばかりの朝を、さわやかに彩る様子バスタブに施されたブルーが水中でユラユラと、ちょっと頼りなげに揺らめく様子そんないつかの光景が…01月26日 20時32分
  • 目のしわ
    あなたの笑った目のしわでわたしは生きていけるあなたのうなづくときの仕草でわたしは生きていけるあなたの太ももの暖かさでわたしは生きていけるあなたがわたしに喜んでくれるときあなたがわたしに怒ってくれるときあなたがわたしに呆れるときそうしてぜんぶ…01月26日 18時00分
  • それは
    はるのゆきのようにはかなくてなつのせみのようにぶきようであきのゆうひのようにただそこにありふゆのはなのようにひっそりとさくものはるのふたばのようにみちあふれなつのたいようのようにもえあがりあきのこのみのようにゆたかでふゆのつららのようにする…01月25日 20時33分
  • ある会話4〈思いこみ〉
    「思いこみで失ったものも多いが思いこみで手に入れたものも多かった。」ひとりがけのソファに沈むように腰かけて老人が言った。「ええ、ええ。それは、私たちにはないものです。」テーブルの葉巻を一ミリの狂いもなくそろえてから執事ロボットが答える。 01月24日 20時09分
  • ある会話3〈きみのキライなところ〉
    「あの、わたしのどこがキライですか?」「…?」「わたしたち、お付き合いを始めて1ヶ月になります。これから先のことを考えて、出来たら参考にしたいんです。…あっ、ないっていうのは、なしで。誰にでもキライなところのひとつやふたつあるでしょう?」「…01月24日 19時21分
  • 襲来
    今日もわたしたちが平和なのは地底人が地上の襲来を見送ったおかげだ。今日もわたしたちが夕食のあとテレビのバラエティ番組なんかを見て笑っていられるのは地底人が占いを信じるたち、だからにすぎない。彼らはわたしたちの3倍の人口で体の大きさも3倍凶暴…01月23日 18時29分
  • あした死んだって
    ぼくは 、あした死んだってかまわない食べることも 排泄することも 話すことも 叫ぶことも眠ることも セックスすることもあしたから出来なくたっていい肉体などいらないただ、考えることをやめたくないただ、知ることをやめたくない喜びとはなんだろう悲…01月22日 19時52分
  • 優しい子
    優しい子その優しさに地球がひっくり返るだけど だれとも話さないだけど だれとも笑わないだけど だれとも心を通わせないどうやったらわかるだろうあの子の優しさを涙をながす子供をみて心のなかでいっしょに泣いていることをふみつけられた小さな花からど…01月22日 17時48分
  • わたしはわたし
    用意された服を着ると顔に粉をふりかけられた知らないおじさんがおじぎする知ってるおじさんが笑いかけるおじさんたちがいなくなって、部屋にひとりになって鏡にうつる自分をじっと観察してみたあなたはだあれ?あなたはわたしわたしはわたしもちろん、それは…01月21日 13時23分
  • ある会話2
    「あなたたちの起爆剤になるのは、ごめんなの。」私は言った。「人とのつながりは大事だけど男と女はふたりで世界が成立しなければ美しくないわ。」彼がため息の後に言った。「きみにはわからないことだよ。」わたしは泣きそうなのをこらえながら、ツンと上を…01月20日 20時21分
  • ある会話1
    「のりちゃんて、自由だね。自由に生きてるかんじがする。」学校からの帰り道に、彼女は言う。ひざ下丈のスカートを揺らしながら。「…自由?そんなことないけど、どうかな。」わたしがそう答えたとき彼女は鼻唄とともにスキップし、はるか前方にいた。彼女の…01月20日 20時20分
  • さようなら
    さようなら こねこさようなら こいぬさようなら こうさぎさようなら こうまさようなら ここあらさようなら こざるみんなおおきくなってゆくみんなおとなになってゆくそうしてこどもをうんだあたらしいいのちをうんだはじめまして こねこはじめまして …01月20日 13時22分
  • 友だち
    友だちが笑ってる涙をながしてお腹をかかえて顔をくしゃくしゃにして腰くだけになって雨ふりの空がぱっとあかるくなる草木がかがやくキラ キラキラキラ小鳥たちがうたうピチ ピチピチピチ悲しいきもちがどこか遠くへふきとんだ大きなしっぱいがさっきまでの…01月19日 18時51分
  • 肖像画?
    バーの店長は、大きな旅館の長男なのだった。しかし、彼がそこを継ぐことなく旅館は弟である次男が継ぐことになっている。それは、南月にもわかった。彼がそんな世界と、相入れないだろうということは。しかし、店を出すときに彼の父親がそのお金を出してくれ…01月18日 18時03分
  • コツコツ
    コツコツかせいでコツコツ食べてコツコツ眠ってコツコツ起きるコツコツ笑ってコツコツ泣いてコツコツ怒ってコツコツ愛するコツコツコツコツどこかから聞こえるコツコツコツコツしのびよってくるあれは、おれの煩悩の足音だ 01月17日 21時34分
  • かわいくて
    かわいくてかわいくてかわいくてしかたがないのですあなたのことがあなたの睫毛がおとす影やあなたの歌うこえあなたの優しい気持ちやあなたのいじわるな心あなたの吐いたしろい息やあなたの歩く後ろすがたあなたの楽しい思い出やあなたのいたましい過去かわい…01月17日 00時32分
  • ひとつの
    わたしは 人間だ人間であるまえに ほ乳類でほ乳類であるまえに 生き物なんだひとりの ひとつのあれは カラスだカラスであるまえに 鳥類で鳥類であるまえに 生き物なんだいちわの ひとつのあれは カタツムリだカタツムリであるまえに 虫で虫であるま…01月16日 23時15分
  • 風邪の夜
    本当なら今日から学校のはずだった。正月が終わって、冬休みが終わると同時に、俺は風邪を引いた。寝込むほどの風邪を引くなんて、何年ぶりだろう。布団の中で、やっと、というように姿勢を変えてからそばに置いてあったスポーツドリンクを喉を鳴らして飲む。…01月06日 21時14分
  • 肖像画 ?
    南月(ナツキ)は、キャンバスに向かっていた。もう数日、ろくに寝てないし食べてもいない。それでも描かずにはいられなかった。 キャンバスに描かれているのは、ある女性の肖像画で赤をバックに、半裸姿で横たわっていた。彼女は、何かを訴えるような目付き…01月06日 14時30分
  • 一度逃げると、逃げ続ける人生になる。という言葉について
    「一度逃げると、逃げ続ける人生になる。」というのは、わりとよく聞く言葉だ。言わんとしていることはわかるしひとつの教訓として、立派なものだと思う。だけどこの言葉が放つ、独特のなにかに違和感がある。どんな人にだって、逃げたくなるような辛い状況に…01月04日 23時28分