暇人肥満児の付録炸裂袋

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暇人肥満児の付録炸裂袋
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http://blog.livedoor.jp/himazinhimanzi/
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偏屈親父のちょっと穿った情報の読み方紹介 当然、新しい街の散策情報やグルメ情報のご紹介も一筋縄ではいきません
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※最新の記事

  • 『死に方を忘れた日本人』
    (碑文谷創 大東出版社) 「死」には人称がある。 「一人称の死」は「自分の死」。 臨死体験を除けば「死んだことがある人」は誰もいないという意味で「一人称の死」を体験することはできないことになる。 「三人称の死」は「他人の死」。 新聞、テレビ…11月21日 17時15分
  • 『椿山課長の七日間』
    (浅田次郎 朝日新聞) 朝日新聞の連載が終了しました。 実は新聞の連載小説を、最初から最後まで読み通したのはこれが初めてで、ちょっと嬉しいわけです。 (もっとも、新聞連載の中では最短に近い作品だったのではないか、という気もしますが・・・) …11月20日 16時57分
  • 『死ぬための教養』
    『死ぬための教養』 (嵐山光三郎 新潮選書) 宗教を信じて死ぬことができる人は、それは信じる力を持った人です。死後の世界を信じることができる人は、精神力が強く、パワーがある。 かつて、医者や宗教家は、患者を延命する術、安心して死に向かわせる…11月19日 16時18分
  • 『死にカタログ』
    (寄藤文平 大和書房) 先日「死ぬ夢」を見ました。 「ここで眠ってしまったら、このまま目が覚めずに死んでしまう。」というわけで、 「眠ってはいけない!」「眠ってはいけない!」ともがきながら、いつしか眠りに落ちてしまう。 という「夢」をみなが…11月18日 17時09分
  • 『三万年の死の教え』―チベット[死者の書]の世界―
    (中沢新一 角川文庫) 小坊主「『人が死ぬ』というのは、どういうことなのですか」 老僧「人は死ぬと、バルドという状態に入っていく。死ぬと、すべてが終わりじゃあないんだ」 小坊主「人は死ぬとどんなところへ行くのですか」 老僧「そのことが、この…11月17日 15時07分
  • 『ビタミンF』
    (重松清 オール読物) Fは “family” のF というわけで、家族をテーマにした短編集。 といっても、流行の天童荒太ほど「愛があふれる」ような重さはなく、かといって「プラナリア」ほど軽くもない。 ほどよい「重さ」が、「家族」を背負って…11月15日 16時54分
  • 『星々の舟』
    (村山由佳 オール読物) ある家族の、それも極めて重いテーマを引きずってしまった家族の歴史を、 それぞれを主人公とした連作によって、つまり様々な視点から描いていて秀作(ということらしい?)。 というのも、「オール読物」では六編のうち二編のみ…11月14日 16時55分
  • 『シンセミア』
    (阿部和重 朝日新聞社) どこにでもありそうな田舎の小さな町に、ある夏、突然事件が起こる。 自殺・事故死・行方不明。 そこから堰を切ったように「邪悪な」空気が噴出し、町を埋め尽くす。 不倫、セックス、盗撮、麻薬、謀略、腐敗、汚職、暴力、殺人…11月13日 17時31分
  • 『家族を「する」家』
    (藤原智美 プレジデント社) 「家をつくるということ」に続く第二弾。 いまどきの子供たちにとって「家族」というものは絶対的な前提としてあるものではなく、 時々気が向いた時に「する」ものなのだということ。 「お帰りなさい、あなた。お風呂?お食…11月12日 16時53分
  • 『家族狩り』
    (天童荒太 新潮社) 『永遠の仔』の前作。 キレる子供たちと、なすすべもない家族。 一見類型的なパターンの繰り返しのように見えて、 崩壊していく100の家族があれば、そこには100の理由があるということに気付く。 存在の全てを肯定して受け入…11月11日 16時45分
  • 『家族喰い』―尼崎連続変死事件の真相―
    (小野一光 太田出版) 「まず勝手な外出が禁じられ、睡眠や食事、トイレは美代子の許可が必要になりました。・・・そのうえで彼女(大江和子、当時66歳)を長時間立たせたり、親族に殴らせたりしました。・・・美代子は連日、睡眠時間を削らせて家族会議…11月10日 11時46分
  • 『疲れすぎて眠れぬ夜のために』
    (内田樹 角川書店) あなたのお父さんが亡くなったとする。 葬式も終え、あれこれの後始末を終えた後、あなたはふと「私の父は、本当はどういう人だったのだろう?」という疑問を持つ。 父の少年時代や、恋愛、仕事での成功や失敗。 あなたは「本当の父…11月07日 17時47分
  • 『「おじさん」的思考』
    (内田樹 晶文社) 併読:『期間限定の思想』(内田樹 晶文社) あなたたちは間違ってやしない。働くことはそれ自体よいことだし(所々中略)妻は優しく美しく慎ましい方がいいに決まっているし、子供は素直で愉快で快活で家族思いである方がよい。「今よ…11月06日 17時07分
  • 『寝ながら学べる構造主義』
    (内田樹 文春新書) レヴィ=ストロースは要するに「みんな仲良くしようね」と言っており、 バルトは「ことばづかいで人は決まる」と言っており、 ラカンは「大人になれよ」と言っており、 フーコーは「私はバカが嫌いだ」と言っている。 ある書物がと…11月05日 16時51分
  • 『小林秀雄の哲学』
    (高橋昌一郎 朝日新書) ≪あるとき、娘が、国語の試験問題を見せて、何んだかちっともわからない文章だという。読んでみると、なるほど悪文である。こんなもの、意味がどうもこうもあるもんか、わかりませんと書いておけばいいのだ、と答えたら、娘は笑い…11月04日 11時40分
  • 『同和利権の真相 1,2』
    (グループK21 宝島社) 同和対策事業特別法の本来の目的は、部落の住環境を改善しなくてはいけないけれども、改善された部落をつくってはならないというものです。一般地区と同和地区との交流を円滑にし、一定の年月のうちに自然に交流を深めて部落を発…11月01日 16時51分
  • 『被差別部落の青春』
    (角岡伸彦 講談社) 「知らない」人にまで知らせる必要はないのか、 「よく知らない」ことが余計に差別の温床になるのか。 在日外国人がナショナリティへの誇りから「露出」し始めたように、 「ゴーマニズム」的に「出でよ部落のヒーロー」が正解なのか…10月31日 17時24分
  • 『近代の奈落』
    (宮崎学 解放出版社) 被差別部落の問題を考えることは、日本の近代を考えることである。 経済的商品化・政治的民主主義化・社会的市民化を通して、等質化していくことによる日本の近代化のプロセスの中で、 括弧にくくることで包摂していこうとする動き…10月30日 16時54分
  • 『水平記』
    (高山文彦 新潮社) 「結婚の自由が認められれば、差別はなくなる」 という理想を高く掲げながら、己には「酒」「煙草」「博打」「ネクタイ」に「妻帯」も加えた「五禁」を課して、 戦前戦後の水平運動を率いた「部落解放の父」松本治一郎の生涯。 大宅…10月29日 17時00分
  • 『下山事件』
    (森達也 新潮社) 昭和24年7月6日、国鉄の初代総裁下山定則が常磐線の線路上で轢死体で発見された。 世に言う「下山事件」である。 このあと立て続けに起こる、「三鷹事件」と「松川事件」。 真犯人はおろか、事件の狙いすらもいまだ明らかにされて…10月28日 16時59分
  • 『血盟団事件』
    (中島岳志 文藝春秋) <同志の頭数が十人、それから拳銃の数が十丁、是で出来るだけ多くの者を倒す、支配階級の主立った者を出来る限り倒す、さうすると一人で一人を受持つと云ふことにしなければいけない、さうすれば其の人間、相手をはっきり決めること…10月27日 15時12分
  • 『M/世界の、憂鬱な先端』
    (吉岡忍 文藝春秋) 日本全国津々浦々に広がった 「どこにでもある」 が 「どこでもない」 町。 そこには 「生活がある」 が 「生活しかない」 「生活圏の町」。 続発する少年犯罪は必ず、なにごともなさそうなあっけらけらかんとした、そんな風…10月24日 16時52分
  • 『柔らかな頬』
    (桐野夏生 講談社) 失踪した娘の安否を確認するという本来の目的を見失って、行動のみが残されていく。 「藪の中」的な結末のまとめ方が余韻を残してとってもお洒落。 直木賞受賞作。 (1999年) 付録: 『グロテスク』 (桐野夏生 文芸春秋)…10月23日 16時53分
  • 『残虐記』
    (桐野夏生 新潮社) 十歳のときに拉致され、一年余りを監禁されたのち無事解放された。 という「重い過去」を隠して、作家となっていた女が、『残虐記』という書置きを残して失踪した。 きっかけは、二十二年間の刑期を終えて、出所してきた犯人の男から…10月22日 17時00分
  • 『少女監禁』
    (佐木隆三 青春出版社) これは「新潟少女監禁事件」と、それと同時期に起きた「小倉少女監禁事件」(のちに一家七人連続殺人事件に発展) の二つの「少女監禁」事件を、主に公判の傍聴により追いかけた報告である。 いずれも、 「逃げ出そうと思えばい…10月21日 17時23分
  • 『毒婦。』―木嶋佳苗100日裁判傍聴記―
    (北原みのり 講談社文庫) 大きく胸の開いた薄いピンクのツインニットからのぞく肌の白さにハッとした。シミ一つない完璧な白、絹のような美肌だ。さらに机の上に重ねられた手は、ぷくぷくと丸く、指の関節はピンクで柔らかそう。触りたい、と思った。・・…10月20日 15時56分
  • 『現代アラブの社会思想』
    (池内恵 講談社現代新書) 「イスラーム的社会が実現すれば、それは理想的であるはずだ」 というイスラーム教徒の間に共有されている「信念」。 それは「解決をもたらすための策」を提示することなく、「既に問題が解決した状態」を描写することに主眼を…10月18日 16時25分
  • 『日本人のためのイスラム原論』
    (小室直樹 集英社インターナショナル) 元をたどれば、同じ唯一つの「神」を信奉するはずの「キリスト教」と「イスラム教」が、 なぜ「文明の衝突」的な論考をなされるまでに、修復不可能な関係に陥ってしまったのか? 歴史的・思想的にみて、はるかに過…10月17日 16時43分
  • 『世界のイスラーム建築』
    (深見奈緒子 講談社現代新書) アラビア半島を発祥の地とするイスラム教は、西はモロッコから東はインドネシアまで、広汎に伝播していった。 そして、そうした過程のなかで、その建築様式も、異なる気候風土や、先行する文化と融合し、様々な特徴的で美し…10月16日 16時21分
  • 『ああ知らなんだこんな世界史』
    (清水義範 朝日文庫) トロイの王子パリスが、スパルタの王妃ヘレネを奪ったことが原因で、アガメムノン率いるスパルタ軍がトロイを攻める。スパルタ軍の英雄が、かかと以外には弱点のない英雄アキレウスで、映画(2004年公開の「トロイ」)でブラッド…10月14日 16時16分
  • 『明日の記憶』
    (荻原浩 光文社) 吊り橋の手前まで来たところで、たもとに誰かが立っていることに気づいた。・・・素敵な女性だった。夕日が彼女の髪の輪郭を金色に染めている。新たな幻影かと思って目をしばたたかせたが、姿は消えなかった。・・・ 吊り橋を渡りはじめ…10月10日 16時55分
  • 『進化しすぎた脳』
    (池谷裕二 朝日出版社) つまり、覚えなければいけない情報を有用化して保存するために、脳は事象を一般化する「汎化」ということをしている。その汎化をするために、脳はゆっくりと、そしてあいまいに情報を蓄えていくということがわかった。それが、我々…10月09日 17時25分
  • 『ぼくらはみんな生きている』
    (坪倉優介 幻冬舎) 大学入学を目前にして交通事故ですべての記憶を喪失。 家族の名前はもちろん、「もの」の名前、概念と「ことば」との結びつきを学ぶことから再開する。 幼児期に自然に獲得されていくそうした「能力」が、いわば不自然に獲得されてい…10月08日 16時57分
  • 『記憶のしくみ』(上・下)
    (LRスクワイア ERカンデル 講談社ブルーバックス) この30年間で、我々が記憶したり学習したり思い出したりするとき脳で何が起きているか、についての理解には大変革があった。本書の目的は、こうした大変革の発端となった事柄や脳にまつわる研究の…10月06日 16時10分
  • 『猛スピードで母は』
    (長嶋有 文藝春秋) 先月紹介した『夏の滴』と似たような感性ではありますが、 毒にも薬にもならないようなストーリィを淡々と語るので、それこそ「猛スピードで」読めてしまう、 というのが、最近の「純文学」の流行なのでしょうか? 本年度芥川賞受賞…10月04日 15時38分
  • 『熊の敷石』
    (堀江敏幸 文藝春秋) 出だしの夢のシーンに興味を掻き立てられ、取り立ててどうということのない旅行記のようなストーリーを我慢しながら読んでいくと・・・、 題名そのままの寓話が出てきて、盛り上がりのないまま終わってしまう。 本年度芥川賞受賞作…10月03日 16時45分
  • 『介護入門』
    (モブ・ノリオ 文芸春秋) マリファナ常習者の孫が、自宅で身動きできぬ祖母の面倒を見る。 これは実話か?と思わせるようなその風貌のほうが話題になったという意味で、前回の受賞と同じような雰囲気。 (内容が極めてまっとうな芥川賞小説である点も同…10月02日 16時38分
  • 『聖水』
    (青来有一 文藝春秋) 「オラショ」に代表されるストーリー構築のための材料の配置や道具立てが的確で、 論理的に組み上げられた優秀な脚本を読む思いがした。 本年度芥川賞受賞作。 ただ、演じる役者が大根で、どこに主人公の視点を合わせればいいのか…10月01日 16時56分