暇人肥満児の付録炸裂袋

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暇人肥満児の付録炸裂袋
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http://blog.livedoor.jp/himazinhimanzi/
紹介文
偏屈親父のちょっと穿った情報の読み方紹介 当然、新しい街の散策情報やグルメ情報のご紹介も一筋縄ではいきません
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※最新の記事

  • 『近代の奈落』
    (宮崎学 解放出版社) 被差別部落の問題を考えることは、日本の近代を考えることである。 経済的商品化・政治的民主主義化・社会的市民化を通して、等質化していくことによる日本の近代化のプロセスの中で、 括弧にくくることで包摂していこうとする動き…10月30日 16時54分
  • 『水平記』
    (高山文彦 新潮社) 「結婚の自由が認められれば、差別はなくなる」 という理想を高く掲げながら、己には「酒」「煙草」「博打」「ネクタイ」に「妻帯」も加えた「五禁」を課して、 戦前戦後の水平運動を率いた「部落解放の父」松本治一郎の生涯。 大宅…10月29日 17時00分
  • 『下山事件』
    (森達也 新潮社) 昭和24年7月6日、国鉄の初代総裁下山定則が常磐線の線路上で轢死体で発見された。 世に言う「下山事件」である。 このあと立て続けに起こる、「三鷹事件」と「松川事件」。 真犯人はおろか、事件の狙いすらもいまだ明らかにされて…10月28日 16時59分
  • 『血盟団事件』
    (中島岳志 文藝春秋) <同志の頭数が十人、それから拳銃の数が十丁、是で出来るだけ多くの者を倒す、支配階級の主立った者を出来る限り倒す、さうすると一人で一人を受持つと云ふことにしなければいけない、さうすれば其の人間、相手をはっきり決めること…10月27日 15時12分
  • 『M/世界の、憂鬱な先端』
    (吉岡忍 文藝春秋) 日本全国津々浦々に広がった 「どこにでもある」 が 「どこでもない」 町。 そこには 「生活がある」 が 「生活しかない」 「生活圏の町」。 続発する少年犯罪は必ず、なにごともなさそうなあっけらけらかんとした、そんな風…10月24日 16時52分
  • 『柔らかな頬』
    (桐野夏生 講談社) 失踪した娘の安否を確認するという本来の目的を見失って、行動のみが残されていく。 「藪の中」的な結末のまとめ方が余韻を残してとってもお洒落。 直木賞受賞作。 (1999年) 付録: 『グロテスク』 (桐野夏生 文芸春秋)…10月23日 16時53分
  • 『残虐記』
    (桐野夏生 新潮社) 十歳のときに拉致され、一年余りを監禁されたのち無事解放された。 という「重い過去」を隠して、作家となっていた女が、『残虐記』という書置きを残して失踪した。 きっかけは、二十二年間の刑期を終えて、出所してきた犯人の男から…10月22日 17時00分
  • 『少女監禁』
    (佐木隆三 青春出版社) これは「新潟少女監禁事件」と、それと同時期に起きた「小倉少女監禁事件」(のちに一家七人連続殺人事件に発展) の二つの「少女監禁」事件を、主に公判の傍聴により追いかけた報告である。 いずれも、 「逃げ出そうと思えばい…10月21日 17時23分
  • 『毒婦。』―木嶋佳苗100日裁判傍聴記―
    (北原みのり 講談社文庫) 大きく胸の開いた薄いピンクのツインニットからのぞく肌の白さにハッとした。シミ一つない完璧な白、絹のような美肌だ。さらに机の上に重ねられた手は、ぷくぷくと丸く、指の関節はピンクで柔らかそう。触りたい、と思った。・・…10月20日 15時56分
  • 『現代アラブの社会思想』
    (池内恵 講談社現代新書) 「イスラーム的社会が実現すれば、それは理想的であるはずだ」 というイスラーム教徒の間に共有されている「信念」。 それは「解決をもたらすための策」を提示することなく、「既に問題が解決した状態」を描写することに主眼を…10月18日 16時25分
  • 『日本人のためのイスラム原論』
    (小室直樹 集英社インターナショナル) 元をたどれば、同じ唯一つの「神」を信奉するはずの「キリスト教」と「イスラム教」が、 なぜ「文明の衝突」的な論考をなされるまでに、修復不可能な関係に陥ってしまったのか? 歴史的・思想的にみて、はるかに過…10月17日 16時43分
  • 『世界のイスラーム建築』
    (深見奈緒子 講談社現代新書) アラビア半島を発祥の地とするイスラム教は、西はモロッコから東はインドネシアまで、広汎に伝播していった。 そして、そうした過程のなかで、その建築様式も、異なる気候風土や、先行する文化と融合し、様々な特徴的で美し…10月16日 16時21分
  • 『ああ知らなんだこんな世界史』
    (清水義範 朝日文庫) トロイの王子パリスが、スパルタの王妃ヘレネを奪ったことが原因で、アガメムノン率いるスパルタ軍がトロイを攻める。スパルタ軍の英雄が、かかと以外には弱点のない英雄アキレウスで、映画(2004年公開の「トロイ」)でブラッド…10月14日 16時16分
  • 『明日の記憶』
    (荻原浩 光文社) 吊り橋の手前まで来たところで、たもとに誰かが立っていることに気づいた。・・・素敵な女性だった。夕日が彼女の髪の輪郭を金色に染めている。新たな幻影かと思って目をしばたたかせたが、姿は消えなかった。・・・ 吊り橋を渡りはじめ…10月10日 16時55分
  • 『進化しすぎた脳』
    (池谷裕二 朝日出版社) つまり、覚えなければいけない情報を有用化して保存するために、脳は事象を一般化する「汎化」ということをしている。その汎化をするために、脳はゆっくりと、そしてあいまいに情報を蓄えていくということがわかった。それが、我々…10月09日 17時25分
  • 『ぼくらはみんな生きている』
    (坪倉優介 幻冬舎) 大学入学を目前にして交通事故ですべての記憶を喪失。 家族の名前はもちろん、「もの」の名前、概念と「ことば」との結びつきを学ぶことから再開する。 幼児期に自然に獲得されていくそうした「能力」が、いわば不自然に獲得されてい…10月08日 16時57分
  • 『記憶のしくみ』(上・下)
    (LRスクワイア ERカンデル 講談社ブルーバックス) この30年間で、我々が記憶したり学習したり思い出したりするとき脳で何が起きているか、についての理解には大変革があった。本書の目的は、こうした大変革の発端となった事柄や脳にまつわる研究の…10月06日 16時10分
  • 『猛スピードで母は』
    (長嶋有 文藝春秋) 先月紹介した『夏の滴』と似たような感性ではありますが、 毒にも薬にもならないようなストーリィを淡々と語るので、それこそ「猛スピードで」読めてしまう、 というのが、最近の「純文学」の流行なのでしょうか? 本年度芥川賞受賞…10月04日 15時38分
  • 『熊の敷石』
    (堀江敏幸 文藝春秋) 出だしの夢のシーンに興味を掻き立てられ、取り立ててどうということのない旅行記のようなストーリーを我慢しながら読んでいくと・・・、 題名そのままの寓話が出てきて、盛り上がりのないまま終わってしまう。 本年度芥川賞受賞作…10月03日 16時45分
  • 『介護入門』
    (モブ・ノリオ 文芸春秋) マリファナ常習者の孫が、自宅で身動きできぬ祖母の面倒を見る。 これは実話か?と思わせるようなその風貌のほうが話題になったという意味で、前回の受賞と同じような雰囲気。 (内容が極めてまっとうな芥川賞小説である点も同…10月02日 16時38分
  • 『聖水』
    (青来有一 文藝春秋) 「オラショ」に代表されるストーリー構築のための材料の配置や道具立てが的確で、 論理的に組み上げられた優秀な脚本を読む思いがした。 本年度芥川賞受賞作。 ただ、演じる役者が大根で、どこに主人公の視点を合わせればいいのか…10月01日 16時56分
  • 『しょっぱいドライブ』
    (大道珠貴 文芸春秋) 本年度の直木賞候補者は、石田衣良、奥田英朗、角田光代、京極夏彦、松井今朝子、横山秀夫という錚々たる面々で、 誰が取ってもおかしくない」という状況の中、評価が割れ、結局「受賞作なし」という結果になってしまった。 (別に…09月30日 17時22分
  • 『穴』
    (小山田浩子 文藝春秋) 顔のすぐそば、穴の縁でコメツキムシが跳ね出した。跳び上がるたびにぱちっと硬い音がする。細長くて黒い背には浅い縦筋がいくつも走っている。頭部には曲がった触角が見える。コメツキムシのどこがどう鳴っているのかはわからない…09月29日 16時09分
  • 『やっと名医をつかまえた』
    (下田治美 新潮社) 脳腫瘍の摘出手術を翌日に控えて、このままでは殺されると病院を脱走する場面は拍手喝采モノ。 自分の病気は自分で治すと奔走し、名医と呼ばれる医師の名医度を検証。 最後は面接試験で医師を選ぶ。 考えてみれば、私だって自分の同…09月26日 17時05分
  • 『空中ブランコ』
    (奥田英朗 文芸春秋) 『イン・ザ・プール』のトンデモ精神科医・伊良部が戻ってきた。 さらに巨大になって? (あれ以上巨大にはなれないか・・・) 今回もまた、患者よりは医者の方がはるかに重症な状況に陥ることにより、結果的に患者を癒してしまう…09月25日 17時05分
  • 『イン・ザ・プール』
    (奥田英朗 文芸春秋) どこにでもありそうな総合病院の地下1階にあるその「神経科」を訪れると、 「いらっしゃあい。ぐふふ」 と出迎える精神科医は注射フェチで、看護婦は露出狂。 取るものも取り合えず注射をぶちゅう。 「依存症」。 「自意識過剰…09月24日 16時49分
  • 『開かせていただき光栄です』―DILATED TO MEET YOU―
    (皆川博子 ハヤカワ文庫) 「隠せ!」 裏口の扉を細く開け顔をのぞかせたクラレンスが、切迫した声で囁き、すぐに閉めた。 台の上に仰向けに置かれた躰の、盛り上がった腹部の皮膚は十文字に切り裂かれ、四方にめくりあげられ、膨らんだ子宮が露出してい…09月22日 14時54分
  • 『フューチャー・イズ・ワイルド』
    (Dディクソン ダイヤモンド社) 浮き袋を肺に変えて空を飛ぶ「タラ」、 進化した腹足でホッピングして砂漠を駆ける「カタツムリ」、 背中にしょった藻類で光合成をして生きる「ゴカイ」。 すべての大陸が一つに集まり、一つの海に囲まれた巨大大陸「第…09月20日 16時26分
  • 『生き物をめぐる4つの「なぜ」』
    (長谷川眞理子 集英社新書) たとえば、蛍は「なぜ」光るのか? それはルシフェリンというたんぱく質にルシフェラーゼという酵素が働いて酸化される時に放出されるエネルギーが・・・ という答えは、 どのような仕組みで? という生き物をめぐる1つの…09月18日 16時59分
  • 『なぜヤギは、車好きなのか?』―鳥取環境大学のヤギの動物行動学―
    (小林朋道 朝日新聞出版) 彼らの関心事――それは、駐車場にとめてある車の前に立ち、一台ずつ車のボディや車内を点検することであった。もちろん、"点検”というのはわれわれの擬人化であり、本当は何をしているのかわからなかった。でも、車の臭いを嗅…09月16日 16時56分
  • 『日本史快刀乱麻』
    (明石散人 新潮新書) 「鯖」というのは鮮度の落ちるのが早い魚である。 ろくな保存設備のなかった江戸時代、仲買人と魚屋の間には、腐ってしまう分を見込んで、予め注文より余計に納入する習慣があった。 「サバを読んだ」のである。 だから広辞苑の「…09月12日 17時00分
  • 『大江戸の正体』
    (鈴木理生 三省堂) 「鎖国」とは外国との交流を閉ざすためのものではなく、絹製品を独占的に輸入するための徳川幕府の策略だった。 上流の正装は絹と定めるなど、絹中心で「世の中」を廻し、儲かる仕組みを生み出したのである。 しかしその決済は、当時…09月10日 17時15分
  • 『日本史の謎は「地形」で解ける』
    (竹村公太郎 PHP文庫) この広重の絵(『山王祭ねり込み』)には、祭行列が江戸城に繰り込む様子が描かれている。・・・しかし、今まで私は、この絵の重要な部分を見落としていた。・・・祭行列が江戸城に入る「土手」が今と同じなのだ。・・・祭行列が…09月08日 17時01分
  • 『どの教えが優れているのか』
    (Sケシャヴジィ 徳間書店) <世界の六大宗教> ヒンズー イスラム 仏教 ユダヤ キリスト そして無神論 それぞれの代表が一堂に介し、<宗教オリンピック>という名のディベートを繰り広げるという設定。 哲学物語「ソフィーの世界」の宗教版。 …09月06日 16時19分
  • 『物理学と神』
    (池内了 集英社新書) 自然の法則は「なぜそのようになっているのか?」。 そもそも科学とは、「そうなっていることを証明する」ものであって、「なぜそうなるか」を解き明かそうとするものではない。 「そうなっている」のは、「神がそうした」からであ…09月05日 13時20分
  • 『逆システム学』
    (金子勝 児玉龍彦 岩波新書) 科学の方法論には「要素」を出発点にする方法と、「構造」を想定して全体から出発する方法の2種類がある。 DNAにすべてを語らせる「遺伝子決定論」は前者であり、「構造主義」や「複雑系」の立場は後者となる。 しかし…09月03日 17時00分
  • 『悪魔に仕える牧師』
    (Rドーキンス 早川書房) あなたは、ソマリア南部のインド洋に面した海岸に立ち、北を向き、左手で母親の右手を握る。つぎに彼女はその母親、つまりあなたの祖母の手を握る。祖母はそのまた母親の手を握る、ということを続けていくのだ。鎖はゆっくりと海…09月01日 16時38分